2020年05月09日
「引越し料金を少しでも安く抑えるにはどうしたら良いのだろう?」「どこの業者に依頼すれば良いのだろう?」と引越しする上で業者選びに悩んでしまう方も多くいます。実際に、正しく引越し業者を選べば、引越し料金を安く抑えることもできるのです。実際に、どのように業者を選べば良いのでしょうか?ここでは、引越し業者の探し方とお得に引越しする方法を解説します。ご自身のタイプを診断して、要望に見合う引越し業者を選べる診断書もご紹介しています。ぜひ、ご利用してみてください。
※2022年1月に掲載業者情報を最新に更新しています。
インターネットで引越し業者を検索すると、さまざまな業者が出てきます。そのため、「どこの引越し業者に依頼をすれば良いのだろう…」という悩みも出てくるかもしれません。そのような方は、まずは、引越し業者選び診断をやってみてください。チェック数が多かったタイプが、あなたに適したタイプとなります。
タイプ1 | 引越し先に持っていく荷物が多い | Yes | No |
慎重に扱わないといけない荷物が含まれている | Yes | No | |
絶対に傷つけたくない高価な荷物がある | Yes | No | |
引越し先の養生を完璧にしてもらいたい | Yes | No | |
タイプ2 | 引越し荷物は多い方である | Yes | No |
高価な荷物はない | Yes | No | |
必要以上のサービスは含まれていなくて良い | Yes | No | |
なるべく料金を押さえたいと思っている | Yes | No. | |
タイプ3 | 荷物の量は少ない | Yes | No. |
自分自身で梱包作業が行える | Yes | No. | |
料金の一番安い業者に依頼したい | Yes | No. | |
時間の融通は割と利く | Yes | No |
大手引越し業者がおすすめです。大手引越し業者であれば、梱包作業や養生を丁寧に行ってくれます。また、お客様相談室を設けている業者もあり「トラブルに対して相談したら、迅速に対応してもらえた」という声も上がっています。
大手引越し業者は、損害賠償責任保険に加入していることも多いため、万が一のトラブル時も補償してもらえます。
地域密着型の引越し業者を利用してみましょう。一般的に中小規模の引越し業者は、大手引越し業者と比較すると、料金が低めに設定されています。また、大手引越し業者は融通が利きませんが、中小規模の引越し業者は依頼者の要望に柔軟に応えてくれます。
荷物の量が少なくて、自分で梱包をするため料金を少しでも安く抑えたい場合は、単身パックや午後便、混載便を使用してみてください。
このようなサービスは、通常の料金よりも低めに設定されています。しかし、これらのサービスを提供していない引越し業者もあるため、さまざまな引越し業者のサービス内容をチェックしてみましょう。
引越し業者には、大手引越し業者と地域密着型の引越し業者があります。それぞれの異なるため、特徴を把握した上で依頼先を決めてみてください。
大手引越し業者は、豊富なネットワーク力を持っているため、短距離・長距離に関係なく対応しています。
[メリット]
[デメリット]
地域密着型は対応地域が限定されているため、大手の引越し業者と比較すると料金が安い傾向があります。
[メリット]
[デメリット]
大手の業者と地域密着型のどちらの業者に依頼すれば良いか分からない方は、一括見積りサイトを利用してみてください。24時間365日利用することができて、評判の高い引越し業者10社まで紹介してもらえます。そのため「各業者の見積金額をしたい」「引越し業者の選び方を教えてほしい」という要望に応えてくれるサイトです。
提携業者数 | 口コミの数 | 口コミの連動 | 電話番号の登録 | |
引越し侍 | 約290社 | 約4万2,500件 | 〇 | 必要 |
SUUMO引越し見積もり | 約100社 | 約5万3,900件 | × | 不要 |
価格.com引越し | 約110社 | 約2万1,300件 | × | 必要 |
ズバット引越し比較 | 約230社 | 不明 | × | 必要 |
引越しネット | 約220社 | 不明 | × | 必要 |
LIFULL引越し | 約130社 | 約1万300件 | × | 必要 |
引越し業者探しは、どのような手順で行うのでしょうか?ここでは、引越し業者探しの流れをご紹介します。
最初の見積依頼の段階で、10社程度の業者に簡易見積書を依頼します。会社規模や方針が似ていないバラエティ豊かな業者に絞り込みましょう。なぜ、このように多くの業者に簡易見積書を依頼すべきかというと、引越し業者には、明確な料金が定められていないからです。
時期的要因や距離、業者のサービス内容に応じて金額は変動します。そのため、平均的な相場を知るためにも、複数社に簡易的見積を依頼してください。
簡易的見積書を提出してもらえたら、見積書の内容を確認してください。「実際に現場調査をしないと見積金額を出すことはできない」「引越し金額は120,000円から」と曖昧な返事をしてきたり、業者の都合を押し付けてくれる引越し業者には依頼するのを辞めましょう。
このような一方通行な業者に依頼すると、こちらの要望に柔軟に対応してもらえず、後悔してしまいます。
簡易見積書も明瞭会計で、担当者が信頼できそうだと思える複数の業者に訪問見積を依頼してください。
ネットの口コミや評判を見て判断するのではなく、本当に良い業者かどうかは実際に話をしてみなければ分かりません。そのため、交渉や訪問見積りの過程で、依頼先を決めることが大切です。
訪問見積もりを依頼したら、営業担当者が信頼できる人物か、利用できる特典があるかどうかを確認してみてください。引越し作業を気持ち良く出来るかどうかの50%近くが、引越し業者の営業担当者にかかってきます。そのため「この人なら、安心してお任せできる」と思える営業担当者がいる引越し業者を選びましょう。
