神棚の処分方法!神社での捨て方・お札やお供えの処分の仕方

神棚の処分方法!神社での捨て方・お札やお供えの処分の仕方

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2025.01.31

この記事では、神棚の処分方法をまとめています。神様を祀る神聖な場所とされる神棚ですが、飾っているものが古くなってきた、引っ越しを機に新しく交換したいなどの理由で処分を考えている方もいるのではないでしょうか。

神聖で処分しづらいイメージもありますが、実は燃えるゴミに出しても問題はなく、それ以外にもさまざまな処分の選択肢があります。注意点やポイントもあわせて解説するため、処分予定の方は必見です。

神棚の神社での処分が一般的

神棚の神社での処分が一般的

神棚は神様にまつわる神聖な道具なので、神社で処分するのが一般的です。家内安全や無病息災などの願いを込めて設置していたものとして、最後は感謝の気持ちで神社供養する選択が多く取られます。

神社での神棚処分方法と、それぞれにかかる費用の目安は以下表の通りです。

処分方法 費用目安
祈祷+お焚き上げ 5,000円~20,000円(初穂料)
古札納所などに納める 1,000円~5,000円(お賽銭)
どんど焼きに出す 3,000円

このように、神社での処分方法にもいくつかあるため、予算や状況にも応じて選択してください。費用の詳細は神社によって異なるので、正確な費用は持ち込み予定の神社に問い合わせましょう。

神社でお焚き上げしてもらう

不要になった神棚を神社へ持って行き、お焚き上げをしてもらう方法です。神棚を納めるのは、氏神神社が1番良いでしょう。

しかし氏神神社が無人だったり、お焚き上げをしていないケースもあります。その場合は、お焚き上げをしている近所の神社に納めれば大丈夫です。

神社によって、祈祷してからお焚き上げをする場合と、納札所など指定の場所に納めるだけで良い場合があります。

どちらを実施しているかは神社によって異なるので、必ず電話で確認しましょう。

またお正月のどんど焼きで、神棚を受け付けているところもあります。これら3つの方法は神社で焚き上げるため、最も丁寧な処分方法となります。

●祈祷のうえお焚き上げする場合の流れ

  1. 不要になった神棚を神社へ持って行く
  2. 神社の社務所で祈祷の申し込みをし、初穂料を払う
  3. 社殿に上がって参拝する
  4. 神社で決められた日に、お焚き上げをしてもらう

●料金相場:5,000円~20,000円(初穂料)

料金は神社によって大きく異なります。
支払う時にはのし袋に「初穂料」と書き、受付で渡しましょう。

古札納所など指定された場所へ納める

古いお札やお守りを返納できる「古札納所」が設置されている神社は、神棚の奉納にも対応している所が多いです。

古札納所に奉納すれば、後日決められた日に神社側がお焚き上げを実施してくれます。

祈祷の申し込みや参拝の時間が取れない、どんど焼きの日に持ち込めないなど理由がある方は、この方法を取ることをおすすめします。

●古札納所などへ納める場合の流れ

  1. 神社の指定された場所に神棚を持って行く
  2. 賽銭箱に気持ちの金額を奉納する
  3. 神社で決められた日に、お焚き上げをしてもらう

●料金相場:1,000円~5,000円(お賽銭)

古札納所は無人のため、「お気持ち」をお賽銭で納めます。
ただし、「1,000円以上」など金額を定めている神社もあるため、事前に確認しておきましょう。

どんど焼きに出す

どんど焼きとは、1月15日付近に各地の神社で行われるお焚き上げのことです。基本的にお正月の門松やお守りなどを焚き上げる行事ですが、神棚を納めて良い神社もあります。

神棚を持ち込める神社は限られているため、必ず事前に電話で確認しましょう。

●どんど焼きの流れ

  1. 受付期間内に神社へ行き、神棚を古札納所に納める
  2. どんど焼きの当日焚き上げてもらう

どんど焼きでは、鏡や瓶子など不燃物は入れられないので注意しましょう。

●料金相場:3,000円

神社以外で神棚を処分する方法

神社以外で神棚を処分する方法

神棚は神社以外でもいくつかの方法で処分が可能です。神社への持ち込みが難しい場合は、その他の方法で適切に処分を進めてください。

神社以外での主な処分方法と費用目安は、以下表の通りです。

処分方法 費用目安
人形供養の業者へ郵送 3,000円~15,000円+送料
自治体のゴミに出す 500円~1,000円程度
粗大ゴミ回収業者に依頼する 3,000円~30,000円

