掃除機5つの処分方法と費用!注意点やバッテリーの捨て方も徹底解説
2023年03月25日



この記事では掃除機の5つの処分方法、捨て方ごとの費用を解説します。
掃除機は、キャニスター型やスティック型、ハンディ型などさまざまなタイプがあります。
処分方法ごとにどのタイプの掃除機が処分できるかも確認できます。
ダイソンのバッテリーの処分方法についても紹介していますので、掃除機の処分をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
記事の目次
掃除機の処分方法ごとの費用
まずは掃除機の処分方法ごとにどれくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。
処分方法をクリックすれば、捨て方の詳細が確認できます。
処分方法 | 処分費用相場 |
---|---|
不用品回収業者に回収を依頼する | 500円 |
自治体の粗大ゴミで捨てる | 200円~600円 |
自治体の一般ゴミに出す | ゴミ袋代 |
ネットで売る・譲る | 無料 |
家電量販店で引き取ってもらう | 550円~2,000円 |
掃除機の5つの処分方法
次に、掃除機の5つの処分方法を紹介します。
掃除機には、以下のようなタイプがあります。
- キャニスター型掃除機
- スティック型掃除機
- ハンディ型
- ロボット型掃除機
メリット、デメリット、適した掃除機タイプをそれぞれ紹介しますので、処分方法を決める際にお役立てください。
不用品回収業者に回収を依頼する
不用品といえば、不用品回収業者に回収を依頼することで簡単に処分することができます。
申し込みから処分完了まで、当日中にできることも多く、時間のない方にもおすすめの処分方法です。
後述しますが、事業用の掃除機なら不用品回収業者で処分するのが特におすすめです。
どんなタイプの掃除機でも一度に処分することができ、分別などを考える必要もないのが特長です。
不用品が他にもあるなら、一緒に処分することもできます。
不用品回収業者では「のせ放題」という定額で不用品をまとめて回収できるプランもあります。
のせ放題では、単品回収と異なり、車両費や階段料金などの諸経費が込みの料金設定になっているのも魅力です。
のせ放題なら割安で大量の不用品を処分することができます。
不用品回収業者に回収を依頼する手順は以下の通りです。
①申し込みをする(電話・メール)
②スタッフが訪問して回収
③支払いをして完了
◆メリット
- 即日での処分も可能
- 他の不用品も一緒に処分できる
- 分別や運び出しも不要
◆デメリット
- 単品回収だと割高
◆適した掃除機タイプ
- キャニスター型掃除機
- スティック型掃除機
- ハンディ型
- ロボット型掃除機
関東圏に対応しているおすすめの不用品回収業者を確認したい方はこちら!
自治体の粗大ゴミで捨てる
キャニスター型やスタンド型など自治体の粗大ゴミの基準に当てはまる掃除機は、自治体で処分することができます。
自治体では「一辺が30cm以上」もしくは「一辺が50cm以上」などの粗大ゴミの基準が決められているため、基準を超える掃除機は粗大ゴミとして出します。
自治体で処分するため、大きめサイズの掃除機でも安く処分することが可能。
ただし、自治体では事業用に使った掃除機の回収はできないため注意が必要です。
自治体での粗大ゴミ処分までの手順は以下の通りです。
①申し込みをする(電話・インターネットなど)
②粗大ゴミ回収券を購入する
③粗大ゴミ回収券を掃除機に貼る
④指定日時・指定場所に掃除機を出す
上記の手順は、多くの自治体での手順です。
中には、立ち会いのもと、現金で処分料金の支払いが必要な自治体がありますので注意してください。
◆メリット
- 処分費用が安い
◆デメリット
- 指定日時にしか対応していない
- 回収完了まで時間がかかる
- 手続きが面倒
◆適した掃除機タイプ
- キャニスター型掃除機
- スティック型掃除機
- ロボット型掃除機
自治体の一般ゴミに出す
粗大ゴミの基準以下の掃除機であれば、自治体の一般ゴミとして処分できます。
