孤独死の清掃!自力で行う方法と特殊清掃業者に依頼する方法を紹介!

2022年05月03日

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孤独死の清掃!自力で行う方法と特殊清掃業者に依頼する方法を紹介!

日本の高齢化により1人で老後を暮らす人が増えたことで、孤独死が増えています。

孤独死の中には、亡くなった後も数日間放置されているケースも珍しくなく、社会問題にもなっています。

もし、孤独死に遭遇をしたら、どのように部屋を片付ければよいのでしょうか?

慌てずに落ち着いて行動できるように、孤独死の現場の清掃方法を覚えておきましょう。

この記事では、自力で清掃する方法と特殊清掃へ依頼して清掃する方法をご紹介します。

 

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孤独死の清掃の前に現場検証を行う

孤独死の清掃の前に現場検証を行う

孤独死を発見したら救急車(119番)を呼びます。

救急車が到着したら、救急隊員が倒れている人の意識を確認して、意識があれば病院に搬送してくれます。

意識がなく事件性がある場合は警察へ通報してくれるため、最初に救急車を呼んでください。

事件性があるか警察による現場検証がされるまで、部屋にある物を動かしてはいけません。

警察により事件性がないと判断されてから、孤独死の清掃を始めてください。

孤独死の清掃方法には、自力で行う方法と特殊清掃業者へ依頼する方法があります。

【自力】孤独死の現場の清掃方法

【自力】孤独死の現場の清掃方法

孤独死の清掃を自力で行うには条件が限られます。

孤独死の清掃には「自己防衛」と「近隣への配慮」が必要になるからです。

孤独死の場合には、時間が経過してから発見されることも多く、自力では死臭が少なからず残ってしまうためです。

また近年の感染症ほか、病気での孤独死も増加しており、自力での感染対策には限りがあります。

そのため、自力で孤独死の清掃を行う際には、自己責任と覚悟を持って臨む必要があります。

ここからご紹介する孤独死の清掃方法は、悪臭が残らない程度の孤独死してから時間が経っていないケースと考えてください。

自力で行う孤独死の現場の清掃方法は以下の通りです。

1. 防護服を着用する
孤独死の現場の清掃を自分で行う場合は、防護服を着用してください。

その理由は感染症対策です。防護服は最低限の装備です。

事故死の腐敗臭は髪の毛や体に沁みます。そのため、肌の露出がないように防護服を着用してください。

また、マスクや軍手も合わせて着用するようにしましょう。

2. 必要な道具を準備する
孤独死の清掃を始める前に必要な道具を準備してください。

道具を準備しておくことで作業がスムーズに進みます。

用意しておきたい必要な道具は以下の通りです。

  1. 消毒剤:次亜塩素酸が一般的
  2. 厚手のゴミ袋:孤独死の激烈な臭気が漏れないように厚手のものを用意する
  3. ウエス:油をふき取るための雑巾(1キロ分ぐらい用意する)
  4. スポンジ:壁や床を傷つけない柔らかいスポンジ
  5. 洗剤:キッチン用の洗剤
  6. 懐中電灯:電気が止まっている現場の片付けをする場合に必要になる

3. 特殊清掃を実施する
事故死の現場を自分で行う場合は、以下の手順で行います。

  1. 殺虫:市販の殺虫スプレーで害虫を退治する
  2. 消毒:感染症予防のため殺菌消毒剤を噴霧する
  3. 汚染物の撤去:遺品類を撤去する
  4. 壁や床の掃除:体液や血液がしみ込んだ壁は取り去る
  5. その他の掃除:市販の油用洗剤で部屋中を拭き、殺菌消毒剤を噴射する
  6. 確認:悪臭が残っていないかを確認する

 

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【特殊清掃業者】孤独死の清掃方法

特殊清掃業者へ依頼して孤独死の現場の清掃方法は以下の通りです。

  1. 特殊清掃業者に見積依頼する
  2. 特殊清掃業者に発注する
  3. 特殊清掃を実施する
  4. 遺品整理を行う
  5. 消臭・消毒を行う

ここでは、それぞれの工程について具体的に解説します。

特殊清掃業者に見積依頼する

警察による現場検証が終わったら入室許可が出るため、特殊清掃業者へ見積依頼をしてください

特殊清掃業者に見積もり依頼すると、現場確認をして見積書を提示してくれます。

遺品の量や室内の汚れ状況などに応じて見積金額は異なります。

また、各業者により特殊清掃の作業料金は異なるため、1社だけに見積依頼するのではなく複数社に見積依頼してください

ポイント:特殊清掃業者の費用相場を把握しておこう

特殊清掃業者により料金体系は異なるため、損をしないために費用相場を把握しておきましょう。

間取り 料金相場 作業人数 作業時間
1R・1K 30,000円~80,000円 1~2名 1~3時間
1DK 50,000円~120,000円 2~3名 2~4時間
1LDK 70,000円~200,000円 2~4名 2~6時間
2DK 90,000円~250,000円 2~5名 2~6時間
2LDK 120,000円~300,000円 3~6名 3~8時間
3DK 150,000円~400,000円 3~7名 4~10時間
3LDK 170,000円~500,000円 4~8名 5~12時間
4LDK以上 220,000円~600,000円 4~10名 6~15時間

