ゴミ屋敷でどうやって生活しているの？お風呂やトイレの生活実態
2025.04.30
本記事では、ゴミ屋敷の実態から解決策までを詳しく解説します。
最近、一人暮らしの高齢者だけでなく、家庭内で孤立する若い方の間でもゴミ屋敷化が増加しています。
中でも深刻なのが、トイレやお風呂が使えなくなるほどの状況です。プライベートな問題ゆえに他人に相談しにくく、気付いたときには手のつけられない状態になっているケースも少なくありません。
この記事を読むことで、ゴミ屋敷に住み続ける危険性が把握できます。ぜひ参考にしてください。
目次
ゴミ屋敷での生活実態
ゴミ屋敷で暮らしている方はどうやって生活をしているのでしょうか。ここではリアルな実態をまとめました。
寝るスペースだけ確保している
ゴミ屋敷での生活実態としてよく見られるのが、床一面にゴミが積み重なった中で、わずかに寝るスペースだけを確保して暮らしているケースです。
布団やベッドを置けるだけの狭い範囲だけを何とか確保し、周りはペットボトルやインスタント食品の容器、衣類、チラシ、段ボールなどで埋め尽くされている状況が珍しくありません。
移動するにも足の踏み場がなく、常に物を踏み越える状態で生活を続けている方もいます。
調理はせずコンビニや外食が中心
ゴミ屋敷に住む方の多くは、キッチンもゴミで埋まって使えない状態が多いため、自炊をせずコンビニ弁当や外食に頼る生活を送っているようです。
シンクには洗っていない食器やゴミが山積みになり、ガスコンロや電子レンジも物で覆われているため、調理をするスペースが確保できません。
結果として、毎日の食事はコンビニで購入した弁当やファストフード、スーパーの総菜などで済ませる習慣が定着してしまいます。
食生活が偏るだけでなく、購入した商品の空き容器や包装がゴミとして室内に溜まり続け、さらに環境の悪化を招く悪循環に陥ります。
風呂・トイレは使えないケースもある
浴室やトイレがゴミで塞がれてしまい、使用できないケースも少なくありません。
例えば、浴室の入り口までゴミが積み上がり、扉を開けることすら困難な状態になっていたり、浴槽内に衣類や使用済みの日用品などが詰め込まれていたりすることもあります。
また、トイレも例外ではなく、便器の周囲に生活ゴミが溢れて足を踏み入れられず、トイレとしての機能を完全に失っている事例も報告されています。
洗濯しても干す場所がないので諦める
部屋中に物やゴミが積み上がり、洗濯物を干すスペースが確保できないので洗濯を諦めてしまうことがあります。
例えば、ベランダがゴミ袋や使わなくなった家具などで塞がれていたり、室内の物干しスペースも大量の荷物で埋め尽くされていたりすることがあります。
仮に洗濯をしても濡れた状態の衣類の置き場に困ってしまうため、洗濯することを完全に諦め、コインランドリーを利用している方も少なくありません。
ゴミ屋敷の住人はお風呂どうしている？
ゴミ屋敷に住んでいる方の中には、「自宅の風呂場が物で埋まっている」「水回りの故障やカビの繁殖などで使えない」などの状態になっていることも珍しくありません。
こうした場合、近くの銭湯を利用したり、場合によっては台所のシンクにお湯をためて体を拭いたりするなど、工夫して清潔を保とうとする方もいます。
ゴミ屋敷に住んでいても仕事をしている方はたくさんいるので、清潔感のある身だしなみになるように工夫しているようです。
ゴミ屋敷の住人はトイレはどうしている？
ゴミ屋敷の住人の中には、トイレが物で埋まっていたり、水が流れず使えなくなってしまっているケースも多く見られます。
そのような場合、自宅のトイレを使わず、コンビニや駅、公園などの公共トイレを代用することもあるようです。
中にはペット用トイレシートやバケツ、ビニール袋を使って排泄を済ませる方もおり、衛生面での問題が深刻化することもあります。
また、会社に出勤する前に決まった施設でトイレをしてから出勤することも多いようです。
ゴミ屋敷にしてしまう原因は主に3つ
ゴミ屋敷にしてしまうのは心理的・環境的・社会的と3つの原因が考えられます。ここでは、具体的な要因を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
心理的な要因（うつ病、不安障害など）
