バスタブ(風呂・浴槽)の処分方法は?解体費用や処分費用を解説!
2022年02月28日



公営住宅の退去時にバスタブ(風呂・浴槽)の処分が必要になった場合、どのように処分すればよいのでしょうか?
バスタブ処分費用が高くて退去費用が負担にならないか不安になることもあるでしょう。そこで、この記事では、バスタブの処分方法をご紹介します。
この記事を読めば、どのように処分すれば料金が安く抑えられるかがわかるはずです。ぜひ、参考にしてみてください。
記事の目次
バスタブ(風呂・浴槽)の処分前の基礎知識
バスタブの基礎知識としてタイプや素材について理解を深めておきましょう。
バスタブのタイプ
バスタブのタイプは「ガス風呂給湯器」と「バランス型風呂釜」に分類できます。
ガス風呂給湯器
給湯器とお風呂の追い炊き機能が一つになったものです。
スイッチを押すだけで、お風呂に自動でお湯を張ったり、追い炊きができたりする給湯器は非常に便利です。
ガス風呂給湯器には「壁掛けタイプ」「据置タイプ」「パイプシャフト設置タイプ」があります。
バランス型風呂釜
バランス型風呂釜は浴室内に機器を取り付けて、燃焼に要する空気を外から取り入れて排気を出すように設計された風呂釜のことです。室内の空気を使用しないため、室内の空気が汚れません。近年の住宅では、あまり見かけないタイプです。
バスタブの素材
バスタブの種類には「FRP」と「ステンレス」があります。
FRP
FRPは「ガラス繊維強化プラスチック」と呼ばれるもので、耐久性の高いポリエステルの樹脂にガラス繊維が混ざっています。
ユニットバスなどに利用されていることが多いです。
FRPの素材のバスタブは、基本的には「産業廃棄物」として取り扱います。
ステンレス
ステンレスは、クロムやニッケルなどの鉄が加えられた素材です。
公営住宅や築年数が古い住宅で採用されていることが多いです。
ステンレス素材のバスタブも基本的には「産業廃棄物」として取り扱う必要があります。
補足:自治体の粗大ゴミ回収では処分できない
バスタブは家庭用でも「産業廃棄物」として取り扱う必要があります。
また、水道管やガス管の工事をしなければいけず、バスタブの取外工事も必要です。そのため、粗大ゴミとして自治体で処分してもらえません。
バスタブ(風呂・浴槽)の処分方法
バスタブ処分の依頼先には「ガス工事会社」と「不用品回収業者」があります。
ガス工事会社
バスタブを処分する場合は、給湯器の取外工事や給水管や給湯管、ガス管の取外工事が必要です。
これらの工事は保有資格者(ガス機器設置スペシャリスト・液化石油ガス設備士)でなければいけません。
ガス工事会社に取外工事を依頼したついでに、バスタブ処分を合わせて依頼することができます。
専門知識を保有する担当者が取外工事をしてくれるため安心感がありますが、即日回収・スピード対応には応じてもらえません。
基本的にはガス工事会社と日程調整する必要があります。また、バスタブの解体に対応できない場合があるので注意してください。
不用品回収業者
バスタブの処分実績を持つ不用品回収業者であれば回収依頼ができます。
不用品回収業者に依頼するメリットは、即日回収・スピード対応ができること。
電話やメールでお問い合わせをすれば、即日に駆けつけてくれます。
不用品回収業者にもよりますが、ガス管や水道管の取外工事ができる保有資格者が在籍している業者を選べば取り外し工事も依頼が可能です。
また、バスタブの解体が容易に行えます。ハウスクリーニングなどのサービスが同時に依頼できることも、不用品回収業者にお任せできます。
リフォーム工事会社
バスタブを新しく買い替える場合は、ガス工事会社や不用品回収業者ではなく、リフォーム工事会社など専門業者に処分を合わせて依頼するとスムーズです。
専門業者は割引などをしてくれているため、買い替えを希望する場合は専門業者に依頼して処分してもらう方が処分費用は安く抑えられます。
ガス工事会社と不用品回収業者の比較表
ガス工事会社と不用品回収業者のメリット・デメリットは以下の通りです。
ガス工事会社 | 不用品回収業者 | |
メリット |
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デメリット |
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バスタブ(風呂・浴槽)の処分費用
バスタブの処分費用は「取外工事+処分費」です。主にバスタブの素材により処分費用の平均相場は以下のようになります。
FRP | ステンレス | |
取外工事 | 約30,00円~50,000円 | 45,000円~60,000円 |
