2024年04月30日
この記事では、通帳のおすすめ処分方法について紹介します。
通帳の記帳ページが埋まり、繰り越しなどで複数の銀行通帳を保管している人は多いでしょう。
捨て方がわからず溜まってしまい、いざ処分となると燃えるゴミでの処分を考えがちですが、個人情報の漏洩を気にしなければなりません。
ここでは、処分前にすること・捨てるタイミングも合わせて解説しているので、ぜひお役立てください。
記事の目次
最初は、通帳の処分方法を3つ紹介します。
使い終わって更新するなら「銀行」に、すぐに処分するなら「燃えるゴミ」他の不用品処分や遺品整理なら「不用品・遺品整理業者」など、自分の状況で適宜選んでください。
通帳を銀行に依頼して、処分してもらう方法です。
安全に処分することができる半面、「通帳の繰り越し時のみ」であることがほとんどです。
廃棄や処分は本来の業務ではないので、店舗や地域で対応が異なります。
そのため、処分前提で溜め込んだ通帳を持ち込んだとしても、受け付けてもらえない可能性が高いです。
銀行で古い通帳を処分予定なら、事前に回収の可否について確認しておけばスムーズです。
通帳を回収できる銀行であれば、更新ごとに古い通帳の廃棄を依頼しましょう。
廃棄できなければ、他の方法を検討し処分してください。
通帳を自治体の燃えるゴミで処分する方法です。
通帳は、紙でできているため燃えるゴミで排出することが可能ですが、そのまま捨てるのは大変危険です。
通帳には、以下の情報が記載されています。
これらの情報を不正に利用されかねないので、処分する前に隠滅処理をしておかなければなりません。
以上のような処理をしたうえで、不透明な袋に入れる・紙などに包んでゴミ袋の底に入れて、他のゴミが十分にゴミ袋に満たされたら燃えるゴミで排出してください。
ゴミ袋を漁る人がいることもあるので、安全に安全を重ね、十分注意して処分しましょう。
不用品・遺品整理業者に依頼して、通帳を処分する方法です。
不用品処分や遺品整理の傍ら、通帳を一緒に処分することができます。
いずれも、不用品回収に特化しており、対象物がやや異なるだけで複数の不用品をまとめて処分できる点は共通です。
不用品回収業者でも、遺品整理のサービスを提供している場合も多く「遺品整理士」が在籍していることもあります。
遺品の扱いを熟知しているため、安心して整理処分を任せることができます。
ただし、通帳を処分するだけのために、不用品回収業者は使いづらいのは否めません。
作業に伴う諸経費がかかり、料金が割高です。
引っ越しなどで他の不用品と通帳を一緒に処分したいとき、故人の遺品と一緒に通帳も処分するなど、まとめて処分する機会に利用するのがベストです。
また、通帳はそのままの状態で適切に処分してもらえますが、個人情報や口座などは塗りつぶしておいてください。
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次は、通帳を処分するまえに前にすることを紹介します。
通帳を処分する場合、個人情報の漏洩は回避しなければなりません。
氏名・住所・口座番号などが通帳には記載されており、高齢の方や故人の通帳だと忘れないようキャッシュカードの暗証番号が載っていることもあります。
届出印も悪用されれば、簡単に口座から現金を引き出すこともできてしまいます。
不正利用された場合、金銭トラブルのほか、大きなトラブルに見舞われる可能性が高いです。
盗難や紛失、不正利用を防止するため以下の手順で隠滅処理をしておきましょう。
まずは、通帳の個人情報を塗りつぶす作業をしましょう。
黒の油性マジックやペン、個人情報保護スタンプで該当項目を塗りつぶしてください。
取引明細も利用される可能性があるので、全面を塗りつぶすつもりで行うのがベストです。
塗りつぶした後は、通帳をバラバラにしましょう。
通帳には、一枚ずつ折り込まれ糊付けされているものや紐で縫われているものなどがあり、糊付けされている通帳は、ノートのように中央から引っ張ればとれます。
紐で縫われているものや固めの通帳などは、目一杯通帳を拡げ表と裏がくっつくように、何度かパタパタと繰り返すと接合部分が脆くなるので取りやすくなります。
いずれにしても、どのみち捨てるため形にこだわる必要がないので、ハサミで切ってしまうのが簡単です。
バラバラにしたら、細かく刻む行程をしましょう。
シュレッダーで処理するのが簡単ですが、無い場合はハサミやカッターで細かくしてください。
縦横無尽に切り刻んで、接合しても文字が判明できないほど行うのがベストです。
切り刻んだ後は、不透明な袋に入れる、紙に包むなどで処理しましょう。
安全を期すなら、併用することでより安全性が増すのでおすすめです。
ゴミ袋の底面に入れて、他のゴミが満たされたら燃えるゴミで出してください。
