発泡スチロールの処分方法と費用!ゴミ分別方法・捨て方・砕き方

2022年03月11日

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発泡スチロールの処分方法と費用!ゴミ分別方法・捨て方・砕き方

この記事は、発泡スチロールの処分方法や費用を安くする方法砕き方などを、詳しく解説しています。

発泡スチロールの処分方法は、種類に応じて変わるので注意が必要です。

緩衝材・梱包材は汚れていないので「資源ゴミ」に出せますが、汚れているものは「燃えるゴミ」に出しましょう。

大きな発泡スチロールは「粗大ゴミ」に、事業所や店舗から出た発泡スチロールは、産業廃棄物処理業者に出してください。

 

発泡スチロールのゴミ分別方法と処分費用

発泡スチロールのゴミ分別方法と処分費用

発泡スチロールを、燃えるゴミや資源ゴミで出せる場合は、自治体の規則に則った袋代がかかります。

粗大ゴミで処分する際は、大きさや自治体によって価格が変動するため、申し込む際に金額を聞いておきましょう。

発泡スチロールが「産業廃棄物」に該当する場合の処分費用の平均相場は、1kg当たり200円です。

ただし、地域や時期によって価格が変動するため、事前に調べてから申し込んでください。

自治体ごとの規定・用途に沿って分別

発泡スチロールは、自治体ごとの規定に沿って「燃えるゴミ」か、「資源ゴミ」に分別して捨てましょう。

例えば、梱包材や緩衝材で使われた発泡スチロールはきれいな状態なので、資源ゴミに出せます。

食品が載っていたトレイやお皿などの発泡スチロールは、汚れているためリサイクルができません。そのため、資源ゴミには出せず、燃えるゴミにしか出せません。

規定を超えるものは「粗大ゴミ」

処分をしたい発泡スチロールが、自治体の粗大ゴミのサイズに該当する場合は、粗大ゴミで処分をします。

サイズは、多くの自治体で3辺の合計が30cm以上か、50cm以上のものが粗大ゴミに該当しますが、事前に自治体のホームページなどで調べてください。

 

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注意!事務所から出るゴミは「産業廃棄物」

注意!事務所から出るゴミは「産業廃棄物」

オフィスや店舗で出た発泡スチロール産業廃棄物」に該当します。

自治体の「資源ゴミ」「燃えるゴミ」「粗大ゴミ」で処分することはできません。

間違えた方法で処分してしまうと、罰金が科せられ、企業の信用も失ってしまいます。

オフィスや店舗で出たゴミは、必ず産業廃棄物処理業者に処分してもらいましょう。

やってはいけない発泡スチロールの捨て方

発泡スチロールの処分にはお金がかかります。
だからと言って、燃やしたり溶かしたりするのはやめましょう。
その理由は、以下の通りです。

燃やして処分する

自宅や事務所、店舗などから出たゴミを、私有地や空き地などで焼却処分することを「野焼き」と言います。

これは、2001年4月1日から廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、廃棄物処理法)の第16条の2により禁止されています。

なぜなら、煙や悪臭がトラブルや生活環境の悪化を招くだけではなく、低い温度で焼却するとダイオキシン類などの有害物質が発生し、人体に影響を与えるうえ、火災や大気汚染の原因のひとつとなるからです。

そのため、発泡スチロールに限らず、ゴミを燃やすことは違法です。

 

法律に違反し野焼きをすると、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科されます。
法人の場合は、3億円以下の罰金です。

溶かして処分する

発泡スチロールは、溶剤で溶かして小さくすることができます。
ただし、有害ガスが発生する危険があるばかりか、可燃性が高くなります。
発泡スチロールを溶かして他のゴミと一緒に捨てることは大変危険です。

絶対にやめましょう。

ゴミで捨てるなら小さくする

自治体のゴミに発泡スチロールを捨てるなら、小さくすることをおすすめします。

発泡スチロールを小さくする方法は、以下の3つです。

  • ゴミ袋に入れて砕く
  • カッターで細かく切る
  • スチロールカッターで小さく切る

これらの方法を試す前に、手や発泡スチロールを濡れタオルなどで軽く濡らしてから行うと、比較的静電気が抑えられます

ゴミ袋に入れて砕く

処分したい発泡スチロールを袋に入れ、足や肘で体重をかけて砕けば、くずを散らかさずに小さくすることができます。

発泡スチロールが分厚いときや、体重が足りない場合は、予め発泡スチロールにカッターなどで切れ目を入れておきましょう。

カッターで細かく切る

一般的な工作用カッターで発泡スチロールを切ると、くずが多く出てしまううえ、時間がかかります。

そのため、電動カッター、電動のこぎりがおすすめです。

このふたつならば、くずが比較的抑えられます。

スチロールカッターで小さく切る

発泡スチロールカッターは、熱を使って発泡スチロールを軽く溶かしながら切るカッターです。

一般的なカッターで発泡スチロールを切ると、ぼろぼろとしたくずが出てしまうことが難点ですが、発泡スチロールカッターは熱を出して切るため、くずが出ません。

ゴミに出すために細かくする程度なら、100円均一で売っている電池式のものでじゅうぶんです。

 

また、沸騰したお湯に包丁を3〜5分程度浸けてから切っても同じ効果が得られます。

最初は5分ほど浸けて、切る度にお湯に浸けるとより簡単に切ることができます。

ただし、からだや床を傷つける可能性が高いため、じゅうぶんに準備と注意をしてから行いましょう。

処分費用を安くするならリサイクル

処分費用を安くするならリサイクル

発泡スチロールが「粗大ゴミ」に該当した場合、処分費用がかかります。

発泡スチロールの処分費用を安く抑えたいなら、リサイクルもおすすめです。

収納ケースとして利用する

箱型の発泡スチロールであれば、収納ケースとして利用することができます

発泡スチロールはプラスチックなので、防水効果が強いです。屋外の収納ボックスとしても効果を発揮します。

白色の発泡スチロールは、どのような空間にも違和感がなく合います。

DIYで発泡スチロールを再利用する

発泡スチロールを活用したDIYには、さまざまなものが登場しています。

カップラーメンの器を鉢植えにして再利用したり、トレイを小物入れにしたりして楽しんでいる人がいます。

また、発泡スチロールで作成したレンガ調の壁は大きな注目を浴びています。

発泡スチロールを活用したDIY方法インターネット上で紹介されているため、再利用したいと思った方は検索をしてみてください。

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