ワインセラーの処分方法と費用!自治体粗大ゴミでの引き取りは不可
2025.04.06
この記事では、ワインセラーの処分方法をまとめています。
ワインの保管に欠かせないワインセラーですが、サイズが大きいため不要になったらどう処分すべきか悩む方も多いでしょう。
粗大ゴミに該当しない品目のため、正しい方法を理解して安全に処分することが大切です。
この記事を読むことで、自宅で眠っている不要なワインセラーを適切に処分できるようになります。
費用相場もまとめたため、処分時の参考にしてください。
目次
ワインセラーは家電リサイクル法対象製品
家電リサイクル法対象製品は以下の通りです。
- 冷蔵庫・冷凍庫
- テレビ
- 洗濯機・衣類乾燥機
- エアコン
家電リサイクル法対象製品に使用されるパーツのリサイクルによる廃棄物の減少や、資源の有効活用が目的です。
ワインセラーは「冷蔵庫」のカテゴリーに入るため家電リサイクル法対象製品とされています。つまり「ルールの従って正しく処分する義務がある」ということです。
ワインセラーの処分費用
家電リサイクル法対象製品を処分する際には「リサイクル料金」の支払いが必要です。
さらに、業者や販売店に運搬してもらうための「収集運搬料金」もかかる場合があります。
ワインセラーのリサイクル料金
ワインセラー容量 | リサイクル料金 |
---|---|
170L以下(小) | 3,740円~5,599円 |
170L以上(大) | 4,730円~6,149円 |
※破損や汚れで内容積が読み取れない場合は、本体「高さ」「幅」「奥行き」の中で最も長い寸法で区分する
(1400mm未満:小・1400mm以上・大)
処分方法ごとの費用合計
ワインセラーの処分方法ごとの費用合計は、以下表の通りです。
処分方法 | リサイクル料金 | 収集運搬料金 | 合計処分費用 |
---|---|---|---|
不用品回収業者 | パックプランに含むケースあり | パックプランに含むケースあり | 9,800円~ |
指定引取所 | 3,740円~6,149円 | 無料 | 3,740円~6,149円 |
購入店 | 3,740円~6,149円 | 1,100円~3,300円 | 4,840円~9,449円 |
メーカーや販売店 | 3,740円~6,149円 | 1,100円~3,300円 | 4,840円~9,449円 |
譲渡 | 無料 | 無料 | 無料 |
指定引取所や購入店、メーカー等では規定のリサイクル料金を支払う必要がありますが、不用品回収業者の場合はパックプランの料金がかかります。
金額自体はリサイクル料金より高くなる場合があるものの、自身での運搬が不要、他の品目もまとめて処分できるという点は優れています。
ワインセラーを処分する方法5選
ワインセラーは処分方法によって「必要な料金」や「処分の手間」が異なります。
また、ワインセラーの状態によっても適切な処分方法が変わるため、それぞれの特徴を理解して選びましょう。
メリット・デメリットを参考に自分に合った処分方法を選んでください。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、家電リサイクル法対象製品を含めほとんどの不用品を処分できます。
さらに、リサイクル料金や収集運搬料金が必要なく、回収業者が定めた回収費用のみで処分可能です。
その理由は、リユース・リサイクルを目的として回収しているからです。
そのため、価値のあるワインセラーは買取りをしてくれる回収業者も存在します。また、プロのスタッフが査定してくれるため「価値のあるワインセラーを処分してしまった」という事態を防げるメリットもあります。
その他に「深夜・早朝など好きな日時に処分できる」「他の不用品と一緒に処分するとお得になる」「ハウスクリーニングや遺品整理など複数のサービスを組み合わせられる」なども魅力的です。
以上のように、一人ひとりに合わせて柔軟な対応をしてくれるため、もっとも利便性の高い処分方法といえます。
〇メリット
- 手続きが電話一本で簡単
- 好きな日時に処分できる
- 複数のサービスと組み合わせて利用できる
- 重いワインセラーも運び出してくれる
〇デメリット
- 業者選びに注意が必要
- 単品での処分は割高になる場合がある