つづいて、通帳を所有している人物別のおすすめ処分方法を紹介します。
自分の使い終わった通帳、亡くなった方の通帳など、所持している人によって処分方法は異なります。
状況に合わせて、最適な方法で通帳を処分しましょう。
自分の使い終わった通帳、使用しない通帳のおすすめの処分方法は以下の通りです。
◇銀行
記帳ページが取引明細で埋まってしまったら、銀行の窓口で更新の依頼をしてください。
新しい通帳を発行してもらうついでに、古い通帳の処分を同時にできる可能性があります。
ただし、店舗や地域で対応は異なる場合があるので、窓口で回収の可否を確認してください。
◇自治体の燃えるゴミ
使用しない通帳を処分するなら、自治体の燃えるゴミで出すのが簡単です。
ただし、捨てること自体は簡単ですが、個人情報を守るためには手間暇を惜しまないようにしましょう。
「塗りつぶす・バラバラにする・細断する」などの行程を経て、個人情報が外から一切見えないようにしっかりと処分してください。
亡くなった方の通帳を処分するならば、遺品整理業者や遺品整理のサービスがある不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
遺品の中で、通帳が見つかることがほぼ100%と言え、見つけたとしても処分に困ることが多いです。
そのため、遺品と一緒に一括で処分できる遺品整理業者が最も適しているのです。
多くの遺品整理業者や不用品回収業者では、パックプランなどと呼ばれる「お得に不用品などを複数まとめて処分できるサービス」が特徴です。
また、遺品整理士が在籍している業者なら、遺品も丁寧に扱ってくれるうえに貴重品を保管し作業後に変換してくれます。
買取が可能な品物であれば、費用相殺または現金化できる場合もあります。
依頼の仕方も簡単で、電話やメール、業者によってはLINEでの受付ができます。
作業の日程や時間の指定ができることも多いので、都合が合わせやすく、実家の整理などと並行して片付けを行えるので一石二鳥です。
とはいえ、作業員などが通帳を目にする可能性が高く、作業中は自分で管理しておくのがおすすめです。
管理している間に、個人情報の漏洩対策をしてから回収してもらいましょう。
亡くなった方に限らず、通帳以外の不用品を処分したい場合は不用品回収業者を利用してみてください。
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最後は、通帳を処分するタイミングについて紹介します。
通帳の処分タイミングは、取引明細が埋まった通帳や使用しない通帳はいつ何時処分しても問題はありません。
他のタイミングがあるとすれば、WEB通帳などで紙ベースの通帳が不要になったときでしょうか。
とはいえ、個々人でいらないと判断すれば適宜捨てていくのがタイミングといえます。
また、通帳の保管期間というものもあるので、気になるようであれば保管期間が切れるタイミングで処分するのも有効です。
おおよその、保管期間は以下の通りです。
通帳保管期間目安
通帳種類 | 保管期間 |
---|---|
普通預金通帳 | 1~2年 |
個人事業主・フリーランス | 5~7年 |
法人 | 10年 |
取引が多い場合は、すぐに記帳が満杯になるので適宜処分するか、更新して新しい通帳に換えましょう。
処分する際は、個人情報の漏洩に気を付けて処分しましょう。
通帳処分など遺品整理なら「粗大ゴミ回収隊」で回収してもらうのがおすすめ!
粗大ゴミ回収隊は、遺品整理も可能な回収業者です。
大量の遺品や見つけた通帳など、一括で処分することができます。
自治体では扱えない不用品の多くを回収することもできるため、遺品整理や実家の片付けなどにもってこいです。
一括回収を可能とする「パックプラン」はS〜LLまで用意しており、不用品量に適した積載量のトラックを柔軟に提供できます。
プランには、一定の諸経費が含まれているため、費用の面でも負担が少なく済むのも特徴。
一軒家相当の回収は、LLパックの利用で要見積りとなりますが、豊富な経験則から納得できる最良の料金プランを提案してもらえるでしょう。
不安であれば、無料の訪問見積りでじっくり擦り合わせて決めることもでき、仮に納得できなくとも見積りのキャンセル料はかかりません。
また、日時指定で作業の日程や時間のコントロールができます。
例えば実家の整理などとタイミングを合わせ、並行して片付けることも可能になるため負担が一気に減ります。
通帳処分・遺品の整理なら「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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