2022年01月30日
ガラスは取り扱いに注意が必要で処分しづらいです。
大量のガラスの食器を処分したい場合やガラス板を処分したい場合は、どのような方法で処分すれば良いのでしょうか?
安全に快適にガラスを処分するために、最適な方法を学んでおきましょう。
この記事では、家庭用と事業用別に分けてガラスの処分方法について詳しく解説します。
記事の目次
まずは、家庭で出たガラスを処分する方法について解説します。
家庭で出た小さなサイズのガラスは不燃ゴミです。
一辺の長さや三辺の合計などで自治体ごとに粗大ゴミの基準が異なります。
自治体での基準に該当するガラス製品を処分する場合は、粗大ゴミ扱いとなります。
お住まいの自治体ごとに対象のガラス製品がどのゴミに該当するかは、公式サイトなどで確認してください。
大きなガラス板でも細かく砕いて、ゴミ袋に入れれば不燃ゴミで処分できる自治体もあります。
ガラスを砕く際には怪我をする恐れがあるため注意してください。
大きなガラスを細かく砕けば、不燃ゴミで捨てられる自治体もあると説明しました。しかし、ガラスを割る作業は大変危険です。
不注意で怪我をしてしまう恐れがあるため、厚手の軍手を着用して作業をしてください。
また、ガラスを細かく砕く場合は場所を選びましょう。
ガラス屑が散らかっても良いように、ビニールシートを敷いておくなど工夫をしてください。
お住まいの地域に応じて、ガラスの処分方法が異なります。
ゴミ回収業者の作業員が怪我をしないように、不燃ゴミの袋に「割れ物注意」と記載する自治体、一度に処分できるガラスの量が決められている自治体もあります。
お住まいの地域のゴミ捨てルールを守るために、自治体サイトで捨て方を確認してください。
ゴミ回収ボックスが設置されている建物が増えました。
しかし、ガラスを処分する場合は不燃ゴミ回収日の朝にゴミを出すように心がけましょう。
それ以外の日に出してしまうと、可燃ゴミと同等の扱いをしたゴミ回収業者の作業員が大怪我をしてしまうかもしれません。
最悪の場合は、訴訟問題に繋がる恐れがあるため、不燃ゴミの処分ルールを確認して守ってください。
自治体サービスには「粗大ゴミ回収サービス」「ゴミ処理場への持ち込み」の2つの方法があります。
・粗大ゴミ回収サービスを利用する
自治体により異なりますが、自治体の粗大ゴミの基準に該当するガラス製品を処分する場合は、「粗大ゴミ」として捨てる必要があります。
自治体が提示した料金をコンビニで支払って、粗大ゴミ回収シールを受け取ってください。
シールをガラス製品に貼って、指定日に回収場所に置いておけば処分してもらえます。
・ゴミ処理場へ持ち込む
自治体によっては、運営するゴミ処理場へ粗大ゴミを持ち込むことも可能です。
自治体の指定日まで回収を待てない場合などは、ゴミ処理場へ持ち込みましょう。
自治体に応じてルールは異なるため、事前に電話で確認・予約してください。
ガラス製の食器やコップ、花瓶であれば、リサイクルショップで売却ができます。
その場で査定して現金化してもらえることがリサイクルショップの魅力です。
近頃は「店頭持込」だけでなく「宅配買取」「出張買取」のサービス展開がされており、依頼しやすくなりました。
そのため、未使用の食器やブランドの花瓶などをお持ちの方はリサイクルショップでの売却を検討してみてください。
ガラス製の食器や花瓶であれば、フリマアプリ(メルカリ・ラクマ・ヤフオクなど)で販売できます。
インターネット上で全国の方に簡単にアピールでき、落札者が見つけやすいです。
自分で販売価格を決めてガラス製品を売りたい場合は、フリマアプリを利用してみてください。
しかし、フリマアプリで取引する相手は顔が見えません。そのため、トラブルが起きることもあります。
とくにガラス製品は割れるため、配送時には細心の注意を払ってください。
品質の良いガラス製品であれば、寄付することで喜ばれます。
NPO法人や自治体では不用品の寄付を募っていることが多いです。
