2024年08月28日
この記事では、業務用冷蔵庫の処分方法についてまとめています。
冷蔵庫は業務用・家庭用にそれぞれ分けられますが、業務用冷蔵庫はリサイクル家電に該当しないため、家電用の冷蔵庫と同じ処分方法を取れないケースもあります。
正しい処分方法を理解して、安全に業務用冷蔵庫を手放しましょう。
処分費用相場や、処分時に必要なフロン回収についてもまとめているため、これから処分を検討中の方は参考にしてください。
記事の目次
業務用冷蔵庫の主な処分方法を4つ紹介します。
自治体のゴミ回収や粗大ゴミに出せない品目のため処分の難しいイメージはありますが、以下のような方法で処分は可能です。
自身や店舗にとって最適な方法を選んで処分を進めてください。
業務用冷蔵庫は、不用品回収業者に回収してもらうことも可能です。
産業廃棄物に該当する品目でも問題なく取り扱える業者が多く、現場までスタッフが回収に来てくれます。
運搬時の動線のみ確保しておけば後の作業は進めてくれるため、労力をかけたくない方にもおすすめの方法です。
単品のみではなく、他の不用品もまとめてお得に処分できるパックプランを提供する業者も多いため、店舗の引越し等で大量の不用品が出る時は利用するとよいでしょう。
相場より安い価格で対応するおすすめ業者については、こちらの記事でも紹介しています。
産業廃棄物に該当する業務用冷蔵庫は、産業廃棄物処理業者に依頼することで回収してもらえます。
基本的には冷蔵庫を設置する店舗まで引き取りに来てくれるため、自分たちに大きな負担がかかることもありません。
事業活動において産業廃棄物処理業者に依頼した経験がある場合は、その業者が冷蔵庫処分に対応しているか確認してみるとよいでしょう。
業務用厨房機器の販売や買取を実施している専門店は、店舗によっては業務用冷蔵庫の回収・買取に対応しているケースがあります。
ゴミとして引き取ってもらうより、状態がよければ現金化を期待して回収・買取を依頼してみるのもおすすめです。
出張による回収・買取を実施する店舗も多く、自分たちが労力をかけずに処分したい場合はこの方法も検討してください。
状態がよい、もしくは導入して日の浅いものは高価買取の可能性もあるため、店舗を探して依頼してみましょう。
状態の良い冷蔵庫は、フリマアプリやオークションに出品するのもよいでしょう。
自身の運搬・配送コストはかかりますが、高値で出品できればお得に処分可能です。
ただし、サービス利用における手数料や配送料もかかることは考慮しておき、それらを差し引いてもマイナスとならないような価格設定等の工夫は必要になります。
業務用冷蔵の処分費用相場は、以下表の通りです。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
産業廃棄物処理業者に依頼 |
30,000円~100,000円 |
厨房機器専門店に依頼 |
無料(運搬コストがかかるケースも) |
フリマアプリ・オークションに出品 |
無料(サービス手数料は別途発生) |
不用品回収業者に依頼 |
10,000円~ |
業務用冷蔵庫は冷媒にフロンが採用されているタイプと、フロンを使用していないノンフロンタイプに分けられますが、ノンフロンタイプの方が処分の手間も少なく比較的安くで処分できます。
産業廃棄物処理業者に依頼する際は、このタイプによっても費用相場が大きく変わります。
厨房機器専門店やフリマアプリ・オークションは処分自体にお金はかかりませんが、運搬コストやサービス手数料の発生については注意してください。
不用品回収業者の場合、単品の処分ではなくパックプランを利用することで通常よりお得な価格で処分できるためおすすめです。
業務用冷蔵庫の処分時には、フロンガス(フロン類)の回収作業が必須となります。
業務用冷蔵庫の冷媒にはフロンガスが採用されている製品が多く、これらはフロン排出抑制法に基づいた適切な回収方法が定められています。
知識や資格のない人が業務用冷蔵庫を分解してフロンガスが大気へ放出されるのを防ぐため、そして安全面の観点からも指定の業者しか処分を進められないというわけです。
フロン類を回収せずに機器を廃棄する行為は違反にあたり、50万円以下の刑事罰が課せられるので注意してください。
処分時は産業廃棄物収集運搬業、ならびに第一種フロン類回収業者の認可を受けた業者に依頼しましょう。
業務用冷蔵庫処分時は、いくつか注意すべき点があります。
産業廃棄物に該当して処分も難しい品目ですが、ルールを守った適切な処分を心がけてください。
