灯油ファンヒーターの処分方法!余った灯油の捨て方も解説
2025.06.07
ここでは、灯油ファンヒーターの処分方法から処分にかかる費用、注意点などについて解説します。
灯油が入っているファンヒーターということで、灯油の抜き方にお困りの方にもおすすめの記事となっています。
灯油ファンヒーターを処分する、ぴったりな方法が見つかるのでぜひご覧ください。
処分方法や費用を押さえつつ灯油をきちんと抜いて、ファンヒーターを正しく処分しましょう。
目次
灯油ファンヒーターの処分方法
灯油ファンヒーターを処分する方法には、大きく分けて次の4通りがあります。
- 不用品回収業者に依頼する
- 自治体の粗大ゴミ回収に出す
- 家電量販店の引き取りサービスを利用する
- 売却する・譲渡する
4通りの処分方法について、詳細をみていきましょう。
不用品回収業者に依頼する
自治体の分別ルールを見ても処分方法がわからない、運び出すのが大変という場合におすすめなのが不用品回収業者に依頼する方法です。
不用品回収業者は、処分できずに困っている不用品や粗大ゴミを種類問わず何でも回収してくれます。
灯油を使用するファンヒーターについても、そのままの状態で搬出から回収までを頼むことが可能です。
〇メリット
- 最短即日で灯油ファンヒーターを処分できる
- どんな粗大ゴミや不用品でも回収してもらえる
- 不用品の分別から搬出まで任せられる
〇デメリット
- 単品処分を依頼すると割高になることがある
- 業者を慎重に選ぶ必要がある
灯油が入ったままでも回収してもらえる業者もあります。
信頼できるおすすめ不用品回収業者はこちら!
自治体の粗大ゴミ回収に出す
灯油ファンヒーターは、各自治体の粗大ゴミ回収を利用して処分することも可能です。
一辺が30㎝以上などと粗大ゴミの条件が決まっているなか、灯油ファンヒーターは粗大ゴミに該当する場合が多いです。
粗大ゴミで出す際は、予約をし粗大ゴミ処理券を購入し灯油ファンヒーターに貼り付けてから指定の場所に搬出しなければなりません。
杉並区を例に粗大ゴミの出し方を簡単に記載するのでご確認ください。
例:東京都杉並区での粗大ゴミ回収の流れ
- 灯油ファンヒーターのサイズを測る
- 電話・インターネット・チャットボット・FAX方法で申し込む
- 杉並区の「有料粗大ゴミ処理券」を購入する
- 有料粗大ゴミ処理券に回収日と氏名を記入する
- 指定日の朝8時までに指定場所に運び出す
〇メリット
- 数百円程度と安く処分できる
- 生活の中で身近な処分方法といえる
〇デメリット
- 予約したり粗大ゴミ処理券を購入しなければならない
- すぐに処分できない自身で搬出する必要がある
家電量販店の引き取りサービスを利用する
条件を満たす場合、家電量販店で灯油ファンヒーターを引き取ってもらうことも可能です。
新しく灯油ファンヒーターを購入する際に、古い物を引き取ってもらうという流れが一般的です。すべての家電量販店で対応しているわけではないので、よく利用する店舗に直接確認するようにしてください。
下部に、灯油ファンヒーターの引き取りを実施している家電量販店について2つ挙げています。
■ケーズデンキ
- 特定4品目以外の製品として引き取り可能
- リサイクル料金は2,200円
■エディオン
- 小型家電リサイクル法に基づき、中型家電として引き取り可能
- リサイクル料金は1,100円
〇メリット
- 予約不要、自身のタイミングで持ち込める
- 新しい家電と引き換えに、不要な物をすっきり片付けられる
〇デメリット
- 少々重さがある
売却する・譲渡する
年式が新しく有名メーカーの灯油ファンヒーターなら、売却や譲渡によって手放す方法もあります。
売却先にはいろいろな店舗がありますが、ここでは一部をご紹介します。
店舗ごとに条件や注意点があるので、細かい点まで確認してから売却しましょう。
■買取Wiki 家電買取・東京
- 機種や型番などから検索できる
- 自身のタイミングで店頭に持ち込める
- 宅配買取の送料が無料
■ワットマン
- 季節家電として灯油ファンヒーターを買取中
- 製造から7年以内の製品が買取の目安
灯油ファンヒーターは、ジモティーなどを利用して人に譲ることもできます。買取店を利用するのが面倒、もっと手軽に灯油ファンヒーターを処分したいけれど捨てるのはもったいないというときは、譲渡がおすすめです。
〇メリット
- すっきり手放せるだけでなく手元にお金が入る
- シンプルな手続きで処分できる
〇デメリット
- 確実に買い取ってもらえる、譲渡先が見つかるわけではない
灯油ファンヒーターの処分費用
灯油ファンヒーターを処分する際、どの方法を選ぶかによってかかる費用も変わってきます。
ここでは、上記に挙げた処分方法別に費用相場をまとめました。
各自治体における粗大ゴミ回収費用や家電量販店での引き取り費用についてはさらに詳しく記載しているので、ご覧ください。
処分方法別の灯油ファンヒーター処分費用
灯油ファンヒーターの処分方法には、大きく4通りあります。
それぞれの処分方法における費用目安は、次の通りです。
処分方法 | 処分費用の目安 | 注意点・ポイント |
---|---|---|
不用品回収業者 | ・単品回収・・・1,000円~2,000円 ・パックプラン・・・18,000円~ |
業者によって料金体系が異なる |
自治体の粗大ゴミ回収 | 200円~700円程度 | 自治体によって料金や手順が異なる |
家電量販店の引き取りサービス | 数百円~2,000円程度 | 店舗によって引き取り条件や料金が異なる |
売却する・譲渡する | 無料~ | 発送する場合は送料がかかる |
相場より安いおすすめ不用品回収業者はこちら!
自治体粗大ゴミ回収での灯油ファンヒーター処分費用
小さな家電に比べると多少サイズのある灯油ファンヒーターは、自治体を利用して処分する場合粗大ゴミに該当します。
自治体によって粗大ゴミの回収費用は異なるので、以下を参考にお住いの自治体でも確認してみてください。
