2024年05月29日
本記事は庭の砂利の処分方法について解説しています。
自治体のゴミに捨てられるどうかといった疑問にもお答えしているほか、業者に回収してもらうための方法などについても紹介しています。
どの手段で砂利を処分するのがベストか見極める方法もお伝えしていますので、最後までご覧ください。
記事の目次
庭の砂利を処分したい場合、まず思いつくのが自治体のゴミ収集に出すことでしょう。
しかし、ほとんどの自治体では、砂や砂利は処理困難物に指定されているため、一般ゴミとして捨てることはできないのです。
砂利が焼却処理や埋立処分に適さず、リサイクルも難しい素材のためです。
そのため砂利を処分する際は、自治体のゴミ収集以外での処分方法を探す必要があります。
ただしごく一部に限り、少量の砂利に限り「燃えないゴミ」として収集している自治体もあります。
庭に敷いた砂利や防犯砂利など多くの砂利の回収はできませんが、たとえば水槽で使用していた少量の砂利などであれば処分できる場合もあるかもしれません。
念のため、一度自治体のホームページかゴミ分別ガイドブックなどを確認しておくとよいでしょう。
砂利は自治体にゴミとして出せないところがほとんどのため、処分する際は専門業者に依頼することが最善です。
砂利の回収や処分ができる業者にはどのような業者があるのか、それぞれ利用時のメリットや問題点なども紹介していきましょう。
庭の砂利を処分したい場合、不用品回収業者に依頼するのは最も手軽な処分方法です。
多くの不用品回収業者は、家具や家電だけでなく庭の砂利のような廃材も回収してくれます。
軽トラック1台で収まるようであれば、1万円~2万円ほどを目安に回収してもらえます。
不用品回収業者に依頼する場合は、庭に砂利が引かれた状態のままでもOK!砂利に土や植物の根などの異物が混ざっていても問題ありません。
砂利とその他の異物などに分別する手間などもなく、手軽に処分できます。
庭の砂利の処分を業者に依頼する場合、造園業者やガーデニング業者に相談するのが一般的です。
これらの業者は砂利の回収・処分を日常的に請け負っており、適切な方法で処理してくれます。
依頼の際は、砂利の量や汚染の有無など、できるだけ詳しい情報を伝えましょう。
汚れていない砂利などはリサイクルできる場合もあるため、比較的安価な料金で引き取ってくれることもあります。
造園業者やガーデニング業者に依頼した場合の費用目安は、1トンあたり約2万円〜2.3万円程度が相場です。
庭の砂利の処分を検討する際、エクステリアリフォーム業者に依頼するのも一つの選択肢です。
エクステリア業者に砂利の回収を依頼する最大のメリットは、庭全体のリフォームを同時に発注できる点にあります。
例えば、砂利を撤去した後に新しい庭づくりを行う場合、エクステリア業者に一括して依頼すれば、スムーズに工事を進めることができます。
ただし、砂利の撤去のみを依頼する場合は、造園業者やガーデニング業者、解体業者に比べて料金が高くなる可能性があります。
エクステリア業者は総合的な外構工事を得意としているため、単品の作業料金は割高になりがちです。
庭全体のリフォームを視野に入れている場合はエクステリア業者がおすすめですが、砂利の撤去のみであれば他の専門業者を検討した方が賢明でしょう。
庭の砂利を処分する際、解体業者に依頼することも可能です。
解体業者は主に建物の解体を手掛けていますが、廃棄ルートを確保しているなどの背景もあり、砂利の回収・処分も請け負っている業者が多数あります。
解体業者に砂利の回収を依頼する際は、砂利の量や汚染の有無、アクセスの良し悪しなどの情報を事前に伝えることが重要です。
これらの情報から業者は適切な処理方法を判断し、見積もりを出してくれます。
家の改築や大規模な庭の全面リフォームなどで大量の砂利が出る場合は、解体業者に依頼するのがお得な選択肢となります。
ただし、少量の砂利であれば不用品回収業者や造園業者の方が費用面で有利な場合もあるでしょう。
専門の業者を利用数する以外にも、砂利を処分する方法はあります。
自治体が指定する処分場へ、自ら砂利を持ち込むという方法もあります。
すべての地域に砂利に対応している処分場があるわけではないため、お住まいの自治体のホームページや窓口で、砂利を受け入れている処分場を確認する必要があります。
ただし処分時は車両での乗り入れが必要となるほか、処分料金が発生する場合もありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
処分場に持ち込む際は、砂利以外のゴミが混ざっていないことを確認し、指定された場所に投棄しましょう。
砂利がきれいな状態の場合、フリマアプリやオークションサイトで販売することも可能です。
未使用の砂利であれば、庭づくりや水槽用として需要があるかもしれません。
ただし、送料が重量物のため高くなる可能性があることに注意が必要です。
近隣への無料譲渡なら送料がかからず手軽に処分できるので、直接手渡しなどの手段を検討するのもよいでしょう。
事前に類似品の出品がないかリサーチしておくことで、出品価格や文面に迷わずスムーズに出品できるでしょう。
