リポバッテリーの回収・処分方法!廃棄や回収前には絶縁しないと危険!
2024.10.26
リポバッテリーの回収・処分方法を紹介します。
電動ガンやドローンなどリポバッテリーは、高出力でコンパクトな電池として多くの製品に使用されています。
しかし、回収・処分の際には細心の注意を払わなければなりません。
特に膨張したリポバッテリーを使い続けることは、発火や爆発の危険性もあります。
リポバッテリーを回収・処分すべきかも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
リポバッテリーの回収・処分方法
リポバッテリーの放電処理を自分で行うと手間がかかる上に、さまざまなリスクも伴うことになります。
自力処理以外の方法でリポバッテリーを廃棄する方法について解説します。
不用品回収業者を利用する
リポバッテリーは不用品回収業者で処分できます。
不用品回収業者は基本的に何でも回収・処分してくれるため、リポバッテリー以外に不用品があるケースでおすすめです。
不用品回収業者のトラックのせ放題プランを利用すれば、トラックの荷台に積めなくなるまで不用品を回収してもらえます。
トラックのせ放題プランは定額料金制となっているため、不用品が多いほどお得です。
リポバッテリーと一緒に大量の不用品を捨てたい場合は、不用品回収業者に回収・処分を依頼しましょう。
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ホームセンターや家電量販店に持ち込む
リポバッテリーは小型充電式電池をリサイクルするための回収BOXで回収・処分することが可能です。
この回収BOXは、小型充電式電池のリサイクル推進を行う団体「JRBC」の協力販売店や協力自治体が設置しています。
JRBCの回収BOXは、ホームセンター・大手家電量販店・スーパー・生協・公共施設などにあります。
安全面を考慮して目立たない場所に設置していることが多いため、場所が分からない場合は店舗スタッフに聞くのがおすすめです。
回収BOXではリポバッテリーを含むリチウムイオン電池以外に、ニッケル水素電池やニカド電池なども回収・処分できます。
回収BOXに投入する際は、リポバッテリーを絶縁テープでグルグル巻きにし、金属の部分が見えない状態にしておきましょう。
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リポバッテリー回収・処分時の注意点
ここからは、リポバッテリーを回収・処分の際の注意点を解説します。
リポバッテリーは誤った方法で処分すると、発火のリスクもある品目です。
注意点をよく確認し、安全に処分するようにしてください。
自治体のゴミ回収では出せないことが多い
リポバッテリーを含むバッテリー全般は、自治体で回収・処分できないことが多いです。
一部の自治体が回収していることはあり、燃えないゴミで出すルールになっています。
お住まいの自治体がリポバッテリーの回収をしているのかは、自治体に確認が必要です。
ゴミ回収で処分できない場合は、小型電池回収ボックスの利用や不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
必ず絶縁して処分する
リポバッテリーは「電池」です。
一般的な乾電池と同様、処分前には「絶縁」してから捨てましょう。
リポバッテリーの絶縁は、外に出ている端子にテープを巻き付けるだけなので簡単です。
ポイントは、端子が触れないようにすることで、セロハンテープやガムテープなど、自宅にあるテープで問題ありません。
回収・処分前の放電は放電機を使うのがベスト
リポバッテリーの処分前には、放電しておく方がよいとの情報が多くあります。
リポバッテリーの放電には塩水を使う方法が紹介されていることがほとんど。
しかし、最近では塩水を使っての放電は、リサイクルの観点から望ましくないとされています。
とくにリサイクル回収に出す場合は、リポバッテリーの放電をする場合は「放電器」を使うのがベストです。
リポバッテリー回収・処分前の塩水を使った放電方法
リポバッテリー処分前の放電は、可能な限り放電器を使うのがおすすめですが、放電器なしで放電する方法が知りたい方もいらっしゃるでしょう。
塩水を使う放電作業は推奨されませんが、どうしてもそれ以外の方法がない場合に塩水を使った放電方法をご紹介します。
塩水に浸ける
リポバッテリーの放電処理として最もスタンダードなのが、塩水に浸ける方法です。
そのままゴミとして捨てると発火の恐れがあるため、完全に放電しなければなりません。
