カビの生えた鏡餅はどう処分する?注意点やカビ対策もあわせて解説
2024.10.16
この記事では、カビの生えた鏡餅の処分についてまとめています。正月飾りとしても代表的な鏡餅ですが、食品の餅を長期間飾っているとカビが発生するケースもあります。
鏡餅は一定期間飾った後「鏡開き」のタイミングで食べる家庭も多いですが、カビが生えている場合はどのように処分すればよいのでしょうか。
処分方法や費用相場、注意点を紹介するため処分時の参考にしてください。あわせて、カビ対策についても解説します。
目次
カビの生えた鏡餅の処分方法
カビの生えた鏡餅の処分方法を紹介します。
鏡餅は食品としてだけでなく、縁起物や正月飾りの一面も持ち合わせているため、カビが生えている場合でもその処分方法に悩む方は多いです。
代表的な処分方法を紹介するため、状況にも応じて適切な方法を選択してください。
自治体の一般ゴミで処分
鏡餅は食品廃棄物として、自治体の一般ゴミとしても処分可能です。
鏡餅本体は燃えるゴミ、鏡餅の装飾や飾り台(三宝)は素材に応じて燃えるゴミか燃えないゴミかを判断してください。各自治体のルールに沿って分別は正しく行いましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者も、鏡餅をはじめとする正月飾りの処分に対応しています。連絡すれば即日で駆けつけて回収してくれる業者もいるため、スピード感のある片付けを希望する方にはおすすめです。
正月飾りをまとめて片付けるタイミングなど、不用品をまとめて処分したい時に鏡餅も引き取ってもらいましょう。
不用品回収業者は各地域に数多く存在しますが、中には相場よりはるかに高い金額を請求する悪徳業者がいるのも事実です。
後悔しない取引にするためには、優良業者を選ぶことが重要になります。優良業者選びに迷う方は、こちらの記事も参考にしてください。
「どんど焼き」はカビの生えた鏡餅は処分できないことが多い
鏡餅は、神社で行われるどんど焼きでの処分できません。正月飾りや縁起物は、毎年開催の伝統行事「どんど焼き」に持ち込むことでお焚き上げしてもらえる神社もあります。
どんど焼きは全国の神社で開催されており、多くの品目を無料でお焚き上げしてもらえることから、正月飾りの供養として利用する方も多いです。
しかし、鏡餅は一般的に鏡開きで食べるものとされているため、持ち込み不可となっている神社がほとんどです。
鏡餅ではなく、餅、団子を焼いてふるまうことはあるようなので、どんど焼きで持ち込んでも良いかどうかは確認するのが良いでしょう。
カビの生えた鏡餅の処分費用相場
カビの生えた鏡餅を処分する際の費用相場は、以下表の通りです。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
どんど焼きに持ち込む | 無料~2,000円 |
自治体の一般ゴミで処分 | 無料 |
不用品回収業者に依頼 | 1,000円~2,000円 |
どんど焼きは無料で受け付けている神社も多いですが、お賽銭箱に気持ちとして数十円の賽銭を入れたり、有料のケースもあるため覚えておきましょう。
自治体の一般ゴミとして処分するのであれば費用はかかりません。近場に持ち込める神社がない、また一般ゴミとして捨てることに抵抗がある場合には、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらいましょう。
その際は単品でなく、複数の不用品をまとめてお得に処分できるパックプランを提供する業者を選ぶのがおすすめです。
正月飾りはまとめて処分する機会が多いため、パックプランは費用を安く抑えたい方にうってつけです。安い費用でパックプランを提供するおすすめ業者については、こちらの記事でも紹介しています。
カビの生えた鏡餅の処分における注意点
カビの生えた鏡餅を処分する際の注意点を紹介します。鏡餅は、カビの発生有無で処分方法も変わってきます。
以下の項目を理解した上で、適切かつ安全に処分を進めてください。
食べて処分するのはNG
カビの生えた鏡餅を食べて処分しようと考えるのはNGです。
正月飾りとしての鏡餅は年明けの鏡開きで食べるのが一般的ですが、カビの生えた鏡餅は体調に大きな悪影響を及ぼす危険な食べ物のため、自身や家族の健康を考えて食べるのは控えておきましょう。
カビが生えた箇所を削れば問題ないのではと考える方もいますが、一度発生したカビは目に見えない部分まで侵食している可能性が高いです。
また熱にも強いため、火を通しての殺菌を試みてもカビは完全に除去できません。
カビの発生を確認した鏡餅は、食べずに適切な方法で処分してください。
どんど焼きの対応有無は神社に確認する
