エンジンオイルの処分方法!費用やペール缶の廃棄方法も解説!

エンジンオイルの処分方法!費用やペール缶の廃棄方法も解説!

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2025.03.06

本記事では、エンジンオイルの処分方法から注意点、処分にかかる費用の目安などについて詳しく解説します。

エンジンオイルは、その状態を確認した上で適切かつ安全に処分しなければなりません

捨てる際の注意点をよく理解し、トラブルなく処分できるようにしたいです。

ここでは安全かつ正しくエンジンオイルを処分する方法をまとめているので、エンジンオイルの捨て方でお困りの人はぜひご覧ください。

自治体でエンジンオイルを処分する方法

自治体でエンジンオイルを処分する方法

自治体でエンジンオイルを処分するには、次の点を押さえておく必要があります。

  • ほとんどの自治体が「回収できない」
  • エンジンオイルを燃やせるゴミとして出せる自治体
  • ゴミ処理場やクリーンセンターで引き取ってもらう

どのような処分方法があるのか、またお住まいの地域ごとに定められているルールはどうなっているのかを確認し、適切に処分することが大切です。

さっそく、自治体でエンジンオイルを処分する方法について詳しくみていきます。

ほとんどの自治体が「回収できない」

一部の自治体では液状でなければエンジンオイルの回収・処分を可能としているところもありますが、実際はほとんどの自治体が「市では回収できない品目」として分類しています。どのような形であっても自治体ではエンジンオイルを回収しないというところもたくさんあるのです。

このように自治体で回収していない場合は、別の方法でエンジンオイルを処分しなければならないのです。

エンジンオイルを燃やせるゴミとして出せる自治体

自治体によってルールは異なりますが、たとえば以下のようなやり方でエンジンオイルを「燃えるゴミ」や「可燃ゴミ」として回収・処分できる場合があります。

  • 東京都あきる野市:「エンジンオイル処理キット」で処理をして可燃ゴミとして出す
  • 東京都目黒区:「オイル吸込用パック」等の使用で可燃ゴミで回収・処分が可能
  • 神奈川県藤沢市:「固形剤」等にしみ込ませて可燃ゴミとして処分
  • 埼玉県川口市:一般ゴミに出す場合は布等に染み込ませて漏れないようにしてから出す
  • 埼玉県新座市:「廃油処理箱」等で固めて可燃ゴミとして出す

など。

エンジンオイルを液体のままではなく、何かにしみこませたり固めたりした状態であれば、燃えるゴミや可燃ごみとして回収・処分できるとしている自治体がいくつかあります。

ちなみに「エンジンオイル処理キット」や「廃油処理箱」「オイル処理ボックス」といったオイルを固めるものは、ガソリンスタンドやスーパー、100円ショップなどで購入することが可能です。

エンジンオイル専用の物だけでなく、冷えたオイルを固形にできる製品であれば基本どれでも大丈夫です。

エンジンオイル処分時の廃油処理箱の使い方を確認する方はこちら!

ゴミ処理場やクリーンセンターで引き取ってもらう

とても珍しいケースですが、液体のままクリーンセンターやゴミ処理場などで引き取ってもらえる場合もあります。

ただし一定量を超える場合は、別の方法で回収・処分する必要があります。

  • 埼玉県所沢市:4Lまではクリーンセンターへの持込のみが可能

ただしこうした自治体の場合は、燃やせるゴミでの収集はNGというケースも多いので確認や注意が必要です。

エンジンオイル処分時の廃油処理箱の使い方

エンジンオイル処分時の廃油処理箱の使い方

エンジンオイルを処分する際、廃油処理箱を使う方法もあります。

見た目は普通の段ボールに見える廃油処理箱ですが、オイルを吸収できる不織布とビニール袋が入っているのが特徴です。

廃油処理箱はホームセンターで販売されているので買い求めやすく、また最終的には燃えるゴミとして処分できるので便利です。しかし、自治体によっては対応方法が異なる場合があるので、事前に廃油処理箱を処分できるか尋ねておきましょう。

廃油処理箱の使い方については、以下を参考にしてください。

  1. 段ボールとその中にあるビニール袋の口を開く
  2. 廃油処理箱の中にエンジンオイルを入れ、不織布に吸収させる
  3. オイルが抜ききれたら、古布などで注入口から垂れたオイルをしっかり拭き取る
  4. 結束バンドなどを使ってビニール袋の口をきつく閉じ、自治体のルールに沿って燃えるゴミとして出す

エンジンオイル処分の際の注意点

エンジンオイル処分の際の注意点

エンジンオイルは、走行距離が一定の距離に達した場合や半年程度などの一定の期間が経過したときなど、ある程度のタイミングでの交換が推奨されています。

ガソリンスタンドなどで交換してもらう人の方が多いかもしれませんが、車好きの方やメンテナンスを得意とされる方の場合には自分でオイル交換をされるという人もいるでしょう。