家電量販店は家電リサイクル法に基づいてリサイクル家電の回収に対応していますが、業務用冷蔵庫はリサイクル家電に該当しないため処分不可なケースがほとんどです。
対応できる業者を探して、適切に処分を依頼しましょう。
業務用冷蔵庫の処分を決めた後、回収に来てもらうまでの間に自分たちで分解作業を進めるのはNGです。
業務用冷蔵庫はフロン排出抑制法のもと適切に処分しなければならず、必要な許可を受けていない個人の分解は認められていません。
勝手な分解は刑事罰が課せられる恐れもあるため、早く手放したい場合は迅速に業者へ依頼して対応してもらいましょう。
業務用冷蔵庫はサイズが大きく重量もあるため、自分たちで無理に搬出作業は行わないようにしてください。
業者に回収を依頼する場合、店舗や事業所へ駆けつけてもらい運び出してもらうことをおすすめします。
フリマアプリやオークションに出品した場合は自身で配送手続きを進めなければなりませんが、配送業者に来てもらい搬出もまとめて依頼するのが安全です。
怪我のないよう、安全第一で処分を進めましょう。
いずれの業者に依頼する場合でも、悪徳業者を選ばないように気をつけてください。
相場以上の高額料金を追加で請求してくる、スタッフやサービスの質が悪いなど、作業が終わってから後悔させられるケースも少なくないです。
公式サイトを持っている業者であっても、必ずしも優良業者とは限らないため注意してください。
利用者の口コミや評判がよい、実績が正しく公開されているかなどを確認してみましょう。
急ぎで処分を依頼する場合でも、業者選びは慎重に進めまることが大切です。
評判のよい優良業者については、こちらの記事でも紹介しています。
業務用冷蔵庫は各業者に回収を依頼するのがもっとも安全ですが、適切に処分できる業者はどのように探せばよいのでしょうか。
悪徳業者に依頼してしまうと高額な料金を請求されるだけでなく、引き取ってもらった業務用冷蔵庫が不法投棄されるリスクも考えられます。
業者の選び方として、以下のポイントを押さえておきましょう。
依頼する業者が、業務用冷蔵庫の処分に適切な資格を有しているかは必ず確認してください。
業務用冷蔵庫は産業廃棄物に該当するため、処分には産業廃棄物収集運搬業者の資格が必要です。
この資格を持っていない業者への依頼は、不法投棄につながる恐れもあります。
中には処分を依頼した側が責任を問われるケースもあり、依頼する業者が適切な資格を持って運営されているかの確認は非常に重要となります。
業者探しにおいては、評判や実績を公式サイトやレビューサイトで調べることが重要です。
これまでどのような作業を実施してきたか、利用者がサービスを受けてどのような印象を抱いたのか、優良業者を見極めるためのよい判断材料になります。
公式サイトを見ても実績や提供サービスについての記載がほとんどない、レビューサイトで費用や対応面の低評価が多く見られるといった場合には、悪徳業者の可能性もあるため警戒しましょう。
公式サイトやGoogleレビュー等、さまざまなページに掲載された評価を一通り見てみることをおすすめします。
資格や評判等を調べて業者を絞ったら、最終的には相見積もりによる費用・サービスの比較をおすすめします。
相見積もりとは、同様の条件で各業者に見積もりを作成してもらい、そこから費用やサービスの違いを確認することです。
公式サイトに掲載されている内容だけでは分からない、正確な料金や作業内容が判明するため、どの業者が自身の予算や条件に適しているかを正確に判断できます。
相見積もりを取るのは業者に失礼ではないかと考える方もいますが、自身が適切にサービスを受けるためには大切な工程です。
無料で見積もりを実施してくれる業者は多いため、積極的に相見積もりを進めてお得な処分にしましょう。
業務用冷蔵庫の処分方法にお悩みの方は「粗大ゴミ回収隊」にご連絡ください。
粗大ゴミに該当する大型家電の回収実績が豊富、業務用冷蔵庫のような処分に困る品目も問題なく回収可能です。
また業務用冷蔵庫の処分で必要な「フロンの回収」にも対応しています。
深夜や早朝の対応も可能、処分したい希望のタイミングで柔軟に駆けつけられるため、お気軽にご利用いただけます。
出張や見積もりにかかる費用は無料、見積もり後は無料キャンセル可能で費用を安く抑えたい方にも安心です。
現場からはプロのスタッフが迅速に回収、最短25分で駆けつけるスピード感と作業後の綺麗さは利用者からも好評を得ています。
業務用冷蔵庫はもちろん、その他不用品や粗大ゴミに関するお悩みはいつでもお問い合わせください。
Copyright © sodaigomi-kaishutai All rights reserved.