2024年06月10日
この記事では、ハードディスク・外付けHDDの処分方法を紹介します。
ハードディスクはリサイクル法の対象品目の一つであり、様々なデータを記録しているため処分時は、個人情報などの処理も気を使わなければなりません。
記事を最後まで読めば、ハードディスクの処分が円滑になること請け合いです。
データの消去方法なども併せて解説しているので、ハードディスクの処分を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
記事の目次
まずは、ハードディスクの処分方法から紹介します。
パソコンから取り出したハードディスク・外付けHDDの処分に対応しているので、自分に合った方法で処分してください。
ハードディスクを自治体で処分するのが、一般的な処分方法です。
主に、「燃えないゴミ」で排出することとなりますが、金属部品が多く使われているため、自治体によっては「金属ゴミ」の場合もあります。
ただし、データ消去などは自分で行っておく必要があるので、処理をしてから捨てましょう。
また、使用済み小型家電回収BOXを設置している自治体もあります。
投入口は、およそ縦15cm〜30cm・横30cm程度なので、パソコンから取り出したハードディスク・外付けHDDも十分入るでしょう。
回収後は、工場で人の手によって解体され、リサイクルされるのでSDGsに貢献できます。
燃えないゴミと同様、データ消去は自分で行う必要があるので処理をしておくのが安全です。
以下のような場所に、設置されている場合があります。
パソコンのハードディスクなら、製造メーカーに依頼することで、パソコンごと処分することができます。
「PCリサイクルマーク」がついているパソコンなら無償で回収可能ですが、リサイクルマークがない場合は有償となります。
依頼する場合は、製造メーカーに問い合わせをして、回収方法などの指示を仰ぎましょう。
ただし、分解すると回収できないため注意してください。
またパソコンから取り出したハードディスクや外付けHDDも対象外です。
別の処分を検討しましょう。
データ消去は分解・解体時の過程で行われるため、安全を保証するものではないので、自分で消去しておくのがベストです。
家電量販店では小型家電リサイクルに基づき、ハードディスクの引き取りを行っています。
パソコン本体・ハードディスクを回収してもらうことが可能ですが、外付けHDDのみの回収については、家電量販店で異なるので注意してください。
また、家電量販店では、データ消去サービスも行っているのも魅力。
家電量販店のデータ消去方法は、「論理的破壊」や「物理的破壊」などでおこなわれます。
目の前で破壊してくれる場合や、消去証明書を発行してくれる場合もあります。
費用については、パソコン関連の回収は無料であることが多いですが、データ消去サービスは有料の場合がほとんどです。
回収方法やデータ消去サービスは以下の通りです。
家電量販店 | 回収方法 | データ消去 | データ消去費用 | 外付けHDD単品回収 |
---|---|---|---|---|
ヤマダ電機 | 持ち込み 郵送 |
有り | 5,500円~ 消去証明書あり |
〇 |
ビックカメラ | 持ち込み 郵送 |
有り | 1,500円~ 消去証明書なし ※取り出しは別途1,500円かかる |
〇 |
ケーズデンキ | 持ち込み | 無し | – | × |
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リネットジャパンに回収依頼するのもおすすめです。
環境省認定・自治体と連携しているため信頼できる処分方法です。
リネットジャパンでは、パソコンを中心に回収しており、ハードディスクや外付けHDDなども一緒に処分できます。
また別料金ですが、3,148円(税込)でデータ消去サービスもおこなっています。
政府機関などが利用する、最先端の専用機器でのデータ消去が可能です。
パソコンが壊れて消去できない場合や、ハードディスクの動作が重すぎてどうにもならない場合におすすめです。
申し込みの流れは、以下の通りです。
梱包する箱がない場合は、493円/箱(税込)でダンボール事前配送サービスが受けられます。
なお、パソコンの回収は無料ですが、取り外したハードディスクや外付けHDDは有料の可能性があるので、確認しておきましょう。
ハードディスクや外付けHDDは、不用品回収業者で処分することができます。
不用品回収業者はパックプランを利用することで、不用品を一括処分することができます。
パックプランとは、プランの料金を支払うことにより、複数の不用品をトラックに積み込めるサービスのことです。
