2021年05月28日
「自転車ってどこで処分できるの?」「まだ乗れるけど売却できるかな?」このような疑問をよく伺います。それに、自転車の処分は車が無いと運搬も困難です。しかし、運搬をしない方法や低価格での処分方法も存在します。
そこで今回は、自転車を処分する前の注意点や確認事項を解説。さらに、9つの処分・売却方法をご紹介していきます。安全・お得な処分方法が分かる内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
記事の目次
自転車は家庭ゴミのように簡単には処分できません。そのため、リスクを知らずに間違った方法で処分すると、罰金や見に覚えのない疑いをかけられるなどの、思わぬトラブルになることもあります。安全に処分するためにも、ご紹介するポイントを把握しておきましょう。
廃棄物処理法第16条に違反すると「1.000万円以下の罰金または5年以下の懲役」を受ける可能性があります。「誰か乗るだろう」と都合よく考えて放置すると、このような重い罰則を受けることも。大きなリスクを避けるためにも、自転車は正しく処分してください。
処分の際には防犯登録の抹消手続きをおこないます。なぜなら、処分したはずの自転車が盗難や横流しをされるリスクがあるからです。
もし、盗難や横流し後に人身事故をおこすと、抹消手続きをしていない限り自分ではない証明をする必要があります。このようなリスクを避けるためにも、防犯登録の抹消は自転車の処分に必須の手続きといえるでしょう。
自治体では「私道」「私有地」の放置自転車は処分できません。放置されている土地の管理者が処分する必要があります。
処分する手順は次のとおり
以上のような手順を実費でおこないます。管理者にとっては迷惑な話ですが、もし私道・私有地に放置自転車がある場合は上記の手続き後に処分してください。
自転車を処分する前に行うと安全かつお得に処分できる項目が2つあります。それは「自転車が売却できる状態か確認する」「防犯登録の抹消手続きをする」の2点です。損をしないためにも、これら2つを行った後に処分方法の検討をしていきましょう。
自転車の状態を確認することで「売却できる自転車を処分してしまう」というリスクを避けることが可能ですので参考にしてください。
上記のように、状態が良く人気の自転車は買取りできる可能性が高いため、査定に出してみることをオススメします。
自転車の不具合が原因で事故が起これば責任問題になります。そのため、危険な自転車は買取が難しいです。また、抹消手続きの証明書などで盗難品でないことが分かるようにしておきましょう。
処分・売却いずれも防犯登録の抹消をおこなうと安全です。しかし、有効期限が切れた自転車は抹消の必要はありません。有効期限は地域によって異なり、7年〜10年程度の幅があるので確認しておきましょう。東京都の有効期限は登録をした日の翌年から10年間です。
続いて手続きに必要なものをご紹介します。
最後に手続きができる場所をご紹介します。
以上のいずれかの場所で手続ができます。しかし、地域や店舗によってはできない場合があるので事前に確認しておきましょう。
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処分・売却する方法は「処分する方法5つ」「売却する方法4つ」の中から選択します。それぞれ手間や費用が異なるので、自身にあった方法で処分しましょう。
まずは、処分する5つの方法を解説します。
自転車は粗大ゴミとして自治体で処分できます。自治体によって多少異なりますが、基本的な流れは次のとおりです。
費用は安価ですが、予約状況によっては日にちがかかるため、引越しなど時間の無いときは早めに予約しておきましょう。
自治体には、それぞれゴミ処理場(クリーンセンター)が存在します。予約の必要性や時間帯、金額の計算方法など異なるのでホームページで確認しておきましょう。
多くの処理場では重さで料金を決めており、比較的安価に処分できます。しかし、処理場まで持ち運ぶ必要があります。
不用品回収業者はもっとも融通のきく処分方法といえます。その理由は次のとおりです。
このようなメリットがあります。業者選びを慎重におこなう必要はありますが、手間がなく利用方法によってはお得に処分できるおすすめの方法です。
店舗により異なりますが、自転車販売店では自転車の処分または買い替え時の引取をおこなっている販売店があります。代表的な販売店は次のとおりです。
各店舗細かなルールの違いがあるので詳細は問い合わせが必要です。他にも引き取りをおこなう販売店はあるので、近隣の自転車ショップに問い合わせてみると良いでしょう。ただし、多くの場合は持ち込みでの処分になります。
