2022年10月26日
この記事では灯油ポリタンクの処分方法と、中身の灯油を捨てる際の注意点を紹介します。
灯油ポリタンクが古くなってしまい使えなくなった時や、引越しなどで灯油を使えない物件に転居する時などに灯油ポリタンクを処分しないといけません。
しかし、灯油ポリタンクを捨てる機会はあまり多くない為、捨て方がわからない場合もあります。
灯油は危険物ですので、事故や災害を起こさない為にも、当記事を参考にして、安全に灯油ポリタンクを処分しましょう。
記事の目次
処分方法により料金が異なりますが、灯油ポリタンクを処分する際の相場を確認しましょう。
相場も参考にしたうえで、最適な処分方法を選んでください。相場は下記の通りです。
処分方法 | 料金 |
---|---|
粗大ゴミ回収業者 | 1000円~4000円 |
燃えるゴミ/自治体 | 無料 |
粗大ゴミ/自治体 | 400円程度 |
ガソリンスタンド | 500円~ |
知人に譲る | 無料 |
それでは順番に処分方法を紹介していきます。
安全性もしっかりチェックしましょう。
灯油ポリタンクを粗大ゴミ回収業者に依頼して回収・処分してもらう方法です。
灯油は危険物ですので、トラブルの危険や面倒な準備などを省くことができます。
業者によっては、灯油ポリタンク一つからでも単品回収が可能です。
ほかにも不用品がある場合はまとめてお得なパックプランなどの活用も検討しましょう。
危険な灯油の処理や、ポリタンクの処分で悩むことなく、すべて任せられるのは大きなポイントです。
灯油ポリタンク一つでも処分可能な粗大ゴミ回収業者のメリットはこちら!
ポリタンクの中に灯油が残っていない状態であれば、自治体の燃えるゴミで処分が可能です。
灯油ポリタンクの大きさによっては粗大ゴミになる場合があるので必ず確認をしましょう。
中に残っている灯油を処分する場合は、危険を伴いますので十分に注意して行なってください。
灯油ポリタンクが自治体の粗大ゴミの基準にあてはまるようなら、粗大ゴミで出して捨てます。
自治体ごとに粗大ゴミの基準は異なり、東京23区では「一辺が30cm以上」、神奈川県の各自治体では「一辺が50cm以上」が粗大ゴミの基準であることが多いです。
粗大ゴミとして出す場合でも、灯油が入っていない、空の状態でしか出せない点に注意しましょう。
不要になった灯油ポリタンクをガソリンスタンドに持ち込んで処分する方法です。
最寄りのガソリンスタンドまで運搬する手間がかかるほか、引き取り可能かどうかは個々のガソリンスタンドで対応が違います。
料金も各店舗によって違います。中身だけ回収可能なケースもありますので、持ち込むガソリンスタンドに事前に確認するようにしましょう。
近くに灯油を使う知人がいる場合は、灯油ポリタンクをそのまま知人に譲ってしまうのも一つの方法です。
灯油の値段も上昇していますし、灯油自体は捨てるにも一苦労です。
近くに譲れる人がいる場合は譲ってしまいましょう。
ここからは、ポリタンク以外の灯油や灯油缶の捨て方について解説します。
特に灯油は捨てる方法を誤ると引火の危険性があるため、ポリタンクを捨てる前に確認しておきましょう。
灯油の捨て方には以下のような方法があります。
ただし、灯油は引火するリスクがあります。
ポリタンクから灯油を移すときなどにはこぼさないように十分に注意してください。
灯油の捨て方についての詳細はこちら!
もしも、床や車の中に灯油をこぼしてしまったら、拭き取る作業が必要です。
以下のような方法で対処してください。
またどの方法でも「換気する」のは必須です。
こぼした場所 | 対処方法 | 注意点 |
---|---|---|
車内 | アルコール除菌スプレーで拭き取る | |
カーペット | 布で吸い取る | |
フローリング | 布で吸い取った後ワックスをかける | |
畳 | ①不要な布で吸い取る ②クレンザーをかけて時間をおく ③掃除機で吸い取る ④雑巾で拭き取る |
|
玄関(タイルの場合) | 中性洗剤で洗い流す |
灯油が入っていた容器がポリタンクでなく、缶の場合もあります。
灯油缶の捨て方は以下の通りです。
ポリタンクと異なり、金属製であるため、自治体では燃えないゴミで出すことが多いです。
また、ポリタンクと同様、粗大ゴミの基準にあてはまるようなら粗大ゴミとして出してください。
自治体で灯油缶を出す際も、中身は空にしておくことが重要です。
粗大ゴミ回収業者に依頼すれば、灯油缶も簡単に捨てられます。
灯油や灯油缶の処分におすすめの粗大ゴミ回収業者のメリットはこちら!