庭から出た砂利を処分する代わりに、DIYとして再利用するのも一つの選択肢です。
砂利を利用したDIYには、レンガや植木鉢の作成、防草シートの下に敷く、小道の舗装などのアイデアがあります。
メリットとしては、処分費用をかけずに済むことや、資源の有効活用ができることが挙げられます。
ただし、DIYに適した量と品質の砂利であることが前提となるほか、あまり大量の砂利の処分には不向きです。
DIYが難しい場合は、ムリに再利用しようとせず、潔く処分してしまう方がよいかもしれません。
砂利を処分する際は、気を付けなければならないこともあります。
知っておくべき注意点を2つ紹介します。
庭の砂利を処分する際、費用を抑えるために「河川敷や山林に捨てれば良い」と考える人もいるかもしれません。
しかし、このような行為は廃棄物処理法違反となり、重い罰則が科される可能性があります。
河川敷や山林は公共の場所であり、管理者がいます。無断で砂利を捨てると、不法投棄と見なされてしまいます。
個人の場合は5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、法人の場合は3億円以下の罰金刑が課されることがあります。
砂利は自分の所有する私有地であれば庭に埋めることも可能ですが、公園や空き地など私有地以外の場所に勝手に埋めるのは法律で禁止されている不法投棄に当たります。
「少量だからバレないだろう」と安易に考えるのは厳禁です。
なお、自宅の敷地内であっても、将来的に土地を売却する際にトラブルの原因となる可能性があるため、こちらもあまりおすすめできません。
当然ながら砂利を埋めるのであれば、自身の敷地内に限定し、土地の売買時に適切に説明する必要があります。
処分に困ったら、必ず自治体に相談するか許可を持つ専門業者に依頼しましょう。
庭の砂利を処分する際、業者に依頼することが最も確実で手間のかからない方法です。
しかし、業者選びには注意が必要です。
まず、依頼したい内容に対応しているかどうかを確認しましょう。
砂利の量や種類、回収場所へのアクセス、作業内容などによって、対応可能な業者が限られる場合があります。
業者によってはすでに集められた砂利しか回収してもらえない場合なども考えられます。
見積もりを取る際は、回収可能な砂利の量や種類、必要な作業内容などを詳しく伝え、依頼内容に対応できるかどうかを必ず確認しましょう。
砂利の処分を業者に依頼する際は、必ず事前に見積もりを取ることが重要です。
見積もりを取ることで、処分にかかる費用を正確に把握でき、業者を比較検討する材料にもなります。
見積もりを依頼する際は、以下の情報を正確に伝えましょう。
これらの情報を正確に伝えることで、業者は適切な見積もりを出すことができます。
料金だけでなく、対応の良さや信頼性なども加味して、最適な業者を選びましょう。
事前の見積もりと明細のチェックは、トラブルを未然に防ぐためにも重要なポイントです。
砂利の処分を業者に依頼する際は、利用者による口コミや評価をチェックすることが重要です。
「丁寧な対応だった」「迅速に回収してくれた」など、サービスの質に関する意見は参考になります。
評価の星の数だけでなく、具体的な評価の内容もチェックすることで、業者の特徴がつかめます。
ただし、あまりにも極端な書き込みは信憑性に欠ける場合もあるので注意が必要です。
総合的に判断して、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
複数の業者の口コミを比較することで、自分のニーズに合ったベストな選択ができるはずです。
庭の砂利を処分する際、業者に依頼するのが確実で手軽な方法です。
しかし、業者によって料金体系やサービス内容が異なるため、複数の業者に見積もりを取って比較検討することが重要です。
各業者から提示された見積もりを見比べ、料金の安さだけでなく、追加料金の有無、作業内容、スケジュールなども確認します。
また事前の現地調査の有無や、不用品の買取サービス、砂利の運搬車両の大きさ、スタッフの人数や経験なども業者選びの判断材料になります。
複数の業者の見積もりを比較し、料金、サービス内容、対応の良さなどを総合的に判断して、最も信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
粗大ゴミ回収隊では、さまざまなタイプの砂利の回収と処分が可能です。
庭に残った状態のままでも、スタッフがすべての砂利を集めて回収するため、手軽で便利に砂利の処分ができます。
その他、お庭やガーデニング関連で処分にお困りの品があれば、どんなものでも回収可能です。
粗大ゴミ回収隊は、日本トレンドリサーチでも以下の3冠を達成しています。
出張費やお見積り費用は完全無料です。
庭の砂利だけでなく、石や灯篭、園芸用品や土、その他各種ご不用品もまとめてご依頼いただくと、よりおとくに回収可能です。
砂利の処分にお困りの際は、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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