庭石の処分方法と撤去費用相場!砕く方法・安全に安く捨てる方法
2025.01.31
ここでは、庭石の処分方法と撤去にかかる費用相場、注意点などについて詳しく解説します。
庭石を安全かつ安く処分できる方法を紹介しているので、捨て方にお悩みの際は参考にしてください。
庭石は、いざ処分しようとしたら捨て方が難しく、庭の片隅に放置されやすいものです。しかし、方法や注意点などを押さえると、無事に処分できます。詳細を確認して、庭石を手放せるようにしましょう。
目次
庭石処分は自治体でできないことがほとんど
庭石の処分は、ほとんどの自治体で受け付けていません。
お住まいの自治体で調べてみても回収してもらえないとわかったという人も多いでしょう。
では、なぜ庭石の処分はこれほど難しいのでしょうか?また、庭石の処分に対応している自治体はあるのでしょうか?
この2つの疑問点について、詳しく解説します。
自治体で庭石の処分ができない理由
多くの自治体で庭石を処分できない理由に、ゴミ処理施設の機能的な問題が挙げられます。
たとえば都内でみてみると、中央区や豊島区、港区などではゴミ処理施設の関係から庭石の処分ができません。
それぞれの自治体ホームページにおいても、庭石や土、ブロックなどの収集はできないと記載されています。庭石などの処理を行なっている業者に問い合わせるよう、自治体ホームページに詳細が記載されているところもあります。
東京近郊で庭石の処分に対応している自治体
ほとんど自治体では庭石の処分ができませんが、一部庭石の処分に対応しているところもあります。
東京近郊でみると、町田市や横浜市、川崎市において庭石の処分が可能です。それぞれの自治体のおけるルールは、以下をご覧ください。
- 町田市・・・1回の排出につき、5Lの指定収集袋で1袋まで
- 横浜市・・・燃えないゴミの収集日に透明または半透明の袋に入れて出す
- 川崎市・・・粗大ゴミ受付センターに申し込んだ上、直径が30㎝未満のものを1回につき5個まで可能
自治体によって細かいルールが異なるので、事前に確認しておくことが重要です。
庭石の処分方法
庭石の処分方法は、以下に挙げる8通りがあります。
- 自治体のゴミに出す
- 処分場に持ち込む
- 庭石を砕いて庭にまく
- 買取に出す
- 粗大ゴミ回収業者に依頼する
- 造園業者に引き取ってもらう
- 解体業者に依頼する
- リフォーム会社に依頼する
庭石の量やサイズなどから、どの方法で処分するのが良いか考えてみてください。
自治体のゴミに出す
一部の自治体において、庭石をゴミに出すことが可能です。
まずはお住まいの自治体のゴミルールを調べて、庭石を出せるか確認してください。
ゴミとして出せる場合、出し方や注意点もよくチェックしておきましょう。
自治体によってルールが異なりますが、手軽かつすぐに行動に移せる処分方法といえます。
処分場に持ち込む
自治体によっては、庭石を自分で処分場に持ち込めるケースがあります。
自治体に相談すれば、処分場の場所を教えてもらうことが可能です。
庭石の搬入方法は処分場により異なるため、事前に確認しておく必要があります。庭石を砕いたりトラックを用意したりと、時間や手間がかかる点にも注意しましょう。
安全面を考慮すれば、自分で運ぶより業者に頼むのが無難です。
庭石を砕いて庭にまく
庭石の処分方法でもっとも楽なのが、砕いて自宅の庭にまく方法です。
庭石はもともと自然物であるため、土にかえすのが最も理にかなった方法であるともいえます。自宅の庭なら他人に迷惑を掛けることもありません。
ただし、砕いて庭にまく場合は石を粉砕できる工具や機器が必要です。
買取に出す
観賞用価値が高い庭石は、専門の買取サービスで買い取ってもらえる可能性があります。
特定地域でしか採取できない石を使っているものや、石材で加工された製品は、観賞用価値が高くなります。
ただし、近年は庭石の需要が下がっており、業者による買取は難しいのが実情です。価値がありそうな庭石をお金に変えたいと考えるなら、ネットオークションやフリマアプリを利用してみるのもおすすめです。
この場合も、必ず売れるわけではないことに注意する必要があります。
粗大ゴミ回収業者に依頼する
粗大ゴミ回収業者は不要な家具・家電などに特化しているイメージを持たれがちですが、基本的には何でも回収してもらえるため庭石も処分してもらえます。
粗大ゴミ回収業者のメリットは、電話やメールで依頼すればすぐに来てもらえることです。回収希望日があれば指定した日時に回収してもらえます。
パックプランを利用すれば、粗大ゴミが大量にある場合も格安での利用が可能です。
庭石以外に捨てたい粗大ゴミがある場合は、粗大ゴミ回収業者のパックプランが向いています。
園芸用品・レンガ・ブロックなども回収してもらえるため、庭をきれいにしたいケースでもおすすめです。庭石以外にも一緒に処分したい物が大量にある場合は、粗大ゴミ回収業者にまとめて処分してもらいましょう。
庭石の処分も簡単!おすすめの粗大ゴミ回収業者はこちら!