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自治体の指定引取所へ持ち込む
ワインセラーは粗大ゴミに出せないので、自治体の指定引取所へ持ち込む必要があります。
処分までの手順は次のとおりです。
- 自治体にへ持ち込みを申し込む(電話やホームページなど)
- ワインセラーのメーカーやサイズからリサイクル料金を確認する
- コンビニや郵便局でリサイクル券を購入
- リサイクル券に必要事項を記入後、指定引取所へ持ち込む
以上のステップで処分できます。
手続きや運搬が面倒ですが、収集運搬料金が必要ない処分方法です。
〇メリット
- 費用を抑えて処分できる
- 他の不用品もまとめて処分できる
〇デメリット
- 自身で運搬する手間がかかる
- 即日持ち込めない可能性がある
自治体連携サービスを利用する
自治体によっては、協同組合等と連携してリサイクル家電の処分サービスを提供しています。
このサービスを利用することで、ワインセラーの処分も可能です。
参考までに東京23区、そして横浜市における自治体連携サービスの利用方法を紹介します。
■東京23区限定:家電リサイクル受付センター
東京23区では、家電リサイクル受付センターにてワインセラーの回収を実施しています。
ワインセラーの容量を事前に確認の上、家電リサイクル受付センターに電話、またはホームページにて事前申込を行なってください。
- 電話番号:0570-087-200
- インターネット:家電リサイクル受付センターの公式サイト
https://kaden23rc.jp/kaden23rc/Notes
申込時に指定された収集日時までに、自宅の場合は玄関先、集合住宅の場合は建物指定の集積場へワインセラーを持ち込み、リサイクル料金・収集運搬料金を支払って処分完了です。
■横浜市限定:横浜家電リサイクル推進協議会
横浜市では、横浜家電リサイクル推進協議会がワインセラーの回収に対応しています。
電話、インターネット、FAXのいずれかで申し込みの上、収集日時になったら自宅前に出しておけば処分してもらえます。
- 電話番号:0120-632-515
- インターネット:横浜家電リサイクル.comの公式サイト
https://xn--eckwaq5si9386d8eva8vf598h.com/order.html - FAX:0120-661-520
- もしくは電話番号:0120-014-353も対応可能
収集にはリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
また、別途料金を支払うことで家の中からの搬出にも対応可能です。
〇メリット
- インターネットから手軽に申し込みできる
- 家の中からの搬出が可能なサービスもある
〇デメリット
- 即日の処分は難しい
- 地域によっては自身で運搬が必要なケースもある
購入店に依頼する
ワインセラーを購入した店舗で処分できます。販売店は引取り義務があるため遠慮なく相談してみましょう。
購入店で処分する場合は、搬出依頼もしくは持ち込みで処分しますが、販売店から処分施設まで運搬が必要なので、どちらにせよ収集運搬費用がかかります。
また、搬出のみ依頼する場合は費用が高額になる販売店が多いため、収集運搬料金を事前に問い合わせてみましょう。
〇メリット
- 搬出を依頼できる
- 購入店なので依頼しやすい
〇デメリット
- 収集運搬料金が高い場合がある
- 購入店が無くなっていると利用できな
ヤマダ電機でワインセラー(冷蔵庫)の引き取り処分を検討している方はこちらもチェック!
メーカーや販売店に依頼する
ワインセラーなどの家電リサイクル法対象製品は、購入店でなくても処分を依頼できます。
最寄りの製造メーカーや販売店に問い合わせをして、収集運搬料金が安い所で処分するのが良いでしょう。
購入店でないため依頼しづらい方もいるようですが、販売店全般リサイクルの義務があるため気にする必要はありません。また、購入店で処分する場合と同様、持ち込みをしても収集運搬料金が必要な場合がほとんどです。
〇メリット
- 搬出を依頼できる
- 収集運搬料金の安い販売店を選択できる
〇デメリット
- 販売店により対応が異なり利用しづらい
- 引取り店舗を探すのに手間がかかる
ケーズデンキでワインセラー(冷蔵庫)の引き取り処分を検討している方はこちらもチェック!
