不用品回収でぼったくられた事例と対処法!10万円は高額請求?
2025.03.06
この記事では、不用品回収にぼったくられた場合の対処法をまとめています。
不用品回収は業者に依頼すると手間もかからず便利な反面、悪徳業者を選んでしまうと費用をぼったくられるリスクがあるのも事実です。
料金相場を事前に把握しておき、優良業者への依頼を心がけましょう。
料金相場やぼったくられた場合の対処法、やむを得ず高額になるケースなども解説するため、不用品回収を依頼予定の方は必見です。
目次
不用品回収でぼったくられた事例
全国の消費者生活センターには、消費者からの商品やサービスに対する苦情が寄せられています。
不用品回収サービスも例外ではありません。
「悪徳業者にぼったくられた」などの相談は、令和3年度で2,000件以上にのぼります。
ではここから典型的なぼったくりの事例をご紹介します
無料と言いながら作業後に料金を請求された
「ご家庭の不用品を無料で回収します」と拡声器を使いながら、トラックで地域を巡回する業者がいます。
このような業者を利用したところ、トラブルに発展するケースが少なくありません。
回収が終了すると「積み込み代は別だから6万円払え」と支払いを迫られた事例が報告されています。
各自治体も拡声器やチラシなどで無料を宣伝する不用品回収業者を利用しないよう注意を呼びかけています。
見積もりを出さずに作業後に高額請求された
見積もりをお願いすると「実際に積んでみないとわからない」などと見積もりを拒否する業者がいます。
そのような業者をそのまま利用したところ、作業後に高額を請求された事例が報告されています。
なかには30万円近い金額を請求されたケースも。見積もりを拒否する業者には注意が必要です。
わざとムダな作業をして料金を請求してきた
「わざわざ必要のない作業をして、その作業代を請求された」というケースもあります。
トラック1往復で済むところを8往復くらいしたり、余剰な作業人員を連れてきたりします。
相手の無知につけ込んだ悪質な手口といえるでしょう。
作業後に見積もりにない追加料金を請求された
一筋縄でいかないのが悪徳業者です。見積もりを出してもらったので安心していたら、追加料金を請求されたケースも。
「階段があるので、別料金をいただきます」などと、見積もりにない料金を請求された事例も報告されています。
見積もりだけでキャンセル代が発生した
なぜか、見積もりだけで料金を請求してくる業者もいます。
見積もり後、キャンセルしようとしたところ「キャンセル料が発生します」と料金を請求された例も。
見積もりやキャンセルが無料なのかあいまいな場合は、事前に見積もり料金やキャンセル料が無料なのか確認しておくといいでしょう。
不用品回収業者にぼったくられたときの対処法
ここまで、ぼったくりの事例について解説してきました。では、もし不用品回収でぼったくられたらどう行動すべきでしょうか。
ここからは不用品回収でぼったくられたときにすべきことを解説します。
消費生活センターへ相談する
まず、はじめに検討してほしいのが「消費生活センター」への相談です。地方公共団体が運営しており、不用品回収のトラブルをふくめ、さまざまな案件に対応しています。
こちらに相談したところ、不用品回収業者と返金交渉を行いぼったくられた分の料金が返金された事例もあります。
電話番号は局番なしの「188」で、オペレーターからお住まい近くの消費生活センターを案内してもらえます。
ただし、土日祝は営業していないことがあるので注意が必要です。
国民生活センターに連絡する
次にご紹介するのは「国民生活センター」です。消費生活センターとはちがい、国民生活センターは国が設置したものです。
消費生活センターを補完する役目を担っており、土日祝も営業しています。先ほどの消費生活センターがお休みの場合は、こちらに相談してみましょう。
国民生活センターの相談受付時間は10:00〜16:00で、電話番号は「03-3446-1623」です。
専門の弁護士に相談する
「徹底的に悪徳業者と争うべき」だと思われる場合は、専門の弁護士に相談するのも選択肢の1つになります。法律的な観点から返金してもらうための対策を練ってくれます。
ただし、費用がそれなりにかかってしまうのがデメリットです。まずは、無料相談を受けてみてから検討するといいでしょう。
警察の電話相談窓口に連絡する
警察にも電話相談窓口があります。電話番号「#9110」で警察の相談窓口につなげてくれます。
違法性が強く疑われる場合は、こちらに連絡してみましょう。
不用品回収のぼったくりを防ぐためにすべきこと
ここまで、不用品回収のぼったくりの事例などについてご紹介してきました。ではここから、ぼったくりを防ぐためにすべきことをご紹介します。
今後、不用品回収サービスを安全かつ安心に利用するために、ぜひご参考になさってください。
無料の業者は利用しない
チラシやトラックの拡声器などで「無料で回収します」と宣伝している業者は要注意です。