リポバッテリーを塩水に浸ける際は、まず濃度3~5%の塩水を作ります。
塩水を入れる容器は、電気を通さないポリバケツや洗面器を用意しましょう。
絶縁体以外の容器を使うと、容器自体が溶ける恐れがあるためです。
塩水を容器に入れたら、塩水の中にリポバッテリーを沈めておくだけで放電していきます。
塩水に浸ける前にケーブルを切っておけば、放電のスピードを上げることが可能です。
ただし、2本同時に切ると発火のリスクがあるため、1本ずつ切りましょう。
3日~1週間程度放置する
リポバッテリーを塩水の中に沈めると、リポバッテリーから泡が出てきます。
泡が出ている間は放電しているため、泡が出なくなるまで待たなければなりません。
小型のリポバッテリーなら2日程度で泡が出なくなります。
大型のものや膨張したものは、放電完了までに1週間程度かかるケースもあります。
塩水に浸けている間は、リポバッテリーが全て水の中に沈んでいるかチェックすることが大切です。
水に浸かっていない部分があると、完全に放電されない恐れがあります。
電圧を確認し処分する
塩水に浸けたリポバッテリーから泡が出なくなったら放電完了です。
リポバッテリーの電圧が0Vになっているか、念のためテスターを使って確かめましょう。
完全に放電されている状態なら、自治体のルールに従ってゴミに出せます。
放電済みのリポバッテリーは、基本的には不燃ゴミとして処理することが可能です。
ただし、バッテリーの回収・処分方法は自治体ごとに異なるため、事前に確認しておく必要があります。
住んでいる自治体での捨られることが分かったら、最後にリポバッテリーの端子をテープで巻いて絶縁し、指定された方法で捨てれば完了です。
リポバッテリー回収・処分前の「放電」で注意すること
リポバッテリーの放電処理はリスクが伴うため、作業の際は細心の注意が必要です。
放電完了後に残った廃液の処理についても解説します。
風通しの良い場所で作業する
リポバッテリーを塩水に浸けて放電している間は、塩素ガスが発生することがあります。
塩素ガスを吸うと人体にさまざまな悪影響を及ぼす恐れがあるため、誤って吸い込まないように注意しなければなりません。
また、リポバッテリーの放電中にはマイナス極から水素ガスが発生します。
空気中に水素ガスが滞留すると、火を扱う際に引火爆発を引き起こすリスクもあるのです。
このように、リポバッテリーの放電にはリスクが伴うため、屋外または風通しの良い場所で作業を行う必要があります。
放電後の廃液も適切に捨てる
リポバッテリーの放電が終わった後に残る塩水には、有害物質は含まれていません。
そのため、残った塩水の処理について特別なことはしなくてもよいとされています。
ただし、有害物質が含まれていないとはいえ、放電処理で残った廃液には変わりありません。
そのまま排水として流すのではなく、新聞紙やキッチンペーパーなどにしみ込ませてから捨てるのがおすすめです。
自分でリポバッテリーの放電処理を行う以上は、最後までマナーを守り責任を持って廃液まで処分しましょう。
リポバッテリーを処分するタイミング
リポバッテリーを処分・廃棄するタイミングは、以下に挙げる3つのサインで見極められます。
処分すべきかどうか判断に迷う場合の参考にしましょう。
異臭がするとき
リポバッテリーから今まで感じたことがない異臭が放たれている場合は、処分時期だと判断できます。
特に充電中に異臭を感じるケースでは、すぐに充電を止める必要があります。
リポバッテリーから異臭がする状態は、トラブルにつながる可能性がある危険な状態です。
そのまま使い続けていると、最悪の場合は発火や破裂を引き起こすこともあります。
リポバッテリーから異臭を感じたら、すぐに使用を止めて処分しましょう。
変形してきたとき
リポバッテリーの劣化が進むと、変形や膨張が見られることがあります。
変形したリポバッテリーは寿命がきているため、すぐに処分しましょう。
異臭がする状態と同様に、変形・膨張したリポバッテリーも危険な状態です。
そのまま使い続けていると、使用している機器にも悪影響を及ぼしかねません。
機器が故障するとリポバッテリーの交換だけでは済まなくなります。
充電の減りが早くなったとき
明らかに充電が早く切れるようになったときも、リポバッテリーを処分すべきタイミングです。
バッテリーは劣化が進むと、フル充電してもかつてのパフォーマンスを発揮できなくなります。
充電の減りが早い状態を放置していると、変形や異臭にもつながってしまいます。
リポバッテリーを搭載している機器のパフォーマンスも落ちてしまうでしょう。
