2021年05月14日
「畳を交換したけど処分方法が分からない」「色んな方法があるみたいだけどそれぞれの費用を知りたい」畳の処分でこのようなお悩みを持った方が多いです。畳は持ち運びに苦労するやっかいな不用品なので、自分にあった方法を選ぶのがコツです。
そこで今回は、畳を処分するときの注意点や6つの処分方法別に費用を解説。さらに、コスパNO.1の処分方法をお伝えします。ぜひ畳を処分する参考にしてください。
記事の目次
近年畳を処分する方が増えており、処分に困っている方も多いようです。そこで、実際に処分方法を決める前に、処分する主な理由と注意点をお伝えしますので、前提知識としてご活用ください。
畳はダニやカビの発生・家具の跡がつきやすい・定期的なメンテナンスが必要など、フローリングに比べデメリット多いです。そのため、畳を処分してフローリングへ張り替える方が増えています。また、賃貸でもフローリングの物件が人気なので、リフォームの際にまとめて畳を処分する場合や、床暖房用の畳に張り替えるなどで、一部屋分の畳をまとめて処分するケースもあります。
このような理由で畳をまとめて処分することが増えており、同時に枚数の多い畳の処分に苦労する方が増えているのです。
一般家庭で古い畳の入れ替えなどで処分する場合には「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ている業者に依頼しますが、建築業者などによるリフォームの場合「産業廃棄物収集運搬業」の許可を得ている業者に依頼しなければいけません。
もし、リフォームなどで出た畳を自分で処分する必要があるときは、まず「産業廃棄物収集運搬業」の許可を取っているか確認しましょう
また、産業廃棄物扱いになった畳は、自治体で不燃ゴミ・粗大ゴミとして処分できないので注意してください。
コストを抑えるために自治体での処分を検討する方がいますが、家庭以外の場所で使用していた「事業系ゴミ」は自治体で処分できません。
処分する方法は「区の処理を受けた業者へ依頼する」「自社の社員自ら処理施設に持ち込む」などありますが、各自治体で決められた方法が異なるので、お住いの自治体ホームページで確認しましょう。
張り替えた畳を屋外に放置している方もいますが、すぐに処分したほうが良いです。なぜなら、水濡れや腐敗をすると、持ち運ぶのが難しくなるのはもちろん、業者に依頼したときに費用が高額になってしまうからです。業者により異なりますが「2倍の費用」が必要になることも。「どうしてもすぐに処分できない」という方は、屋内で保管して水濡れや腐敗を避けるようにしましょう。
畳の処分費用は素材や処分方法によって違います。大きく分けると「天然素材」と「樹脂加工素材」の2種類あり、天然素材の方が処分費用が高くなります。一方、樹脂加工畳は耐久性が高く湿気に強い上に処分費用は安いので、近年では樹脂加工畳が主流になっています。この違いを踏まえた上で、【方法別】の処分費用相場をご参考ください。
畳を新調するときに同時に処分してもらう方法です。入れ替えで処分できるので無駄な手間がかからないのが特徴。料金の相場は「回収と処分で1枚あたり1,000円〜2,000円程度」になっています。業者による差額があるので、注文する前に処分費用を確認しておきましょう。
また、1枚あたりの金額なので枚数が増えると費用が高くなります。枚数あたりのコストを他の方法と比較した方がお得に処分できるでしょう。注意点として「回収のみは行っていない業者も存在する」ので事前に確認が必要です。
東京都の自治体の多くは、可燃ゴミでの処分は「一辺30cm以内」にする必要があります。そのため、畳を自分でカットしなければいけません。方法としては「ノコギリ・電動ノコギリ・カッターナイフ」などで切断するのですが、1枚でもかなりの重労働になります。さらに枚数が多ければ現実的な方法とはいえません。
可燃ゴミとして袋に入れて処分するので「切断してしまえば持ち運びは楽」「ゴミ袋の費用だけで処分できる」というメリットはありますが、前述したとおり時間も体力もいる作業なので、どうしても費用をかけたくない方向けの方法になります。
粗大ゴミでの処分は方法・費用共に地域差が大きいのが特徴。東京都の料金相場は1枚「1,200円」が多いですが、条件付きで割安になるケースがあるので次の表を参考にしてください。
杉並区 | 1枚1,200円 |
江東区 | 1枚1,200円(軽量・ウレタン1枚400円) |
新宿区 | 1枚1,200円(10kg以下400円) |
世田谷区 | 1枚1,200円(10畳まで) |
大田区 | 1枚1,200円(ウレタン製1枚800円) |
自治体によっては400円〜500円程で回収してくれるところもありますが、回収自体行っていない自治体も存在しますので、お住いの自治体に確認してみましょう。