しかし使用後のオイルは何らかの形で廃棄する必要があります。

不適切なエンジンオイルの廃棄を行えば、「不法投棄」となってしまうのです。

環境保全のためにも適切な方法で、安全に廃棄しましょう。

不法投棄してはいけない

当たり前のことですが、エンジンオイルが入った状態の缶などを山林や廃墟、河川敷などに投棄すれば「不法投棄」として処分を受けます。

またセルフのガソリンスタンドの敷地内や洗車場の片隅に放置することもできません。

個人が不法投棄を行った場合、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。

たとえペットボトル1本分のエンジンオイルであっても、不法投棄とみなされる場合があるため注意が必要です。

下水や川に流してはいけない

エンジンオイルは液体のため、どこかへ流してしまえばよいのでは?と考える人もいるかもしれません。

しかしエンジンオイルは決して水に溶けることはなく、自然に分解されるものでもありません。

下水や川、海などに流してしまえば、深刻な水質汚染や環境破壊を招くこととなってしまいます。

意図的にエンジンオイルを川や下水へ流せば、不法投棄となり罰金刑や懲役刑などに処されることとなるでしょう。

土壌に染み込ませてはいけない

エンジンオイルは土の上にまいて染み込ませたりしてはいけません。

近くの空き地や河川敷はもちろん、自宅の地基地内であっても土壌に流したりまぜたりするのはNGです。

このようにエンジンオイルを土にしみこませたり混ぜたりする行為は、土壌汚染につながります。

また雨が降ればしみ出して下水や川へ流れ込むため、水質汚染にもつながるのです。

自治体以外でエンジンオイルを処分する方法

自治体以外でエンジンオイルを処分する方法

ここでは、自治体以外でエンジンオイルを回収・処分する方法を紹介します。

不用品回収業者に回収を依頼する

家庭や企業などから不用品を回収して処分を行う不用品回収業者でも、エンジンオイルの回収に対応している場合があります。

回収は基本有料となるため注意が必要。

1Lあたり数百円程度から、ペール缶の数や総重量などで見積もりとなる場合もあります。

業者によって「液体のままでOK」「液体は回収不可(処理剤で固形にする、処理箱に浸透させればOKなど)」と対応が異なる場合もあるため注意が必要です。

少量のエンジンオイルのみを回収してもらうと割高となってしまうこともあるため、依頼する際はご自宅などで不要となったほかの不用品と合わせて回収してもらうとオトクに利用できるでしょう。

不用品回収業者なら、エンジンオイルはもちろん、エンジンオイルを購入した際の容器(ペール缶)の空き缶などの回収もOKです。

エンジンオイルも回収できるおすすめ不用品回収業者はこちら!

エンジンオイルを購入したお店で回収・処分してもらう

一部のホームセンターやガソリンスタンド、カーショップなど、エンジンオイルを販売したお店では、エンジンオイルを廃重油として引き取っている場合もあります。

無料で引き取ってもらえるところありますが、有料となることもあるため事前の確認が必要です。

「そのお店で購入した場合に限る」などの条件で引取りをしていることも多く、その場合には購入したことを証明できるレシートなどの提示を求められることもあります。

販売店やその店舗によってルールや費用、条件が大きく異なりますので、気になる場合はエンジンオイルを購入した店舗に直接確認するのが最善です。

ガソリンスタンドで回収・処分してもらう

ガソリンスタンドスタンドでも、不要になったエンジンオイルの回収を行っている場合があります。

ガソリンスタンドではエンジンオイルの交換サービスを行っています。

その際に不要となったエンジンオイルはオイルピットに溜めておき、廃油業者に回収依頼をしているのです。

そのため、相談すればガソリンスタンドでエンジンオイルを引き取ってもらえる場合もあります。

費用については、ガソリンスタンドによって大きく対応が異なります

例えば4Lのペール缶1本など一定量までは無料で、以降は有料というスタンドもあります。

費用や引取りの条件については、引き取りを検討しているガソリンスタンドに直接ご確認ください。

廃油回収業者に回収・処分してもらう

大量にエンジンオイルを保管している場合には、廃油回収業者に相談するのもアリです。

廃油業者では主に植物油などの回収とリサイクルを行っていますが、なかにはエンジンオイルも対象としている場合があります。

ただし少量での回収には対応していないことが多く、「200L以上」などの数量が対象となるケースが一般的です。

また1度の回収ではなく定期回収が対象となる場合もあります。いずれにせよ多くの場合が事業所などへの回収となるため、該当しそうな場合には一度相談してみることをおすすめします。

