2024年08月28日
この記事では、不要な生木の処分方法についてまとめています。
自宅の庭で成長し過ぎた木の剪定を検討している、もしくは剪定後の生木を保管したままの方は、どう処分すべきか悩むことも多いのではないでしょうか。
生木はさまざまな方法で処分できるため、予算や状況にも応じて最適な方法を選択しましょう。
費用相場や注意点もあわせて紹介するため、生木の処分を検討中の方は記事を参考に進めてください。
不要な生木を処分する主な方法をいくつか紹介します。
すでに伐採された木、庭木や植木のようなまだ生えている木まで生木の定義は幅広いですが、いずれを処分する場合でも適切な方法を理解しておくことが重要です。
処分にかける予算はもちろん、生木のサイズや形状、量に合わせて最適な方法を選択しましょう。
不要な生木は不用品回収業者も処分に対応しています。
1本単位で回収可能、対応エリアの業者であればすぐに駆けつけてくれるため、処分したいタイミングですぐに片付けてもらえるのがメリットです。
また、生木以外の不用品をまとめて処分したい場合でも、トラックに積み放題のパックプランを提供する業者であれば費用を抑えて処分してもらえます。
現場までスタッフが回収に来てくれるため、自身の労力がかからない点もおすすめです。
費用が安い不用品回収業者については、こちらの記事でも紹介しています。
庭に成長した草木は剪定業者に形や長さを整えてもらえますが、伐採後の生木は依頼することで引き取ってもらえます。
伐採から引き取りまで一括で担当してくれる業者もあれば、それぞれ別のサービスとして提供する業者もあるため詳細は要確認です。
また、枝の手入れだけでなく、木の根から処分する伐根作業を実施する場合は費用が高くなる傾向にあります。
生木処分を伐採から依頼する場合は、予算にも応じてどこまで作業してもらうか慎重に判断しましょう。
庭の設計やデザイン、保守作業を幅広く実施する造園業者も、伐採後の生木の回収サービスを提供しています。
業者によっては剪定作業もまとめて実施してもらえるため、確認してみましょう。
ゴミ袋に入るサイズへとまとめられる生木であれば、自治体の燃えるゴミとして処分する方法もおすすめです。
毎週定期的に回収へと訪れるため、自身のペースで片付けて好きなタイミングで処分できます。
回収には費用もかからず、急いで生木を処分する必要のない方には向いています。
木の枝は袋を突き破りやすいので、ゴミの散乱を防ぐためにも生木だけを一つのゴミ袋にまとめておくのが安全です。
サイズが大きく重量もある生木は、自治体の粗大ゴミとしての処分も可能です。
粗大ゴミで処分する際は、各自治体が定めるルールに従って作業を進めてください。
粗大ゴミとしての処分は主に以下の方法があります。
生木を粗大ゴミとして処分する場合は、自治体がどのように粗大ゴミを取り扱っているかをまず確認しましょう。
建材の取り扱い店や木材伐採のサービスを提供する業者の中には、生木などの木材を買い取ってくれる所もあります。
サイズや重量のある生木は、これら専門業者に依頼して買い取ってもらうのもおすすめです。
ただし1本単位での買取は難しく、一定の大きさや重量、本数を満たしていなければ対応してもらえないケースがほとんどです。
大量の生木を処分する場合には、選択肢のひとつとして考えておくとよいでしょう。
生木の処分費用相場は、以下表の通りです。
それぞれの方法で詳細は異なりますが、生木処分時に予算を組む場合の参考にしてください。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
不用品回収業者に依頼 |
2,000円~ |
剪定業者への依頼 |
10,000円~15,000円 |
造園業者の回収 |
10,000円~20,000円 |
燃えるゴミとして処分 |
無料 |
粗大ゴミとして処分 |
500円~2,000円 |
専門業者の買取 |
無料 |
自治体のゴミ回収や買取に出す場合、処分費用自体は無料です。
ただし、事前の伐採等は別途手間やコストがかかる点は覚えておきましょう。
剪定業者は生木の伐採作業から依頼すると、さらに数万円のコストがかかります。
伐採後の生木を手軽に処分する場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
お得に処分する場合は単品でなく、他の不用品もまとめて処分できるパックプランの利用を検討してください。
生木を処分する際の注意点を紹介します。