ゴミ屋敷になってしまう背景には、心理的な要因が隠れていることがあります。
代表的な症状は以下のような項目が挙げられます。
- ストレスを抱えている
- 潔癖で汚い場所の掃除ができない
- 物がないと不安
また、その他にも「ためこみ症（ホーディング障害）」があります。
これは物を捨てられない、捨てることに強い不安を感じる精神的な障害です。本人にとっては必要性を感じているため周囲の助言が通じにくい傾向があります。
さらに、うつ病や不安障害といった精神疾患も大きな要因の一つです。気力や判断力の低下から片付けができなくなったり、日常生活そのものが困難になったりすることがあります。
さらに、ストレスが原因の買い物依存症も、物が増え続ける要因となり、結果的にゴミ屋敷化へとつながります。
自分の意識だけで改善するのが難しく、周囲の理解と専門的なサポートが必要になる場合が多いです。
ゴミ屋敷になる心理的な要因についてさらに詳しく確認したい方はこちら！
環境的な要因（高齢化、生活習慣の乱れなど）
引っ越しや離婚、家族の死別など、大きな環境の変化によって心のバランスが崩れ、片付けることへの意欲が低下することがあります。
また、一人暮らしの孤独感や無気力感もゴミが溜まりやすくなる要因です。
さらに、生活習慣の乱れが長期間続くことで、部屋を片付ける時間や気力を失い、気づけばゴミに囲まれた生活に慣れてしまうパターンもあります。
そして、高齢化による体力や判断力の低下も大きな要因です。重いゴミを運べなかったり、片付け方がわからずそのまま放置してしまったりすることで、ゴミ屋敷化が進行することも少なくありません。
高齢者の家がゴミ屋敷になる原因についてより詳しく確認したい方はこちら！
社会的な要因（孤立、支援不足など）
ゴミ屋敷になる背景には、社会的孤立や貧困といった社会的な問題も大きく関係しています。
例えば、仕事や家庭、人間関係でつまずき、次第に人との接点が減っていくと孤立感が深まり、片付けや生活環境の整備に対する意欲が失われてしまうことがあります。
さらに、支援ネットワークの不足も大きな要因です。身近に相談できる人や頼れる福祉サービスがないことで、問題を抱え込んでしまい、状況を改善する機会を逃してしまいます。
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ゴミ屋敷で生活するとはどういうことか
ゴミ屋敷で生活するとは、家の中に大量のゴミや不要物が溜まり、通常の生活が困難な状態を意味します。
具体的には、天井まで物が積み上がっていたり、台所や風呂、トイレといった生活インフラが機能していなかったりすることも多く、衛生面や安全面で深刻な問題を抱えてしまうことです。
テレビ番組やインターネットでも取り上げられることが多く、非日常のように思われがちですが、実は一人暮らしの高齢者や、心の問題を抱えた方など、誰にとっても起こり得る「身近な問題」でもあります。
ゴミ屋敷での生活は身体的・精神的にも負担をもたらし、放置すればするほど抜け出すのが難しいのが現実です。
ゴミ屋敷がもたらす生活への影響
ゴミ屋敷をそのまま放置していると、さまざまなトラブルが発生します。下記では3つの懸念点をまとめました。
害虫・悪臭・カビなどで病気の健康リスク
生ゴミや汚れた服、湿気の多い空間に放置された食品などは、ゴキブリやハエ、ネズミといった害虫や害獣を引き寄せやすく、それらが媒介する病原菌によって食中毒や感染症のリスクが高まります。
また、長期間放置されたゴミからは悪臭が発生し、呼吸器系への悪影響や精神的なストレスを引き起こすこともあります。
さらに、湿気と汚れが溜まる環境ではカビの繁殖も避けられず、これが原因でアレルギー症状や喘息などを発症するケースも少なくありません。
自己肯定感の低下、引きこもりの悪化
部屋が片付けられず、ゴミが増えていく状況に直面することで、「自分はだらしない」「何もできない」といった否定的な感情が積み重なり、自己肯定感を損なうことがあります。
その結果、ますます片付ける意欲を失い、部屋の状態も悪化するという負の連鎖に陥ってしまうのです。
また、部屋に他人を入れられない・見られたくないという気持ちから、人との関わりを避けるようになり、社会的な孤立や引きこもりが深まる傾向も見られます。
