「なぜ?」が大事!ゴミ屋敷化する8つの原因と解決方法を紹介!
2022.05.09
部屋が片付けられないと悩む方が増えており、気がつけばゴミ屋敷化してしまっていたという方も多いです。
部屋がゴミ屋敷化してしまうのはなぜなのでしょうか?部屋がゴミ屋敷化したら、どのように解決していけば良いのでしょうか?
この記事では、部屋がゴミ屋敷化してしまう原因と解決方法について解説します。
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目次
なぜ?部屋がゴミ屋敷化してしまう8つの原因
まぜは、部屋がゴミ屋敷化してしまう原因をご紹介します。
1.買い物が多い
日頃の買い物が多い方は、部屋がゴミ屋敷化してしまいます。
その理由は、買い物が好きな方は不要な物まで購入してしまうからです。
とくに買い物依存症の人は注意をしなければいけません。
買い物依存症の場合は部屋がゴミ屋敷化してしまうだけではなく、貯金を使い果たして借金してしまう恐れがあります。
このような買い物依存症は精神疾患と深い関係があります。
そのため、家族や友人の部屋がゴミ屋敷化していたら、悩みを抱えていないか相談に乗ってあげてください。
2.物が捨てられない
不必要な物が捨てられない方は、部屋がゴミ屋敷化してしまいます。
その理由は、ためこみ症になっており、1年以上使用していない物などを捨てない関係で物が溢れ返ってしまうためです。
ためこみ症(ホーディング障害)が重症化してしまうと、他人から見てゴミだと思うものまで捨てずに持っておこうとします。
そのため、ものに執着しがちな方は執着心を捨てましょう。
基本的に1年以上使用していない物は捨ててしまって構いません。
3.片付ける時間がない
仕事の残業が続いて、休日が少なく片付ける時間がないという方は、部屋がゴミ屋敷化してしまいます。
その理由は、部屋の片付けには一定の時間が必要になるためです。
仕事が忙しいあまりに、平日も休日も部屋の片付けに時間が取れないと、部屋はゴミ屋敷化してしまいます。
机などにコンビニ弁当の空き箱が散らばっているなど、ゴミ屋敷に近づいていってしまうので注意しなければいけません。
4.生活が不規則である
夜勤の仕事をしている方など不規則な生活をしている方も、部屋がゴミ屋敷化してしまいます。
24時間365日ゴミを出せるマンションに住んでいる方であれば問題ありませんが、そうでない場合はゴミ出しができないかもしれません。
ゴミが出せない状態が続けば、部屋の中にゴミが溜まり、悪臭や害虫などが発生する原因になってしまいます。
5.注意してくれる人がいない
ゴミ屋敷に住んでいる方は、注意してくれる人がいません。
自宅へ招くほどの友人がいなかったり、近所の人とも交流していなかったりすると、部屋がゴミ屋敷化していても誰も注意してくれません。
また、誰とも接点を持たない生活を続けてしまうと孤独感を埋めるために、物をためこんで寂しさを紛らわしてしまいがちです。
そのため、日頃から家族や友人、近所の人と交流をするようにしましょう。
6.精神疾患を患っている
精神疾患を患っており、部屋がゴミ屋敷化してしまう人もいます。
ゴミ屋敷になる理由は、本人の性格によるものとは限らないことを覚えておき、原因を追究することが重要です。
部屋がゴミ屋敷化してしまう精神疾患には以下のようなものがあります。
ためこみ症 | モノを過剰に集めたり、ためこんだりして安心感を得る |
買い物依存症 | 現実逃避の手段として買い物を繰り返してしまう依存症 |
セルフネグレクト | 食事や入浴など自分の世話が億劫になる |
強迫性障害(OCD) | 同じ思考や同じ行動を繰り返す |
ADHD(注意欠陥・多動性障害) | 落ち着きがない症状が出る |
うつ病 | 部屋を片付ける気力がわかない |
統合失調症 | 感情・思考・行動がバラバラになる |
精神疾患で部屋が片付けられないこともあるため、片付けられないと悩んでいる方は病院へ相談してみてください。
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7.認知症を患っている
認知症を患うと部屋がゴミ屋敷化してしまいやすいです。
その理由は、認知症になるとゴミ収集日やゴミの分別方法がわからなくなってしまうためです。
ゴミを出すことすら忘れてしまうことも珍しくありません。
また、家にある調味料を購入してしまうなどの問題も出てきて、部屋が物で溢れ返ってしまいがちです。
8.体力が落ちている
高齢者になると、若い頃より体力が落ちてしまい部屋を片付けることに不自由さを感じてしまいます。
日常生活を送るだけでも足腰の痛みや不自由さが伴うため、掃除をするのが億劫になってきます。
ゴミ出しはできるけれど、若い頃より体力が落ちてしまい、部屋が片付けられなくなったと悩む高齢者の方は多いです。
このような悩みを抱えている人を見かけたら、周囲の人が力になってあげましょう。
ゴミ屋敷化するのをなぜ放置してはいけないか?4つのリスク
部屋がゴミ屋敷化してしまう原因をご紹介しましたが、このような状況を放置するとどのような被害が出るのでしょうか?