生木は適切に処分しなければゴミとして回収してもらえない、また法律違反となる恐れもあるため注意してください。
生木をゴミ袋にまとめる際は、木の先端や鋭利な箇所で袋が破れないように気をつけましょう。
小さな穴が空いた程度であれば問題ありませんが、中に入っている枝葉やその他のゴミが漏れ出してしまうほどの大きな穴の場合、ゴミ袋を回収してもらえない恐れもあります。
特に雨上がりなどで湿った生木は水分を含んで重くなっているため、ゴミ袋を突き破りやすくなっており要注意です。
ゴミ袋にまとめる際は生木をひっかけないよう慎重に入れる、長い木はさらに細かくして袋に入れるなど工夫してください。
自治体にもよりますが、枝と葉をそれぞれの品目として明確に分けているケースもあります。
その場合、枝に葉が付いたまま処分するのは避けましょう。
大量の生木を処分する際、枝と葉の分別が行われていなければ回収してもらえない恐れもあるため注意が必要です。
少量の伐採した生木であれば自宅の庭に埋めて片付けようと考える方もいますが、この方法はおすすめできません。
状況によってはシロアリなどの害虫発生リスクが高まるなど、地質にも影響しかねないため注意が必要です。
少量であっても適切な方法で処分を進めてください。
不要な生木を自宅の庭で燃やす、いわゆる野焼きと呼ばれる行為は原則NGです。
野焼きは火事発生のリスク、また周囲への煙・悪臭など生活環境悪化の観点から、一部の例外を除いて平成13年より法律で禁止されています。
違法な野焼きと見なされた場合は廃棄物処理法違反となり、5年以下の懲役または1000万円以下の罰金が課せられます。
自宅で燃やせば簡単に処分できるとは考えず、少量であっても必ず然るべき方法で捨ててください。
自宅の改築やリフォーム、工事現場など建設工事に関わり伐採された生木については、産業廃棄物の扱いとなるため注意してください。
産業廃棄物に該当する生木を一般ゴミとして処分すると、不法投棄とみなされる恐れもあります。
自身が所持している生木がどれに当てはまるか不明な場合、自治体に相談するか、産業廃棄物の処分に対応した業者へと依頼しましょう。
剪定業者や不用品回収業者など、生木の処分を依頼できる業者は複数ありますが、いずれの業者に依頼する際も優良業者を選ぶことを心がけましょう。
業者の中には法外な料金を請求する、サービスの質が悪い悪徳業者が存在するのも事実です。
悪徳業者に依頼してしまわないよう、以下の点に当てはまる優良業者を探してください。
悪徳業者はこのどれも満たしておらず、公式サイトがあったとしても明らかに情報が不足しているケースがほとんどです。
利用者の口コミ・評判は費用やスタッフの対応についても書かれているものが多いため、入念に調べた上で優良業者を選びましょう。
おすすめの不用品回収業者については、こちらでも記事にしています。
質のよい生木は処分せず、自身での再利用も検討してみるとよいでしょう。
以下のような使い道があるため、活用方法のひとつとして参考にしてください。
庭でガーデニングを行う際の枠作りや、細かく粉砕してチップ状にすることで整備用として利用できます。
野菜を育てるための支柱にするもよし、道具を引っ掛けられる簡易的な柵を作るもよしで、その使い道は幅広いです。
ホームセンター等で木材を買い直す必要もなくなるため、手頃な生木はガーデニングに再利用してみましょう。
薪ストーブを利用している場合は、ストーブ用の薪として再利用するのもおすすめです。
薪として使うためには時間をかけて乾燥させる必要がありますが、量が多ければストーブ用の薪を購入するコストを大幅に削減できます。
質のよい生木は、DIY素材としても十分再利用できます。
椅子やテーブルなど、木材家具をDIYで作るのが趣味の方は生木を応用して何か作ってみるとよいでしょう。
生木の処分方法でお悩みの方は「粗大ゴミ回収隊」におまかせください。
サイズや形状の問題で処分が難しい生木も難なく対応可能、お得な費用でまとめて処分できるパックプランを多数提供しています。
現場では迅速な見積もりのもと、予算もふまえて最適なプランを提案するため、費用を少しでも安く抑えたい方にはおすすめです。
対応エリアには最短25分で即日駆けつけ可能、急ぎで片付けたい不用品がある場合も安心です。
生木やその他不用品に関するご相談も、お気軽にお待ちしています。
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