近隣トラブル、孤立化、行政からの指導・警告
悪臭や害虫の発生などが原因で、近隣住民からの苦情やトラブルが起こる可能性があります。ご近所付き合いが悪化し、地域内での孤立が進むケースも少なくありません。
さらに、行政（市区町村の衛生担当など）からの調査や是正勧告、場合によっては強制撤去の対象となる可能性もあります。
問題を未然に防ぐためにも、周囲に頼るのも一つの方法です。
ゴミ屋敷は火災の発生にも関係しています。詳しく確認したい方はこちら！
家族や周囲がゴミ屋敷で困っている場合の対応
家族や身近な人がゴミ屋敷の状態にある場合、感情的にならず、丁寧に寄り添う姿勢が何よりも大切です。
本人も内心では現状に悩み、恥ずかしさや無力感を抱えていることが多く、頭ごなしに非難したり、「今すぐ片付けて」と強要することは逆効果になりかねません。
まずは、相手の気持ちや背景を理解しようとする対話から始めましょう。
本人が「一人ではどうにもならない」と感じているなら、一緒に片付ける提案をしたり、プロの業者など第三者の手を借りたりすることも検討してみてください。
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ゴミ屋敷の片付けでよくある質問
- 単品の回収：1,000円～4,000円
- 複数品の回収：4,000円～10,000円
- 大量の回収（トラック積載プラン）：9,800円～
- 大型家具（ソファ、ベッド、タンスなど）
- 家電製品（冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど）
- 楽器類（ピアノ、ギター、ドラムセットなど）
- スポーツ用品（バイク、自転車、トレーニングマシン、ゴルフクラブなど）
- 育児用品（ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなど）
- その他（木材、レンガ、ペンキ、灯油、アダルトグッズ）
Q 粗大ゴミ回収隊ではどのようなサービスを行っているのですか？
粗大ゴミ回収隊では、不用品回収、粗大ゴミ回収、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理などご家庭やオフィスにあるさまざまな不用品の回収と処分を行っております。
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Q 不用品回収にかかる大体の値段を教えてください。
回収する不用品の種類や量によって料金が異なりますが、以下が大まかな料金目安です。
例：小型家電、椅子、テーブルなど
例：家具一式、家電セットなど
例：引越し時の大量処分、遺品整理など
より正確なお見積もりをご希望の場合は、お気軽にお電話またはメールでご連絡ください。詳細をお伺いし、無料でお見積もりいたします。
また、実際のお客さまの作業事例も公式サイトにてご紹介しております。
<<実際の作業事例を見る>>
Q 見積もり後に追加料金等は発生しますか？
お見積もり後の追加料金は一切発生いたしません。
粗大ゴミ回収隊は、作業前に現場を確認し、どの程度の費用がかかるかを確認した後にお見積もりしております。
そのため、お見積もり時にご提示した金額が、最終的なご請求額となりますので、ご安心ください。
※ただし、お問い合わせ時のお見積もり内容と実際のご不用品や作業内容が異なる場合には金額が変動することがございます。
不明な点やご不安な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
電話で問い合わせる（無料）：<<0120-264-157からのお問い合わせ>>
Q 粗大ごみの量が少ないのですが依頼可能ですか？
はい、もちろんです。粗大ごみの量が少なくても、回収のご依頼が可能です。
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量に関わらず、お客さまのご都合に合わせて対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。
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