充電の減りが明らかに早くなった場合は、すぐに新しいバッテリーへと交換するのがおすすめです。
リポバッテリーを長持ちさせるコツ
リポバッテリーの寿命を延ばすためのコツを紹介します。
処分後に新しく購入したリポバッテリーを使う際は、以下のポイントを意識してみましょう。
長期間放置しない
リポバッテリーは使用していなくても自然放電し、少しずつ電圧が下がっていきます。
充電しないまま放置していると、過放電の状態になってしまうのです。
過放電が続くと劣化のスピードが上がり、最悪の場合は充電できなくなる恐れもあります。
過放電による劣化を防ぐためには、長期間未使用の状態が続くのを避けることが重要です。
ドローンやラジコンでリポバッテリーを使っているなら、定期的にドローンやラジコンを動かすとよいでしょう。
純正の充電器を使う
リポバッテリーの充電器は純正のものを使うのがおすすめです。
非純正品で充電すると、バッテリーの劣化につながる恐れがあります。
非純正品は適正な動作を保証するものではないため、事故や故障を起こすリスクもあります。
たとえ非純正品でトラブルが発生しても、基本的にはメーカーのサポート対象外です。
複数のメーカーのリポバッテリーを使っている場合は、充電器を間違って使わないように気を付けておく必要があります。
負荷をかけすぎない
リポバッテリーに余計な負荷がかかると、電力の消費が早まり劣化しやすくなります。
例えばドローンを操縦する場合、急加速・急停止・急上昇・急降下などはリポバッテリーに負荷がかかりすぎる挙動です。
リポバッテリーに余計な負荷をかけないためには、できるだけ急な動きにならないように操縦する必要があります。
強風の中で無理に飛行させたり、過積載の状態で動かしたりするのもNGです。
リポバッテリーの回収・処分は粗大ゴミ回収隊にお任せ!
リポバッテリーを処分したい場合は、不用品回収業者の「粗大ゴミ回収隊」を利用するのがおすすめです。
粗大ゴミ回収隊のパックプランなら、リポバッテリー以外の不用品もまとめて回収してもらえます。
リポバッテリーのみの回収・処分も気軽に相談することが可能です。
連絡してから最短25分で回収に来てくれるため、急いでリポバッテリーを捨てたい人にも向いています。
大型の家具や家電を回収・処分も、移動・搬出作業は全て作業スタッフに任せることが可能です。
電話見積もり・出張見積もりは無料なので、下記リンクより気軽にお問い合わせください。
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処分でよくある質問
- 単品の回収:1,000円~4,000円
- 複数品の回収:4,000円~10,000円
- 大量の回収(トラック積載プラン):9,800円~
- 大型家具(ソファ、ベッド、タンスなど)
- 家電製品(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど)
- 楽器類(ピアノ、ギター、ドラムセットなど)
- スポーツ用品(バイク、自転車、トレーニングマシン、ゴルフクラブなど)
- 育児用品(ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなど)
- その他(木材、レンガ、ペンキ、灯油、アダルトグッズ)
Q 粗大ゴミ回収隊ではどのようなサービスを行っているのですか?
粗大ゴミ回収隊では、不用品回収、粗大ゴミ回収、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理などご家庭やオフィスにあるさまざまな不用品の回収と処分を行っております。
引越し時に不用になった家具や家電の処分を検討される方や、季節の変わり目に断捨離される方など、さまざまな方にご利用いただいています。 当社のサービスでは、各自治体の処分できない品目もあわせて処分が可能ですのでぜひ、粗大ゴミ回収隊にご相談ください。
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回収する不用品の種類や量によって料金が異なりますが、以下が大まかな料金目安です。
例:小型家電、椅子、テーブルなど
例:家具一式、家電セットなど
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お見積もり後の追加料金は一切発生いたしません。
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