日本刀の処分方法・注意点!遺品整理で出た模造刀も警察で廃棄?
2023.04.27
この記事では、日本刀の処分方法や注意点について解説します。
遺品整理などで実家の蔵や倉庫から日本刀が出てきたときに、日本刀の「刀剣類発見届出済証」について知っておくとスムーズに処分が可能です。
また、模造刀の処分方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
日本刀の処分時の注意点をチェック!
最初に日本刀の処分時の注意点を解説します。
日本刀は処分するかしないかに関わらず、取り扱いを誤ると法律違反とみなされることもあるため、取り扱いも含めた注意点をまとめました。
日本刀が本物かを判断する
日本刀を処分する前に、それが本物かどうか判断しなければなりません。
本物の日本刀と模造刀と呼ばれる日本刀そっくりの刀は処分方法が異なるためです。
◆日本刀(真剣)と模造刀の見分け方
日本刀は玉鋼(純度の高い鉄)で作られた本物の刀剣のことをいいます。
対して模造刀は、演劇などで使われる日本刀を模して作られたレプリカです。
模造刀は、日本刀そっくりであっても、アルミや亜鉛などを合成して作られていることが多いのが特徴です。
日本刀に詳しい方なら、地鉄や刃文、切先などの見た目で判断できます。
わからない場合は「磁石」を近づけることで判別できます。
日本刀は、鉄製なので磁石を近づけるとくっつきます。
模造刀だと合金なので磁石にはくっつかないのです。
登録していない日本刀はまず登録が必要
つぎに、日本刀の「銃砲刀剣類登録証」があるか確認が必要です。
銃砲刀剣類登録証とは、日本刀を所有するための法律上定められている登録証のことをいいます。
日本刀は、銃砲刀剣類登録証がないと所有することを認められていません。
相続や譲渡なども銃砲刀剣類登録証がない場合は、登録してから行う必要があります。
一般的に銃砲刀剣類登録証は、日本刀の白鞘に一緒に括りつけられている、もしくは自宅の重要書類などと一緒に保管されていることが多いようです。
登録証なしで持ち歩くと銃刀法違反になることも
銃砲刀剣類登録証は日本刀の所有には非常に重要なものです。
日本刀を持ち歩くときにも銃砲刀剣類登録証を携帯しなければ「銃刀法違反」とみなされ、懲役や罰金の対象になってしまう可能性があります。
日本刀が本物で、銃砲刀剣類登録証を無くしてしまった場合は再登録が必要です。
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日本刀の銃砲刀剣類登録再交付の手順
銃砲刀剣類登録証が見つからない、紛失してしまった日本刀の場合、処分する前に銃砲刀剣類登録証の再交付を申請する必要があります。
再交付には手数料3,500円、新規登録には手数料6,300円がかかります。
銃砲刀剣類登録証の再交付の手順は以下の通りです。
- ①所轄の警察署の会計課へ登録証の紛失届出をする
- ②登録されている各都道府県の教育委員会へ連絡する
- ③送られてくる以下の書類に必要事項を記入して返送する
・登録証再交付申請書・鑑定申請書
・銃砲刀剣類登録証(亡失・盗難・滅失)届出書 - ④指定の日時に教育委員会の審査会場で持参した刀の審査をしてもらう
ここまでの手順で、すでに登録された日本刀の情報と一致すれば、銃砲刀剣類登録証が再交付されます。
自治体によっては、審査に必要な書類一式を事前に送付する必要があるため注意してください。
一致しなかった場合は、全国の教育委員会への照会が行われた後、新規登録となります。
また、登録ができなかった場合には、そのまま警察での引き取り処分となり、日本刀を所有することができません。
登録証がある日本刀の処分方法
ここからは銃砲刀剣類登録証がある日本刀の処分方法について解説していきます。
日本刀は正しい処分の仕方をしないと、法律に違反することになります。
日本刀の状態やあなたの状況を加味して、適切な処分方法を選んでください。
警察署に引き取ってもらう
登録証がある日本刀は、警察に持ち込むか、引き取りに来てもらうことができます。
生活安全課が対応部署ですので、事前に電話で連絡をし、処分したい旨を伝えてください。
直接持ち込むことは可能ではありますが、おすすめしません。
可能な限り、警察に自宅に来てもらい引き取ってもらうのがおすすめです。
銃砲刀剣類登録証を携帯して持ち込む必要があることと、日本刀は刃物なので引き取り処分の方が安全面でも安心です。
日本刀買取業者に買い取ってもらう
骨とう品やも含め、日本刀の買取業者に買い取ってもらう処分方法もあります。
骨とう品や美術品として価値のある日本刀なら、大きな収入が得られる可能性があります。
ただし、価値がないと判断された日本刀は買い取り対象外となるため、他の処分方法を検討してください。
日本刀の買取金額の目安は以下の通りです。
日本刀種類 | 買取金額目安 |
---|---|
短剣 | 5千円~10万円 |
太刀 | 1万円~80万円 |
脇差 | 3万円~20万円 |
打刀 | 3千円~60万円 |