次にゴミ屋敷化した部屋を放置するリスクをご紹介します。
1.病気になる
ゴミ屋敷化した部屋を放置してしまうと、病気になってしまう恐れがあります。
その理由は、ホコリの中にはダニが繁殖しているためです。
ダニが媒介する病気として「重症熱性血小板板減少症候群」や「つつが虫病」、「ダニ媒介性脳炎」などが挙げられます。
これらの病気にかかると、頭痛や発熱、嘔吐、意識障害を引き起こしてしまうかもしれません。
また、カビを吸い続けると深刻なアレルギーを引き起こすこともあります。
2.火災が発生する
ゴミ屋敷を放置すると火災は発生してしまう恐れがあります。
その理由は、ゴミ屋敷には数多くのゴミが置かれているため、少しの火種で炎が燃え広がってしまうためです。
庭にまでゴミが溢れ返っている場合は放火のターゲットにあれてしまう恐れがあります。
実際に、ゴミ屋敷から火災が発生したトラブル事例は数多く発生しているため、近隣住民に迷惑をかけないためにも片付けるようにしましょう。
3.近隣住民とトラブルになる
ゴミ屋敷を放置すると近隣住民とトラブルになる恐れがあります。
その理由は、ゴミによる悪臭や害虫などの発生はゴミ屋敷の住民だけではなく、近隣住民も影響を受けるためです。
そのため、近隣住民からゴミ屋敷の苦情が来るなどのトラブルに発展してしまうこともあります。
また、ゴミ屋敷は火災が起きやすいと説明しました。
火災が発生して近隣住民を巻き込んでしまったら、取り返しのつかない事態になるため注意しましょう。
4.行政指導を受けてしまう
ゴミ屋敷を放置すると行政指導を受けてしまう恐れがあります。
行政指導には、ゴミ屋敷の住人への片付け指導が行われ、ゴミ処分の戒告が文書で行われます。
その行政指導に従わない場合は行政代執行によるゴミ撤去がされてしまうので気をつけましょう。
行政代執行の手数料が徴収されてしまうと臨時出費になります。
とくにゴミ屋敷の片付け費用は数十万円することがあるため、行政指導を受ける前に片付けるようにしましょう。
ゴミ屋敷化した部屋を解決する4つの方法
ゴミ屋敷を放置してしまうと危険であることは理解して頂けたと思いますが、どのように問題を解決していけばよいのでしょうか?
次に、ゴミ屋敷化した部屋を解決する方法をご紹介します。
1.範囲を決めて片付ける
自分自身でゴミ屋敷の問題を解決したい場合は、範囲を決めて片付けるようにしましょう。
ゴミ屋敷を一気に片付けようとして、全ての物を出すと余計に散らかってしまう恐れがあります。
そのため、できる範囲を決めて片付けていくようにしましょう。
「今日はキッチンを片付ける」「今日は洗面台を片付ける」と少しずつ部屋を片付けていけば、徐々に部屋はキレイになっていきます。
2.家族や友人に相談する
ゴミ屋敷の片付けに関して、家族や友人に相談をして協力を仰ぎましょう。
その理由は、ゴミ屋敷の住民は部屋の片付けを苦手にしていることが多いためです。
人では部屋の片付けの気が進まなくても、家族や友人と一緒であれば、やり遂げることができるでしょう。
とくに片付けに慣れない方ほど、1人で悩まずに家族や友人に相談をしてみてください。
3.ゴミ屋敷の片付け業者に依頼する
ゴミ屋敷の片付けができないと思ったら、ゴミ屋敷の片付け業者に依頼をしましょう。
その理由は、ゴミ屋敷の片付け業者に依頼すれば、ゴミの分別から処分、整理整頓までプロのスタッフが代理で行ってくれるためです。
ゴミ屋敷の片付けの経験を豊富に持つプロのスタッフであれば、短時間で部屋をキレイに片付けてくれます。
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4.病院に相談をしてみる
ゴミ屋敷や片付けられない性格に悩んでいる方は、病院(精神科または診療内科)に相談をしてみてください。
その理由は、部屋が片付けられない原因が精神疾患である恐れがあるためです。
病院で支給される特定の抗うつ薬や認知行動療法を受ければ、精神疾患が回復して部屋が片付けられるようになります。
「なぜ?」が大事!ゴミ屋敷化する理由を把握して問題を解決しよう
今回は部屋がゴミ屋敷化する理由をご紹介しました。
ゴミ屋敷化してしまう原因は、性格によるものや精神疾患によるものなど多岐に渡ります。
これらを把握した上で適切な対処をしなければ、ゴミ屋敷の問題は解決できません。
ゴミ屋敷を放置せずに、快適な生活を送るにはゴミ屋敷化する「なぜ?」が最も重要です。
ゴミ屋敷化する部屋をリセットし、きれいに片付けることから始めましょう。
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