まだ使用できる状態の自転車は知人・友人に譲ると喜ばれるかもしれません。費用もかからず引き取りにきてくれることもあるでしょう。
しかし注意点もあります。
以上の3点注意しましょう。
3つ目の譲渡証明書について説明しておきます。
新規で防犯登録をするために必要な証明書です。記載方法は次のとおり。
譲る方が記入し、住所は登録時の住所を記載します。手書きでも良いですが都道府県によってはホームページにフォーマットがあるのでダウンロードしても良いでしょう。
次に、売却する方法をご紹介します。状態に適した方法を選択してください
近隣にリサイクルショップがある場合は売却できるかもしれません。基本は持ち込みでの査定になるので運搬が必要です。査定の際に傷やブレーキ、ライトなどの動作チェックがあるので、持ち込む前に清掃・確認をしておきましょう。
リサイクルショップでは自転車の知識が乏しい傾向にあるので、ブランド自転車などは専門店の方が高値で売却できる可能性があります。
価値の高い自転車は知識のある専門店が得意としています。専門店には店舗に持ち込んでの査定と、宅配や出張買取をおこなっている業者が存在します。
自宅まで査定にきてくれる出張買取は楽に売却できますが、通常のシティサイクルなどは買取していないことがほとんどです。ある程度の性能がある自転車の場合は選択肢に入ります。
状態の悪い自転車でも出品できるのがオークションやフリマアプリの良いところですが、もっとも手間のかかる方法でもあります。
以上のような手間をかけても希望の金額で売却したい方向けの方法です。
「譲ってもらうのも気を使う」という方もいるため、気持ち程度の金額で売却するとお互い気を使わずに済みます。
あくまで気持ち程度の金額にしておかないと「すぐに故障して気まずくなった」という恐れもあるので、高値で売却したい方は他の方法を検討しましょう。
処分費用は場所や店舗によって異なるので、あくまでも相場の参考としてご活用ください。
粗大ゴミ | 東京都:平均800円程度 足立区では無料引き取り所有り |
ゴミ処理場(東京都) | 日野市:1kg(42円)
町田市:10kg(250円) 千代田区:10kg(180円) |
不用品回収業者 | 1,000円〜4,000円程度(単品価格) |
自転車専門店 | サイクルベースあさひ:処分 1.000円 買い替え 500円
サイクルスポット:処分のみ 550円 ※買い替え時のみ処分可能な専門店もあるため要問合せ |
不用品回収業者はまとめて不用品を処分する場合、トラックに積み放題の積載プランを利用すれば費用・手間どちらをとってもお得になるケースがあります。
粗大ゴミ回収隊は多数の実績を持つ専門業者です。自転車1台から大量の不用品まで、素早く丁寧な作業で高いお客様満足度を獲得しております。ここからは、粗大ゴミ回収隊で自転車を処分するメリットをご紹介します。
粗大ゴミ回収隊なら、電話一本で最短25分で自宅までお伺いします。巡回スタッフの素早い対応でお客様の時間を無駄にしません。このような即日対応が他の方法にはない粗大ゴミ回収隊の魅力です。
粗大ゴミ回収隊は各項目の費用を明確化し、お客様が納得した上で作業をおこないます。また、作業後に追加費用を請求することは一切なく安心してご依頼いただけます。さらに、見積もりやキャンセルは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
のせ放題プランはトラックに載せられるだけの不用品を処分できるお得なサービスです。自転車以外の不用品も処分したいときは、単品よりのせ放題プランの方がお得になります。さらに、通常は別途必要な次の費用も料金に含まれます。
そして、次の4種類から不用品の量に適したサイズをお選びいただけます。
車両サイズ | 粗大ゴミ回収隊 | 他社料金相場 |
軽トラック(1K) | 9,800円 (時期により9,800円の場合もあります※要問い合わせ) |
28,500円 |
1.5tトラック(1DK) | 34,800円 | 50,000円 |
2tトラック(2DK) | 54,800円 | 64,000円 |
4tトラック(3DK) | 80,000円 | 90,000円 |
サイズ感などご不明な点は、無料見積りをご利用ください。
自転車の処分は、抹消手続きをせず処分したり道端に放置したりすると、思わぬトラブルに繋がることがあります。そのため、必要な手続きを済ませることが大切です。また、売却できる自転車は状態に合った方法を選択すれば現金化できることもあります。ぜひお得に自転車を処分する参考にしてみてください。
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