寄付したら実績が公表されるため、社会貢献できたと充実感が得られます。
(※寄付するための配送料は自己負担となります。)
ガラス製の食器や花瓶を処分する前に、家族や友人に「処分をする予定なんだけいらない?」と尋ねてみましょう。
欲しがっている家族や友人がいれば譲ってあげると喜ばれるはずです。
しかし、家族や友人が望んでいないのに、強引に譲るのは控えてください。
強引に譲ると人間関係にヒビが入ってしまいます。
不用品回収業者を利用すれば、即日回収・スピード対応で不用品を回収してもらえます。
大量のガラスを処分したい場合でも、一度で回収してもらうことが可能です。
大きなガラスで粗大ゴミ対象となるものも細かく砕く必要はありません。
手間を省いて、速やかにガラスを処分したい方は不用品回収業者を利用してみてください。
自治体で処分すれば、45lのゴミ袋1つで500円~1,000円程度で処分できます。
寄付やリサイクルショップでの処分の場合では、処分費用そのものは無料です。
しかし、送料などが発生することもあるため、どの処分方法が最もお得なのかを比較してみましょう。
不用品回収業者に依頼すれば、45lのゴミ袋1つで1,000円~2,000円程度です。
不用品回収業者の魅力は、ガラスの量が増えるほど、㎡当たりの料金が安くなること。大量のガラス処分であれば、不用品回収業者の方がお得になることがあります。
不用品回収業者を利用する場合は、料金体系だけでなく信頼できる業者であるかを見極めて依頼をしてください。
次に、事業で出たガラスを処分する方法をご紹介します。
会社所在地の住所を管轄する環境管理センター(またはゴミ処理施設)に、場合によってガラスを持ち込むこともできます。
環境管理センターで処理手数料を支払えば処分できます。
しかし、予約をせずに持ち込んでも取り扱ってもらえないこともあります。
環境管理センターに持ち込む場合は、事前に確認・予約をしてください。
事業で出たガラスを買取して、高品質な再生原料(カレット)を作る業者があります。
このような業者に依頼をすれば無料でガラスを回収してもらえます。
また、高品質なガラスであれば現金化も可能です。
全国にガラス買取業者があるとは限りませんが、身近にないか検索してみると良いでしょう。
事業で出たガラスは、基本的に産業廃棄物収集運搬業許可のある不用品回収業者に回収してもらいます。
産業廃棄物収集運搬業許可のある不用品回収業者であれば、マニュフェストなど作成してくれるでしょう。
マニュフェストとは、産業廃棄物の収集運搬、中間処理や最終処理を記録したもので最後まで処理できたことを証明したものです。
マニュフェストまで作成してくれる業者であれば不法投棄の心配などありません。
事業で出たガラスの処分費用の目安は、産業廃棄物運搬業者が掲示しており、12,000円~18,000円/㎡が平均相場です。
平均相場でガラスを回収してもらえるか確認してみると良いでしょう。
また、産業廃棄物運搬業者を探す場合は料金の安さも大事ですが、信頼できる業者であるかも大切です。
複数社に見積依頼をしてみて、信頼ができる不用品回収業者であるかを見極めて、依頼先を決めてみてください。
環境管理センターに持ち込めば、搬送費分の3,000円ほど安くなります。
今回は、ガラスの処分方法について解説しました。
家庭用ゴミと事業用ゴミで処分方法は異なります。
それぞれの処分方法について解説したので、最適な方法で処分をしてみてください。
粗大ゴミ回収隊は、産業廃棄物運搬許可証を持つ不用品回収業者です。そのため、家庭用ゴミでも事業用ゴミでも処分できます。
即日回収・スピード対応を得意としているため、ガラスの処分にお悩みの方は、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」までお気軽にご相談ください。
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