2024年07月12日
この記事では、タブレットの処分方法や注意点について詳しく解説します。
近年、スマートフォンやパソコンの普及により、タブレットの利用者も増えています。しかし、使用頻度が減ったり、新しい機種に買い換えたりした際に、不要になったタブレットをどのように処分すれば良いのかわからないという声も多く聞かれます。
最後まで読めば、最適なタブレットの処分方法を選べるようになります。
記事の目次
こちらでは、タブレットの処分方法として6つの方法を紹介します。
不要になったタブレットをドコモやソフトバンク、auなどのキャリアショップに持ち込めば、無料で回収してもらえる場合があります。
回収対象となるのは、そのキャリアで購入したタブレットのみです。
キャリアショップへ持っていき、回収を依頼すると、データ消去を込みで回収を行ってもらえます。
状態が悪いものであれば、回収のみになりますが、状態のよいものであれば、買取が可能になる場合もあります。
買取が可能な場合は、下取りとして、乗り換え時に新規端末を割引してくれたり、ポイントの付与が受けられたりします。
小型家電リサイクル法対象のタブレットであれば、自治体などが設置する回収ボックスに無料で持ち込んで処分が可能です。
設置場所は、一般的に以下の場所ですが、設置場所の詳細については、お住まいの自治体のホームページなどで確認できます。
また、タブレットを使用した「スマイルゼミ」や「進研ゼミ」でといった通信講座で使用されるタブレットは、通信講座の提供会社では回収を積極的に行っていないことが多いです。
そのため、講座で使ったタブレットを自治体のルールに従って回収ボックスでも処分できます。
メーカーによって回収方法や料金は異なりますが、一般的には、メーカーのホームページから申し込みを行い、送料を負担して送付する必要があります。
また、すべてのタブレットがメーカー回収の対象となるわけではなく、PCリサイクルマークが貼付されているタブレットがメーカー回収の対象となる可能性が高くなります。
また、PCリサイクルマークが貼付されているタブレットであっても、メーカーによって回収方法や条件が異なる場合があるので、詳細は、各メーカーのサポートページで確認してください。
一部の家電量販店では、自社で回収サービスを行っています。回収方法や料金は店舗によって異なるため、事前に店舗に確認しておきましょう。
家電量販店によって無料か有料か異なるため、ここでは大手5社それぞれの特徴や回収方法を紹介します。
家電量販店名 | 回収の対応状況 |
---|---|
ケーズデンキ | 近くの店舗の持ち込みで、無料回収 |
ヤマダ電機 | 店舗への持ち込みでリサイクル料金(500円〜) |
ビックカメラ | 1,958円の利用券を購入し、指定の箱で佐川急便が回収 |
ヨドバシカメラ | 近くの店舗の持ち込みで、無料回収 |
エディオン | 近くの店舗の持ち込みで、無料回収 |
自分で持ち込むのが難しい場合は、不用品回収業者に依頼するのもひとつの方法です。
タブレットの他にもまとめて回収するサービスなので、他に不用品がないかも確認の上、依頼のタイミングで一気に処分する方にはおすすめです。
不用品回収業者によって料金やサービス内容は異なるため、事前に複数の業者から見積もりを取るなどの不用品回収業者を選ぶ際の注意点を押さえた上で依頼することをおすすめします。
相場より安い粗大ゴミ・不用品回収業者については、以下の記事にてランキング形式で10社を紹介しているので、参考にしてみてください。
まだ使える状態であれば、オークションやフリマに出品して売却することもできますが、売却できるかどうかは、タブレットの状態や需要によって異なります。
また、オークションやフリマに個人出品する際には、個人情報の取り扱いには十分注意する必要があります。
情報が残ったままで販売してしまうと、自身の個人情報だけでなく、機密事項の漏洩などのリスクにつながるので注意するようにしましょう。
データの消去については、以降で解説しますので、参考にしてください。
タブレットを処分する時の注意点について7点解説していきます。
なかでもデータの消去については怠ると以下のようなリスクが発生する可能性があるので、より注意しておきましょう。
リスク | 詳細 |
---|---|
個人情報漏洩 | 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報などが悪用される可能性 |
金銭被害 | オンラインバンキングやフリマアプリのログイン情報などが、不正な金銭取引が行われる可能性 |
