2024年03月31日
本記事ではマニキュアの捨て方や分別方法を詳しく解説しています。
捨てずに有効活用する方法や中身を取り除けず、分別がむずかしい場合の処分方法などもお伝えしています。
不要なマニキュアがたくさんあり処分に困っているときなど、ぜひ参考にしてください。
記事の目次
マニキュアを捨てるときは、容器やパーツ、中身などに応じて適切に分別して処分する必要があります。
容器の中にポリッシュが残っている場合には、中身をティッシュや新聞紙、古布などにしみこませるようにして取り出します。
時間がかかるかもしれませんが、容器を傾けた状態にするなどして、ボトルの中のポリッシュをすっかり出してしまいましょう。
ポリッシュを染み込ませた新聞紙や古布は、自治体の「可燃ゴミ(燃えるゴミ)」として処分します。
多少ポリッシュが瓶の中についている状態でも大丈夫です。
逆さにしてもポリッシュが垂れて落ちてこないようであればそれで十分です。
処分まで時間が取れるようであれば、瓶のフタを開けた状態のまま、刷毛などと一緒に数日乾燥させておくと安心です。
空になったボトル容器は、素材に応じて処分します。
ボトル容器はガラスでできているケースがほとんどですが、処分する際はビン・カン・ガラスではなく、「不燃ゴミ」として分別する自治体がほとんどのため注意が必要です。
食品や飲料が入っていたビンは資源として再利用されますが、化粧瓶や食用以外の油が入っていたもの、水洗いしても汚れの落ちないものなどは資源ビンとして出せない自治体がほとんどです。
こうした理由から、マニキュアのボトルは自治体の「不燃ゴミ(燃えないゴミ)」として処分するのがよいでしょう。
マニキュアのキャップや刷毛の部分は、「可燃ゴミ(燃えるゴミ)」として分別します。
素材自体はプラスチックですが、リサイクルが難しい製品プラスチックに当たるものですので、燃やして処分するのが一般的です。
自治体によってプラスチックの分別ルールが異なる場合もありますので、あくまでも自治体のルールに沿って処分するようにしましょう。
マニキュアの分別をしたいけれど、フタや中身が固まって取り出せない場合もあります。
そんな時はこの対処を法を試してみてください。
マニキュアのフタが固すぎて開かない場合は、お湯で温めると開けやすくなる場合があります。
マグカップなどある程度の深さのある器に、60℃ほどのお湯を半分ほど入れた状態で用意しましょう。
マニキュアのボトルをフタが下側になるよう逆さにし、フタの付け根部分までお湯につけます。
このとき、瓶がお湯に浸ってしまわないようご注意ください。
お湯の温度によってマニキュアの変質やボトルの変形につながります。
お湯につけるのはフタのプラスチック部分までにするようにしましょう。
少し温めると、固まったポリッシュが柔らかかくなり、ちょっと力を入れるだけでフタが開けられるようになります。
ネイルポリッシュが固まってしまい、中身を取り出すことができないという場合は、マニキュアの薄め液を使って溶かします。
エナメルうすめ液やポリッシュシンナー、ネイルラッカーシンナーという名称などで販売されている製品です。
ポリッシュが固まった状態のマニキュアボトルの中に、うすめ液を数滴たらしてぐるぐると混ぜるだけでOKです。
除光液で代用できるという話もありますが、マニキュアのボトルの中に除光液を入れると、気化してボトルが割れてしまう危険性があります。
うすめ液はドラッグストアや100円ショップでも購入できますので、代用せず必ずうすめ液を使って溶かすことをおすすめします。
中身がドロドロになったら、新聞紙や用紙、古布などに取り出して処分しましょう。
マニキュアを処分する際は、いくつか注意すべき点があります。
ポリッシュを水道や排水溝に流すのは絶対NGです。
シンクや洗面台などにも付着して固まってしまいますし、化学物質も含まれているため環境汚染にもつながります。
中身を取り除く際は、紙や布に取り出して可燃ゴミとして処分することが大切です。
手間はかかりますが、ポリッシュは適切に処理をしてから処分するようにしましょう。
マニキュアを処分する際、ボトルに少量のポリッシュが残っているとどうしても気になるという人もいるでしょう。
またボトルのみ再利用したいという場合には、すっかりきれいにして使いたいと思うものです。