処分費用 | 約15,000円~20,000円 | 15,000円~20,000円 |
合計金額 | 約45,000円~70,000円 | 60,000円~80,000円 |
バスタブ(風呂・浴槽)の処分方法の豆知識
最後に、バスタブを処分する際に知っておきたい豆知識をご紹介します。
公営住宅を退去する場合は処分が必要になる
公営住宅(都営住宅・区営住宅・県営住宅・市営住宅)を退去する場合は、浴室を処分する義務が生じます。
通常の賃貸住宅のような方法では退去できません。ウォシュレットや網戸、カーテンレールをはじめ、浴槽を処分する必要があります。
また、原状回復義務も入居者が行う必要があります。
原状回復費用が高くつかないように、浴槽の処分とハウスクリーニングを同時に行ってくれる不用品回収業者へ相談するとトータルコストが安く抑えられます。
不用品回収業者は慎重に選べば便利である
バスタブの処分依頼先として不用品回収業者がありますが、正しく依頼先を選定すればお得にサービスを提供できます。
不用品回収業者は以下を参考にして処分してみてください。
- バスタブの処分実績を保有している
- 担当者の対応が「親切」「丁寧」「迅速」である
- 見積書に内訳が記載されている
- 産業廃棄物収集運搬許可証を所持している
- 料金体系が記載されている
また、不用品回収業者選びは最初から1社にこだわらずに、複数社に見積依頼をしてください。複数の業者を比較すると良し・悪しが分かるようになります。
寸法を測定しておく
バスタブを処分する場合は、寸法を測定しておきましょう。
バスタブを取り外しても搬出経路が確保できなければ回収してもらえません。このような場合は、バスタブの解体工事が必要になります。
バスタブの寸法や搬出経路について詳しく説明していないと業者側も困惑してしまいます。
ガス工事会社の中には、解体工事ができないところもあります。そのため、二度手間や追加料金が請求されないように、搬出経路が確保できるか寸法を確認しておきましょう。
バスタブ(風呂・浴槽)の処分方法なら「粗大ゴミ回収隊」
バスタブの処分方法をご紹介しましたが、依頼先に悩んだら「粗大ゴミ回収隊」までご相談ください。
ここでは、粗大ゴミ回収隊に依頼するメリットをご紹介します。
バスタブ処分の実績を保有
粗大ゴミ回収隊は、バスタブ処分の回収実績を豊富に保有しています。
水道管やガス管の取外工事から解体工事まで対応できるため、ワンストップでサービスを提供することが可能です。
バスタブの処分にお悩みの方は「粗大ゴミ回収隊」にお気軽にご相談ください。
即日回収・スピード回収に対応
粗大ゴミ回収隊は「即日回収」「スピード回収」に対応している不用品回収業者です。
電話やメール、LINEでお問い合わせしてもらえれば、地域を巡回しているスタッフが駆けつけます。
最短25分とスピード回収が得意。そのため、当日中にバスタブを処分したいという要望にも応えられます。
サービスの種類が豊富
粗大ゴミ回収隊は、お客様に満足して頂けるように、不用品買取やハウスクリーニングサービスなどの豊富なサービスを用意しています。
公営住宅の退去で原状回復しなければいけない場合は、不用品処分からハウスクリーニングまでワンストップで対応できます。
業界最安値の料金体系を実現
粗大ゴミ回収隊は業務効率化を実現して、業界最安値の料金体系を実現しています。大量の不用品をお得に処分できる定額パックサービスの料金を比較しても他社より圧倒的に安いです。見積依頼は完全無料のため、まずは料金の安さをお確かめください。
料金体系
軽トラックのせ放題 | 14,800円 |
1.5tトラックのせ放題 | 39,800円 |
2tトラックのせ放題 | 59,800円 |
4tトラックのせ放題 | 80,000円 |
産業廃棄物収集運搬許可証を所持
粗大ゴミ回収隊は産業廃棄物収集運搬許可証を掲示して営業しています。
[産業廃棄物収集運搬許可番号]
- 第1300219018号
- 第01402219018号
- 第01200219018号
- 第01100219018号
まとめ
今回は、バスタブ(浴槽・風呂釜)の処分方法をご紹介しました。
基本的にバスタブの処分の依頼先は「ガス工事会社」または「不用品回収業者」です。
バスタブの解体工事などを含めると、不用品回収業者へ依頼した方が良いでしょう。
メリット・デメリットを把握した上で依頼先を決めてみてください。
粗大ゴミ回収隊は、バスタブの処分実績を豊富に持つ不用品回収業者です。この記事をお読みの方でバスタブ処分にお悩みの方がいたら、お気軽にご相談ください。