2022年12月23日
この記事は、リフォームやリノベーションで出るゴミ処分についてと、リフォームゴミ処分費について解説しています。
リフォームゴミの説明はもちろん、ゴミ処分費用の相場や処分費用を安くする方法、優良業者を選択する方法も詳しく解説しています。
リフォームやリノベーションに興味がある方や、DIYでリフォームをしたい方はぜひ、ご一読ください。
記事の目次
リフォームやリノベーションは、古いものを取り除き、新しいものに替える作業です。
そのため、木材や壁紙、畳、コンクリート、石膏ボードなどの大量のリフォームゴミ(廃材)が発生します。
これらのリフォームゴミは、工事業者がついでに持って帰ることはできません。
なぜなら、これらのゴミはさまざまな種類にわけられ、処分方法がそれぞれ違います。
そのため、リフォームゴミは産業廃棄物に当たり、専門の処理業者と、処理業者まで運ぶ運搬業者が必要です。
これは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下廃棄物処理法)により、義務化されています。
処理業者や運搬業者は、リフォーム会社が手配することになるため、リフォームの見積書に処分費用も記載されます。
請求書には、「廃棄物処分料」や「廃材処分費」「残材処分料」と記載されます。
こうした記載があるリフォーム会社は、リフォームゴミをしっかりと処分する優良会社とも取れますが、中にはかさまし請求をする業者や、安すぎる費用を記載し、不法投棄をする業者もあるようです。
そこで、リフォームにおけるゴミ処分費の相場を知っておきましょう。
リフォームゴミなどの廃材処分費は、坪単価、材質、トラック1台ごとなど業者によって料金基準が違います。
ここでは、「1立方メートルあたり」で相場を計算します。
以上のことから、1立方メートルあたりの相場総額は約20,000円~40,000円です。
ただし、リフォームゴミは地域や時期によって処分費用が変わるため、4tトラックで総額60,000円〜80,000円が相場になることもあります。
ここに記載した相場は、だいたいの金額として受け止めておいてください。
地域や時期による相場を知りたいときは、相見積もりを利用しましょう。
詳しくは後述します。
また、トラックに積載できればいくら積んでも値段は変わらないため、後から追加で持って行ってもらうことも可能です。
後から外したい棚や壁紙などが思い当ったら、工事の担当者に声をかけてみてください。
リフォームのゴミ処分費を節約したいときや、DIYでリフォームをする場合などは、以下の方法によって安く処分することができます。
リフォーム工事を考えた際、複数社に見積もりを取ると、「廃材処分費」に大きな幅があることも少なくありません。
そこで、少なくとも3社、できれば5社以上に見積もりを依頼してください。
そして、廃材処分費の相場を確認しましょう。
なぜなら、地域や時期によって廃材処分費の相場が変わるため、こうしていくつかの見積もりを取ることで確認するほうが正しい相場が判るからです。
複数社に見積もりを取ることでスタッフの対応も確認ができるので、一石二鳥と考えましょう。
見積もりが揃ったら、信頼できる業者に依頼することはもちろんですが、一番安く提示した会社の金額を他の業者にも連絡し、値段交渉をしてみてください。
その際に、「廃材処分費」についても詳しく聞いてみましょう。ただし、明らかなかさまし請求をした業者は避けておくのが無難です。
また、自分でDIYによるリフォームをした場合でも、リフォームゴミは産業廃棄物です。
この場合は、自分で産業廃棄物処理業者(産廃業者)に相見積もりを取ってください。
産廃業者を安く使うコツを知りたい方はこちらの記事も参考にしてください!