自治体名 | 粗大ゴミ回収費用 | 注意点 |
---|---|---|
東京都板橋区 | 400円 | 灯油は抜いて捨てる |
東京都三鷹市 | 200円 | 灯油は抜いて捨てる |
神奈川県横浜市 | 200円 | 灯油は抜いて捨てる |
神奈川県川崎市 | 600円 | 灯油は抜いて捨てる |
埼玉県さいたま市 | 550円 | 灯油は抜いて捨てる |
千葉県千葉市 | 370円~750円 | 灯油は抜いて捨てる |
家電量販店での灯油ファンヒーター引き取り処分費用
様々な家電量販店で灯油ファンヒーターの引き取りを実施しているなか、大手家電量販店の引き取り費用を記載します。
家電量販店名 | 引き取り処分の費用 | 条件など |
---|---|---|
ケーズデンキ | 2,200円 | 訪問引き取りを依頼する場合は別途出張費がかかる |
エディオン | 1,100円 | あらかじめ灯油は抜いておくこと |
ヨドバシカメラ | 2,200円 | 回収のみで訪問を依頼する場合、別途出張費用2,200円が発生する |
ジョーシン | 1,200円 | あらかじめ灯油は抜いておくこと |
灯油ファンヒーター処分の際の注意点
灯油ファンヒーターを処分する場合、事前に確認しておきたい注意点が何点かあります。
以下に挙げる注意点を理解して、正しく処分するようにしてください。
- 処分前に中の灯油や電池を抜く
- 灯油はトイレやシンクに捨てない
- 灯油は凝固剤と混ぜない
注意点について、順に確認していきます。
処分前に中の灯油や電池を抜く
自治体で粗大ゴミとして出したり家電量販店で引き取ってもらうときなどにも条件や注意事項として書かれているのが、ファンヒーターの中に残っている灯油や電池を取り除いておくことです。
持ち運んでいるときなどに灯油が漏れ出てくることがあり、火災を招く恐れがあります。電池についても液漏れを防ぐため、処分の前に抜いておきましょう。
灯油はトイレやシンクに捨てない
灯油ファンヒーターを処分するにあたって、中身を取り除いておく必要があります。
しかし、灯油はトイレやシンクに絶対に流さないようにしましょう。灯油が下水に流れ出ると、水道管内で気化し爆発する危険性があります。
浄水施設の機能にも悪影響を及ぼす可能性があるので、処分したいからといってトイレやシンクに流すのは避けましょう。
灯油は凝固剤と混ぜない
灯油は油なので、食用油に使用する凝固剤を使って固めてしまおうという行為も避けてください。
灯油に凝固剤を混ぜると、引火する恐れがあるからです。固めようと思い凝固剤を混ぜたときに急に火が出ると、瞬く間に炎が燃え広がってしまうでしょう。灯油に凝固剤を混ぜるのはやめましょう。
灯油ファンヒーターの灯油の抜き方
灯油ファンヒーターを処分する際、事前に中に残っている灯油はきちんと抜いておかなければなりません。
安全に灯油を抜ききれるよう、以下の2点を確認しておきましょう。
- 灯油をタンクから抜く手順
- 灯油を抜く際の注意点
灯油をタンクから抜く手順
ファンヒーターのタンクから灯油を抜く場合、以下の手順で進めていきます。
- 灯油タンクを外して給油口のキャップを外す
- 残っている灯油をスポイトやキッチンペーパーで除去する
- フィルターと灯油タンクを元に戻す
スムーズに作業が進められるよう、用意する物についても確認しておいてください。
- キッチンペーパー
- スポイト
- ゴム手袋
キッチンペーパーが手元にないとき、新聞紙でも代用できます。
灯油を抜く際の注意点
ファンヒーターの中に残っている灯油を抜くとき、うっかりこぼれてしまう場合もあります。
そのようなときは、近くの火元を消してから換気をしてください。
また、こぼれた箇所によって掃除方法が異なるので、ここではフローリングに灯油がこぼれたときの対処法をを説明します。
フローリングにこぼれたとき
- 中性洗剤をぬるま湯で薄めスポンジにつける
- フローリングをスポンジで軽くなでるようにする
- 水洗いし固く絞った雑巾で拭き取る
- 乾拭きする
灯油ファンヒーター本体以外の捨て方
灯油ファンヒーターをすっきり処分するには、灯油と灯油ポリタンクまできちんと片付ける必要があります。
灯油ファンヒーター本体以外の捨て方については、以下をご覧ください。
灯油
ファンヒーターの中に灯油が残っている状態では処分できないので、自身で抜き取っておかなければなりません。
灯油は液体で引火性があるため、自治体での処分はできません。
灯油の処分方法や注意点などは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
灯油ポリタンク
灯油が入っていたポリタンクも、ファンヒーターを処分するタイミングで不要となるようなら片付けておきましょう。
灯油ポリタンクも、注意点を押さえた上で正しく処分しなければなりません。
以下の記事で詳細を記載しているので、灯油ポリタンクの捨て方にお困りの際はご覧ください。
「粗大ゴミ回収隊」なら灯油ファンヒーターの処分が簡単
灯油ファンヒーターの処分方法から費用相場、注意点、灯油の抜き方などをご紹介しました。
処分方法によってかかる費用が異なる他、中に残っている灯油を捨てなければならない、ポリタンクはどう処分しようなどと困ってしまうことがあるでしょう。
灯油ファンヒーターに関する物を一度に素早く処分したいと考えている場合は、不用品回収業者に相談してみてください。
「粗大ゴミ回収隊」も、不用品回収業者として灯油ファンヒーターの処分を行なっています。その他処分方法が不明な不用品についても回収可能なので、何でもお気軽にご相談ください。
プロのスタッフが最短即日で訪れ、灯油ファンヒーターに関する物をまとめて回収いたします。詳細については、以下からお問い合わせください。
お急ぎの方は
お電話が
おすすめです!
8:00~24:00/年中無休
【東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県対応】

