2019年12月27日
この記事では、不用品回収の相場を紹介します。
不用品回収業者を利用しようにも、料金は載っているが全体を通した具体的な費用がわかりにくいことが多いです。
ここでは、不用品回収方法を「不用品回収業者」「自治体」「引越し業者」に絞り、費用相場について解説していきます。
また、それぞれの料金比較をしつつ、詳しく紹介していくので、ぜひお役立てください。
記事の目次
最初に、不用品回収方法ごとの費用相場を比較していきます。
下表は、不用品回収の一点当たりの最安値を載せているので、大まかな費用相場が把握できます。
不用品回収方法 | 費用相場(1点あたり・最安値) |
---|---|
不用品回収業者 | 500円~ |
自治体の粗大ゴミ | 200円~ |
引越し業者 | 1,000円~ |
続いて、不用品回収業者の料金システムと費用相場を紹介します。
不用品回収業者の料金システムは、不用品回収費用=処分費+諸経費です。
処分費は、品目ごとに設定された処分にかかる費用のことで、諸経費は出張費や車両費などの作業に伴う費用のことを指します。
これらの料金を見積り時に合算した金額が、見積り提示額となります。
ただし、処分費と諸経費は不用品回収業者ごとで異なり、一定ではないので注意してください。
多くの不用品回収業者では、パックプランと呼ばれるサービスを提供しています。
パックプランとは「大量の不用品をトラックにまとめてお得に回収できるサービス」の事です。
回収にかかる諸経費も込みで設定されていることも多く、1点あたりの不用品回収費用が単品回収に比べて割安であることもポイント。
業者ごとに呼称は異なりプラン自体にも違いがありますが、トラックに積載できる不用品の量に応じてS~LLなど、料金プランが複数提供していることが多いです。
パックプランの料金相場は以下の通りです。
パックプラン名(利用トラック目安) | 料金相場 |
---|---|
Sパック(軽トラック) | 25,000円~40,000円 |
Mパック(1.5tトラック) | 45,000円~60,000円 |
Lパック(2tトラック) | 60,000円~80,000円 |
LLパック(4tトラック) | 80,000円~ |
単品回収は、1点~3点ほどの回収に適用されることが多いサービスです。
ただし、大きいサイズの不用品であればパックプランを利用したほうが良い場合もあります。
単品の費用相場は以下の通りですが、大きさや重さで変動し、業者によって費用が異なるので注意してください。
品目 | 費用相場 |
---|---|
エアコン | 7,000円~ |
テレビ | 5,000円~ |
冷蔵庫・冷凍庫 | 6,000円~ |
洗濯機・衣類乾燥機 | 4,000円~ |
電子レンジ | 1,200円~ |
炊飯器 | 500円~ |
ベッド | 3,000円~ |
ソファ | 800円~ |
諸経費は作業現場までの距離や必要な作業人数など、作業に伴う必要経費のことを指します。
パックプランは、諸経費(階段2階まで無料・スタッフ追加2名まで無料)などが含まれている仕組みです。
込みの諸経費以上のサービスを依頼する場合は、追加でオプション料金を支払うことで対応できます。
例えば、3階以上の作業現場や3人以上スタッフが必要な場合に、オプション料金として見積り時に合算されます。
諸経費やオプション料金は、業者ごとに異なり条件なども違う場合があるので注意してください。
諸経費・オプション料金の費用相場は、以下の通りです。
諸経費 | 料金相場 |
---|---|
出張費 | 無料~3,000円 |
車両費 | 3,000円~5,000円 |
搬出作業費・梱包費 | 5,000円 |
階段料金(1フロアあたり) | 1,000円 |
スタッフ追加(1名あたり) | 5,000円 |
解体費(1点あたり) | 1,000円~3,000円 |
次は、自治体での不用品回収の費用相場を紹介します。
自治体の不用品回収「粗大ゴミ収集」では、全体的に処分費用が抑えられており、安く処分できるのが特徴です。
自治体で運営しているため安心して処分できますが、以下のような特定の品目は回収できません。
品目 | 費用相場 |
---|---|