多くの不用品回収業者が採用しており、ハードディスクのほかにパソコン本体・周辺機器なども同時に処分することも可能です。
回収依頼すれば、分別・運び出しの一切を作業スタッフに一任できるので、大量の不用品や重たいパソコンの処分に最適です。
また、日時指定の予約ができる不用品回収業者も多く、都合に合わせて処分できます。
とはいえ、不用品回収を生業としているため、データ消去サービスなどはありません。
回収依頼する前に、あらかじめデータ消去の処理をしておきましょう。
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ソフマップなどのパソコン専門店でハードディスクを買い取ってもらえば、収入を得つつ処分できます。
パソコン周辺機器買取専門店や家電買取専門店など、専門知識のある従業員がいるお店を利用しましょう。
適正に査定できるうえに、データ消去サービスが利用できる可能性が高いのです。
また、パソコンから取り外したハードディスクは、自作パソコンを組む人に一定の需要があるので査定に出してみるのもおすすめです。
しかし、買い取られたハードディスクはネットショップや店頭に並ぶため、どんな人が手に取り利用するのかはわかりません。
データの消去は怠らずに、細心の注意を払い売却しましょう。
ハードディスクや外付けHDDを、メルカリなどのフリマアプリで出品する方法もあります。
フリマアプリでは、自分で価格設定できるため、専門店などで売却するよりも思い通りの利益を得ることができます。
しかし、完全に自分主体で出品作業・発送手続きを行うため、データ消去などは行っておく必要があります。
また、精密機器のため発送の過程で故障してしまわないよう、梱包は十分に気を付けましょう。
最後に紹介するのは、ハードディスクを処分する前の完全データ消去方法です。
パソコンからハードディスクのデータをフォーマットしても、表面上は消えているがデータは残った状態に過ぎません。
この状態ではデータの復元が可能なため、個人情報を抽出して拡散される可能性が高まります。
それでは、データの完全消去方法を見ていきましょう。
「CCleaner」などのフリーソフトや、市販のデータ消去用ソフトを使用して消す方法です。
ハードディスクを破壊するわけではないので、売却する場合などに使うのがベスト。
しかし、安全のために複数回の上書き、より確実な処理方式を選択すると、一日で終わらない場合もあります。
また、自分で作業するには不安な部分もあるので、万全を期すなら別の方法を選ぶのも大事です。
データ消去ができる家電量販店、リネットジャパンなどのパソコン回収専用のサイトの利用がおすすめです。
処分前提なら、工具などを使ってハードディスクを物理的に破壊する方法もあります。
ハードディスク自体を破壊し、機能不全にすることで個人情報を抹消することができ、ソフトウェアを使うなどの手間がかからないのがメリットといえます。
自宅でハードディスクを破壊するには、以下のような工具を用意してください。
これらの工具を使って、ハードディスク内の「プラッタ」と呼ばれる部分を破壊することになります。
しかし、破壊作業は破片が飛んだり、工具でケガをしてしまったりとリスクがあります。
ケガをしそうな場合は、中断して他のデータの消去方法を検討しましょう。
ハードディスクのデータ完全消去なら、家電量販店も最適です。
むしろ最適解とも言え、専用のソフトウェアでの「論理破壊」や専用機器での「物理破壊」、いずれかの方法で消去してくれます。
費用はかかってしまいますが、目の前で作業してくれる場合もあり、自分で行うよりも信頼性が高いです。
また、データの消去照明証を発行してくれる家電量販店もあるので万が一でも安心です。
ハードディスクの処分は、「粗大ゴミ回収隊」へ依頼するのがベストです。
「粗大ゴミ回収隊」は、多くの小型家電の回収が可能で、ハードディスクも問題なく回収できます。
依頼すれば、自宅まで駆けつけてくれるうえに分別や運び出しも全部、作業スタッフが行ってくれます。
また、複数の不用品処分に最適なのが「パックプラン」です。
粗大ゴミ回収隊のパックプランは、諸経費も含まれており、S~LLと不用品の量に応じて柔軟に手配することができます。
ハードディスクや外付けHDDに限らず、パソコン本体からキーボードなどの周辺機器も一括で処分出来てしまいます。
手間なく迅速に回収してくれるため、快適さを提供してくれること間違いなしです。
ハードディスクやパソコン関連の処分は「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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