各処分方法の詳細を紹介します。

人形供養の業者へ郵送する

人形供養の業者の中には、神棚のお焚き上げに対応しているところもあります。神棚を郵送すれば良いので、どこに住んでいても利用できるのがメリットです。

人形供養の業者は全国各地にあるので、自分の好きなところを選んで利用しましょう。人形供養の業者は、近くにお焚き上げする神社がない方におすすめの方法です。

●人形供養の申し込み方法

  • 銀行振り込みなどで料金を支払う
  • 段ボールや専用キットに神棚を入れて送る
  • 業者が神社でお焚き上げをしてくれる
  • メールなどで完了報告が届く

●料金相場:3,000円~15,000円+送料

神棚を販売している店に引き取ってもらう

神棚を買い替える場合、古い神棚を引き取ってくれる店もあります。引き取り方法は店によって異なるため、事前の確認が必要です。
ここでは2社のサービスを紹介します。

・お仏壇のはせがわ

お仏壇のはせがわでは、新たに購入する場合はもちろん、引き取りのみの対応もしています。神具も段ボール1箱を目安に、神棚と同価格で引き取ってくれます。

条件 引き取り金額
神棚の買い替え 5,500円
神棚の引き取りのみ 11,000円

・伊勢 宮忠

伊勢宮忠では神棚を新しく購入した場合、古い神棚を引き取ってくれます。

新しい神棚が届いた後、梱包されていた箱に古い神棚とお焚き上げ料を入れて返送すれば、処分してくれます。

お焚き上げをするため、入れていいのは木製品のみとなります。陶器や鏡は燃えないゴミとして処分しましょう。

条件 引き取り金額
神棚の買い替え お焚き上げ料(こころざし)

●料金相場:3,000円~15,000円+送料

自治体のゴミに出す

燃えるゴミ、もしくは粗大ゴミとして出します。基準は自治体によって異なりますが、神棚の一辺が30㎝以上ある場合は粗大ゴミに分類される場合が多いです。

1番安く処分できる方法ですが、収集までに一ヵ月近くかかる場合もあるため、時間に余裕がある人におすすめの方法です。

●粗大ゴミの出し方

  • 自治体のごみセンターに電話し予約する
  • コンビニなどでゴミ処理シールを買う
  • ゴミとして出す前に神棚を塩で清める
  • シールを貼り、指定された日に家の前などに出しておく

●料金相場:500円~1,000円程度

粗大ゴミ回収業者に依頼する

民間の粗大ゴミ回収業者に処分を依頼する方法です。神棚を処分するのは、引っ越しや家のリフォームなどのタイミングが多くなっています。

そのため神棚のほかにも、仏壇や箪笥、家電製品などの不用品がたくさん出ます。

粗大ゴミ回収業者なら、それらの不用品を一気に引き取ってくれるため、とても便利です。神棚だけを処分したい時はもちろん、その他の不用品も一気に片付けたい時におすすめの方法です。

●粗大ゴミ回収業者の申し込み方法

  • 粗大ゴミ回収業者に電話で連絡する
  • 処分するものが多い場合は訪問見積をしてもらう
  • 希望した日時に回収してもらう
  • 料金を支払う

●料金相場:3,000円~30,000円

神棚を処分する際の注意点・ポイント

神棚を処分する際の注意点・ポイント

神棚を処分する際の注意点・ポイントを紹介します。神様の宿る縁起物として取り扱われる神棚は、ただゴミとして処分するのではなく、いくつかの点に気をつけなければなりません。

