2023年03月25日
この記事では、ペール缶・一斗缶の処分方法を紹介します。
ほかには、処分費用や廃油、エンジンオイルの捨て方も解説。
本記事を見れば、ペール缶・一斗缶の処分がグッとラクになるので、ぜひ最後までご覧ください。
記事の目次
まずはペール缶や一斗缶の処分費用を確認します。
中身があるかないかでも処分方法が異なりますので、それぞれの費用を比較してみてください。
それぞれの処分方法をクリックすると、詳細もわかります。
中身ありのペール缶の処分費用
処分方法 | 処分費用(20L缶あたり) |
---|---|
不用品回収業者に依頼する | 3,000円~5,000円 |
販売店で引き取ってもらう | 無料 |
ガソリンスタンドでの回収を利用する | 無料 |
ペール缶や一斗缶だけの処分費用
処分方法 | 処分費用(20L缶あたり) |
---|---|
不用品回収業者に回収してもらう | 500円 |
自治体の粗大ゴミに出す | 200円~400円 |
一般ゴミとして廃棄する | ゴミ袋代 |
廃油・エンジンオイルの処分費用
処分方法 | 処分費用(20L缶あたり) |
---|---|
不用品回収業者に回収してもらう | 無料~1,000円 |
自治体の燃えるゴミで捨てる | 200円~500円 |
購入店に引き取ってもらう | 無料 |
ガソリンスタンドに引き取ってもらう | 無料 |
まずは中身が入ったペール缶・一斗缶の処分方法を解説します。
紹介する方法は、エンジンオイルや廃油も一緒に処分できるので、時間をかけずに処分したい方におすすめです。
不用品回収業者に中身ごとペール缶の処分を依頼する方法です。
不用品回収業者は、基本的になんでも回収できるのが大きなメリットです。
ペール缶はエンジンオイルや廃油が入ったまま引き取ってもらうには、20L缶あたり3,000円~5,000円ほどかかります。
他に不用品があるなら、まとめて回収してもらえる「パックプラン」がおすすめ。
「パックプラン」なら大量に溜まったペール缶でも中身のあるままお得に処分できます。
◆メリット
◆デメリット
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オートバックスなどカー用品を販売している店舗でペール缶と中身をまとめて引き取ってもらうことができます。
購入した店舗なら基本的には無料で処分できるので、購入予定がある場合は検討してみるのがおすすめです。
購入店舗以外でのペール缶引き取り処分は有料になることがほとんどなので注意してください。
また、たくさんのペール缶を中身のあるまま引き取ってもらうには、運ぶ手間も必要です。
店舗によっては、無料で引き取りできるエンジンオイルの量も制限があることもありますので、店舗での回収条件を確認しておきましょう。
◆メリット
◆デメリット
エンジンオイルなどを購入したガソリンスタンドで、ペール缶の回収を利用するのも1つの方法です。
通常4Lまでは廃油、エンジンオイルの回収を無料で行っています。
ただし、ガソリンスタンドでの引き取りは「ペール缶ごと」「中身のみ」と条件も異なります。
ガソリンスタンドに持ち込む前にペール缶と中身も一緒に引き取ってもらえるのかを確認しておきましょう。
◆メリット
◆デメリット
古くなったペール缶だけ、サビついた一斗缶だけを処分する方法は次の通りです。
空になったペール缶や一斗缶を不用品回収業者に回収を依頼して処分してもらうことができます。
ペール缶1個だけだと割高になりますが、大量の空のペール缶や一斗缶を処分するなら、不用品回収業者に回収してもらうのがトータルでの処分費用は安くなります。
またペール缶や一斗缶は空になってもかさばるため、運び出しに対応しているのも不用品回収業者に回収を依頼する良い点と言えます。
◆メリット
◆デメリット
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ペール缶や一斗缶を自治体の粗大ゴミに出して処分する方法です。
自治体ではゴミのサイズによって、出せるゴミの種類が異なります。
多くの自治体で「一辺が30cm以上」「一辺が50cm以上」のゴミを「粗大ゴミ」と定義しています。
20Lペール缶の高さは、36.5cm前後、一斗缶の高さは35cm前後です。
