2022年01月11日
この記事ではペンキの処分方法と費用をご紹介します。
大量のペンキを廃棄する際の注意点やペンキ缶の捨て方についてもわかります。
ペンキやペンキ缶の処分を検討中の方はぜひ参考にしてください。
記事の目次
ペンキの処分費用は、どの方法で処分するかよりも、ペンキの量で決まります。
大量のペンキを処分する際には、業者に依頼した場合で一斗缶(約18リットル)あたり3,000円前後です。
処分方法 | 処分費用(一斗缶あたり) |
---|---|
不用品回収業者 | 5,000円程度 |
塗料専門業者 | 2,500円~3,200円 |
自治体の一般ゴミ回収 | ゴミ袋代 |
不用品回収業者へペンキの処分を依頼すれば、回収から処分までをプロにお任せできます。
お問い合わせをすれば、すぐに現場まで駆けつけてくれることも大きな魅力です。
そのため、ペンキの処分に手間をかけたくないという方は、不用品回収業者へ依頼してみてください。
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塗料専門業者でもペンキの引き取り処分に対応している場合があります。
自宅にペンキが大量にあっても引き取りに来てくれるので便利である反面、塗料専門業者は回収できるエリアが決められているため、業者探しにも時間がかかるでしょう。
住んでいる地域にペンキの処分に対応している塗料専門業者がない場合は、他の方法を検討してください。
ペンキは工夫次第で自治体の燃えるゴミ回収に出して処分することができます。
可燃ゴミとして捨てる場合、自治体指定のゴミ袋が必要になるため大量のペンキの処分には不向きです。
少量の余ったペンキなら、自治体で捨てるのがもっとも安い処分方法です。
〇新聞紙や布で拭き取る
ペンキの残業が少ない場合は、新聞紙や布で拭き取りましょう。
新聞紙や布に付着したペンキが乾燥したら、燃えるゴミとして捨てられます。
自宅で作業すると、床や壁が汚れてしまう恐れがあるため注意してください。
また、油性ペンキに火が付くと引火する恐れがあるため、屋外で作業するなど工夫しましょう。
〇凝固剤でペンキを固める
大量のペンキを一般ゴミで処分する方法として、凝固剤を使用する方法があります。
凝固剤は通信販売で売られており、500円程度で購入できます。
ペンキを大きな容器に移して凝固剤を混ぜまて、固まったら乾燥させて完成です。
その後は、燃えるゴミで処分できます。
しかし、凝固剤や容器や軍手を用意しなければならず大掛かりな作業です。
また、養生をしなければ壁や床が汚れてしまいます。
ここからは、ペンキを廃棄する際の注意点をご紹介します。
ペンキには水性・油性と種類がありますが、種類によって選択できない処分方法もありますので注意してください。
希釈した水性ペンキであれば排水溝に流せます。
しかし、大量に流すと排水溝の詰まりの原因となるため注意してください。
水性ペンキ自体を排水溝に流す方がいますが、詰まりのトラブルの原因になるため絶対に行わないでください。
とくに、冬場に流すと固まってしまいます。
ペンキには有害物質が含まれているため、ペンキの残量を新聞紙や布で拭き取ったり、凝固剤で固めていたりする最中に気分が悪くなる恐れがあります。
そのため、自分でペンキを処分したい方は換気できる場所で作業してください。
油性ペンキの処分の際は、火気厳禁です。
油性ペンキには、シンナーなどの有機溶剤が含まれており、引火しやすいので注意してください。
可能なら戸外の広い場所で作業しましょう。
やむなく室内で作業する場合も十分な換気が必要です。
ペンキを自治体の燃えるゴミとして捨てる場合は、新聞紙や布に吸わせるか、凝固剤などで固めて出すかを徹底してください。
自治体では、危険物や自治体で処理困難なものは回収してくれません。
各自治体の公式サイトでも液体類は回収できない旨が明記されています。
事業で利用したペンキは、自治体のゴミ回収に出せません。
リフォームなどで塗装業者に外壁などの塗装依頼した際は、業者が回収してくれるのが一般的です。