鏡餅は鏡開きで食べるのが慣習となっているため、どんど焼きの品目として受け付けていない神社もあります。
近場の神社に鏡餅を持ち込む際は、対応の有無について事前に問い合わせてください。神社によってはどんど焼き自体を実施していない所もあるため要確認です。
自治体での処分時は正しく分別する
自治体で鏡餅を処分する場合は、素材に応じて正しく分別しましょう。食用の鏡餅は生ゴミのため燃えるゴミに該当しますが、市販のタイプは鏡餅を載せる台や小袋などがプラスチック製の場合もあります。
これらは燃えないゴミとなるため、鏡餅と分けて正しく分別しなければ自治体に回収してもらえず、不法投棄と見なされる恐れもあるため要注意です。
カビが生えた鏡餅を食べてはいけない理由
カビが生えた鏡餅を食べて処分するのがNGな理由を紹介します。
カビが生えた食品を食べることに抵抗がある方はもちろん多いですが、明確には以下のような理由がありNGとされています。
リスクを明確に把握しておき、絶対に食べないよう心がけてください。
アレルギー疾患を引き起こす
カビを体内に取り入れてしまうと、喘息や皮膚炎などのアレルギー疾患を引き起こす原因になります。
もともとアレルギー体質でない方もカビの摂取によって発症するリスクはあり、体が弱い方は症状を悪化させやすいです。
ひどい場合には呼吸困難、意識障害といった症状にも陥るため、カビが生えた鏡餅は口にしないよう気をつけてください。
発がん性物質が含まれる
カビが生成する化学物質として「カビ毒」と呼ばれる人体に有害な物質がありますが、このカビ毒には発がん性物質が含まれるものもあります。
発がん性物質の摂取は、がんのリスクを高めるだけでなく臓器障害を起こす危険性も高めてしまうため、たとえ少量であったとしても長期的に見ると摂取は大変危険です。
餅に生えるカビはいずれも人体にリスクがある
カビには複数の種類があり、発生した際の色もそれぞれで異なります。
鏡餅にもさまざまなカビが発生しますが、いずれのカビも人体にとってはリスクのある有害なもののため注意しましょう。
チーズ等、カビが生えていても食べて問題ないとされる食品はありますが、餅に発生するカビはいずれも有害です。変色や臭いでカビの発生に気がついたら、絶対に食べずに処分してください。
鏡餅にカビを発生させないためには?
鏡餅は縁起物、そして鏡開きの際に食べる前提であればカビを発生させないように飾ることが重要です。カビを発生させないためには、以下のような手段をとって対策しましょう。
高温多湿な場所への設置を避ける
鏡餅を飾る場合、高温多湿な場所への設置はなるべく避けましょう。正月飾りとして飾られるのが一般的な鏡餅は、年末から年始の鏡開きまで、長くて1ヶ月程度飾ることになります。
冬場で外気温がそこまで高くなくても、直射日光が当たり湿度の高い場所はカビが好む環境であるため繁殖はしやすいです。
直射日光が当たらず、ジメジメとしていない環境で飾ってください。
手作りの鏡餅は長期間飾らない
加工された市販の物に比べると、手作りの鏡餅は当然痛むスピードが速いため、長期間飾らないようにしてください。
特に素手で触る、高温多湿な環境に置いたような餅は数日経過するだけでもカビが発生してしまいます。
手作りで何も対策を施さない鏡餅を飾りたい場合は、鏡開きの数日前から飾り始める、もしくは食べずに処分する前提で長期間飾るようにしておきましょう。
アルコールで拭く
アルコールには除菌・消毒の効果が期待できるため、鏡餅を定期的に拭いてカビの繁殖を防ぐのも効果的です。
一口にアルコールといっても種類はありますが、度数が35度以上かつ香りの少ない焼酎の利用がおすすめです。
焼酎をキッチンペーパーや付近に染み込ませて、鏡餅の表面を拭いていきます。この時素手で触らないように、ビニール袋等で手を保護してから作業してください。
わさびやからしを近くに置く
抗菌作用のあるわさび・からしは、カビ発生の予防効果も期待できます。
キッチンペーパー等に絞り出した状態で鏡餅の近くに置いておけば、カビの発生をある程度抑制できるため試してみましょう。
効果をより高めるためには風通しのよい場所に設置する、アルコールで拭くなどの対策と並行しての実施がおすすめです。
わさびもからしも長期間放置すると揮発するため、定期的な交換は心がけてください。
カビ対策でガラス製や木製の鏡餅を飾る家庭も
最近では生の餅を使った鏡餅ではなく、ガラス製や木製の鏡餅を飾る家庭も増えています。
生の餅でなければカビが発生する心配もないため、鏡開きで食べる予定がない場合はこれら素材の鏡餅を飾ってよいでしょう。
正月飾りやインテリアとしてもおしゃれで、賞味期限を気にすることなく毎年繰り返し利用できます。
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