2021年06月09日
「パソコンを処分したいけど安全な方法は?」「処分費用はいくらかかるの?」このようなお悩みを良く聞きます。確かに、個人情報の入ったパソコンの処分は不安になります。また、処分費用を普段目にすることもありません。
そこで今回は、パソコンを処分する前の準備や処分方法・売却方法を紹介します。データの消去方法や、お得にパソコンを処分する方法がわかる内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
記事の目次
パソコンは資源有効利用促進法により、メーカーによる回収・リサイクルが義務づけられているため、燃えるゴミ・粗大ゴミでの処分はできません。
しかし、キーボード・ハードディスクなどは通常の燃えないゴミ・粗大ゴミで処分可能です。つまり、パソコン本体のみ今回ご紹介する方法から選ぶ必要があります。
パソコンの処分方法を検討する前に、まずはデータの取り扱いとパソコンの状態を把握しておくと適切な選択肢が見えてきます。ここでは、安全・お得にパソコンを処分するための準備を解説します。
データを残した状態で廃棄するのは危険です。なぜなら、パソコンのハードディスクには個人情報が残っているからです。データを抜き取られて悪用される恐れもあるので必ず消去しましょう。
注意点としては
この2点を守って消去してください。
データは全てハードディスクに保存されているため、物理的にハードディスクを破壊すればデータを復元できません。もし、売却予定ならパソコン本体には傷をつけずにハードディスクだけ破壊しましょう。
パソコンの専門店ではデータ消去サービスをおこなっています。料金相場は4,000円〜5,000円前後です。専門店のため信頼度は高いですが、人を介するため多少の懸念点は残ります。プライバシーマークやISMSとった資格を取得しているところは信頼度が高いといえます。
ハードディスクも残した状態で売却したい場合や、パソコンの知識に不安のある方には手軽な方法です。
個人でできる手軽な方法がデータ消去ソフトの使用です。消去ソフトの構造は「無意味なデータを上書きしてデータを読み取りできない状態にする」という仕組みになっています。
ハードディスクを取り出す必要がなく自宅でおこなえるため手軽ですが「パソコンの知識が必要」「有料ソフトは費用がかかる」といったデメリットもあります。無料・有料どちらもデータを消去できますが、有料ソフトは手間が少ないメリットがあります。
パソコンの知識がある方は、Windows10に搭載されている「shredコマンド」を使用するとハードディスクを上書き消去できます。メリットは「外部ソフトを導入しなくて良い」「無料」の2点です。消去方法は長くなるので割愛しますが、他の方法に比べて複雑なため知識のない方にはおすすめできない方法です。
パソコンはスペックや状態により売却できる可能性があります。前提条件は
上記3点の条件を満たせば売却できるかもしれません。また、故障していても部品取りとして売却できることもあるので、インターネットの取引履歴を確認してみましょう。
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パソコンの処分方法によって、回収方法やデータの取扱いなど異なります。それぞれの特徴を参考に自分にあった方法を見つける参考にしてください。
パソコンメーカーで処分する際は「パソコンにPCリサイクルマークがついているか」を確認します。リサイクルマークがついていれば、無料で処分可能です。反対に、リサイクルマークがなければ料金を支払う必要があります。手順は以下のとおりです。
以上の流れで処分ができます。
リサイクル業者はパソコンをリユース・リサイクルすることで利益を上げている業者です。使用できるパソコンは再販し、使用できないパソコンは分解してパーツを業販しています。
郵送での処分に対応している業者が多く一見便利ですが、業者によってはデータの悪用や分解後使えない部品の不法投棄など、質の悪い業者も存在するので業者選びに注意が必要です。
家電量販店では基本的に持ち込みでの受け渡しになるため、近隣に店舗がある場合での処分方法になります。対応している家電量販店は次のとおりです。
以上の家電量販店は店舗での引き取り処分を実施しています。ただ、パソコン本体のみの対応なので注意してください。
不用品回収業者の特徴はパソコンに限らずどんなものでも自宅で回収してくれるところです。不用品回収業者の主なメリットは次の通りです。
以上のように、高い柔軟性やさまざまな利用方法が不用品回収業者のメリットです。
ただし、悪徳業者も存在するため依頼前にはホームページや口コミで評判をチェックすることをおすすめします。
初めに解説したとおり粗大ゴミや燃えないゴミでの処分はできません。しかし、自治体によっては各所に小型家電の回収BOXを設置している自治体も存在します。
