2024年08月01日
この記事では、不要になったエアコンを持ち込みで処分できる方法をまとめています。
エアコンはリサイクル家電に該当するため、自治体のゴミ回収や粗大ゴミでの処分が不可能です。
大きさもあり処分方法に困りがちなエアコンですが、対象の場所へ持ち込んで引き取ってもらう方法で解決できます。
持ち込み可能な場所やかかる費用相場、注意点もあわせて解説するため、持ち込みでのエアコン処分を検討中の方は参考にしてください。
記事の目次
エアコンの持ち込み処分に対応している主な場所を紹介します。
リサイクル家電に該当する家庭用のエアコンは簡単に処分できませんが、以下の場所に持ち込むことで引き取ってもらえます。
場所によっても引き取り条件などの詳細は異なるため、それぞれ確認の上で持ち込み処分を進めてください。
不要なエアコンは、家電量販店に持ち込むことで処分してもらえるケースがあります。
特にヤマダ電機やケーズデンキなどの大手家電量販店はエアコンの持ち込み処分にも広く対応しているため、近場の店舗への持ち込み処分を検討してみましょう。
ただし、店舗によって回収料金が異なる、条件によっては回収不可な場合もあるため各店舗への事前確認は必須です。
状態のよいエアコンであれば、リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらうことも可能です。
製品次第では高価買取のケースもあり、運搬のコストを安く抑えられます。
買取可否や金額については店舗ごとに差もあるため、家電量販店と同様に事前確認を行いましょう。
一般ゴミや粗大ゴミで処分できないエアコンですが、指定引取場所に持ち込むことで対応してもらえる自治体もあります。
指定引取場所で処分する場合は、事前に地域の郵便局やコンビニで販売されているリサイクル券の購入が必要です。
購入したリサイクル券に必要事項を記入の上、処分料金を振り込むことで持ち込みが認められます。
指定引取場所やリサイクル券の購入場所、処分費用の支払い方法などの詳細については各自治体に確認してください。
エアコンの持ち込み処分で多く取られる方法が、家電量販店の処分サービスの利用です。
家電量販店は家電リサイクル法に基づき、エアコンを含む該当の家電においては消費者から引取りの義務があります。
持ち込み自体の手間はかかりますが、家電の取り扱いに長けている大手家電量販店であれば安心して処分を依頼できます。
ここではヤマダ電機・ケーズデンキの2店舗でエアコンを持ち込み処分する方法について紹介します。
ヤマダ電気では、処分対象のエアコンを店舗に持ち込んでリサイクル回収を依頼すれば対応してもらえます。
依頼時にはリサイクル料金と収集運搬料を支払う必要があるため、事前に料金目安を把握して準備しておきましょう。
自身で持ち込んでも収集運搬料が発生する点には注意が必要です。
ケーズデンキも、店舗へとエアコンを持ち込むことで引取に応じてもらえます。
持ち込みの場合は収集運搬料金、および自宅までの回収時にかかる規定の出張費がかからないため、費用を抑えての処分が可能です。
エアコンを持ち込みで処分する際の費用相場を紹介します。
前述した処分方法ごとの費用相場は、以下表の通りです。
処分場所 | 処分料金 |
---|---|
家電量販店 |
3,000円~13,000円 |
リサイクルショップ |
無料~990円 |
自治体の指定引取場所 |
990円~ |
持ち込み処分の場合は取り外し工事や回収の費用がかからないケースが多く、費用を抑えて処分できます。
リサイクルショップでは無料回収もしくは買取でエアコンを処分できますが、店舗に持ち込んでも運搬料金を請求されたり、エアコンのリサイクル料金として定められている990円(税込)は請求されるケースもあるため注意が必要です。
スムーズに処分したければ家電量販店、急ぐ必要もないのであれば自治体の回収サービスも調べた上で適した方法を選ぶとよいでしょう。
家電量販店におけるエアコン持ち込みの処分費用相場は金額の幅も広いため、店舗ごとの詳細を把握した上で選ばなければなりません。
ヤマダ電機とケーズデンキの費用相場について、詳細を以下で説明します。
ヤマダ電機では、引き取ってもらうエアコンのメーカーによって費用が大きく変わります。
エアコンを店舗に持ち込んだ際、このメーカーごとの費用の違いを把握していなければ予想外の出費に悩まされるため注意しておきましょう。
各メーカーの費用相場は以下の通りです。
メーカー | リサイクル料金の相場 |
---|---|
【A・Bグループ】 パナソニック・東芝ライフスタイル・ダイキン工業 など |
990円(税込) |
【指定法人】 エスケイジャパン・ハイセンスジャパン・山善 など |
2,000円(税込) |
【ヤマダデンキ製品】 ヤマダHD |
1,265円(税込) |
【ヤンマーエネルギー】 ヤンマーエネルギー |
9,900円(税込) |
このように、メーカーによって費用相場は大きく変わるため、持ち込むエアコンのメーカーを確認して予算も準備してください。
ケーズデンキの場合、エアコンの持ち込み処分にかかる費用はリサイクル料金の990円(税込)と公式オンラインショップに記載されています。
ただし、ケーズデンキで購入していないエアコンの引き取りには追加料金が発生するケースもあるため、詳細については持ち込み前に問い合わせて確認してみましょう。
ヤマダ電機やケーズデンキでのエアコン処分方法を詳しく知りたい方はこちら!