以下の点を意識して、適切な処分を心がけましょう。

魂入れをした神棚は「魂抜き」もする

設置時に神様の魂を入れる儀式「魂入れ」を実施した神棚については、処分時に「魂抜き」の儀式が必要です。

魂抜きを実施すると、神様の感謝の気持ちを伝えられるとともに神棚から魂が抜き取られるため、その後安心して処分ができます。

魂抜きは神社へ神棚を持ち込む、もしくは神主に依頼して自宅へ来てもらう形で儀式を進めます。

魂入れを実施してもらった神社に依頼するのが一般的ですが、他の神社へ依頼するのも問題はありません。

処分前に神棚の掃除をするのが望ましい

これまで自分や家族を守ってくれた感謝の気持ちを込めて、処分前には神棚を綺麗に掃除しておくのが望ましいです。

清潔なタオルやふきんを使い、ホコリや汚れを乾拭きしましょう。掃除前には手と口を水で清めて神棚に礼をした上で、神棚やお札を机に置いて丁寧に作業を進めてください。

ゴミで捨てるなら「お清め」をするのもおすすめ

燃えるゴミや粗大ゴミで神棚を処分する際は、事前にお清めするのもおすすめです。ホコリや汚れを綺麗に掃除した神棚に対して、お清めのための塩を振りかけます

その後、ゴミ袋で処分する場合は他のゴミと区別する形で別の袋を用意して神棚を入れてください。

神棚以外のお札やお供えの処分の仕方

神棚の処分時は、お祀りしているお札や神具、日々のお供え物もあわせて処分が必要です。

これら品目の処分方法にもマナーがあるため、神様に対して失礼のないよう適切な方法で処分してください。

それぞれの主な処分方法を紹介します。

お札の処分方法

お札の処分方法

神棚に飾るお札には神様が宿るとされるため、神社にて以下の方法で処分することをおすすめします。

  • 古札納所に奉納する
  • どんど焼きに持ち込む

どちらの方法もお札を半紙に包むなど、保護した上で神社へと持ち込みましょう。

持ち込み先の神社はお札を授かった場所が望ましいですが、授かり先が不明、対象の神社が遠方にあるなどの事情の場合には他の神社でも問題はありません

お札の処分方法について詳しく確認したい方はこちら!

神具の処分方法

神具の処分方法

 

お供えに使う陶器・金属製の神具などは、近くの神社で引き取ってもらえないか確認してみましょう。

不燃物にあたる神具はお焚き上げ不可のため、それ以外の方法で処分しなければなりません

神社での処分が難しい場合には、買取を実施している仏具専門店に持ち込む、塩を振って清めた上で自治体のゴミ回収に出すなどの方法で対処してください。

お供えの処分方法

お供えの処分方法

米や酒、塩などのお供え物は、ゴミとして処分せず調理に使うのが望ましいです。

神棚のお供え物は毎日取り替えている家庭も多いため、長期間飾っているものでなければ基本的に調理に使って問題ありません。

ただし生米ではなく炊いた米をお供えしている場合は、1日でも傷んでしまうケースがあるため、よく確認の上で召し上がってください。

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神棚やお札の処分・買い替えのタイミング

神棚やお札の処分・買い替えのタイミング

神棚やお札の処分・買い替えに適するタイミングを紹介します。以下のタイミングを参考にして、古い品目は適切な形での処分を進めてください。

お札を取り換えるタイミング

神様は清浄を好むため、お札は毎年替えるのが理想です。取り替える時期は年末年始の神社へお参りするタイミングが良いでしょう。

古いお札は神社の古札納所へお返しします。

神棚本体を買い替えるタイミング

神棚が古くなってきたら買い替えます。仏壇と異なり代々受け継ぐ物ではないので、家の建て替えや人生の節目で替えるのがおすすめです。

また日本の総氏神がまつられている伊勢神宮では、20年に1度、社殿を建て替える「式年遷宮」という儀式があります。

伊勢神宮に習い、社殿建て替えの年に神棚を買い替える人もいます。

神棚を処分するなら粗大ゴミ回収隊がおすすめ!

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神棚だけでなく、お札やお供え物をまとめて処分したい場合には、複数の不用品をまとめて処分できるお得なパックプランも提供しています。

毎年の大掃除や掃除の節目など、たくさんある不用品を一掃したい場合の利用にもおすすめです。急な依頼にも24時間対応、早朝深夜の駆けつけも可能で見積もりや出張費もかかりません。

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神棚の処分についてのよくある質問

  • Q 魂抜きを実施せずに神棚を処分するのはよくありませんか?

    A.
    事前に魂入れがなされている神棚は魂抜きを行うのが一般的ですが、魂抜きをしないからといって罰せられることはありません。
    ただし、家族・親族に無断で魂抜きをしないまま処分してしまうとトラブルを招く恐れもあるため注意してください。
    魂抜きを実施できる状況にない場合は、処分前に神棚の掃除だけでも実施して、感謝の気持ちだけでも示しておきましょう。
  • Q 神棚の処分を不用品回収業者に依頼する際、安く抑える方法はありますか?

    A.
    神棚の処分を不用品回収業者に依頼する時は、お札やお供え物も含めて回収してもらうことでトータルの処分コストを安く抑えられます。
    複数の品目をお得に処分できるパックプランを提供する業者は多いため、処分費用が相場に見合うかも踏まえて探してください。
  • Q 神棚の処分にふさわしくないタイミングはありますか?

    A.
    神棚を飾っている家の誰かが亡くなった時に実施する「神棚封じ」の期間内は、神棚に触れることが推奨されておらず処分タイミングとしてもふさわしくありません。
    引っ越しなどやむを得ない状況を除いて、神棚封じの期間である50日を過ぎてから処分を進めてください。

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