不用品回収には、ガソリン代や処分費などのコストが必ずかかるからです。
各自治体もこうした業者に対して注意喚起を行っていますが、利用しないようにしましょう。
口コミで良い評価の不用品回収業者を選ぶ
初めて不用品回収業者を選ぶときは、どの業者を選んだらよいか不安になるものです。
そこで、参考になるのが利用者のリアルな口コミ。HPで実際に利用した人の声をチェックしてみてください。
利用者の満足度が高い業者を選ぶといいでしょう。
口コミで評判の良い優良不用品回収業者を確認したい方はこちらの記事もおすすめです。
画像付きの回収の事例があるか確認する
口コミと並んで重要なのが「画像付きの回収事例」です。なぜなら、画像付きの回収事例はまさに動かぬ証拠だからです。
悪徳業者は、ぼったくりがバレてしまうので回収事例の画像を載せていないことがほとんど。
ですので、回収事例の画像とそのときかかった料金を照らし合わせて確認してみましょう。
不必要な情報はなるべく出さない
「今日しか空いていない」などの情報を悪徳業者に与えてしまうと、つけ込まれる可能性があります。
見積もりに必要な情報は出すとしても、わざわざプライベートな情報まで話す必要はありません。
また、できるだけ日程に余裕を持って回収をしてもらうことも大事です。
不用品回収業者の料金相場を把握しておく
ぼったくりを防ぐためには、不用品回収業者へ依頼時の料金相場を事前に把握しておきましょう。
費用をぼったくる悪徳業者に多く見られるのが、相場よりもはるかに高い、もしくは極端に安い料金設定です。
高い料金設定ではぼったくられるのはもちろん、極端に安い場合は後から高額な追加料金を請求してくるケースも多いです。
適切な相場を把握しておき、かけ離れている料金設定の業者には依頼しないようにしてください。
不用品回収業者の料金システムと相場
不用品回収業者の料金システムや料金相場を紹介します。
どのような内訳で料金が設定されているのか、システムと相場を理解しておくと明らかに料金設定がおかしい業者の見分けも付けられます。
業者の良し悪しをある程度自身で判別できるようにしておき、後悔のない業者選びを進めましょう。
不用品回収の料金システム
不用品回収を業者に依頼する場合「不用品処分費+諸経費」の計算で費用が算出されるのが一般的です。
不用品処分費は不用品を処分するためにかかる費用で、粗大ゴミや処分困難な不燃ゴミなど、手間のかかる品目ほど費用も高くなります。
それ以外に業者が設定している費用が諸経費で、出張費や見積もり費、時間外の作業料金などが当てはまります。
また、不用品回収業者の多くは以下のように2つのプランを用意しています。
- パックプラン
- 単品回収
状況に応じて最適なプランを選択できれば費用を大きく抑えられるため、依頼時は料金設定も含め慎重に検討してください。
パックプランの料金相場
複数の不用品をまとめて処分できるパックプランの料金相場は、以下表の通りです。
パックプラン名(利用トラック目安) | 料金相場 |
---|---|
Sパック(軽トラック) | 25,000円~40,000円 |
Mパック(1.5tトラック) | 45,000円~60,000円 |
Lパック(2tトラック) | 60,000円~80,000円 |
LLパック(4tトラック) | 80,000円~ |
このように、対象トラックに収まる範囲であれば不用品をまとめて処分できるため、たくさん不用品を抱えている方にはおすすめです。
単品回収で諸経費が発生することも考慮すると、3品以上の不用品を処分する場合はパックプランの利用がお得です。
単品回収の料金相場
単品回収において、代表的な品目ごとにかかる料金相場は以下表の通りです。
品目 | 処分料金の相場 |
---|---|
炊飯器 | 2,000円〜 |
電子レンジ | 2,500円〜 |
パソコン | 2,500円〜 |
冷蔵庫 | 3,500円〜 |
テレビ | 2,000円〜 |
シングルベッド | 4,000円〜 |
ダイニングテーブル | 2,500円〜 |
食器棚 | 3,000円〜 |
サイズ・素材の違いなど、処分に手間がかかるものほど高くなると考えておきましょう。
諸経費・そのほかの料金相場
諸経費や、それ以外で発生するさまざまな料金相場は以下表の通りです。
諸経費名称 | 料金相場 |
---|---|
階段料金 | 1,000円/階 |
スタッフ追加料金 | 5,000円/人 |
搬出作業費・梱包費 | 5,000円 |
車両費 | 3,000円~5,000円 |
出張費 | 3,000円 |
解体費 | 1,000円~4,000円 |
リサイクル料金 | 5,000円/点 |
二階建てや集合住宅など、不用品の運搬に手間がかかる場所は階段料金やスタッフ人数も増加するため、費用が高くなりやすいです。
相場より安く対応しているおすすめ不用品回収業者はこちら!
