2020年03月19日
この記事では、粗大ゴミ処分にかかる費用の相場を紹介します。
3つの処分方法を比較し、粗大ゴミ処分の費用を相場よりも安くするためのコツも解説します。
粗大ゴミを費用を安く抑えて効率よく処分したい方は、ぜひ参考にしてください。
最初に粗大ゴミ処分方法ごとの料金相場を紹介します。
粗大ゴミ処分方法は主に以下の3つが挙げられます。
中古品として売却・譲渡する場合は粗大ゴミ処分費用が無料です。
不用品回収業者の1点ずつ回収する「単品回収」の場合では、行政粗大ゴミ回収に比べ、2~3倍くらいの料金です。
処分方法をクリックすると詳細が確認できます。
粗大ゴミ処分方法 | 料金相場(1点あたり) |
---|---|
不用品回収業者に依頼する | 500円~6,000円 |
行政粗大ゴミ回収を利用する | 200円~3,000円 |
中古品として売却・譲渡する | 無料 |
次に、不用品回収業者と行政粗大ゴミ回収を比較して、料金相場を見ていきます。
行政の粗大ゴミ回収と民間の不用品回収業者の相場を比較すると、全体的に不用品回収業者の相場が高額になる特徴があります。
行政の粗大ゴミ回収サービスは、各市区町村ごとに処分料金の相場が大きく違うことが特徴です。
例えば、多くの市区町村では、粗大ゴミの品目ごとに300~3,500円程度の料金が決められています。
しかし、粗大ゴミの基準に当てはまるものは、大きさにかかわらず均一500円程度の処分費で回収してくれる場所も存在します。
品目 | 不用品回収業者 | 行政粗大ゴミ回収 |
---|---|---|
冷蔵庫 | 4,200円~ | 回収不可 |
洗濯機 | 3,675円~ | 回収不可 |
テレビ | 3,150円~ | 回収不可 |
エアコン | 3,150円~ | 回収不可 |
ベッド | 3,675円~ | 1,000円~2,500円 |
食器棚 | 3,500円~ | 400円~3,000円 |
タンス | 3,000円~ | 400円~3,000円 |
テーブル | 2,000円~ | 400円~1,500円 |
ソファー | 3,150円~ | 1,000円~2,500円 |
次に粗大ゴミ回収・処分方法の主な3つを詳しく説明します。
メリットやデメリットも併せて解説していますので、粗大ゴミ処分方法を選ぶときにお役立てください。
不用品回収業者は民間企業が運営しており、粗大ゴミ1点あたりの処分料金は高い印象です。
それは、1点を回収処分するために、人件費や車両費など発生することが理由です。
そのため、より安く粗大ゴミ処分ができるよう「パックプラン」を用意している不用品回収業者もあります。
パックプランでは、各プランごとにトラックに不用品・粗大ゴミをのせ放題で回収できるのが特徴。
パックプランは、大型家具や大型家電などの大きな粗大ゴミをまとめて処分するのにおすすめです。
不用品回収業者に粗大ゴミ処分を依頼する場合の手続きは、電話やメールなどで連絡するだけなので簡単なのも利点です。
〇メリット
〇デメリット
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住んでいる地域の行政が行う粗大ゴミ回収は多くの場合、戸別回収を行っています。
申し込みの手続きは以下のように行います。
申し込み手続きから実際の粗大ゴミ回収までに、時間がかかることを考えて依頼する必要があります。
行政での粗大ゴミ回収は、最短でも1週間、長いときは1ヵ月以上かかるので注意しましょう。
また、地域によっては回収する日時に立ち会い、現金で処分料金を支払わなければならないこともあります。
〇メリット
〇デメリット
メルカリやヤフオク、またはリサイクルショップなどに持ち込みで中古品として売却・譲渡するのも1つの手段です。
粗大ゴミを無料で処分できることに加え、需要があるものであれば、収入になることもあります。
ジモティーというフリマアプリでは、無料で譲渡することもできるのも特徴です。
ただし、出品するための会員登録が必要。
出品のために写真を載せたり、サイズや状態などを細かく記載したりする手間がかかります。
リサイクルショップに持ち込む場合でも、運搬手段が必要です。
〇メリット
〇デメリット
ここまでに紹介した粗大ゴミ処分の方法を比較します。
粗大ゴミ処分方法は、料金が安いことだけに注目するだけでなく、処分までの時間や効率なども考えて選ぶのがおすすめです。
料金相場を見てもわかるように、粗大ゴミ回収の料金だけを見れば、行政粗大ゴミ回収を利用する方がよいでしょう。
とにかく安く、時間も十分あるなら行政の粗大ゴミ回収がおすすめです。