お住まいのゴミ出しルールを確認し、ゴミ袋に入れて集積所に出しておきましょう。
かかる費用がゴミ袋代のみなので、安く処分できるのが特長です。
粗大ゴミ基準を超えても分解すれば、一般ゴミに出せる自治体もあります。
しかし、東京23区などでは粗大ゴミを分解しても「粗大ゴミ」として取り扱います。
不燃ゴミに出せるかは、自治体の粗大ゴミのルールを確認しておかなければなりません。
また、分解して出す場合は、分別が必要です。
- プラスチック素材:燃やせるゴミ(自治体によって燃やせないゴミ)
- 電子部品・金属素材:燃やせないゴミ
◆メリット
- 処分費用はゴミ袋代のみ
◆デメリット
- 指定日時にしか対応していない
- 大きなサイズの掃除機は処分できない
◆適した掃除機タイプ
- ハンディ型掃除機
- スティック型掃除機
- ロボット掃除機
※バッテリーを外したもの限定で回収可
ネットで売る・譲る
メルカリやヤフーオークション、ジモティなどフリマアプリなら、まだ使える掃除機を売る、譲ることで無料で処分できます。
メルカリやヤフーオークションでは、人気のあるダイソンの掃除機だと、10,000円~20,000円ほどの相場で取引されており、高額な収入も期待できるでしょう。
あまり需要がない掃除機なら、ジモティで無料で譲ることもできます。
時間が十分にあり、手続きがスムーズにできる方なら、処分方法の1つとして視野に入れても良さそうです。
◆メリット
- 収入になることがある
- 無料で処分できる
◆デメリット
- 必ず売れる・譲れるわけではない
- 処分できるまでに時間がかかる
- 出品手続きが面倒
◆適した掃除機タイプ
- キャニスター型掃除機
- スティック型掃除機
- ハンディ型
- ロボット型掃除機
家電量販店で引き取ってもらう
家電量販店でいらなくなった掃除機を引き取ってもらう方法もあります。
ヤマダ電機やビックカメラ、エディオン、ケーズデンキなどでは、小型家電リサイクル法に基づき、掃除機の回収を行っています。
小型家電リサイクル法とは、小型電子機器を再資源化を目的とした法律です。
掃除機も小型家電リサイクル法対象品目であるため、家電量販店では小型家電の回収を行っています。
回収には小型家電のリサイクルにかかる「リサイクル料金」が必要です。
店頭に持ち込みをする場合はリサイクル料金のみで処分できます。
訪問回収ができる店舗もありますが、別途費用がかかるため注意してください。
店舗名称 | リサイクル料金 (処分費用) |
備考 |
---|---|---|
ヤマダ電機 | 550円 | 訪問回収は別料金 |
ビックカメラ | 1,958円 | 配送会社が回収 |
ヨドバシカメラ | 1,100円 | 訪問回収は+2,200円 |
エディオン | 550円 | 3辺合計120cm以下が対象 |
ケーズデンキ | 1,100円 | 訪問回収は別料金 |
◆メリット
- リサイクルに貢献できる
◆デメリット
- 回収店舗が限られている
- 訪問回収は別料金がかかる
- 持ち込みだと運搬手段が必要
◆適した掃除機タイプ
- キャニスター型掃除機
- スティック型掃除機
- ハンディ型
- ロボット型掃除機
掃除機処分の際の注意点
ここからは掃除機処分の際の注意点を解説していきます。
壊れた掃除機は処分するのにできるだけ安く、手間がかからない方法で処分したいもの。
紹介する注意点を踏まえて、総合的に楽に処分できる方法を選んでください。
バッテリーは自治体で処分不可
ハンディ型、スティック型、ロボット型の掃除機では、コードレスが主流です。
コードレス掃除機は、充電できるバッテリーが付属しています。
バッテリーには、リチウムイオン電池が使われており、自治体の燃やせないゴミとして捨てることはできません。
誤った捨て方をすると、発火の恐れがありますので注意しましょう。
事業用掃除機は自治体で処分できない
事業用の掃除機は、自治体で処分することができません。
店舗や事務所、病院、学校などで利用した掃除機はすべて事業用です。
事業で利用した掃除機は「産業廃棄物」としての処分する必要があります。