プライバシー侵害 | 写真や動画などのプライベートなデータにより、プライバシーを侵害される可能性 |
古いタブレットを処分する際、多くの人がデータ消去を軽視しがちですが、タブレットに入っている個人情報や重要なデータは適切な方法で消去しておきましょう。
タブレットのデータを消去する方法として、最も簡単で確実な方法は、初期化を行うことです。
初期化を行うと、すべてのデータが消去され、工場出荷時の状態に戻ります。
初期化の手順は以下の通りで行うことが一般的です。
タブレットを処分する際には、機種名とメーカー名を確認しておくことが重要です。
機種名とメーカー名を確認することで、以下のメリットがあります。
処分方法によっては、機種やメーカー制限がある場合や、型番が分からない状態で処分を依頼すると、誤った処分方法での処理により、データ漏洩などのトラブルに繋がる可能性があります。
PCリサイクルマークは、小型家電リサイクル法に基づき、メーカーが独自に回収・リサイクルを行う制度の対象となる製品に貼付されるマークです。
PCリサイクルマークによって回収されたタブレットは、資源として有効活用されるため、環境に優しい処分方法を選択したい方は、この方法もおすすめです。
また、メーカーが責任を持ってデータ消去を行うため、個人情報漏洩などのリスクを軽減できます。
PCリサイクルマークが付いているかどうか確認する方法としては、タブレット本体の背面や側面を確認するか、メーカーのホームページの対象製品一覧から確認するようにしてください。
タブレットを処分する際には、状態と動作を必ず確認しておきましょう。状態と動作を確認することで、売却するか処分するかを選ぶようにしてください。
動作しないものは基本的には売却しようとしても値がつかないことが多くなります。
状態・動作の確認方法は以下の通りです。
確認項目 | 確認内容 |
---|---|
外観 | 画面割れ、傷、へこみ、汚れなど |
動作 | 電源のオン・オフ、タッチパネルの操作、ボタンの操作、カメラの起動など |
バッテリー | バッテリーの膨張や液漏れなど |
充電 | 充電ケーブルを接続し、充電できるか |
動作確認の充電にはバッテリーの液漏れや膨張を先に確認しておきましょう。
火災・爆発の恐れがあるので、特に古いタブレットについては、十分注意が必要です。
タブレットを処分する際には、必ずバッテリーを取り外してから廃棄するようにしましょう。
バッテリーを取り外さずに廃棄すると、火災・爆発などのリスクが発生する可能性があります。
ただし、iPadはバッテリーを取り外せないので、そのまま処分するようにしてください。
バッテリーの取り外し方法は以下の手順が一般的なものですが、詳しくは、端末の取扱説明書から確認するようにしてください。
取り外したバッテリーの廃棄方法としては以下の2つの方法が手軽なので、おすすめです。
タブレットを処分する前に、必ず端末代の残債がないか確認しておきましょう。
もし残債が残っている状態で処分してしまうと、金銭的な問題が発生する可能性があります。
例えば、タブレットを処分してしまっても、支払い義務は消滅しないので、滞納金が発生したり、信用情報に傷が付いたりする可能性があります。
販売会社によっては、残債の減額や分割払いの延長などの相談に応じてもらえる場合があるので、相談してから処分を決めましょう。
タブレットを処分する際には、必ずSIMカードとSDカードを取り外してから処分するようにしましょう。
SIMカードとSDカードには、個人情報や重要なデータが保存されている可能性があるため、取り外して処分しましょう。
SIMカードとSDカードの格納場所は、端末の側面から取り出す場合や、バッテリー裏から取り出す場合など端末によってさまざまです。
タブレットの処分方法について7つ紹介しました。タブレットを処分する際には、情報漏洩を防ぐためにも、データの消去は必ず行なった上で処分するようにしましょう。
不用品回収業者はタブレットだけではなく、不用になった家電製品や処分できずに眠っていた大きな不用品などもまとめて回収します。
他に不用品がないかも確認の上、タブレットの処分のタイミングで不用品が溜まっている方にはおすすめです。
タブレットの回収・処分はぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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