また粗大ゴミといっても大人一人で運べる重さ、大きさであれば、行政粗大ゴミ回収がもっとも安く処分できる方法といえます。
まだまだ十分に使える家電や家具は、フリマアプリなどで出品する、リサイクルショップに持ち込むのもありです。
とくに人気のある年式の新しい家電やブランドの家具は、高額で売却できる可能性があります。
いったん出品、もしくは店舗に確認して売却できるかを確認してみてもよいでしょう。
売却や譲渡では、需要に左右されるため、処分が難しい品目も多いです。
また行政では、リサイクル家電(テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫)やパソコンは回収ができません。
不用品回収業者は、行政で回収できないものでも回収可能です。
売却や譲渡が難しい、行政でも回収できない品目の粗大ゴミを処分するなら不用品回収業者がおすすめです。
売却や譲渡、行政での粗大ゴミ処分は、時間がかかるのが難点です。
引越しなどですぐに粗大ゴミを処分したいなら、不用品回収業者がおすすめ。
不用品回収業者は希望日時に訪問して粗大ゴミを回収してくれます。
即日回収に応じている業者や深夜、早朝などにも対応する業者もあり、短時間で粗大ゴミ処分ができます。
売却や譲渡する場合には、自分で配送手配をする必要があります。
また行政でも自分で粗大ゴミを指定場所まで運び出さなくてはなりません。
なかには、行政で運び出しサービスを行う地域がありますが、65歳以上の高齢者や障がいのある方向けのサービスです。
とくに大型家電や大型家具は一人で運び出しをするのはケガのリスクも伴います。
そんなときは運び出しまで依頼できる不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
最後に粗大ゴミ処分の費用を最小限に抑える3つのコツを紹介します。
より安く粗大ゴミ処分をしたい方は必見です。
時間にある程度余裕があるときには、売却や譲渡、行政も併用するのが費用を抑えることにつながります。
まだ使える不用品などは、粗大ゴミとして処分するよりもオークションサイトやフリマアプリなどを利用して販売してみるのもおすすめです。
登録手続きや買い手とのやり取り、発送など手間はかかりますが、いらないものを現金化することでより安く粗大ゴミ処分ができます。
粗大ゴミとして回収できる品目で自分一人で運べるものなら、行政粗大ゴミ回収も併用してみてください。
不用品回収業者を利用する場合は、買取サービスを行っている業者を選ぶと処分と同時に、価値のある粗大ゴミを買い取ってもらうことも可能です。
各不用品回収業者では、事前の出張お見積もりなどで現地の不用品を事前に確認します。
その際に、買取を希望する旨を伝えれば、家電などの価値のある粗大ゴミは処分と同時に処分料金から値引きすることができます。
ネットを通じた販売などが面倒であれば、不用品回収業者を利用した買取サービスが非常に便利です。
不用品回収業者が提供している「パックプラン」は、処分が困難な不用品が複数あっても定額制のプランです。
家電と一緒に家具などのほかの粗大ゴミも一括処分できます。
そのため、引越しや遺品整理などで大量の粗大ごみが出る際などに非常におすすめのプランです。
不用品回収業者の料金は、依頼先の業者によって出張費やガソリン代、作業費などが別に設定されているところとパックになっている会社が存在します。
複数の会社の料金やサービスをよく確かめて比較検討することで費用を抑えることができるようになります。
相見積りとは、複数の不用品回収業者に見積りを依頼して料金を比較することをいいます。
業者によって、パックプランの料金も異なるため、以下の料金相場と比較するのもおすすめです。
積載プラン名(利用トラック目安) | 料金相場 |
---|---|
Sパック(軽トラック) | 25,000円~40,000円 |
Mパック(1.5tトラック) | 45,000円~60,000円 |
Lパック(2tトラック) | 60,000円~80,000円 |
LLパック(4tトラック) | 80,000円~ |
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粗大ゴミ処分では、料金が安いことも重要ですが、効率や処分までにかかる時間も加味して考える必要があります。
効率や時間とのバランスを考えるなら不用品回収業者を利用することも検討してみてください。
不用品回収業者の相場よりも安く粗大ゴミ処分をするなら「粗大ゴミ回収隊」がイチオシ!
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