エアコン | ✕ |
テレビ | ✕ |
冷蔵庫・冷凍庫 | ✕ |
洗濯機・衣類乾燥機 | ✕ |
電子レンジ | 400円~ |
炊飯器 | 400円~ |
ベッド | 1,300円~2,300円 |
ソファ | 900円~2,300円 |
自治体での粗大ゴミ収集は、他の回収方法に比べ、安い費用で不用品を処分することができるのが最大のメリットとです。
半面、申し込みから実際の収集まで日数がかかることが挙げられ、繁忙期や予約の件数次第では1週間以上の待ちが発生する可能性があります。
また、多くの自治体では部屋からの運び出しは行わないので、自分で不用品(粗大ゴミ)を所定の場所へ運び出す必要があります。
以上のように、費用が安い分、時間と手間がかかるのが自治体のデメリットです。
ここでは、引越し業者の不用品回収の費用相場を紹介します。
家電リサイクル法の対象品目を回収できる引越し業者の場合、以下の計算で金額が算出されます。
「リサイクル料金」+「収集運搬費」=「不用品回収料金」
収集運搬費は、利用する引越し業者ごとに異なる場合が多いので注意してください。
また、小型家電や家具類などについては、引越し業者で対応の可否が異なるので要相談です。
品目 | 費用相場 |
---|---|
エアコン | 990円~9,900円+収集運搬費 |
テレビ | 15V型以下(小)1,320円~3,100円+収集運搬費 16V型以上(大)2,420円~3,700円+収集運搬費 |
冷蔵庫・冷凍庫 | 170L以下(小)3,740円~5,200円+収集運搬費 171L以上(大)4,730円~6,149円+収集運搬費 |
洗濯機・衣類乾燥機 | 2,530円~3,300円+収集運搬費 |
電子レンジ | 要相談 |
炊飯器 | 要相談 |
ベッド | 3,000円~6,000円 |
ソファ | 2,500円~6,000円 |
引越し業者の不用品回収サービスでは、引越しと同時に不用品を処分できることがメリットです。
しかし、引越し前提のサービスとなるため、処分目的では利用できないのが最大のデメリットといえます。
また、回収できる品目が狭小で限られていることが多く、引越し業者ごとに対応できる不用品も異なります。
「収集運搬費」もやや高い傾向にあるので、引越しのついでと捉えるのが望ましいでしょう。
ここからは、不用品回収業者を使うメリットについて紹介します。
不用品回収業者では、自治体では扱えない多くの不用品を回収でき、引越し業者などの限定的な不用品回収の利用でなくとも、サービスをいつでも享受することができます。
また、依頼することで様々な特典があるので、詳しく見ていきましょう。
不用品回収業者は、自治体の扱えない家電リサイクル法4品目やタンス、食器棚などの家具も回収することができます。
もちろん、ベッドやソファも問題なく回収可能です。
また、これらを一括回収できる「パックプラン」が、不用品回収業者の最大の強みといえます。
パックプランとは、「一定の料金で複数の不用品をまとめてトラックに積み込めるサービス」のことです。
リサイクル家電の処分にかかる「リサイクル料金」や「収集運搬費」が、パックプランなどの料金プランに含まれていることが多いのも特徴。
額面では高く感じてしまいますが、トータルで見れば割安になる可能性が高い、お得なサービスです。
自治体では、不用品を部屋から運び出すサービスを行っていないので、不用品の運び出しは自分で行う必要があります。
大きく重量のあるものは、女性や高齢の方には運び出しは難しく、男性でも建物を傷つけることやケガのリスクが付きまといます。
不用品回収業者に依頼すれば、不用品の運び出しのほか、分別作業なども作業スタッフがすべて対応してくれます。
また、建物に養生して、シートを敷いて作業してくれるので、建物の破損の心配もありません。
何より手慣れた作業スタッフが運び出してくれるので、こちらの負担が一切ないのも魅力です。
不用品回収業者の多くは、夜間や早朝での不用品回収に対応している場合があります。
忙しく時間がない人でも、空いている時間帯に不用品回収することが可能です。
立ち合い不要の不用品回収業者なら、一切を任せて仕事に戻ることもできます。
