2023年01月04日
本記事では使わなくなった毛布の適切な処分方法について解説しています。
毛布は布でできている上にサイズも大きく、どのように処分すればよいのか迷いがちです。
本記事を読めばさまざまな方法が分かるため、自分に合った方法で毛布を処分できます。
布団・マットレス・ベッドなど、毛布以外の寝具の処分方法も併せて参考にしましょう。
記事の目次
不要な毛布の代表的な処分方法は、自治体に処分してもらう方法です。
自治体では粗大ゴミ・燃えるゴミ・資源ゴミのいずれかで毛布を処分できます。
まずは毛布を自治体に処分してもらう方法を1つずつ見ていきましょう。
多くの自治体では、毛布を粗大ゴミとして扱っています。
一般的に、1辺の長さが30cmまたは50cmを超える衣類は粗大ゴミです。
毛布を粗大ゴミとして処分する場合は、以下の手順で手続きを進めます。
粗大ゴミ処理券がはがれていると、毛布を回収してもらえません。
毛布をビニールテープで縛り、ビニールテープに粗大ゴミ処理券を貼れば、はがれにくくなります。
粗大ゴミの回収は月1回程度しか行っていない自治体が多いため、早めに回収依頼の連絡をしておくのがおすすめです。
毛布をハサミでカットすれば、燃えるゴミに出せる自治体もあります。
30×30cmに切るのが毛布をカットする場合の一般的な目安です。
毛布以外のゴミなら、45Lのゴミ袋に入れば燃えるゴミとして扱えるケースもあります。
しかし、毛布は45Lのゴミ袋に入ればいいわけではありません。
毛布をそのままの状態で燃えるゴミに出すと、ゴミ収集車の中でうまく裁断できない恐れがあるためです。
そのまま45Lのゴミ袋に入る毛布も、必ず細かく切ってから燃えるゴミに出す必要があります。
毛布を燃えるゴミとして処分する方法は、カットする手間はかかりますが、燃えるゴミの日に出せることがメリットです。
なお、自治体によっては一度に出せる布の量や枚数が決まっている場合もあります。
燃えるゴミに出す目的で毛布をカットすると、空気中にダニが放たれます。
ダニが体内に入り込んだ場合は、さまざまなアレルギー症状を引き起こす恐れがあります。
特に小さな子どもやペットがいる家庭では、ダニを吸い込ませないように注意が必要です。
毛布を切る人もマスクを着用して作業を進めましょう。
毛布を衣類乾燥機にかければ、内部のダニをある程度駆除できます。
コインランドリーに持ち込めば、高温の熱風で乾燥処理を行うことが可能です。
自宅にアイロンがある場合は、スチームアイロンを当てることでもダニを駆除できます。
スチームアイロンを「強」にして、毛布にゆっくりとアイロンをかけるのがコツです。
ダニは熱に弱く、50度以上の環境では生存できないとされています。
毛布を切る前にダニ駆除の対策を講じておくのがおすすめです。
自治体によっては、使わなくなった毛布を資源ゴミとして回収してもらえるケースもあります。
資源ゴミとは再資源化が可能なゴミのことです。
ビン・ペットボトル・布・古紙・アルミニウム・鉄くずなどが、多くの自治体で資源ゴミの対象となっています。
ただし、毛布を資源ゴミとして出せる場合は、毛布の状態をチェックする必要があります。
状態が悪い毛布は資源ゴミとして回収してもらえないことがあるためです。
資源ゴミはあくまでも再利用を目的として回収されるものであり、需要がなければただのゴミとして扱われてしまいます。
状態が悪いゴミは資源ゴミではなく、粗大ゴミや燃えるゴミに出さなければなりません。
使わなくなった毛布は自治体以外の方法で処分することも可能です。
代表的な毛布の処分方法を知り、自分に合った方法を選びましょう。
使用済みの毛布は支援団体を通して寄付することが可能です。
寄付した毛布は、支援が必要な人や動物のために使用されます。
まだ使える毛布を捨てるのがもったいないと思う人や、社会の役に立ちたいと思っている人におすすめの方法です。
毛布を寄付する場合、一般的には送料が発生します。
支援団体に寄付を申し込めば、後日宅配業者が集荷に来てくれるため、持ち込みの手間はかかりません。
状態の悪い毛布は受け付けてくれないケースがあることに注意が必要です。
使いやすいサイズにカットした毛布の寄付を希望される場合もあります。
毛布を寄付する際は、前もって洗濯をしておくのがおすすめです。
リサイクルショップでは毛布を買い取ってもらえる可能性があります。
新品の毛布やかなり状態の良い毛布を処分したい場合は、リサイクルショップで買い取ってもらうのがおすすめです。
リサイクルショップでの処分は持ち込みが基本ですが、近年は出張買取に対応している業者も増えています。
ただし、出張買取の場合は出張費がかかるため、買取金額によっては利益が出ないこともあります。
毛布の買取相場をあらかじめ確認した上で、出張買取を依頼するか決めるのがおすすめです。