そのため、自治体の粗大ゴミの基準に当てはまるようなら「粗大ゴミ」として出さなくてはなりません。
自治体でのペール缶や一斗缶の処分費用は、200円~400円なので、安く処分したい方にはおすすめです。
ただし、自治体では、エンジンオイルや廃油は処分できないため、中を拭き取って空にしておく必要があります。
◆メリット
◆デメリット
粗大ゴミの基準よりも小さいサイズのペール缶や一斗缶なら、自治体の一般ゴミとして捨てることもできます。
一般ゴミとして捨てる際は、ペール缶の素材を確認し、自治体のゴミ分別ルールに沿って出してください。
粗大ゴミの基準に当てはまる場合でも小さくつぶして、一般ゴミに捨てられる自治体もあります。
ただし、粗大ゴミを小さくしても元のサイズの「粗大ゴミ」として扱う自治体もありますので注意してください。
また、一般ゴミとして捨てる場合でも、中身を拭き取り、完全に空にして出す必要があります。
◆メリット
◆デメリット
次に廃油や余ったエンジンオイルそのものの捨て方を解説します。
ペール缶にはペンキなどを入れて保管しておくケースもありますが、ペンキの処分についての詳細は以下をご確認ください。
不用品回収業者に廃油や余ったエンジンオイルを回収してもらう方法です。
事業用、一般家庭用問わず、廃油やエンジンオイルを処分できるのが不用品回収業者の特長です。
不用品回収業者なら、液体のままでも、廃油処理ボックスに入れた状態でも処分できます。
廃油処理ボックスとは、見た目はただの段ボールですが、廃油やエンジンオイルを吸収させて、持ち運びができる便利なグッズです。
事業で排出された廃油は、特に量も多くなるため不用品回収業者でまとめて処分するのがおすすめです。
ただし、産業廃棄物である廃油、エンジンオイルを処分する際には、産業廃棄物の回収ができる不用品回収業者業者を選ぶことが重要です。
◆メリット
◆デメリット
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廃油やエンジンオイルは液体ですが、自治体の燃えるゴミで捨てることができます。
一部の自治体を除き、液体のまま処分することは、ほとんどの自治体でできません。
自治体の燃えるゴミとしてエンジンオイルを捨てる際には、「廃油処理ボックス」に入れて捨てましょう。
廃油処理ボックスには、オイルを吸収できる不織布とビニール袋が入っています。
廃油処理ボックスはホームセンターやネット通販などでも300円ほどで購入できます。
ただし、自治体では事業に伴って出た廃油は、処分できません。
自治体で処分できるオイルは、一般家庭で使って出たものだけであることに注意してください。
◆メリット
◆デメリット
エンジンオイルは、リサイクルすることができるため、エンジンオイルを購入した店舗で引き取ってもらえる場合があります。
引き取り処分の費用は、無料であることも多いのが魅力です。
ただし新しいエンジンオイルを購入することが条件となっていることが多く、引き取りだけを行う店舗はほとんどないので注意しましょう。
また、リサイクルを目的としていることから、廃油処理ボックスに入れたエンジンオイルは引き取ってもらえません。
◆メリット
◆デメリット
ガソリンスタンドで廃油を引き取って処分してもらう方法です。
ガソリンスタンドでは、ペール缶に中身が入ったまま引き取ってくれる場合と、中身のみを引き取ってくれる場合があります。
店舗によって引き取り条件も異なるので事前に確認が必要です。
また、4Lまでは無料で引き取ってくれるガソリンスタンドが多いですが、20Lのペール缶では、無料で処分できる4Lを優に超えてしまいます。
4Lを超える廃油の引き取りは有料ですので注意してください。
購入店舗での引き取りと同様、リサイクルを目的として回収するサービスであるため、廃油処理ボックスに入れた廃油は処分できません。
また、セルフ式のガソリンスタンドは、廃油回収のタンクが設置されていません。
そのため、エンジンオイルの処分はできないという点についても注意しましょう。
◆メリット
◆デメリット
ここからは、ペール缶や一斗缶を処分する際の注意点を解説していきます。
「安く処分できる」ことは重要ですが、注意点を把握して、効率や手間も考えて処分することを検討してみてください。
自治体でペール缶や一斗缶を捨てる際は必ず中身を空にしてください。
