お風呂場の掃除のやり方・手順とコツ!毎日のケアでカビ取りも簡単!
2020.10.20
この記事では、お風呂掃除のやり方や手順、コツについてまとめています。
お風呂場は水まわり設備の中でも利用機会が多く、定期的に掃除をしなければ皮脂や残った水分が原因でカビなどが繁殖します。
身体をきれいにする場所だからこそ、お風呂自体も清潔な環境を整えておくことが大切です。掃除前の必要な準備から箇所ごとのやり方、掃除を楽にする日々のケア方法を解説するため、お風呂の掃除にお困りの方は参考にしてください。
目次
お風呂掃除の事前準備
お風呂掃除を始める前は、いくつか事前準備が必要です。
万全な準備を整えた上で、効率よくスムーズなお風呂掃除を心がけてください。
主な準備の内容を以下で紹介します。
換気する
掃除をする前に、まずはお風呂場を換気しましょう。
お風呂場は入浴中・掃除中湿度が高く、カビの繁殖にも最適な環境となっています。
換気をして湿気を逃さなければ、掃除後もすぐにカビが繁殖してしまいます。
また、洗剤等を利用する際に作業者が体調不良にならないよう、空気をきれいにする意味でも換気は大切です。
洗剤・道具を準備する
お風呂掃除に利用する洗剤・道具はあらかじめ準備しておきましょう。
掃除をしながら道具を取り出すのは時間もかかり、洗面所などを無駄に濡らすリスクもあります。
汚れの種類や規模に応じて、用いる洗剤・道具を決めた上でしっかり手元に揃えて作業を進めましょう。
お風呂掃除のやり方
一口にお風呂掃除といっても、汚れが溜まる箇所はさまざまで、箇所に応じた最適な方法で掃除をすることが重要です。
お風呂掃除のやり方を箇所別に紹介するため、作業時の参考にしてください。
浴槽の掃除
皮脂や湯垢、石鹸カスに水垢とあらゆる汚れが付着しやすい浴槽は、酸性・アルカリ性どちらの汚れにも対応できる中性洗剤を使いましょう。
洗剤を染み込ませたスポンジで全体的にこすり、ゴムパッキンなどの細かい部分は不要になった歯ブラシ等を使って掃除してください。
一通りこすり終われば、洗剤が残らないようしっかりと水で流せば掃除完了です。
ドアの掃除
お風呂のドアは水アカ発生や石鹸カスが付着しやすい箇所です。
浴槽と同様に、中性の浴室洗剤をスポンジや歯ブラシにつけて全体的にこすりましょう。
持ち手はスポンジで磨きづらい部分もあるため、歯ブラシを使って隅々まで磨くのがおすすめです。
床・壁の掃除
お風呂の床や壁は水アカや黒カビ、ピンクぬめりなどの汚れがとくに目立つ箇所です。
中性洗剤を染み込ませたスポンジを使って、汚れている箇所を重点的に力強くこすっていきましょう。
目についた箇所の汚れはすべて落とし切る気持ちで、丁寧に掃除を進めてください。
鏡の掃除
お風呂の鏡の汚れは、水アカやカビのケースが多いです。
アルカリ性の汚れに効果的な酸性洗剤をスポンジやキッチンペーパーに染み込ませて、鏡をこすったり、洗剤をしばらく鏡に浸透させてから水で洗い流しましょう。
ただし、研磨剤が含まれるものを使用すると鏡が傷だらけになってしまうため、メラミンスポンジなどの利用は控えておきましょう。
天井の掃除
お風呂は湿気がこもりやすい環境のため、水がかかりづらい天井でも汚れは発生します。
とくに多いのが、湿気により繁殖しやすい黒カビが天井にぽつぽつと目立つケースです。
手が届かない天井は、フローリング掃除用のワイパー等の先端に消毒用アルコールを染み込ませたキッチンペーパーを取り付けてこすりましょう。
塩素系漂白剤でも効果はありますが、天井に使用すると垂れた液体が自身にかかり危険なため利用は避けてください。
シャワーヘッド・小物の掃除
シャワーヘッドや小物の汚れは拭き取るだけでなく、クエン酸を混ぜたお湯に1時間程度浸しておくのも効果的です。
洗面器いっぱいに貯めたお湯にクエン酸を大さじ1入れて混ぜ合わせ、外したシャワーヘッドや小物を入れておきましょう。
放置後は取り出して、浮いた汚れを歯ブラシ等で落としてください。
排水口の掃除
排水口には水アカやカビだけでなく、ひっかかった髪の毛などの汚れもたくさん溜まっています。
髪の毛などのゴミはゴム手袋を装着の上で取り除き、残りの汚れはクエン酸と重曹を利用して除去しましょう。
クエン酸と重曹を混ぜ合わせると炭酸ガスが発生しますが、その際にできる泡によって排水口にこびりついた汚れを落とせます。
クエン酸と重曹を排水口に入れた後に少量の水を流して、炭酸ガス発生したら10分程度放置してから泡を洗い流しましょう。
汚れの種類別お風呂掃除のやり方
お風呂場にできる汚れには、実はさまざまな種類があります。主な汚れの種類は、以下の通りです。
- ピンクぬめり
- 石鹸カス
- 水アカ
- 黒カビ
汚れに応じてベストな掃除方法も異なるため、種類ごとの掃除のやり方を把握しておきましょう。
それぞれの掃除のやり方を紹介します。
ピンクぬめり
お風呂場の床や壁、シャンプーのボトル底などに見られるピンク色のぬめりは、ロドトルラという酵母菌の一種です。
お風呂に残るや水分や石鹸カス、皮脂などの汚れを栄養源に繁殖する微生物で、増殖によって赤い色素を生成するためピンク色に見えます。