ですが、マニキュアのボトルを洗浄をする際は、水道水で洗うのは絶対にNGです。
そもそも塗料や樹脂、溶剤を含むマニキュアは水道水ですすいでもきれいにはなりません。
残りのポリッシュを取り除きたいときは、キッチンペーパーや綿棒に除光液を染み込ませて拭き取るようにして汚れを落としましょう。
マニキュアには揮発性の高い溶剤などが含まれています。
長時間空気にさらされると、揮発した際のにおいなどで気分が悪くなることがあるため注意が必要です。
ポリッシュを取り出すなど処理を行う際は、窓を開けて十分喚起をしながら作業するようにしましょう。
マニキュアの中は揮発性が高く、なおかつ引火点の低い可燃性物質が多く含まれています。
ガスコンロの周りやたばこの火など、火の気のあるところで取り出すと、瞬間的に引火してしまうこともあります。
中身を取り出す作業を行う際は、十分な換気を行うだけでなく火気を使用しないなどの注意も必要です。
前述した通り、マニキュアは自治体のゴミに分別して出すことのできる品目です。
ですが排出の際は、必ず中身を取り出してから出さなければなりません。
マニキュアにはアクリルやニトロセルロースなどの合成樹脂に加えて、トルエンや酢酸ブチル、酢酸エチルやエチルアルコールといった有機溶剤が含まれています。
これらの有機溶剤はラッカー塗料などと同じ引火性の高い成分のため、中身が入ったまま捨ててしまうと、発火や容器の破裂などの危険性があるのです。
小物だし平気なのでは?と思われるかもしれません。
しかしゴミ処理場にはさまざまなゴミが集められるため、どのような条件下でどんな問題が発生するかわかりません。
中身を取り出さずそのまま不燃ゴミとして処分できる自治体も中にはあるようですが、基本的には分別して処分するようにしましょう。
自治体にゴミとして排出する場合、マニキュアの中身を取り出す作業などどうしても手間と時間がかかってしまいます。
1本や2本であればそこまで負担はありませんが、なん十本もとなるとかなり大変です。
マニキュアの中身を取り出さず、そのままの状態で処分したい場合は、不用品回収業者に任せてしまう方法もあります。
不用品回収業者に依頼するのであれば、わざわざ中身を取り出さずそのままの状態でマニキュアを処分できるのです。
不用品回収業者に回収依頼をする際は、マニキュアに限らず分別や仕分けなど一切不要で任せることが可能です。
回収された品は、不用品回収業者の方で回収後に品目や状態にあわせて適切に分別してくれます。
ガスや溶剤などが入ったものも、そのまま渡せることが多いので、安全に不用品処分ができるのです。
不用品回収業者では、部屋の片付けや整理などの作業も依頼できます。
こうした片付け作業の際にマニキュアなどの小物類もあわせて回収してもらえます。
ゴミ屋敷片付けや遺品整理の際も、わざわざマニキュアなどを避けておく必要がありません。
化粧品やマニキュア、アクセサリーなどもそのままの状態で引き取ってもらえて便利です。
不用品回収業者は、段ボール1箱程度などの少量の不用品からでも回収してもらうことが可能です。
マニキュア1本だけ費用をかけて処分するのは現実的ではありませんが、その他の不用品処分のついでに依頼するのであれば抵抗なく処分できます。
不用品回収業者では、ほぼすべての品目が回収処分の対象です。
ご家庭に捨て方がわからず困っているものなどがあれば、不用品処分と一緒にマニキュアも処分することをおすすめします。
捨て方がわからないなど処分にお困りの物があるときは粗大ゴミ回収隊へご相談ください!
粗大ゴミ回収隊では、ご家庭で使用している小物から、家具家電、大型の不用品などあらゆる品目の回収が可能です。
各種片付けサービスなども提供していますので、片付けの際にあわせてマニキュアを処分することもできます。
粗大ゴミ回収隊は、日本トレンドリサーチでも以下の3冠を達成しています。
出張費やお見積り費用は完全無料です。
LINEなどで手軽にお見積りすることも可能ですので、お手軽にご利用いただけます。
ご自宅で処分にお困りの物がある際は、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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