燃えるゴミに限りますが、地域のゴミ処理施設に自分で持ち込めば、10Kg約数100円で焼却処分をしてもらえます。
ただし、車が必須です。
持ち込む前に、自治体のホームページや窓口で、引き取ってもらえるゴミの種類や料金、支払い方法などを確認しておいてください。
自治体によっては事前連絡が必要です。
また、分別が甘いと受け取り拒否をされたり、料金が上乗せされることもあるため、ゴミの分別はきちんと行う必要があります。
鉄くず業者では金属類を買い取ってもらえます。
重さで料金を決めるため、多ければ多いほどお金になりますが、運搬が大変です。
車をレンタルする必要を考えて、事前に鉄くず業者に買取金額を尋ねておきましょう。
業者にまとめて持って行ってもらえば楽ですが、自治体のゴミに出せるものは自分で出せば、その分かさが減ります。
カーテンやラグ、障子の紙、キッチンマットなど、出せるものは自分でゴミに出してしまいましょう。
畳は張り替えてもらって再利用するか、リサイクルをして販売している業者に持ち込むことで安く処分ができます。
リサイクルをしている業者が近くにあれば、産業廃棄物処理業者で処分をするより安く処分ができるのでおすすめです。
家具や家電は、リフォームゴミとして引き取ってはくれません。
これらのゴミは自分で処分をする必要があるので、自治体の粗大ゴミ回収やリサイクルショップ、オークション、ジモティーなどを利用しましょう。
数が多い場合は、買取ができる不用品回収業者がおすすめです。
数が多ければ多いほど、自治体の粗大ゴミ回収より安くなります。
DIYが得意なら、家具をリフォームしてしまうのも良いでしょう。
リサイクルショップや不用品回収業者についてお得に利用する方法などを知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
リフォーム会社に相見積もりをすると、リフォームゴミの「廃材処分費」相場が判り、少しでも安くリフォームができます。
しかし、それだけではありません。
逆に、リフォームのゴミ処分費が変に安い業者も洗い出すことができます。
産業廃棄物や一般廃棄物は、法律に基づいた処分をしなければなりません。
そのため、適切な処分にはそれなりにお金がかかります。
工事を受注することだけに気がいくと、こうした廃材処分費を安く見積もり、受注を急ぐケースがあります。
しかし、こうした業者は不法投棄をしている可能性が否めません。
きちんとした処分をすれば、それなりにお金がかかるからです。
不法投棄は犯罪です。
投棄をした本人と企業に逮捕・処分が科せられるばかりではなく、工事を注文した人(依頼主)も処分の対象です。
工事を依頼した先が不法投棄をしていないかどうかをきちんと見守るのも、依頼人の務めとなるため、相見積もりをしてきちんとした業者を選ぶ必要があります。
また、工事をした後や最中に、リフォームゴミが多かったからといって追加費用を請求されることがあります。
こうした業者にも注意が必要です。
リフォームゴミは、あまりにも大量にゴミが追加されない限り、見積もりから追加費用が発生することはほとんどありません。
そのため、工事内容に変更がない限り、見積もりが変動することは滅多にないと言えます。
「かさまし」と言われる追加費用の請求は、「残材処分料」「解体処分費」「廃材処分費」など、本当は同じ「リサイクルゴミ処分費」なのに、内訳の名前を変えて請求しているパターンが見受けられます。
これらの内容は全て同じです。
後から追加費用を請求されたときも、最初に見積もりをもらったときも、リフォームのゴミ処分費の名前をしっかりチェックすることが大切です。
「かさまし」も不法投棄に巻き込まれるトラブルも、相見積もりをすることでその地域、その時期のリフォームのゴミ処分費相場が判り、回避することができるトラブルです。
相見積もりはお金のためだけではなく、自分を守るためにも必ず行ってください。
そして、見積書の内訳をしっかり確認すれば、優良業者を選ぶことができます。
粗大ゴミ回収隊は、見積もり後に回収するゴミが増えない限り、追加費用を請求することはありません。
わかりやすい明瞭な料金体系で、見積もりにご納得頂けない限り作業をすることもありません。
産業廃棄物・一般廃棄物の回収と、新しめの家電の買取を行うことができます。
必要があればハウスクリーニングや、片付け作業の手伝いも可能です。
ご相談や出張お見積り、見積もり後のキャンセルは無料です。
粗大ゴミ回収隊にぜひ一度、ご相談ください。
Copyright © sodaigomi-kaishutai All rights reserved.