ただし、どんな日本刀でも買取対象となるわけではありません。
高額で買い取ってもらえる日本刀の特徴は以下の通りです。
- 作者と流派が明確で名物や業物である
- 保存状態が良い
- 付属品が揃っている
サビてしまっている日本刀や無名の日本刀は処分できないことの方が多いです。
遺品整理業者に依頼する
遺品整理業者に依頼して日本刀を回収してもらう方法もあります。
また不用品買取を行っている業者なら、日本刀を買い取ってくれる可能性もあります。
遺品整理業者に依頼すれば、蔵や倉庫の不用品も一緒に処分できるのが魅力です。
また遺品整理士という専門資格をもったスタッフが対応していることも多く、実家や蔵、倉庫などのそのほかの遺品も仕分け、整理してくれます。
遺品整理業者には定額で不用品回収をしてくれる料金プランがあります。
定額パックは「のせ放題」や「積み放題」と呼ばれ、プランごとのトラックに不用品を載せ放題で回収してくれるお得な料金プランです。
おおよその「のせ放題」料金相場は以下の通りです。
のせ放題プラン名 | 料金相場 |
---|---|
軽トラック目安で積載可能 | 25,000円~40,000円 |
1.5tトラック目安のMパック | 45,000円~60,000円 |
2tトラック目安のLパック | 60,000円~80,000円 |
4tトラックのせ放題 | 80,000円~ |
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模造刀の処分方法
ここからは、演劇などで使う模造刀の処分方法について解説します。
日本刀と異なり、一般的な不用品とほぼ同じ方法で処分が可能です。
また、模造刀はあくまでもレプリカであるため銃砲刀剣類登録証は必要ありません。
不用品回収業者に回収してもらう
日本刀と同じく模造刀についても不用品回収業者に回収してもらう方法があります。
不用品回収業者への依頼は、紹介する処分方法の中でももっとも簡単です。
電話やメールで連絡するだけで、自宅まで回収しに来てくれます。
また、不用品回収業者には片付け代行サービスを行う業者もあります。
片付け代行サービスを使えば、部屋だけでなく、蔵、倉庫なども整理し、不用品の分別、不用品回収をワンストップでできるのが魅力です。
自分で部屋や蔵、倉庫などを片付けるのは、かなり時間と労力が必要です。
模造刀ほか不用品処分に時間がとれない、片付けが進まない、一気に片付けてしまいたい方には特におすすめです。
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自治体の粗大ゴミや燃えないゴミに出す
模造刀であれば、自治体の粗大ゴミや燃えないゴミとして出すことも可能です。
自治体ごとにゴミ分別ルールが異なるため、住んでいる自治体の粗大ゴミのルールを確認しておきましょう。
多くの自治体が「一辺が30cm以上」「一辺が50cm以上」のものを粗大ゴミとしています。
◆燃えないゴミに出す場合
模造刀とはいっても、精巧に作られた模造刀なら先も鋭利に作られており、安全に処分できるようにしておく必要があります。
ゴミ袋に「危険」と明記し、ゴミ収集での危険がないよう配慮しましょう。
◆粗大ゴミに出す場合
自治体の粗大ゴミの基準に当てはまる模造刀は、以下の方法で粗大ゴミとして出します。
- ①電話やインターネットで申し込みをする
- ②必要な金額分の粗大ゴミ処理券を購入する
- ③模造刀に粗大ゴミ処理券を貼る
- ④指定の日の朝に指定された場所に出しておく
自治体によっては、立ち会いで処分手数料を現金で支払うこともあります。
また模造刀が自治体の公式サイトで処分できるとわからないことも多いです。
その場合、電話で模造刀が粗大ゴミとして出せる対象なのか、処分手数料がいくらなのかなど詳細を確認しなければなりません。
模造刀の処分に時間をかけたくない方には不向きな方法です。
専門店やネットで売却する
模造刀を買い取ってくれる専門店も存在します。
日本刀の買い取り業者で模造刀も対象になっている場合や模造刀を専門に買い取る業者もあります。
見た目がきれいだったり、保存状態の良い模造刀なら、買い取り対象となるケースがあるため、確認してみるのもよいでしょう。
ただし、当然ですが日本刀を買い取る金額よりははるかに安い金額となります。
また、メルカリやyahooオークションなど、フリマアプリで売ることも可能です。
演劇をする人にも一定の需要はありますので、精巧なつくりの模造刀ならそれなりの収入も見込めます。
模造刀は日常的に使うものではないため、専門店やネットでも必ず売れるとは限りません。
ネットで出品した場合には、1年以上時間がかかることもあるため、すぐに模造刀を処分したい場合は他の方法を検討するのがおすすめです。
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- 楽器類(ピアノ、ギター、ドラムセットなど)
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