また、引越しに必要なダンボールを無料でくれたり、引越しで出た不用品の回収までしてくれたりなどプラスアルファの特典をどれだけ受けられるかも確認してください。
見積明細書を確認して、サービス内容と料金に納得できたら、業者に連絡をして、引越し予約は完了となります。
引越し業者探しの流れは理解して頂けたと思いますが、見積書を比較する際のポイントも押さえておきましょう。ここでは、見積書を比較するポイントをご紹介します。
引越し業者で用意されているプランは異なります。どのプランが良いかは、依頼者自身では分かりません。そのため「この程度の荷物であれば、この料金で引越しできますよ」「これより荷物が増えると追加料金がかかります」と業者側の損得だけを伝えずに、分かりやすく丁寧に説明してくれる業者を選んでください。
本当に依頼者がお得になるようなプランを提案する信頼のおける担当者かを良く見極めましょう。
引越し業者のオプションサービスも確認してください。良くあるオプションサービスは、エアコンの取付工事と取外工事です。これらの工事料金は2万円程度になりますが、引越し費用と合わせることで値引きしてもらえることが多いです。
また、ハウスクリーニングサービスを利用すれば、借りていた賃貸の原状回復が行えます。各業者でオプションサービスは異なるため、お得に引越しをするためにも必ず確認してみてください。
各業者によって梱包技術は異なるので、ホームページやパンフレット等を見て比較検討してください。また、建物の養生は、引越し作業料金に含まれている場合もあれば、追加料金となる場合もあります。そのため、基本料金に何の項目が含まれているかも必ず確認してください。
引越し業者は、損害賠償保険に加入しているため、万が一のトラブルが発生しても補償が受けられます。保険金額などの保障内容は、各社で異なるため、良く確認しておきましょう。
また、追加料金を支払えば補償を手厚くしてくれる引越し業者もいます。万が一の備えに万全の保険をかけておきたい方は、担当者に相談をしてみてください。
ここまで、引越し業者の探し方について説明してきましたが、誰でも依頼するなら格安で利用したいはずです。実際に、引越し費用を安く抑えるテクニックは存在します。
引越し料金の相場は時期に応じて変動します。引越しの依頼が集中する繁忙期は、多くの業者が料金を高く設定して業務を請け負っています。通常期の時の料金と比較すると下記の通りです。
このように、同じ条件の引越しでも、時期によって22,000円も料金に差が出てしまうのです。そのため、時間に都合がつくのであれば、通常期に引越しを依頼しましょう。
引越し業者の基本料金には、人件費や車両費が含まれています。そのため、少しでも、これらの料金を安く抑えたい場合は、自宅から近い引越し業者を探してください。近場の業者であれば、速やかに対応してもらえます。
引越しは、荷物の量に応じても料金が変わります。そのため、引越し日前までに自分自身で荷造りを行っておき、不要な物が出てきた場合は処分しておきましょう。自分でできるところは片付けておき、引越し業者の作業量を削減すれば、その分、引越し料金は安く抑えられます。
引越し業者サービスの単身パックでは「早割」の特典が用意されています。単身パックは、滑車付きコンテナボックスに荷物を積み込み、輸送するサービスです。複数のコンテナを混載して運搬するため料金が安いのが特徴です。
トラック1台に複数のコンテナを混載するため、積載率を上げれば引越し効率も良くなるので、単身パックには早割が用意されています。そのため、単身者の引越しで格安引越しを検討している方は、期日に余裕を持って引越しを依頼してみてください。
引越し業者は、土日と比較すると平日の方が安くなる傾向があります。平日の料金が安い理由は、土日と比較すると依頼者が少ないからです。
一般的な業者は、トラックと作業員を自社管理しているため、コストパフォーマンスを考えるのであれば、常に稼働している状態が理想となります。そのため、依頼が少ない平日は料金を安くしてでも稼働させたいと思っている業者が多いのです。
人気のある午前便より午後便がお得です。そんな午後便より、さらに料金が安くなるのがフリー便です。フリー便とは、午前も午後も指定せずに、引越し業者の都合の良い時間帯に作業をしてもらうプランです。当日にならなければ作業時間は分かりませんが、引越し費用を1万~2万円程度、安く抑えることができます。
引越し業者側も売上アップのために、少しでも契約を取りたいものです。そのため「A社と比較すると〇万円高いけれど、値下げしてくれたら契約する」など、他社を引き合いにして交渉してみてください。
基本的に大手の引越し業者であれば、値引きに応じる柔軟性はありませんが、地域密着型の引越し業者であれば、値引きに応じてくれることが多いです。
今回は、引越し業者の選び方についてご紹介しました。引越し業者の料金には、明確な価格設定がされていないため、複数の業者に見積依頼をしてみてください。複数社の見積金額を比較することで、平均相場が分かるはずです。
また、大手の引越し業者と地域密着型の引越し業者では特徴が異なります。そのため、要望に応じた最適な業者を選んでみてください。
また、引越しで出た不用品処分は、粗大ゴミ回収隊にご依頼ください。粗大ゴミ回収隊では、不用品処分だけではなく、不用品買取も提供しています。リサイクル・リユース対象品はその場で現金化できるため、処分費を少しでも安く抑えたいという方の要望にお応えすることができるため、ぜひ、お気軽にご相談ください。
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