他にも、窓口での回収や他のゴミと同様にピックアップ回収をするなど、自治体により異なるためホームページなどで確認してください。
まだ使用できるパソコンは知人や友人に譲ると喜ばれることも。パソコンは人によって用途が異なるので、ライトな用途で使いたい方はそれほどスペックを必要としないことがあります。
もしデータが残ってしまっている場合でも、他人の手に渡るより安心感があります。友人・知人に関わらず、家族など周囲の人に相談してみるのも1つの方法です。
状態の良いパソコンは高値で売却できることがあります。パソコンの状態と売却方法を吟味してお得な方法を選びましょう。
買取業者は店頭買取・宅配買取・出張買取の3種類があり、業者により対応が異なります。また、データの消去サービスやジャンク品の取り扱いができる業者など、サービス内容もさまざまです。
そのため、売却したいパソコンに適した業者や信頼できる業者を探す手間がかかります。また、オークションなどに比べると買取価格は低い場合が多いです。
希望の価格で出品できるところがオークション・フリマアプリの特徴ですが、出品や梱包、発送の手間、データの確実な消去が必要です。取引中にトラブルが起こるケースもあるため、落札金額をコントロールできる点と労力をどう捉えるかを考える必要があります。
リサイクルショップが近隣にある場合、持ち込んで売却することができます。即金性のあるところがメリットですが、デスクトップなどは持ち運びが大変だったり、パソコンによっては買取できなかったりなどのデメリットがあります。そのため、市場価値があるパソコンで有効な方法です。
パソコンの処分には有料と無料の方法があります。「無料が良い」とは一概にいえないため、それぞれの良し悪しを踏まえた上で参考にしてください。
料金 | 特徴 | |
パソコンメーカー | 約3,000円〜4,000円 | ・メーカーにより異なる
・リサイクルマークがあるパソコンは無料 |
リサイクル業者 | 無料 | ・再販や部品取りのため無料
・データの扱いや処分方法に不安が残る |
家電量販店 | 無料 | ・一部の家電量販店のみ対応
・店舗まで持ち運ぶ必要がある ・データを事前に消去する必要がある |
不用品回収業者 | 約2.000円〜3.500円 | ・好きな日時に回収にきてくれる
・状態の良いパソコンは買取できる |
自治体 | 無料 | ・自治体によっては回収をおこなっていない
・持ち込みの場合が多い ・回収BOXの場合はサイズが大きいと処分できない |
以上のような相場ですが「無料だけど手間やデータの扱いが不安」「自宅の整理もしたいから不用品回収業者が良い」など、目的を加味して検討しましょう。
パソコンを安全・安心に処分するためには業者選びは大切な要素です。そこでおすすめなのが「粗大ゴミ回収隊」です。ここからは、粗大ゴミ回収隊の主なメリットを3つご紹介します。
2020年8月に日本トレンドリサーチが行ったインターネット調査で「一人暮らしの女性におすすめのゴミ回収業者」「部屋の片付け代行顧客満足度」「ゴミ屋敷の清掃が得意な粗大ゴミ回収業者」以上の3部門全てNO.1を獲得しています。
つまり、データの扱いが重要なパソコンでも、安心して任せられる高い信頼感が粗大ゴミ回収隊の魅了です。
専門知識のある担当者が査定するため、価値のあるパソコンは高価買取いたします。さらに、粗大ゴミ回収隊では引越しシーズンなどに家電の高価買取なども実施しているため、ぜひホームページをチェックしてみてください。
のせ放題プランとは、トラックに載るだけの不用品をまとめて処分できるお得なサービスです。そのため、自宅の不用品とパソコンを同時に処分したい場合はお得に処分できます。さらに、次の項目も料金に含まれます。
そして、選べるトラックは4種類です。
車両サイズ | 粗大ゴミ回収隊 | 他社相場 |
軽トラック(1K) | 9,800円 (時期により9,800円の場合もあります※要問い合わせ) |
28,500円 |
1.5t(1DK) | 34,800円 | 50,000円 |
2t(2DK) | 54,800円 | 64,000円 |
4t(3DK) | 80,000円 | 90,000円 |
サイズなどご不明な点は、ぜひ無料見積りをご利用ください。
パソコンは個人情報が入っているため慎重に処分する必要があります。そのため、パソコンの知識が乏しい方は専門店への依頼や物理的に破壊する方法が無難です。その上で、自分に合った方法を選択するとスムーズに処分ができます。もし「電話一本で処分したい」という方は、ぜひ粗大ゴミ回収隊までご相談ください。
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