2021年05月02日
粗大ゴミ回収業者に見積もりを依頼するとき、どのようなポイントに注目すべきか気になる方は多いのではないでしょうか。見積もり時には、業者の質を見極めるチャンスです。見積もりの内容や流れなどを把握しておき、信頼できる業者かどうか見極めましょう。ここでは、粗大ゴミ回収業者への見積もり方法・内容・流れ・ポイントについて解説します。粗大ゴミ回収業者に対し、適切な方法で見積もりをとりつつ、信頼性を見極めたい方は参考にしてください。
記事の目次
粗大ゴミ回収への見積もり方法には、次の種類があります。
電話で担当者と直接話して、見積もりをとる方法です。回収してほしい粗大ゴミをリストアップしておき、担当者に伝えましょう。その場で不明点を確認できるため、スピーディーに依頼できます。急いで回収してほしいのであれば、電話で見積もりをとりましょう。
メールは24時間受け付けている業者がほとんどです。ただし、メールが返信されるのは営業時間内のため、急いでいる方には不向きでしょう。粗大ゴミのサイズや種類などをリストアップしたものをそのままメールに添付できる点は便利です。何度かメールのやり取りが必要になり、依頼まで数日かかる可能性があります。
LINEは、相手がメッセージを読んだかどうかがわかるため、スピーディーな返信が期待できます。また、LINEならリアルタイムでメッセージのやり取りがしやすく、不明点も気軽に確認できるでしょう。
粗大ゴミ回収業者に見積もりを依頼した場合、次のような料金が提示されます。
基本料金や車両料金、出張料金などは、粗大ゴミの搬出・梱包料金などに含めることもあれば、別途記載する場合もあります。基本料金・車両料金・出張料金が安くても、搬出・梱包料金が異常に高い場合は、そちらに料金が含まれている可能性があるため注意が必要です。
粗大ゴミの搬出・梱包にかかる料金のことです。粗大ゴミ単位で設けられているので、1つずつ確認しましょう。特定の搬出・梱包料金が安く、他の料金が全体的に高い場合は、全体で帳尻を合わせている可能性があります。また、搬出・梱包料金が安くても、基本料金・車両料金・出張料金が高い場合もあるため注意しましょう。
交通費などのコストを諸経費として一括で表示している場合があります。諸経費が異常に高い場合は、その内訳を確認しましょう。例えば、回収料金が15,000円に対して諸経費が8,000円は高すぎます。
スムーズに見積もりをとるために、粗大ゴミ回収業者の見積もりの流れを確認しておきましょう。
まずは、粗大ゴミ回収業者に連絡しましょう。業者のホームページに記載の電話番号にかけてください。あるいは、問い合わせフォームから連絡、ホームページに記載されているメールアドレスに連絡、LINEで連絡などしてください。
担当者に、回収してほしい粗大ゴミの量や種類を伝えましょう。事前にサイズを測っておくと、見積もり依頼がスムーズです。粗大ゴミの量が多くなればなるほどに料金が高くなるため、トラック積み放題などの定額サービスを利用することをおすすめします。
住所や希望の作業日時を伝えましょう。配車状況によっては、即日で回収してくれる業者もいます。ただし、即日回収に別途料金がかかる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
見積もり料金が提示されたら、内容に不備がないか確認してください。見積もりに納得できたら、粗大ゴミ回収を依頼しましょう。また、見積もり時よりも大幅に高い金額を請求された場合は、その根拠を確認してください。承諾を得ずに追加作業をして追加料金を請求することは違法です。
粗大ゴミ回収業者の信頼性は、見積もり時に確認してください。見積もり時のポイントを4つご紹介します。
粗大ゴミ回収業者は非常に多く、それぞれサービスの質や丁寧さ、料金などが異なります。条件が合いそうな複数の粗大ゴミ回収業者に見積もりを依頼して、比較検討しましょう。その際に、相見積もりを取ることで価格交渉をしやすくなり、よりお得な料金で粗大ゴミを回収してもらえるようになる可能性があります。業者を選ぶときは、ホームページや口コミサイトを参照し、搬出の丁寧さ、スピード感、コストなどを確認しましょう。
見積もり依頼の際の電話対応に注目しましょう。敬語ができていない、質問への回答が明確ではない、対応が雑といった電話対応の業者は避けた方がよいでしょう。反対に、質問への回答が明確で対応が丁寧な業者には一定の信頼を置けます。ただし、それだけで判断するのは禁物ですので、見積もりの内容や口コミなども踏まえて、依頼するかどうか決めましょう。
粗大ゴミの量や種類などがすぐに伝わるように、写真や動画を送りましょう。電話だと、粗大ゴミのサイズまで測らなければならない場合がありますが、メールやLINEであれば写真や動画だけで見積もりができる業者もいます。写真を撮るときは、明るい場所で全ての粗大ゴミが写るようにしてください。また、粗大ゴミの量が多い場合は、複数枚の写真に分けて送っても問題ありません。
追加料金がかかる可能性を尋ねたところ、「実際に作業をしてみないとわからない」とだけ返答がある業者は避けた方がよいでしょう。追加料金がかかるのは、追加作業が発生したときだけです。追加作業は、事前の見積もりのとり方が適切であれば、発生することはありません。もちろん、作業当日になって、追加で回収してほしい粗大ゴミが出てくる場合もありますが、基本的に追加料金はかからないのです。
あいまいな返事をしておいて、後から法外な追加料金を請求する悪質な業者もいるため、十分に注意しましょう。
粗大ゴミ回収の見積もり時には、信頼できる業者かどうか見極めましょう。見積もり対応が悪い、とにかく依頼させようとする業者は、搬出が雑で床や壁を傷つけたり、法外な追加料金を請求したりと、トラブルを引き起こす恐れがあります。見積もり時に対応が丁寧で、質問への回答が明確な業者を選ぶことが大切です。信頼できる粗大ゴミ回収業者に依頼すれば、何のトラブルが起こることもなく、不用品を一度に全て処分してもらえます。まずは、信頼できそうな業者をいくつかピックアップして、見積もりをとりましょう。
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