自治体ごとに定められたクリーンセンターへ持ち込む方法です。事前予約が必要な場合が多く、日中の決められた時間内に持ち込みます。また、手数料や計算方法はクリーンセンターごとに異なります。
東京都内でも以下のように料金の違いがあります。
いずれも持ち込みが必須なので、車で運搬できる方のみ利用できる方法です。
ご紹介している処分方法の中で、唯一処分だけでも自宅まで回収にきてくれる方法です。枚数が多い場合や軽自動車しか所有していない場合は持ち運びは困難です。レンタカーを借りる方法もありますが、処分費用が安い自治体のメリットが無くなってしまうので、不用品回収業者の利用が最適です。
処分費用は「2.000円〜3,000円程度」ですが「電話一本で回収に来てくれる」ことを考えれば利用しやすい価格といえます。また「のせ放題プラン」を使えば、まとめて不用品の処分が可能です。
畳はゴザや発泡スチロール、代替燃料などにリサイクルできるので、数は少ないですが畳のリサイクル業者も存在します。基本的に持ち込みでの処分になり、料金は1kg数十円から数千円まで業者によって幅広い料金相場です。
注意点として、水濡れや腐敗した畳はリサイクルが難しい場合があるので、受け付けできない可能性があります。
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不用品回収業者は他の処分方法と違い、さまざまなメリットがあります。さらに、料金も他の方法とそれ程変わりません。ここでは不用品回収業者が「コスパNO.1」の理由をお伝えします。
畳は人の身の丈程あるので、持ち運ぶときに「自宅や車を傷つける」「落としてケガをする」などの不安要素があります。畳を処分するために大切な自宅や車を傷つけてしまっては割に合いません。
不用品回収業者であれば都合の良い日時に回収にきてくれるので、安全・安心に畳を処分できます。このような「運搬のリスク」を回避できるのが不用品回収業者の利点です。
たとえば、自治体で1枚1,200円で処分できても、10枚処分すれば12,000円です。また、処分できる枚数の制限がある場合や、枚数が増えるごとに持ち運びのコストも多くなる、といったデメリットがあります。
回収業者は「のせ放題プラン」を採用している業者が多くあります。軽トラック目安で積載可能なら「1万円〜1万5,000円程度」で畳以外も載せられるだけ不用品を処分できるので、金額的にもコスパが良くなります。
回収業者は数が多く、サービス内容や価格で差をつけるため、利用者にお得なサービスが多数あります。
以上のような付加価値が回収業者がコスパNO.1といえる要因です。
畳の搬出は女性や力に自信が無い方には危険な作業です。粗大ゴミ回収隊を利用することで、安心・安全に畳を処分できます。ここからは、畳の処分で粗大ゴミ回収隊を利用するメリットをお伝えします。
粗大ゴミ回収隊は、厳しい研修を完了したプロのスタッフが現場に伺います。また、清潔感のある身だしなみで、お客様に不快感を与えることもありません。
具体的な実績として、2020年8月の日本トレンドリサーチによるインターネット調査で「ひとり暮らしの女性におすすめのゴミ回収業者・部屋の片付け代行顧客満足度・ゴミ屋敷の清掃が得意な粗大ごみ回収業者」の三項目でNO.1を獲得しています。
畳の搬出もプロのスタッフが丁寧に行いますので、ぜひ粗大ごみ回収隊にお任せください。
事業所などで大量に畳を処分する場合でも、粗大ゴミ回収隊は「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得しているので安心して依頼できます。中には、許可が無いのに請け負う悪徳業者も存在するので、ご家庭以外で畳を処分する場合は、ぜひ粗大ゴミ回収隊に御相談ください。
自宅に不用品が溜まっている場合、のせ放題プランで畳とまとめて処分するとお得になります。さらに、次の項目も料金に含まれます。
また、トラックを次の4種類から選べます。
車両サイズ | 粗大ゴミ回収隊 | 他社料金相場 |
軽トラック(1K) | 9,800円 (時期により9,800円の場合もあります※要問い合わせ) |
28,500円 |
1.5tトラック(1DK) | 34,800円 | 50,000円 |
2tトラック(2DK) | 54,800円 | 64,000円 |
4tトラック(3DK) | 80,000円 | 90,000円 |
トラックの積載量の目安が分からない方は、無料見積りをご利用ください。
今回は、畳を処分するときの注意点や処分費用を6つの方法別にお伝えしました。人によってかけられる手間や費用が異なりますので、自分にとってバランスの良い方法を選びましょう。手間をかけず安全に処分したい方は不用品回収業者がコスパNO.1のおすすめな方法です。ぜひ、畳を最適な方法で処分する参考にしてください。
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