に
まずは無料でご相談!!
お急ぎの方は
お電話が
おすすめです!
8:00~24:00/年中無休
【東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県対応】

お支払い方法
現金

各種クレジットカード

銀行振込対応

QR決済


に

まずは無料で
ご相談!!

東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県対応
\お急ぎの方はお電話がおすすめです/


お支払い方法
現金

銀行振込対応

各種クレジットカード

QR決済

灯油ファンヒーターの処分についてよくある質問
-
Q 灯油ファンヒーターの処分方法を教えてください。
A.灯油ファンヒーターは、以下に挙げる方法で処分できます。
・不用品回収業者に依頼する
・ 自治体の粗大ゴミ回収に出す
・ 家電量販店の引き取りサービスを利用する
・ 売却する・譲渡する
灯油ファンヒーターの状態や運び出しできるかどうか、買い替えの予定などを考え、適した処分方法を選びましょう。 -
Q 灯油ファンヒーターを処分する際の費用を教えてください。
A.灯油ファンヒーターは、処分方法によってかかる費用が変わってきます。簡単に費用目安を記載するので、参考にした上で実際に調べてみてください。
・不用品回収業者・・・単品回収1,000円~2,000円、パックプラン18,000円~
・自治体の粗大ゴミ回収・・・200円~700円程度
・家電量販店の引き取りサービス・・・数百円~2,000円程度
・売却、譲渡する・・・無料~ -
Q 灯油ファンヒーターを処分する際に気を付けることはありますか?
A.灯油ファンヒーターには灯油が入っているため、取り扱いには注意が必要です。特に、以下に挙げる注意点についてはしっかり確認しておきましょう。
・処分する前に灯油や電池は抜いておく
・トイレやシンクに灯油を流さない
・灯油は凝固剤と混ぜない