造園業者に引き取ってもらう
庭づくりや庭木の手入れなどを行う造園業者は、個人宅にある庭石の処分を行っています。
石材屋や植木屋なども庭石を回収してくれるケースがあります。これらの業者に庭石を処分してもらう場合は、有料での対応が基本です。
庭石の状態が良い場合や価値が高い場合は、無料で引き取ってもらえることもあります。
逆に、庭石の状態が悪ければ処分してもらえない恐れもあります。まずは見積もりを出してもらい、回収不可の場合は他の方法を検討しましょう。
解体業者に依頼する
自宅の不要な庭石は解体業者でも処分してもらえます。
解体業者なら重機がそろっているため、大きな庭石の処分も安心して依頼できます。
門扉やブロック塀などの撤去に対応してもらうことも可能です。家屋を解体する場合も、庭石だけ別の業者に回収してもらうより、解体業者にまとめて作業してもらうほうがお得です。
庭石を撤去してカーポートやサンルームなどを作りたい場合は、外構工事専門業者を利用して庭石も処分してもらうとよいでしょう。
リフォーム会社に依頼する
自宅の庭のリフォームをリフォーム会社に依頼する場合は、不要になった庭石を処分してもらえることがあります。
大きい庭石を処分する際は養生や外構の解体工事も必要になるため、リフォーム会社に一括で依頼するとスムーズに作業が進みます。
庭石の処分後に庭をリフォームしたい場合は、庭のリフォームに対応している業者を選ぶのがポイントです。庭のリフォームを行っていない業者は、庭石も撤去できない可能性があります。
庭のリフォームで庭石も処分したいなら、リフォーム会社に見積もりを出してもらい、庭石の回収をしてもらえるか確かめましょう。
庭石の処分・撤去費用
庭石の処分や撤去には、費用がかかります。
処分や撤去にかかる費用相場をそれぞれ表にまとめたので、ご覧ください。
庭石の大きさなどからどの方法で処分するのが妥当か考えつつ、方法ごとの費用相場も確認しておきましょう。
庭石の処分費用
庭石の処分費用は、石の重さで判断されるのが一般的です。
1kgあたり30~40円が、石の処分費用の相場となっています。
例えば、日本庭園でよく見る「景石」は、重さが1tを超えることもあります。
重さが1tの場合、1個の景石を処分するのに3万~4万円かかることになります。
さらに、重機を使って庭石を撤去する場合、重機や作業人員にかかる費用も考慮しなければなりません。
庭石や庭の入り口から離れた場所にあるケースや、庭石の撤去に養生を必要とする場合は、費用がより高額になります。庭石を処分場まで運搬するための費用も必要です。
処分場が自宅から遠い場合は、運搬費用も高くなります。
このように、庭石撤去の費用はさまざまな要因で変わるため、事前に見積もりを取って確認することが大切です。
内訳 | 費用の相場 |
---|---|
処分費用 | 30円~40円/kg |
撤去・運搬費用 | 20,000円~30,000円 |
処分方法ごとの費用相場
処分費用と撤去・運搬費用の相場の次に、上記に挙げた処分方法ごとの費用相場をみていきます。
庭石の場合は、1㎏あたり〇円といった単位で費用が計算されることが多いです。処分方法によっては無料なものもあるので、ご確認ください。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
自治体のゴミに出す | 無料~300円 |
処分場に持ち込む | 30円~60円/kg |
庭石を砕いて庭にまく | 無料 |
買取に出す | 無料 |
粗大ゴミ回収業者に依頼する | 30円~40円/kg |
造園業者に引き取ってもらう | 30円~50円/kg |
解体業者に依頼する | 40円~50円/㎏ |
リフォーム会社に依頼する | 5,000円~30,000円 |
庭石を処分する際の注意点
庭石を処分する場合は、いくつか気を付けておくべきことがあります。
後からトラブルにならないよう、注意したいポイントを押さえておきましょう。
勝手に山や河川へ捨てない
自宅の庭石を近くの山や河川へ勝手に捨ててはいけません。
いかなる土地にも所有者や管理者がいるため、自己判断で処分すると不法投棄になります。庭石を私有地以外の土地の地中に埋めることも禁止されています。
土地の利用方法によっては地面を掘り起こすことがあり、地中に大きな石があるとトラブルに発展する恐れがあるためです。