また、時間帯ゆえに近隣への騒音などが気になる場合も、近隣に配慮して静音作業を心掛けてくれます。
回収物を見られたくない人も、しっかりと梱包して外に運び出してくれる不用品回収業者も多いので安心です。
自治体の不用品回収「粗大ゴミ収集」では、申し込んだ予定日にしか不用品を排出できません。
申し込み段階で、急ぎや予定が合わない場合、先延ばしにしなければならない場合もあります。
しかし、不用品回収業者では、希望日時の指定や即日の依頼に対応できます。
希望日時に作業してもらえるのは引越し業者と同様ですが、即日対応できるのは不用品回収業者だけです。
依頼状況やトラックの空き状況、回収物の量などの条件が揃えば、当日での処分ができる可能性もあります。
急を要する場合や早めに不用品を処分する場合に、不用品回収業者は頼もしい味方と言えるでしょう。
不用品回収業者では利便性が高い多くのサービスを提供していますが、不用品回収業者を使う場合、以下のようなデメリットがあります。
信頼できる不用品回収業者を見つけるするには、しっかりと「見積りをとる」のが最善策です。
最後は、不用品回収業者を安く使う見積り時のコツについて解説します。
以下に紹介するコツを押さえておけば、より安く不用品回収業者を利用できるでしょう。
不用品回収業者の、パックプランが相場より安い業者を選びましょう。
パックプランは、不用品回収業者ごとで大きく料金が異なります。
その中で最も安い業者を選べば、トータルでかかる費用が抑えられ、安く利用することができます。
利用する予定の不用品回収業者が、自分の住んでいる地域に対応しているか確認しましょう。
対応エリアが離れていて作業に来てもらった場合、出張費や車両費などの諸経費が余計にかかる場合があります。
自分の住んでいる地域対応の不用品回収業者に依頼することで、諸経費を抑えることができるので、公式サイトでチェックしておきましょう。
多くの不用品回収業者で、割引キャンペーンを実施していることがあります。
例えば、「初回申し込み〇%引き」「WEB申し込み〇円引き」などがあります。
これらを実施している不用品回収業者で、キャンペーンを適用できればさらに安く利用することが可能です。
ただし、利用するサービスにキャンペーンが対応できない場合もあるので、問い合わせるか公式サイトで確認するのがベストです。
複数の業者から見積りを取り、料金比較をするのを「相見積り」といいます。
3社ほどの業者から、見積りをとるのが効率的です。
各業者のリアルな見積り提示額を比較できるので、高い安いが判断しやすくなります。
また相見積りであることを事前に伝えておけば、トラブルに遭うリスクを減らせます。
ほかには、見積り提示額だけでなく、業者の雰囲気や感じの良さなども見ておくのも良いでしょう。
欲張りな人は、さらに料金相談をしてみるのもおすすめです。
相見積り前提となりますが、見積り提示額が各業者で拮抗している時に効果を発揮しやすいです。
不用品業者側としては利用してもらいたいので、他社の提示額を示せば、値引きなどの料金相談に応じてくれる可能性があります。
不用品回収業者の中には、利用価値がある不用品を買い取ってもらえる場合があります。
買い取ってもらえれば、即時現金化できる場合や処分費用に充てることができる場合があります。
買取額にもよりますが、大幅に費用負担を減らせるので、買取ができる業者を基準にして選ぶのもおすすめです。
相場より安い不用品回収業者なら「粗大ゴミ回収隊」が一番です!
粗大ゴミ回収隊のパックプランは、不用品量に合わせてS~LLまで幅広く提供しています。
中でも、Sパックプランは9,800円~と破格の料金で提供しています。
自治体が回収できない多くの不用品を、パックプランで一括処分することが可能です。
諸経費が含まれているので、費用負担少なくお得に利用することができます。
また、行政からも許可を得ており、口コミ評判が良く、利用者も多い不用品回収業者です。
相場より安く利用するなら「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
不用品回収の料金相場はどこが安いですか。
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