2024年04月11日
本記事ではリチウムイオン電池の廃棄方法や捨て方について解説しています。
リチウムイオン電池の危険性や適切な扱い方、処分の際に気を付けるべき注意点についても解説。
身の回りでリチウムイオン電池が使われている製品についても紹介していますので、あわせて参考にして下さい。
記事の目次
リチウムイオン電池を処分する方法をいくつか紹介します。
お住まいの地域に対応している粗大ゴミ回収業者や、不用品回収業者にリチウムイオン電池の回収を依頼する方法があります。
粗大ゴミ回収業者ではリチウムイオン電池をはじめ、各種バッテリーや電池などを適切に処分できるルートを持っています。
リチウムイオン電池だけでなく、リチウムイオン電池が使われている家電製品ごと回収してもらうこともできますので、分別が手間に感じるときの処分方法としても最適です。
粗大ゴミ回収業者なら、リチウムイオン電池の種類や状態を問わず快く回収してくれます。
費用の掛かる処分方法のため、リチウムイオン電池のみ回収してもらうのではなく、その他の不用品と一緒に回収してもらうのがおすすめです。
リサイクルマークがついているリチウムイオン電池は、一般社団法人JBRC回収協力店などで回収しています。
お住まいの地域によって回収拠点は異なりますが、多くの場合以下のようなところが協力店となっているはずです。
協力店となっている場合、「Li-ion」と書かれたブルーのリサイクルマークが掲げられています。
多くの場合、回収箱などが用意されていますので、リチウムイオン電池をそのまま投入すればOKです。
回収ボックスがない場合は、サービスカウンターなどへ持ち込みましょう。
リサイクルマークのない規格外のリチウムイオン電池や破損・液漏れなどがみられるリチウムイオン電池は、一般社団法人JBRC回収協力店では回収できません。
こうした危険を伴う状態のリチウムイオン電池は、自治体の担当課窓口や清掃事務所、リサイクルセンターなどへ持ち込みが必要となります。
詳細な回収拠点は、お住まいの自治体のホームページで公開されています。
リチウムイオン電池の取り扱いには、いくつか注意すべき点があります。
リチウムイオン電池は、自治体が収集している一般ゴミなどでは捨てることができない品目です。
可燃ゴミとして収集され、誤って火中に入れてしまうと、破裂や発火の危険性があります。
また収集車両内で強い衝撃を受けた際にも、液漏れや発火などのリスクも伴います。
これらの理由から、リチウムイオン電池を一般ゴミと一緒に捨てるのは厳禁です。
リチウムイオン電池が使われている家電製品を処分する際は、必ずリチウムイオン電池を取り外してから、適切な方法で処分しましょう。
リチウムイオン電池には、引火性が高く危険物に該当する電解液が使われています。
リチウムイオン電池から液漏れや異臭がする場合、近くに火の気があると引火して発火や爆発してしまう危険があります。
液漏れや電池本体に損傷がみられるときは、すぐに火気から遠ざけましょう。
またリチウムイオン電池を水や海水などで濡らすのもNGです。回路以上を起こし、発火や破裂につながります。
リチウムイオン電池を踏みつけたりハンマーなどで衝撃を与えたりすると、電池の破損や変形につながります。
場合によっては電解液が漏れ出てしまうことがあるほか、発火や発熱、破裂などを引き起こしてしまうこともあります。
処分する際は絶対に解体や分解をせず、過度な衝撃なども与えないように注意しましょう。
リチウムイオン電池と金属を一緒にして保管しておくと、金属を通して電流が流れ、ショートしてしまうことがあります。
一気に多くの電流が一気に流れることで、破裂や発火、発熱などを引き起こす危険性があります。
保管時は一度放電させてから半分程度充電し、乾燥した冷暗所(5℃~20℃)で保管します。
ただしリチウムイオン電池には寿命もあるため、長期間の保管には不向きです。
発火や爆発のリスクを回避するためにも、長い間使わない場合はできるだけ処分するようにしましょう。
回収拠点などで回収しているリチウムイオン電池ですが、以下のような電池の状態のときは回収不可となる場合があるため注意が必要です。
上記に該当するリチウムイオン電池は、自治体の担当窓口やゴミ処理施設(清掃事務所やリサイクルセンター)、一部対象の家電量販店へ持ち込むようにします。
受け入れ可能な回収拠点は、自治体のホームページなどでも公開しています。
ホームセンターや家電量販店など、一般社団法人JBRC回収協力店で回収できるのは、リサイクルマークがついているリチウムイオン電池が対象です。
リサイクルマークがないものや規格外のリチウムイオン電池は、一般社団法人JBRC回収協力店では回収できないため確認が必要です。
上記に該当するリチウムイオン電池は、自治体の担当窓口やゴミ処理施設(清掃事務所やリサイクルセンター)などに持ち込むか、一部対象の家電量販店へ持ち込むようにします。
受け入れ可能な回収拠点は、自治体のホームページなどでも公開しています。
身の回りの家電製品や小型家電には、リチウムイオン電池が使われていることも多いです。
具体的にどのような家電製品でリチウムイオン電池が使われているのか、確認してみましょう。
リチウムイオン電池は、私たちの身の回りの多くの家電製品で使われています。
繰り返し充電できる家電製品や、コンセントにつながなくても動くものなど広く使われているものです。
これらの家電製品や小型家電を処分する際は、リチウムイオン電池が使われていないか確認する必要があるでしょう。
小型家電にリチウムイオン電池が使われている場合には、必ずリチウムイオン電池を取り出してから分別して処分をしましょう。
リチウムイオン電池は自治体のゴミには出せない品目となるため、それぞれ分けて処分する必要があるためです。
ただしどうしてもリチウムイオン電池が取り外せない場合には無理に解体などせず、そのまま小型家電処分方法に沿って捨てましょう。
粗大ゴミ回収業者では、リチウムイオン電池本体やリチウムイオン電池を使った家電製品の回収や処分が可能です。
変形や破損、一部液漏れがみられる場合でも適切に対応してもらえるため、安心して回収依頼ができます。
今にも破裂や発火してしまうのではないかと不安なときは、すぐにでも駆けつけてくれるので安心です。
発火の危険性がある場合には、見積もりや申し込みの際にあらかじめ伝えておくようにしましょう。
粗大ゴミ回収業者に依頼すれば、わざわざ家電製品からリチウムイオン電池を取り出すことなく、家電ごと回収してもらえます。
リチウムイオン電池の取り出しが困難な製品や、膨張している状態、液漏れしていて触るのが怖い場合などにも大変重宝するはずです。
粗大ゴミ回収業者に依頼すれば、リチウムイオン電池以外の不用品もまとめて処分できます。
リサイクルが義務付けられているために自治体で処分ができなかった物や、事業に伴うような産業廃棄物などもOK。
重くて処分を保留していたものなども、スタッフが運び出してくれるので安心して任せられます。
リチウムイオン電池の処分に困った時は、粗大ゴミ回収業者に相談してみるのがおすすめです。
粗大ゴミ回収隊では、リチウムイオン電池やリチウムイオン電池の使われている家電製品の回収処分を行っています。
リチウムイオン電池そのものの回収については、放電したものや膨張がみられるものなども回収可能です。
また家電製品から電池を取り出すのがむずかしい場合や、取り出して分別するのが面倒なときには、そのままの状態でも回収いたします。
粗大ゴミ回収隊は、日本トレンドリサーチでも以下の3冠を達成しています。
出張費やお見積り費用は完全無料です。
リチウムイオン電池以外の家電製品や家具類なども同時に回収いたします。
リチウムイオン電池の捨て方に迷ったときは、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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