庭石を自然に返す場合は、自分の所有地のみで処分するようにしましょう。
ホームセンターでの引き取り処分はできない
庭石は、ホームセンターで販売していることから引き取りにも対応しているのでは思いがちです。
しかし、多くのホームセンターにおいて、庭石をはじめとした石の引き取りは実施していません。
大手ホームセンターであるカインズやコメリなどでも、庭石は引き取れないとしています。引き取ってもらえるホームセンターを探す方が難しいです。
一度お近くのホームセンターに問い合わせて、庭石の引き取りを実施しているか尋ねてみるのも良いでしょう。
対応している場合、運搬用のトラックを貸してくれることもあります。
庭石の状況を業者に伝える
庭石の撤去を業者に依頼する場合、庭石の状況次第で費用が変わることがあります。
庭石の配置やサイズにより、重機の種類や必要な作業人員も変わってくるためです。大型の重機が必要になる場合は、自宅前の道路を重機が通るかどうかも確認しなければなりません。
見積もりを依頼する際にメールで庭の状況を伝えるケースでは、庭石の状況をできるだけ細かく伝えるようにしましょう。
庭石処分は費用と労力のバランスで選ぶ
庭石は、ものによっては持ち上げて運ぶのが大変です。
処分する際の費用はもちろん、労力がかかってしまうケースもあります。そこで、庭石の処分は費用と労力のバランスから、どの方法が適しているか考えるのがポイントです。
ここでは、以下の2点についてどの処分方法がぴったりか考えてみます。
- とにかく無料で処分したい
- 運び出しから処分までまとめて依頼したい
とにかく無料で処分したい
とにかく費用をかけずに無料で庭石を処分したいときは、次の方法がおすすめです。
- 自治体のゴミに出す
- 庭石を砕いて庭にまく
- 買取に出す
自治体のゴミに出す場合は、地域によっては数百円程度の費用が発生してくるので事前の確認が必要です。
粗大ゴミに該当しない、指定収集袋がない場合は無料で処分できます。
その他、買取に出したり庭石を砕いて庭にまけば、無料で処分が可能です。
庭石を細かく砕く方法については、以下の記事をご覧ください。
運び出しから処分までまとめて依頼したい
庭石の運び出しから処分までをまとめて依頼したい、できるだけ手間をかけずに処分したいときは以下の方法が良いでしょう。
- 粗大ゴミ回収業者に依頼する
- 造園業者に引き取ってもらう
- 解体業者に依頼する
- リフォーム会社に依頼する
大きな庭石をいくつか処分したい場合に、おすすめの方法です。
そのなかでもスピーディーかつ格安で対応してくれるのが、粗大ゴミ回収業者です。
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庭石を自分で細かく砕く方法
庭石の処分方法としては、細かく砕いて庭にまく方法があります。
無料で庭石を処分できる方法ですが、その砕き方に悩むことがあるでしょう。
庭石は、以下に記載する方法で砕くことが可能です。準備物を用意して、正しい手順で安全に作業を進めましょう。
準備するもの
庭石を自分で細かく砕く際には、まず次のものを準備してください。
- ハンマー
- セリ矢
- ハンマードリル
- セットウ
- 安全メガネ
- 防塵マスク
- 手袋
御影石など硬い庭石を砕く場合、セリ矢やハンマードリルといった専門工具が必要です。
セットウとは、たがねを叩くためのハンマーで、通常のハンマーよりも軽いのが特徴です。
その他、石の破片が目に飛んできたり粉を吸い込まないよう、安全メガネや防塵マスクも用意しておきましょう。
庭石を砕く手順
準備物が整ったら、いよいよ庭石を砕いていきます。庭石を砕く手順は、以下の通りです。
- ドリルで穴を開ける
- 開けた穴にセリ矢を差しこむ
- ハンマーでセリ矢を打ち込む
セリ矢を差しこむための穴をドリルで開けるときは、効率よく砕くためにできるだけ深いところまで開けるようにします。
セリ矢の先が穴の中にしっかりと入るよう、差しこむのも意識してください。
最後に、ハンマーでセリ矢を奥深くまで打ち込んでいくと、庭石にヒビが入り割ることができます。
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庭石の処分方法から費用相場、注意点などをご紹介しました。
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