知り合いに譲る・ジモティーで譲渡する
まだ使用できるワインセラーであれば、知り合いやジモティーを使い譲渡できます。
廃棄をせず、資源の有効活用や環境保護の観点からもメリットがある処分方法です。
注意点は、譲渡後のトラブル防止に、外観や機能面の問題など情報を正確に伝えることです。以上のように「処分するのはもったいない」「誰かの役に立てれば」という方は検討してみてください。
〇メリット
- 資源の有効活用になる
- 人に喜んでもらえる
〇デメリット
- 需要のあるワインセラーを現金化でない
- 傷や故障箇所がないかよく確認しなければならず、手間がかかる。
ワインセラーの売却処分の手段
ワインセラーを処分する前に、一つ確認しておきたいことがあります。それは「処分予定のワインセラーは売却できないか」という点です。
ワインセラーは需要が安定しており高価買取も期待できる特徴があります。そのため、処分前に買取り価格の相場を確認した方が良いでしょう。
ここからは、ワインセラーの主な売却先と売却で損をしないコツをご紹介します。
リサイクルショップ
リサイクルショップにはワインセラーを買取るお店もあります。とはいえ詳しくないスタッフも多いため注意が必要。
リサイクルショップで高価買取になりやすいワインセラーは、販売数が多い人気のモデルや知名度のあるメーカーのワインセラーです。
あまりマニアックなワインセラーは安値で買い取られる可能性があるため、詳しい業者に持ち込みましょう。
オークションやフリマアプリ
オークションやフリマアプリは、リサイクルショップより落札価格は高い傾向にあります。
それは、落札者との直接取り引きだからです。
しかし、大型ワインセラーは配送料が高い問題や、写真撮りや出品、梱包、発送などの手間がかかるため、時間効率で考えるとコストパフォーマンスの悪い売却方法といえます。そのため、製造数が少なく高額落札の期待ができるワインセラーの場合に検討してみましょう。
買取専門業者
買取専門業者の特徴は、宅配買取や出張買取ができ自分にあった売却方法を選べる所です。出張費無料など利便性の高さが目立ちますが、中には低い買取金額しか提示しない業者や、ワインセラー以外も強引に買い取ろうとする悪質な業者も存在します。
そのため、依頼前にクチコミなどで評判のチェックをしておくと良いでしょう。
不用品回収業者
不用品回収業者は、回収処分だけでなく買取サービスを提供する業者もあります。
買取対象のワインセラーは年式が新しいもの、状態がよいものなど条件はありますが、買い取ってもらえると費用を安く抑えられます。
たとえ買取にならない場合でも、そのまま処分を進めてくれるため、他の処分方法を探す必要もなく便利です。
買取が見込めそうなワインセラーを所持している場合は、買取サービスを提供する不用品回収業者を探してみましょう。
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ワインセラーの売却で損をしないコツ
ワインセラーは趣味性の高い商品なので、状態の良い物は高く買取り可能です。
そして、コツを掴むことでよりその確率が上がります。
以下を意識して高価買取を狙ってみましょう。
- 清掃して付属品を揃える
- 古いモデルになる前に売却する
- ワインセラーの種類によって売却先を選ぶ
高価買取の基本は商品がキレイであることです。
また、製造年が新しい程高値が付きやすいため、必要ないと感じたら早めに買取りに出した方が良いでしょう。
そして、価値のあるマニア向けのワインセラーや、製造数が少なく希少な場合はワインセラーに詳しい専門業者や、ワインに詳しい店舗へ持ち込むと高価買取が期待できます。
次に、高価買取の可能性が高い人気メーカーをご紹介します。
- フォルスター
- ハイアール
- ドメティック
- さくら製作所
- 三ツ星郷駅株式会社
- アイリスオーヤマ
いずれも製造から5年以内が買取りの目安になることが多いため、処分前に確認してみましょう。
ワインセラーを処分する際の注意点
ワインセラーを処分する際は、いくつかの注意点があります。
注意点を守らなければ引き取ってもらえず、何らかのトラブルに巻き込まれるリスクも考えられます。
とくに以下の点は心がけて処分を進めてください。
自治体では処分できないことが多い
ワインセラーはリサイクル家電に該当するので、粗大ゴミとしては取り扱いません。
そのため、自治体で処分できないケースが多く、仮にゴミとして出すと不法投棄とみなされるおそれがあります。
地域によってはリサイクル家電を回収可能な業者との提携サービスを提携しているため、自治体経由で処分したいと考える方はサービスの有無を確認してみましょう。
運搬する際は事前に水抜きをする
ワインセラーを運搬する際は、結露によって内部の受け皿に溜まった水を抜く「水抜き」の作業が冷蔵庫と同様に必要です。
水抜きを実施せずに運搬してしまうと、運搬中に水が濡れて部屋や他の家具を汚したり、ワインセラー自体が故障する原因にもなります。