廃油処理ボックスに缶の中身を入れたとしても、どうしても少量残ってしまいますが、新聞紙や古いタオルなどで吸い取って完全に空にします。
空になったペール缶や一斗缶は、自治体のルールに沿って出せば回収してもらえます。
当然ですが、エンジンオイルや廃油は「油」なので、下水や川に流すのは厳禁です。
少量であっても自宅のトイレやキッチンのシンクにエンジンオイルを流すとつまりの原因になります。
つまりが起きた配水管の修理費は、数万円かかることもあります。
下水に入り込むことで川が汚染され、環境へも悪影響があります。
また、山や公園など土にしみ込ませてエンジンオイルを捨てるのも厳禁です。
土壌汚染にもなる廃油を誤った方法で捨てると不法投棄となりますので注意してください。
事業で利用したペール缶、一斗缶、廃油などはすべて「産業廃棄物」です。
産業廃棄物は、事業者に適正な処分をする義務があり、違反すると不法投棄とみなされ、罰則が科せられることもあります。
不法投棄の罰則は以下の通りです。
そのため、事業で利用したペール缶や一斗缶、廃油を処分する際は、産業廃棄物収集運搬許可のある不用品回収業者に処分を依頼してください。
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最後に、ペール缶の処分を不用品回収業者に依頼するメリットを紹介します。
不用品回収業者では、提供しているサービスのほか、依頼することで様々な特典が付いてきます。
ペール缶・一斗缶の中身が、廃油だったり未使用だったり、微妙に中身が残ったままのことは多いでしょう。
これらを自分で処理するには、時間や手間が非常にかかるので面倒です。
不用品回収業者に依頼すれば、中身が入っていてもペール缶・一斗缶とともに一緒に処分できるのです。
不用品回収業者の多くは、まとめて処分できる「パックプラン」を提供しています。
パックプランは、車両費や運搬費などの諸経費も込みの料金で設定されている、複数の不用品をまとめて処分できるサービスです。
回収する不用品量で料金プランが変わりますが、単品での回収よりも割安になる料金設定のため、処分したい不用品の量が多ければトータルで見た時の費用がお得になります。
空きのペール缶・一斗缶、中身があるものを複数処分するなら、不用品回収業者一択でしょう。
不用品回収業者に依頼すれば、重たいペール缶・一斗缶を全て運び出して回収してくれます。
ペール缶はサイズや材質などで異なりますが、18L・20Lで、おおむね1.2kg~1.8kgほどあり、中身が入っていればおよそ20kgです。
一斗缶は、別名18リットル缶と言われており、缶自体が1kgで中身が入った状態だと18kgになります。
処分方法によっては、この重量物を自分で運び出さなければならず、腰を痛めるなどのケガのリスクがあります。
不用品回収業者なら、中身がある・ないに関わらず作業スタッフがすべて運び出してくれるので、負担が一切ありません。
ペール缶・一斗缶が重たくて運べない場合は、不用品回収業者で一気に処分してしまいましょう。
事業で使用されたものはもれなく「産業廃棄物」なので、自治体では回収することができません。
また、自宅で車やバイク、DIYや塗装などで使用する量よりも、事業で使われていた場合、処分量も多いでしょう。
不用品回収業者なら、事業で使われた大量のペール缶・一斗缶のほか、ゴミや不用品も同時に回収できるのでおすすめです。
ペール缶、一斗缶、エンジンオイル、廃油の処分なら「粗大ゴミ回収隊」がおすすめです。
粗大ゴミ回収隊は、中身の入った大量のペール缶や一斗缶でもまとめて処分できます。
気になる処分費用も格安!
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処分したいペール缶や一斗缶の数や重さでピッタリのプランを提案します。
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ペール缶、一斗缶、エンジンオイル、廃油などの処分にお困りの方は、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
ペール缶は自治体で処分できますか?
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