不用品回収業者の料金が10万円以上になるケース
不用品回収業者への依頼費用は基本的に10万円未満で収まりますが、さまざまな条件が重なると10万円以上になるケースもありえます。
以下のようなケースでは、優良業者でも10万円を超える可能性があると覚えておいてください。
汚部屋など不用品の量が異常に多いケース
汚部屋やゴミ屋敷など、不用品の量が異常に多いケースでは10万円を超えるケースも十分に考えられます。
パックプランのLLプランに該当する4tトラックが必要、もしくはそれ以上のレベルだと作業費用だけでも10万円を超える規模となるため注意しておきましょう。
費用を抑えるためには、自分たちで処分できるゴミはあらかじめ対処しておくことが重要です。
不用品回収以外を依頼するケース
業者によっては、不用品回収以外にもハウスクリーニングや遺品整理のサービスを提供しています。
これらのサービスは不用品回収と同時に依頼することで、10万円を超えるケースもあります。
複数のサービスをまとめて依頼する場合は、どの程度費用がかかるのかしっかり見積もりをとってもらいましょう。
特殊な作業を依頼するケース
不用品回収作業の中でも特殊なものを依頼する場合は、費用が高くなるケースがあります。
たとえば、大型家具が2階にあり玄関まで運搬できない場合、クレーン車を使っての吊り下ろしなど大掛かりな作業が必要です。
このような特殊作業には専用の車や道具を用意する手間もかかるため、追加費用で対応となり結果的に10万円を超えることもあるのです。
特殊な作業が必要かどうか、現地見積もりによって事前に調査してもらった上で、費用について確認しておきましょう。
ぼったくり不用品回収業者が狙っている人
悪徳業者は相手を見て「ぼったくりやすい」かどうか見定めています。では、悪徳業者からみて、ぼったくりやすい人はどんな人でしょうか。
料金の相場をまったく知らない人
まず、筆頭にあげられるのが料金の相場を知らない人です。利用者が相場を知らなければ「高い気がするけどそんなものか…」と納得してしまいやすいからです。
知らないのをいいことに、数十万にのぼる金額をどんどん請求することもあります。
不用品回収の相場について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考ください。
女性や高齢者・学生など弱い立場の人
悪徳業者にとって、女性や高齢者・学生などもターゲットです。相手が女性や高齢者なら、いざとなれば威圧的な態度をとって相手に要求を飲ませようとします。
また、学生も社会のことをあまり知らないため、高額をふっかけられやすいといえます。
スケジュールの余裕がない人
悪徳業者は、相手の弱みにつけこもうとします。たとえば、引っ越しの退去日などで、スケジュールの余裕がまったくない人です。
悪徳業者から作業が終わったタイミングで高額をふっかけられても、今さらキャンセルしづらいもの。
相手に「ノー」が言いづらい状況を利用した卑劣な手口です。
「粗大ゴミ回収隊」ならぼったくられる心配なし!
ぼったくりの心配のない不用品回収業者をお探しなら「粗大ゴミ回収隊」にぜひご相談ください。相場に見合うサービス料金で、あらゆるゴミを迅速かつ丁寧に回収します。
状態のよい不用品は積極的に買取実施中のため、あらゆる条件が重なって高額になりやすい状況でも、費用を10万円以下に抑えられるケースが多いです。
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不用品回収のぼったくりに関するよくある質問
-
Q 不用品回収でぼったくられたと感じたらすぐにとるべき行動は何ですか?
A.不用品回収の依頼で業者にぼったくられたと感じたら、まずは地域の消費生活センターへ連絡してください。
業者とのトラブルについて相談に乗ってもらえる窓口で、その後は業者との交渉に応じてくれるケースもあります。<br>
いきなり弁護士や警察に相談するのはハードルが高いと感じる人は、消費生活センターへ連絡の上で次にとるべき行動を教えてもらいましょう。 -
Q 不用品回収でぼったくられたお金は戻ってきますか?
A.不用品回収でぼったくられたお金は、その後の業者とのやりとり次第では戻ってくる可能性があります。<br>
消費生活センターや警察など、関係機関に相談してサービスや価格設定が悪質と判断された場合は、返金処理も実施されます。 -
Q ぼったくられた利用者がいる不用品回収業者を判別する方法はありますか?
A.実際にぼったくりの被害に遭った利用者がいるかどうかは、Google口コミや外部のレビューサイトを確認して判別しましょう。
公式サイトの口コミは基本的に良い評価のものが掲載される傾向にあるため、そこだけで業者の良し悪しを判断するのは難しいです。<br>
さまざまな場所の口コミを確認してみて、怪しいと感じたらリスク回避のためにも依頼はやめておきましょう。