灯油を入れておくために使ったペール缶や一斗缶の処分方法はこちら!
危険物である灯油は捨てる際にも注意が必要です。
安易に処分してしまって損害賠償等のトラブルや環境汚染の原因となることは絶対に避けましょう。
自治体では液体は回収していません。
また引火性のあるもの、危険物などに類する灯油は回収していません。
そのため、灯油ポリタンクを捨てるときには、中の灯油を必ず抜いて出すようにしてください。
少量の残った灯油なら、布や新聞紙にしみ込ませて可燃ゴミとして捨てられる自治体もあります。
しかし灯油は引火すると危険なので、必ず自治体のゴミ出しルールを確認して、正しい方法で出すようにしてください。
灯油に食用油の凝固剤を使用しての処分は厳禁です。(※凝固剤=油に混ぜて固形にして捨てやすくするもの)
食用油と灯油では引火点が違いますので、灯油は食用油の凝固剤では固まりません。
灯油は毒性が高い物質です。
有害な物質を下水に流すことは厳禁です。
生態系に影響が及ぶ可能性がありますし、近辺の動植物への影響も甚大です。
最悪の場合、下水管の中で灯油が爆発を起こしてしまいます。絶対にやめましょう。
土に穴を掘って埋める、土に染み込ませるなどの方法も厳禁です。
有害な灯油が染み込むことで土壌汚染が起きてしまいます。
灯油は地中で分解されません。
気化した灯油が発火する事もあるので絶対にやめましょう。
直接、灯油を燃やして処分するのも非常に危険な行為になりますので厳禁です。
激しく燃え上がった場合は消火するのが困難となり、惨事につながります。
少量残った灯油を燃やす場合は、灯油を使用する器具で使いきるようにしましょう。
灯油ポリタンクを処分する際には、粗大ゴミ回収業者に依頼するのがおすすめです。
粗大ゴミ回収業者を利用するメリットをご紹介します。
灯油ポリタンクを自治体のゴミに出す場合、中身(灯油)は必ず出して空にしてからでないと処分できません。
ポリタンクから灯油を抜いて空にする作業は、危険が伴います。
少量なら布や新聞紙で吸い取ることはできても、中途半端な量や余った大量の灯油の処分は大変です。
粗大ゴミ回収業者を使えば、灯油を抜く作業をしなくても一緒に引き取ってくれる場合が多く、効率的にポリタンクを処分できます。
灯油ポリタンク以外にも、灯油ファンヒーターやストーブなども一緒に処分できるのも粗大ゴミ回収業者の魅力です。
灯油ファンヒーターやストーブは、自治体の粗大ゴミにも出すことはできます。
しかしポリタンク同様、中に入っている灯油は必ず抜いて出さなければなりません。
そのため、灯油ファンヒーターやストーブもポリタンクとセットで処分できる粗大ゴミ回収業者がおすすめです。
灯油ファンヒーターやストーブの処分方法を確認したい方はこちら!
灯油ポリタンクを再利用することは難しく、引っ越し先に持って行く方は少ないでしょう。
引っ越し時などすぐに処分できる点も粗大ゴミ回収業者をおすすめする理由です。
自治体の粗大ゴミ回収に出す場合、最低でも1週間くらいは時間が必要なので、急な引っ越し時などは間に合わないことも。
粗大ゴミ回収業者なら希望の日時に回収に来てくれます。
業者によっては即日対応も行っており、都合の良いときに処分できます。
事務所や店舗などで利用した灯油ポリタンクは、事業ゴミの扱いとなり、自治体のゴミ回収には出せません。
自治体の燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ゴミはすべて一般家庭から排出されたものというルールがあるからです。
店舗や事業所で灯油ポリタンクを処分したいときは、事業ゴミに対応できる粗大ゴミ回収業者がおすすめです。
灯油ポリタンクの処分方法を紹介してきましたが、危険物ゆえに慎重に処分したいところです。
最短即日に処分が可能で、全ての面倒な作業を一気にお任せできる粗大ゴミ回収業者に依頼するのがおすすめです。
灯油ポリタンク以外に捨ててしまいたいものがある場合でも、対応可能です。
まとめて粗大ゴミを処分しましょう。
粗大ゴミ回収隊なら、連絡してから最短25分事業で到着可能であるほか、早朝や深夜も作業可能です。
見積は無料となっています。灯油ポリタンクの処分を検討中なら、是非下記から見積りを依頼してみて下さい。
灯油ポリタンクは自治体では何ゴミですか?
灯油ポリタンクに残っていた去年の灯油は使っても大丈夫ですか?
カフェで使っていた灯油ポリタンクを捨てたいのですが、どうやって捨てればいいのでしょうか。
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