エアコンの持ち込み処分を考えている場合に注意すべき点を紹介します。
以下のポイントを理解した上で持ち込み処分に向けて動かなければ、無駄な労力をかけたり自身が怪我をする恐れもあるため気をつけてください。
家庭用エアコンは自身で取り外し工事をすることもできますが、知識・技術がない状態で無理に行うのはおすすめしません。
特に屋外に設置された室外機を取り外す際は、手順を誤ることで室外機内部のコンプレッサーが破裂して大怪我を負うリスクもあります。
専門の業者が注意して作業を進めても起こりうる事故であるため、初心者が進める場合には細心の注意を払って作業しなければなりません。
エアコンを持ち込んで処分するためとはいえ、自力でやり遂げる自信がなければ素直に業者へと依頼しましょう。
家庭用エアコンは自身での取り外しも認められていますが、業務用エアコンを自身で取り外すのはNGです。
業務用エアコンは「フロン排出抑制法」に基づいて、廃棄する際にフロンガスの回収が義務付けられています。
フロンガス回収は業務用エアコンの取り外し工事時に実施しますが、第一種フロン類充塡回収業者に指定された業者でなければ対応できません。
フロンガスを回収しないまま機器を廃棄することは刑事罰の対象にもなるため、業者への依頼が必須となります。
業務用エアコンは必ず業者へ依頼して取り外してもらい、そのまま適切に処分をお願いしましょう。
もし業務用エアコンを取り外した状態で所持しており、持ち込みでの処分を検討している場合、多くの家電量販店では回収不可な点を覚えておきましょう。
業務用エアコンはリサイクル家電でなく産業廃棄物に該当するため、産業廃棄物処理業者や不用品回収業者であれば対応してもらえます。
この時フロンが未回収であれば引き取ってもらえないケースもあるため、事前にフロン回収の依頼は実施してください。
業務用エアコンの処分方法を知りたい方はこちら!
エアコンの持ち込みは運搬はもちろん、自身で取り外し工事を行うケースも多いため相当な労力がかかります。
取り外し工事や回収の費用を抑えられるとはいえ、必要以上に労力をかけてしまうのは結果的に損と感じる場合もあるでしょう。
エアコンの室外機は重たい物で40kg以上に及ぶものもあるため、少ない人数で持ち運ぶのは時間がかかりますし、何より怪我のリスクも高まります。
かかる労力も考えて、持ち込みではなく回収依頼も検討してください。
持ち込み以外でエアコンを処分する場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
エアコンはリサイクル家電に該当するため、解体して自治体のゴミ回収に出す、粗大ゴミに出すなどの方法は取れません。
そのため、エアコンも対応可能で自宅まで引き取りに来てくれる不用品回収業者が方法としても適しています。
依頼時にはサービスの質がよい優良業者を選ぶことはもちろん、少しでも費用を安く抑えられる業者を探すことが重要です。
室内機・室外機を含め大量の不用品をまとめて回収できるパックプランを提供する業者を選びましょう。
格安で不用品を回収してくれるおすすめ業者については、こちらの記事も参考にしてください。
エアコンの持ち込み処分にお悩みの方は「粗大ゴミ回収隊」が解決します。
大型家電の回収実績が豊富で、エアコンなどのリサイクル家電の処分に対応しています。
持ち込みで費用を抑えたいエアコンの処分も、粗大ゴミ回収隊のパックプランを利用すれば他の不用品と合わせてお得な処分が可能です。
予算や状況に応じた最適なプランを提案の上、当日はスタッフが迅速に現場へ伺い作業を進めます。
面倒な運び出しは一切不要で、労力をかけず処分したい方にもおすすめです。
出張や見積もりなどの諸経費は無料、見積もり後の追加費用もかからないため、安心してご依頼いただけます。
不用品回収のお問い合わせや相談については、いつでもお気軽にお待ちしています。
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