産業廃棄物は、誤った方法で処分してしまうと産業廃棄物処理法違反とみなされ、以下のような重い罰則の対象となる場合があります。
- 1,000万円以下の罰金または5年以下の懲役もしくはその両方(個人)
- 3億円以下の罰金、または5年以下の懲役、もしくはその両方(法人)
そのため、事業用の掃除機については、事業ゴミが回収できる不用品回収業者で処分するのがおすすめです。
ダイソン非純正バッテリーは産業廃棄物
人気のダイソン掃除機の非純正バッテリーは産業廃棄物となるため注意してください。
有限会社すみとも商店、ロワ・ジャパン有限会社が輸入のダイソン掃除機に使える非純正バッテリーから出火したとみられる火災事故が発生しています。
◆有限会社すみとも商店の対象バッテリー詳細
製品名 | 掃除機⽤リチウムイオンバッテリー Orange Line |
販売期間 | 2020/11/01~2021/04/23 |
型番 | Orange Line DC60 20001 V6 2200 Orange Line DC60 20006 V6 2200 Orange Line DC60 |
◆ロワ・ジャパン有限会社の対象バッテリー詳細
製品名 | 電気掃除機⽤互換バッテリー |
販売期間 | 2020/11/20~2021/08/03 |
型番 | DC62-J |
対象ロット番号 | A010・A012・B101・B103・B104 |
これらの製品は、放電を行うことで、発火にいたらないことが確認されています。
◆非純正バッテリー放電方法
- ①水を張ったバケツを準備する
- ②バッテリーを掃除機に装着する
- ③ビス留めは行わない
- ④手のひらをバッテリー底面にあてがう
- ⑤指をバッテリー上面にあてがう
- ⑥バケツの上で電池切れになるまで掃除機を運転(10分~20分程度)
放電が完了したら、有限会社すみとも商店のバッテリーは産業廃棄物として処分してください。
※有限会社すみともは倒産しているため。
ロワ・ジャパン有限会社のバッテリーは、回収対応時に放電確認の動画が必要です。
放電作業後、連絡をして同社から送付されるメールの案内に従って処分します。
これらの放電作業は手間も時間がかかります。
バッテリーと掃除機本体を別々に処分するよりも、まとめて回収できる不用品回収業者に依頼する方が効率が良いと言えます。
産業廃棄物も処分できる不用品回収業者なら、有限会社すみとも、ロワ・ジャパン有限会社のバッテリーもそのまま処分できるので特におすすめです。
掃除機のバッテリーの捨て方
最後に掃除機のバッテリーの捨て方を紹介します。
バッテリーの中に使われているリチウムイオン電池は、自治体の燃えないゴミとして処分できません。
そのため、以下のような方法で処分するようにしてください。
不用品回収業者を利用する
掃除機の処分で不用品回収業者を利用すれば、バッテリーもまとめて処分できるので便利です。
しかもバッテリー単体ではなく、掃除機1台として回収できるため、別途処分費用がかかることもありません。
電話1本、メール1本で回収に来てくれるのも魅力です。
即日対応も可能なので、簡単に掃除機を処分したい方におすすめです。
のせ放題プランがおすすめの不用品回収業者はこちら!
リサイクルボックスを利用する
小型充電式電池リサイクルボックスがスーパーや家電量販店などに設置されています。
バッテリーの回収にかかる費用は無料です。
掃除機のバッテリーについてもリサイクル対象となるため、住まいの近くで回収できる小型充電式電池リサイクルボックスがあるか確認してみてください。
掃除機の処分は「粗大ゴミ回収隊」がおすすめ!

https://sodaigomi-kaishutai.com/
掃除機を処分するなら、バッテリーも一緒に回収できる「粗大ゴミ回収隊」がおすすめです。
粗大ゴミ回収隊なら、事業用に使った掃除機でも回収可能です。
また、処分の難しいダイソンの非純正バッテリーについても、掃除機と一緒に、またはバッテリーだけでも処分できます。
他にも不用品がある場合でも格安の「のせ放題」で、まとめて処分が可能。
人気の軽トラックのせ放題は14,800円から!
掃除機の処分ならぜひ「粗大ゴミ回収隊」にお任せください!