また、業者によっては使用済み毛布の買取を受け付けていないことがあるため、事前に確認する必要があります。
使用済みの毛布は購入店で処分してもらえることもあります。
新しい毛布を購入したい場合は、回収サービスを行っているか確認してみるのがおすすめです。
購入店の回収サービスを利用すれば、新しい毛布を購入する際に古い毛布を持ち込めばよいため、手間を最小限に抑えられます。
購入店以外の衣料品メーカーでも、毛布の回収サービスを行っている場合があります。
回収サービスの利用を検討する場合は、新しい毛布を買う必要があるのかどうかもチェックしておきましょう。
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリに毛布を出品すれば、売却できる可能性があります。
リサイクルショップより高い金額で売りやすい点がフリマアプリのメリットです。
リサイクルショップでは値が付かなかった毛布も、フリマアプリなら欲しい人が現れる可能性は大いにあります。
状態の良い毛布をできるだけ高値で売りたい人には、フリマアプリでの処分がおすすめです。
ただし、フリマアプリで売るためには、出品作業や梱包作業を自分で行わなければなりません。
出品すれば必ず売れるわけではない点にも注意が必要です。
自宅の不用品を何でも処分してくれる不用品回収業者は、毛布1つだけでも自宅まで回収に来てくれるケースがあります。
毛布以外の不用品をまとめて回収してもらえることも、不用品回収業者を利用するメリットです。
不用品回収業者なら作業を全てスタッフに任せられるため、処分する物を自分でまとめる時間や手間もかかりません。
仕事が忙しくて不用品をまとめる時間を確保できない人や、引越しで不用品整理まで手が回らない人におすすめです。
不用品回収業者によっては、費用がお得になるプランを利用できるケースもあります。
毛布以外に処分したい不用品がある場合は、不用品回収業者を活用するのがおすすめです。
毛布の処分費用の目安を以下にまとめました。
実際にかかる料金は業者により異なり、上記の金額はあくまでも目安です。
リサイクルショップやフリマアプリで処分する場合、利益が出なければ出費のみ発生してしまう点に注意が必要です。
毛布の処分を検討する場合は、毛布以外の寝具の処分方法も悩みがちです。
代表的な寝具である布団・マットレス・ベッドの処分方法を解説します。
布団は毛布と同じ布製品であるため、基本的には毛布と同様の方法で処分できます。
自治体で処分する場合、基本は粗大ゴミ、自治体によっては燃えるゴミや資源ゴミでも出せます。
自治体以外の方法で処分する場合も、毛布と同じ方法での処分が可能です。
ただし、布団は毛布より重量が重くなるため、細かく切ったり持ち運んだりする際は手間がかかります。
できるだけ手間をかけたくない人には、スタッフが搬出を行ってくれる不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
マットレスも布団と同じ考え方で処分できますが、スプリングマットレスは注意が必要です。
スプリングマットレスは多くの自治体で処理困難物に指定されています。
スプリングマットレスには金属製のバネが入っているため、基本的にはゴミとして処分できないのです。
普通のマットレスならカットすれば自治体で処分できますが、スプリングマットレスをゴミとして自治体に出すのは困難です。
自治体のルールを確認した上で取り扱いが難しい場合は、自治体以外の方法で処分しましょう。
ベッドを自治体に処分してもらう場合は、粗大ゴミとして出すことになります。
自治体以外の処分方法としては、購入店での回収やリサイクルショップに出すことも可能です。
ただし、ベッドは大型で重い上に複雑な構造となっているため、自分で処分するのにはかなりの時間や手間がかかります。
フリマアプリで売る場合も、送料が高額になると利益が出にくくなります。
手間・時間・費用を総合的に考えると、ベッドの処分は不用品回収業者がおすすめです。
ベッドの処分については以下も参考にしてください。
不要な毛布を処分したい場合は、不用品回収業者に処分を依頼するのがおすすめです。
一般的な不用品回収業者なら、どのような種類の不用品でも処分してもらえます。
不用品回収業者選びで迷う場合は、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」への依頼をご検討ください。
粗大ゴミ回収隊は家具や家電など幅広い品目に対応しているため、毛布以外の不用品もまとめて処分できます。
出張見積もりは無料、見積もり後のキャンセル料もかかりません。
最短25分の迅速対応やリーズナブルな料金体制も強みです。
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