2022年06月29日
この記事は「自治体」「引っ越し業者」「不用品回収業者」で家財道具を処分する方法や費用相場を徹底比較します。
それぞれの特徴を知ることで、自分に最適な方法が見つかる内容です。
家具や家電はサイズが大きく重量があるため、引っ越しや実家の片付けの際に処分に悩むことがあります。
このような家財道具の処分方法は、手間や費用、メリット・デメリットを比較すると迷わずに処分できるので、ぜひ参考にしてください。
記事の目次
家財道具の処分方法は、大きく3つに分類できます。それぞれの処分方法を比較したものが下の図になります。
処分方法 | メリット | デメリット |
自治体
|
回収料金が安い
信頼性が高い |
搬出作業が大変になる
回収品目に制限がある 人身事故や物損事故が起きる恐れがある |
不用品回収業者 | 即日回収してもらえる
回収品目に制限がない※ 搬出作業をお任せできる 不用品買取をしてくれる |
回収料金が高い
業者選びが難しい |
引越し業者 | 引越し作業と一緒に依頼できる
不用品買取をしてくれる |
引越し業者でサービス品質が異なる
回収品目に制限がある |
※不用品回収業者によって「回収品目」と「サービス内容」は変わります。
家財道具の処分費用の平均相場を把握しておけば、業者選びに失敗して損をすることもありません。
自治体 | 不用品回収業者 引越し業者 |
|
テーブル | 1,200円~ | 2,000円~ |
タンス | 1,800円~ | 3,000円~ |
ソファー | 1,800円~ | 3,000円~ |
食器棚 | 2,000円~ | 3,500円~ |
ベッド | 2,000円~ | 3,500円~ |
自治体は粗大ゴミ回収事業を運営しており、家財の回収に来てもらえます。
自治体の粗大ゴミ回収サービスで、家財を処分する方法は以下の通りです。
<自治体サービスの利用方法>
家財道具を指定場所まで搬出する必要があるため、友人や家族の手を借りなければいけません。
自治体の粗大ゴミ回収事業は、税金により運営されています。
そのため、民間の不用品回収業者や引越し業者より、格安の料金体系で処分してもらえます。
また、自治体が提供する粗大ゴミ回収サービスであれば、追加費用の請求や家財道具の不法投棄などの不用品回収トラブルを心配する必要がありません。
自治体の粗大ゴミ回収事業は、電化製品(TVや洗濯機などの家電リサイクル法の対象品目)は回収できません。
また、一辺が180cmを超えるような物干し竿や金庫、ガスボンベなどの危険物も回収できません。
不用品回収業者のように、あらゆる品目を回収してもらえるわけではないため、注意してください。
また、粗大ゴミ回収日は自治体が指定する日時になります。
定められた日時に指定場所まで家財を運び出さなければいけません。
自力で搬出作業をしなければならず、人身事故や物損事故が起きることもあります。
自治体によって、空き家の家財道具の処分費用の補助をしていることがあります。
空き家バンクに登録した人が対象で、家財処分費用の一部が補助されます。
補助金制度を活用したい場合は、家財処分の10日前までに交付申請をして、実績報告と交付請求をしてください。
申請が受理されたら、家財処分費用の一部を補助してもらえます。
生活保護受給者が病院や介護施設、職業訓練校に入所して半年が経過し、借家を解約する必要がある際に家財処分費が支払えない場合は補助金制度が活用できます。
生活保護者向けの補助金制度を活用するために必要な書類は以下の通りです。
申請手続きが受理されたら、家財処分の補助金が受け取れます。
一般的には、自治体が不用品回収業者に費用を支払うことになります。
不用品回収業者は、部屋の片付けや空き家整理を得意としています。不用品回収業者に依頼する方法は以下の通りです。
<不用品回収業者の利用方法>
不用品回収業者に依頼すれば、「仕分け」「搬出」「処分」の作業をお任せできます。
不用品回収業者に家財道具の処分を依頼すれば、最短当日で対応してもらえます。
業者の中には、24時間365日営業しているところもあるため、好きな時間にお問い合わせできることがメリットです。
また、大量の家財道具を処分する場合は、トラックにつめるだけの家財道具を定額で処分できる「のせ放題プラン」が利用できます。
単品よりお得に処分でき、見積もりや分別、搬出などの追加費用も基本ありません。
不用品回収業者に依頼すれば、家財道具の解体作業や搬出作業をプロにお任せできます。あらゆる品物を回収してくれるため、最小限の負担で済みます。
搬出作業時の人身事故や物損事故が起きる心配もありません。
不用品回収業者によっては、不用品買取サービスやハウスクリーニングサービスなど提供しており、ワンストップで作業をお任せできることもメリットです。
不用品回収業者に依頼するデメリットは、自治体の粗大ゴミ回収サービスと比較すると料金が高くなることです。
また、多くの不用品回収業者が存在するため、業者選びが難しいこともデメリットと言えるでしょう。
不用品回収業者の選び方のポイントを押さえておけば、満足度の高いサービスが受けられます。そのため、業者選びを行う場合は、以下のポイントを参考にしてみてください。
<不用品回収業者の選び方>
・家財処分費用の平均相場より安い
・家財処分の実績を持っている
・不用品買取サービスを提供している
・会社概要欄に住所や電話番号が記載されている
・自治体から営業許可証を取得している
製造年数が新しく状態が良い品物を、不用品買取サービスに出せば、処分費用を安く抑えられます。
引越し業者の中には、少ないながらもオプションで不用品回収サービスを提供しているところがあります。引越し業者に依頼する方法は以下の通りです。
<引越し業者の利用方法>
引越し業者に家財処分を依頼すると、引越し時の不用品回収をワンストップでお任せできます。
複数の業者を手配する必要がないため楽です。
また、引越し当日に処分したい品物が出てきた場合でも臨機応変に対応してもらえます。
引越し業者の中には、状態が良い家具や家電を買取してくれるところもあります。
このような買取サービスを利用すると、家具処分費用が安く抑えられることもメリットです。
引越し業者に家具処分を依頼するデメリットは、各社でサービスにバラツキがあることです。
引越し業者の中には不用品回収をしている業者もありますが、家電リサイクル法対象製品以外の不用品回収は非対応としている業者がほとんでです。
このように、回収できたとしても品目に制限があります。なんでも回収してもらえるわけではありません。
そのため、引越し費用の見積もり依頼をする際に相談をしてください。
不用品回収業者の中には、引越しサービスを提供しているところもあります。
このような業者に依頼すれば、引越しと不用品回収をワンストップで依頼できます。また、回収品目に制限がかけられることもありません。
今回は、家財道具の処分方法をご紹介しました。家財処分の方法には「自治体」「不用品回収業者」「引越し業者」があります。
要望に応じて依頼先は異なるため、それぞれの特徴を理解して利用しましょう。
粗大ゴミ回収隊は、格安の家財処分ができる不用品回収業者です。
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ぜひ、家財処分でお悩みの方は「粗大ゴミ回収隊」までお気軽のご相談ください。
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