譲渡する

少々特殊な例でありそう多くあるケースではないのですが、なかにはエンジンオイルなどの廃油を譲ってほしいと考えている人もいます。

主に仕事などで廃油を必要としている人が、個人や事業者などを相手に募集をしているケースが多いのです。

「20Lひとまとめ」など一定量まとめての引き取りを希望されることが多いなど、引取りに条件を伴う場合もあります

条件が合いそうな場合は相談してみるのもありでしょう。ただしほとんどのケースが個人間でのやり取りとなるため、トラブルなどには注意が必要です。

しっかりと事前にやり取りを行い、信頼できる相手との取引を行うようにしましょう。

エンジンオイルの処分費用の目安

エンジンオイルの処分費用の目安

エンジンオイルを処分するにはいくつかの方法がありますが、ここでは処分方法ごとの費用相場をみていきます。

費用だけでなく、表内の注意点もよく確認しながらどの方法でエンジンオイルを処分するのが良いか考えてみてください。

また、時期や地域によって処分にかかる費用が変わってくる点も理解しておきましょう。

処分方法 処分費用の目安 注意点など
自治体のゴミ回収 数十円(ゴミ袋代) 廃油処理箱については1個あたりの回収料金が決まっている場合がある
不用品回収業者 1,000円程度/1Ⅼあたり

ペール缶1缶5,000円程度

購入したお店 無料 購入時のレシートが必要になる
ガソリンスタンド 無料~ 店舗によって条件が異なり、一定量以上の場合は料金が発生する場合がある
廃油回収業者 100円程度/1㎏あたり
譲渡する 無料 こぼれないよう、慎重に持ち運ぶ必要がある

エンジンオイルを入れていたペール缶の処分方法

エンジンオイルを入れていたペール缶の処分方法

エンジンオイルを処分する場合、ペール缶をどのように捨てるかも考えておく必要があります。

ペール缶については、以下のような処分方法が挙げられます。

  • 不用品回収業者に回収してもらう
  • 自治体のゴミに出す
  • 自治体の粗大ゴミとして出す
  • 譲渡する
  • フリマアプリなどに出品する
  • スクラップ業者に依頼する
  • ガソリンスタンドで回収してもらう
  • カー用品販売店で引き取ってもらう

エンジンオイルが入っていたペール缶は、様々な方法で処分できます。

状態や数に合わせて、どの方法で処分するのが良いか考えてみましょう。

エンジンオイルの容器「ペール缶」の回収・処分方法については、こちらが参考になります。

粗大ゴミ回収隊ならエンジンオイルも回収・処分可能

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粗大ゴミ回収隊では、使用後の廃エンジンオイルやペール缶などの回収・処分にも対応しています。少量の回収・処分であってもご自宅や会社まで直接引取りに伺いますので、手軽にエンジンオイルの処分が可能です。

もちろん大量のエンジンオイルの回収・処分にお困りという場合も柔軟に対応いたしますので、遠慮なくご相談ください。

ペール缶が大量にあり運び出すのも大変!というときも、スタッフがすべて運び出します!

よりオトクに回収・処分をご希望の場合は、ほかの不用品と合わせてパックプランでまとめて処分するのがおすすめです。

出張お見積りやご相談は完全無料!エンジンオイルの回収・処分にお困りの方は、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。

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エンジンオイルの処分についてよくある質問

  • Q エンジンオイルの処分方法について教えてください。

    A.
    エンジンオイルは、次に挙げる方法で処分が可能です。

    ・自治体のゴミに出す
    ・クリーンセンターで引き取ってもらう
    ・不用品回収業者に依頼する
    ・購入した店舗で引き取ってもらう
    ・ガソリンスタンドで回収してもらう
    ・廃油回収業者に処分を依頼する
    ・譲渡する

    自治体でも処分できますが、多くの地域において受け付けていないため事前確認が必要です。
  • Q エンジンオイルを処分する際どれくらいの費用がかかりますか?

    A.
    エンジンオイル処分にかかる費用は、どの方法を選ぶかによって異なります。
    一部ご紹介するので、参考にしてください。

    ・自治体・・・数十円(ゴミ袋代程度)
    ・不用品回収業者・・・1,000円程度/1Ⅼあたり
    ・廃油回収業者・・・100円程度/1㎏あたり
    ・ガソリンスタンド、購入した店舗・・・無料~
  • Q エンジンオイルを処分するときの注意点を教えてください。

    A.
    エンジンオイルを処分する際は、以下に記載する注意点を十分に理解して正しく作業を行ないましょう。

    ・不法投棄はしない
    ・下水や川にエンジンオイルを流さない
    ・土壌にエンジンオイルを染み込ませない

    このような処分方法は、刑罰の対象になるだけでなく環境破壊にもつながります。

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