もし自宅で業者に依頼して持って帰っていないペンキを発見したら、業者に連絡して引き取ってもらいましょう。
事業者としてペンキを処分する際は、産業廃棄物を回収できる不用品回収業者に依頼してください。
ここからは、ペンキそのものの処分ではなく「缶」の処分について解説していきます。
一斗缶やサイズの小さめの缶は、金属製品です。
金属製品は、自治体のゴミ回収(燃えないゴミ・資源ゴミ)で出せることが多いでしょう。
ただし、中のペンキが空になっているか、乾いているかの状態にしておきます。
また、東京23区など一辺が30cm以上のものは「粗大ゴミ」で出すルールになっているエリアもあります。
一斗缶の高さは35cmほどありますので、住んでいる地域のゴミ出しのルールに沿って処分してください。
水性ペンキなどは、プラスチックやポリ容器で販売されていることも多いです。
そのため自治体でも捨てる際は、プラスチックとして処分できます。
燃えるゴミや資源ゴミなど、住んでいるエリアのゴミ分別ルールを確認して処分しましょう。
スプレー缶に入ったペンキを処分する場合は、ヘアスプレーや制汗スプレーなどのスプレー缶と同様の方法で捨てます。
スプレー缶の処分時には「穴あけ」が必要なエリアもありますが、近年は使いきって出すようルールが変更されたエリアも多いです。
無理に穴あけをすることで、爆発の危険もあります。
中身を出すときには、できれば戸外で作業してください。
室内で作業する際も換気は必須です。
大量のペンキを処分する際は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者にはつぎのようなメリットがあります。
自治体でペンキを処分する場合、少量であるときに限ります。
たしかに新聞紙や布に吸わせるか塗り広げて乾かせば、燃えるゴミとして処分できるので安いです。
しかし、大量のペンキを処分するとなると手間も時間もかなりかかることは覚悟しなければなりません。
また、大量のペンキを処分するために戸外で作業したり、室内でも換気して作業したりしても、引火する危険はゼロではありませんので現実的には難しいです。
不用品回収業者なら、一斗缶ごとペンキの処分に対応しているので、安全面や手間、時間の面からもおすすめです。
塗料専門業者にペンキを引き取ってもらうことは可能です。
しかしペンキの他に不用品があるなら、不用品回収業者に一緒に回収してもらうのがおすすめ。
たとえばDIYをしたあと、ペンキだけでなく、端材や古い家具などもまとめて回収できます。
不用品回収業者では「パックプラン」という大量の不用品処分におすすめの料金プランがあります。
パックプランには、出張費やスタッフ追加料金などの諸経費がコミコミなので、よりお得に大量の不用品処分ができるのです。
パックプラン名(利用トラック目安) | 料金相場 |
---|---|
Sパック(軽トラック) | 25,000円~40,000円 |
Mパック(1.5tトラック) | 45,000円~60,000円 |
Lパック(2tトラック) | 60,000円~80,000円 |
LLパック(4tトラック) | 80,000円~ |
自宅でペンキを使って、壁や床が汚れてしまっていても大丈夫!
不用品回収業者には「ハウスクリーニング」というサービスがあり、市販の洗剤では落とせないガンコな汚れでもピカピカにしてくれます。
不用品回収とは別料金にはなりますが、片付けや掃除も依頼できるのもおすすめの理由の1つです。
大量のペンキを処分するなら「粗大ゴミ回収隊」がおすすめです。
粗大ゴミ回収隊のパックプランならSパック(軽トラック相当)で9,800円から依頼できます。
日本トレンドリサーチでも以下の3冠を達成した不用品回収業者で安心です。
ペンキは一斗缶ごとまとめて回収できますので、中身を出す必要もありません。
簡単に安全にペンキを処分したい方は、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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