※部屋の汚れの状況や遺品の量により、料金体系は変動します。

おすすめの特殊清掃業者

さまざまな特殊清掃業者がありますが、その中でもおすすめの業者をご紹介します。

・BLUE CLEAN

(出典元:BLUECLEANオフィシャルサイト)

BLUE CLEANは世界水準のサービスを提供している特殊清掃業者です。

特殊清掃の業界では、最先進国である米国が一定の技術水準を設けています。

同社が提供するバイオリカバリーサービスは、米国基準に沿った知識と科学的根拠に基づいてサービスを提供しているため、孤独死の悪臭などキレイに取り除いてもらえることが大きな特徴です。

・タスカット

(出典元:特殊清掃タスカットオフィシャルサイト)

タスカットは、社員教育で秘密保持を徹底しており、情報漏洩しないように注意を払っている特殊清掃業者です。

また、特殊清掃で追加料金が発生するなどの問題が起きないように、明瞭会計をしてもらえて、見積内容に関して1つ1つ丁寧に説明してくれます。

そのため、安心して依頼ができると評判です。

・特殊清掃ネクスト

(出典元:特殊清掃ネクストオフィシャルサイト)

特殊清掃ネクストは、特殊清掃や遺品整理、リフォームをワンストップで提供している特殊清掃業者です。

とくに遺品整理を得意としており、TVなどでも取り上げられています。

清掃実績は2,000件を超えるため信頼性の高い業者に依頼したい方におすすめの特殊清掃業者となります。

特殊清掃業者に発注する

特殊清掃業者の見積金額や作業内容を比較して、発注先を決めます。発注先を決める場合は、以下の基準を参考にして比較・検討した上で決めてみてください。

【特殊清掃業者の選び方】

  1. 経験豊富な特殊清掃業者である
  2. 明瞭な料金プランを提示してくれる
  3. アフタフォローがシッカリしている
  4. 特許技術や資格を有している
  5. 口コミ・評判が良い

特殊清掃の実施

特殊清掃業者と作業日を調整して、特殊清掃を実施してもらいます。

特殊清掃は可能な限り早い日程で実施してください。その理由は遺体の体液や異臭は時間が経過すると、部屋に付着してしまうためです。
場合によって、事故死の現場の清掃に立ち会えないかもしれません。

しかし、立ち会い不要の特殊清掃業者に依頼すれば、鍵の受け渡しだけを行えば、勝手に作業をしてもらえます。

遺品整理を行う

特殊清掃を実施したら、遺品整理をしていきます。

孤独死の現場の遺品整理を行う場合は、マスク・手袋を着用してください。

その理由は、死体の腐敗で害虫が湧いたり、雑菌により家財が腐敗していたりする恐れがあるためです。

雑菌に触れてしまうと感染症になる恐れがあります。

そのため、必ずマスクと手袋を着用して遺品整理を行いましょう。しかし、孤独死の現場に残っている遺品には、あまり期待しない方がよいです。

消臭・消毒を行う

遺品整理を終えて、部屋がキレイに片付いたら消臭・消毒を行います。

孤独死は特殊な消臭・消毒をしなければ悪臭が残ってしまい、近隣住民に迷惑をかけてしまうでしょう。

そのため、消毒・消臭を行って悪臭が完全に消えているかを確認してください。

原状回復工事をする

孤独死の現場では、床や壁に体液や血が染みついていることがあります。

このようなシミは、フローリングや壁紙の張り替えなどの原状回復工事で解決できます。

業者によっては、原状回復工事に対応していない業者が存在するため、現場の状況に応じて最適な依頼先を見つけてみてください。

孤独死の現場の清掃方法を学べば落ち着いて対処できる

今回は、孤独死の現場の特殊清掃方法をご紹介しました。自力で掃除する方法と特殊清掃業者へ依頼する方法の2通りがあります。

この記事では、2つの清掃方法について詳しく解説しましたので、ぜひ、参考にして清掃してみてください。

もし、特殊清掃後の遺品整理を格安でしたいとお考えの方は、粗大ゴミ回収隊までお気軽にご相談ください。

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