このピンクぬめりは、以下のやり方で掃除をしてください。
- スポンジやキッチンペーパーに、普段使っているお風呂用洗剤を染み込ませる
- ぬめりの箇所をピンク色が消えるまで拭き取る
長い間こびりついて簡単に落とせない場合は、お風呂用洗剤を染み込ませたキッチンペーパーをぬめりの箇所に貼り付けて、10分程度放置してから剥がしてみてください。
また、塩素系漂白剤をぬめりの箇所に吹き付けて10分程度放置する方法も効果的です。
石鹸カス
床や壁にこびりついて簡単に洗い流せない石鹸カスは、以下のやり方で掃除をしてください。
- お風呂用洗剤、またはお酢やクエン酸を石鹸カスにかけて20分程度放置する
- スポンジやキッチンペーパーを使ってこする
石鹸カスをこする場合は、研磨効果のあるスポンジ等を使用すればより効果的に落とせます。
水アカ
床や壁などに水分が付着したままだと、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル類が結晶化して水アカとなります。
水アカは、以下のやり方で掃除をしてください。
- クエン酸を小さじ2分の1、もしくはお酢100mlを用意して、水100mlと混ぜ合わせる
- 作った液をキッチンペーパーに染み込ませて、水アカが目立つ場所に貼り付けて30分程度放置する
- キッチンペーパーを剥がしたら水で洗い流して、乾いたタオルでしっかりを水気をとる
水アカがひどい場合はキッチンペーパーをラップで覆い、乾きづらい状態にした上で半日程度放置しましょう。
黒カビ
黒カビやお風呂の温度や湿度、そして空間内にある水や汚れなどを栄養源として繁殖します。黒カビは、以下のやり方で掃除をしてください。
- 黒カビの発生箇所に塩素系漂白剤を吹き付けて、15分〜30分程度放置する
- 放置後は水でしっかりと洗い流す
壁や平面でない場所の黒カビを落とす場合は、塩素系漂白剤に片栗粉を1対1の割合で混ぜてペースト状にして使うのもおすすめです。
お風呂掃除が楽になる毎日のケア
お風呂場全体の入念な掃除は毎日行う必要はありませんが、期間を空けてしまうとたくさんの汚れが蓄積しており、作業時に多大な労力がかかります。
お風呂掃除を楽にするためには、毎日のケア方法に工夫が求められます。
お風呂を快適に使い続けるための行動と考えて、毎日以下のようなケアを実践しておきましょう。
冷水シャワーを入浴前にかけておく
入浴する前、お風呂場全体に冷水シャワーをかけておきましょう。
身体を洗う時に使う石鹸やシャンプーの泡が床や壁にこびりつきにくくなって、カビ繁殖の栄養源となるこれらの汚れが残らなくなります。
お風呂場の床や壁、浴槽の縁など泡が飛び散りやすい箇所にサッと冷水をまわしかけてからの入浴を習慣づけましょう。
お風呂あがりに熱めのシャワーをかける
お風呂あがりには、50℃近い熱めのシャワーをお風呂場全体にかけましょう。
カビは50℃近くの熱湯で死滅するため、カビが発生しやすい場所にかけておくことで繁殖を予防できます。
しっかり換気する
温度が0℃〜45℃、湿度が70%以上の場所はカビが発生しやすく、お風呂はそのどちらの条件も満たす繁殖に絶好の環境です。
そのため、しっかり換気をして湿気を逃すことが大切です。
お風呂上がりや掃除を終えた後は、換気扇を回したり近くの窓を開けて、いちはやく湿気を逃しましょう。
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お風呂の掃除に関するよくある質問
-
Q お風呂掃除を行う上での注意点は何ですか?
A.お風呂掃除を行う際、洗剤を使うのであれば必ず換気の上で作業してください。
たとえば、塩素系漂白剤はカビ取りに効果的な薬剤ですが、独特の強い臭いがあり吸い込みすぎると体調不良につながります。<br>
また、酸性洗剤と混ざると人体にとって有害な塩素ガスが発生して、これを吸い込むと最悪死に至るリスクもあります。
換気によって十分に空気の通りをよくして、慎重に作業を進めてください。 -
Q お風呂掃除を業者に依頼すると、排水口のつまりも解消してもらえますか?
A.お風呂掃除を業者に依頼する際、ハウスクリーニングを専門とする業者であれば排水口つまりの解消は難しいケースもあります。<br>
目視できる髪の毛や石鹸カスが原因のつまりであれば掃除によって解消できますが、排水管にこびりついた汚れや奥深くにつまった異物などは対処できないため要注意です。<br>
難しいつまりを解消してもらう場合には、水道修理業者への依頼をおすすめします。 -
Q お風呂掃除はどれぐらいの頻度で行うのが望ましいですか?
A.お風呂掃除は汚れ方や使用頻度によっても実施すべきタイミングは異なりますが、毎日利用するお風呂であれば毎日行うことが望ましいです。<br>
ただし毎日の掃除は、隅から隅まで入念に行うというよりも、全体的に目についた箇所を洗剤とスポンジで洗うなど手軽なものでも問題はありません。<br>
水アカやピンクぬめりを残さないために、毎日のケアとして床や壁などを洗っておきましょう。
排水口や天井など取り掛かりづらい箇所の掃除については、2週間〜1ヶ月を目安に掃除をすることをおすすめします。