内部に取り付けられている加湿トレーを取り外して、水が溜まっている場合は捨てておきましょう。処分先によっては、あらかじめ水抜きしていることが条件に定められるケースもあるため要注意です。
売却する・譲渡するときは清掃し付属品をそろえる
売却・譲渡する場合は、その後の利用を考えてワインセラーは清掃してから処分を進めてください。
また、付属品がある場合は揃えて引き渡すことで、売却時は値段が高くなるケースもあります。
譲渡時は付属品の有無や製品の状態によってトラブルを引き起こすおそれもあるため、万全の状態を整えておきましょう。
事業用は産業廃棄物回収業者に回収を依頼する
飲食店や会社の施設など、事業活動の一環として利用されたワインセラーは、事業系ゴミに該当します。
この場は家庭で利用したワインセラーと異なり、自治体の引取所や提携サービスで処分できないケースも多いです。
事業用のワインセラーを処分する場合は、産業廃棄物回収業者、または不用品回収業者に回収を依頼してください。
ワインセラーの処分で不用品回収業者が向いている人
前項で解説した通り、不用品回収業者がもっとも利便性の高い処分方法といえます。
とはいえ「どんな人が向いてるの?」という疑問もあるでしょう。そこで、具体的な例と向いている理由を解説します。
以下に当てはまる方は特に向いているため、回収業者の利用がオススメです。
大型ワインセラーや事業用ワインセラーを処分したい人
大型のワインセラーや事業用ワインセラーは、自分で搬出するのは危険なので業者への依頼が必要です。
「販売店が派遣する業者でも良いのでは?」と考える方もいますが、不用品回収業者の方が良い理由があります。
それは、他の配送業者より搬出の技術が高いからです。業者により技術差はありますが、通常の運送業者に比べ、さまざまなケースの搬出作業を経験しており、大型のワインセラーでも適切な方法で搬出してくれます。
このような理由で、搬出が難しい大型ワインセラーは不用品回収業者がオススメです。
他の不用品と同時に処分したい人
不用品回収業者以外で処分する場合は、ワインセラーの処分だけに収集運搬料金を支払います。
つまり、ワインセラー1つにつき数千円の支払いが発生する、ということです。
しかし、不用品回収業者はトラックにのるだけの不用品を処分できる「積載プラン」を利用できます。
パックプランを利用すれば、ワインセラー以外の不用品もまとめて処分できるため、ワインセラー単体の処分費用で考えると割安になるのです。
以上のように、ワインセラー以外も処分したい不用品がある方に最適といえます。
時間や手間をかけずに処分したい人
不用品回収業者は時間や手間のかからない利便性の高さが特徴です。
早朝・深夜などの依頼にも柔軟に対応でき、自分のライフスタイルに合わせた使い方ができます。
さらに、即日対応もできるため、引っ越し時期などの「その日の内に処分したい!」という場面にも頼りになる処分方法です。
また、不在時の回収など他にはないサービスも用意しているため、自分好みに処分したい方は、特にメリットが多い処分方法といえます。
ワインセラーの処分は「粗大ゴミ回収隊」におまかせ!
ワインセラーの処分にお悩みの方は「粗大ゴミ回収隊」におまかせください。
ワインセラーのようなリサイクル家電でも幅広く回収可能、サイズや型式を問わず、スタッフが屋内から安全に運搬します。
水抜きなどの事前作業も不要なため、処分に時間や労力をかけたくない方にもおすすめです。
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ワインセラーの処分に関するよくある質問
-
Q ワインセラーを粗大ゴミに出すとどうなりますか?
A.ワインセラーは冷蔵庫と同じ扱いとして、家電リサイクル法の品目に該当します。
そのため粗大ゴミで処分するのは不可能なため、誤って出してしまうと不法投棄とみなされて、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科されるおそれがあるため注意してください。<br>
家電リサイクル法として適切に処分できる方法を探して、安全に手放しましょう。 -
Q ワインセラーの処分方法でもっとも手軽なのは何ですか?
A.ワインセラーの処分方法の中でもっとも手軽なのは、不用品回収業者への依頼です。
事前の連絡・申し込みが必要な点は他の方法と変わりませんが、不用品回収業者の強みは即日回収してもらえる点です。<br>
引越しや片付けなどの事情で急遽ワインセラーを処分したい場合でも融通が利いて、労力をかけずに処分ができます。 -
Q ワインセラーの水抜きをしなくても処分できる方法はありますか?
A.ワインセラーは冷蔵庫の処分時と同じく水抜き作業が必要ですが、この作業が面倒な場合は不用品回収業者に依頼すればそのまま引き取ってもらえます。<br>
急ぎの処分で水抜きできる余裕がない、大きなワインセラーのため自分たちで作業が難しいなど、実施できない事情がある場合でも不用品回収業者が引き取ってくれるため安心です。