2023年03月02日
この記事では庭石の適切な処分方法について詳しく解説します。
庭の雰囲気を変えたい場合や、庭を壊して駐車場にしたい場合は、庭石が不要になることがあります。
しかし、庭石は自分で運ぶことが困難なので、不要になった場合は扱いに困りがちです。
当記事で庭石の処分方法を知り、自分に合ったやり方で庭石を処分しましょう。
記事の目次
不要な庭石はさまざまな方法で処分できます。
まずは業者に回収してもらう方法を知り、自分に合う方法で処理することが大切です。
粗大ゴミ回収業者は不要な家具・家電などに特化しているイメージを持たれがちですが、基本的には何でも回収してもらえるため庭石も処分してもらえます。
粗大ゴミ回収業者のメリットは、電話やメールで依頼すればすぐに来てもらえることです。
回収希望日があれば指定した日時に回収してもらえます。
トラックのせ放題プランなどの定額パックプランを利用すれば、粗大ゴミが大量にある場合も格安での利用が可能です。
庭石以外に捨てたい粗大ゴミがある場合は、粗大ゴミ回収業者の定額パックプランが向いています。
園芸用品・レンガ・ブロックなども回収してもらえるため、庭をきれいにしたいケースでもおすすめです。
庭石以外にも一緒に処分したい物が大量にある場合は、粗大ゴミ回収業者にまとめて処分してもらいましょう。
庭石をお得に回収してもらえるおすすめ粗大ゴミ回収業者はコチラ!
庭づくりや庭木の手入れなどを行う造園業者は、個人宅にある庭石の処分を行っています。
石材屋や植木屋なども庭石を回収してくれるケースがあります。
これらの業者に庭石を処分してもらう場合は、有料での対応が基本です。
庭石の状態が良い場合や価値が高い場合は、無料で引き取ってもらえることもあります。
逆に、庭石の状態が悪ければ処分してもらえない恐れもあります。
まずは見積もりを出してもらい、回収不可の場合は他の方法を検討しましょう。
自宅の不要な庭石は解体業者でも処分してもらえます。
解体業者なら重機がそろっているため、大きな庭石の処分も安心して依頼できます。
門扉やブロック塀などの撤去に対応してもらうことも可能です。
家屋を解体する場合も、庭石だけ別の業者に回収してもらうより、解体業者にまとめて作業してもらうほうがお得です。
庭石を撤去してカーポートやサンルームなどを作りたい場合は、外構工事専門業者を利用して庭石も処分してもらうとよいでしょう。
自宅の庭のリフォームをリフォーム会社に依頼する場合は、不要になった庭石を処分してもらえることがあります。
大きい庭石を処分する際は養生や外構の解体工事も必要になるため、リフォーム会社に一括で依頼するとスムーズに作業が進みます。
庭石の処分後に庭をリフォームしたい場合は、庭のリフォームに対応している業者を選ぶのがポイントです。
庭のリフォームを行っていない業者は、庭石も撤去できない可能性があります。
庭のリフォームで庭石も処分したいなら、リフォーム会社に見積もりを出してもらい、庭石の回収をしてもらえるか確かめましょう。
不要になった庭石はホームセンターで引き取ってもらえるケースがあります。
ただし、新しい庭石を購入することが前提になっている場合、回収のみ行ってもらうことはできません。
そもそも庭石の回収サービスを行っているホームセンターは少ないのも実情です。
基本的には自分で持ち込まなければならないことにも注意する必要があります。
住んでいる地域のホームセンターに相談し、詳しい内容を事前に把握しておきましょう。
庭石を自治体のゴミとして出せるかどうかは、自治体により大きく異なります。
大きさや重さの制限がある場合や、処分場への持ち込みのみ可能な場合がほとんどです。
そもそも石は自然物であり、自治体が回収できるゴミとは区別されます。
自然物は廃棄物に該当しないことから、自治体にゴミとして回収する責任がないのです。
法律上も石はゴミとして扱わないため、庭石の回収を行っていない自治体も少なくありません。
まずは住んでいる自治体のルールを確認し、ゴミとして捨てるのが困難なら別の方法を検討しましょう。
庭石は業者に頼らずに自分で処分することも可能です。
費用を安く抑えたい場合や、業者を利用できない事情がある場合は、自分で処理できないか検討してみましょう。
観賞用価値が高い庭石は、専門の買取サービスで買い取ってもらえる可能性があります。
特定地域でしか採取できない石を使っているものや、石材で加工された製品は、観賞用価値が高くなります。
ただし、近年は庭石の需要が下がっており、業者による買取は難しいのが実情です。
価値がありそうな庭石をお金に変えたいと考えるなら、ネットオークションやフリマアプリを利用してみるのもおすすめです。
この場合も、必ず売れるわけではないことに注意する必要があります。
自治体によっては、庭石を自分で処分場に持ち込めるケースがあります。
自治体に相談すれば、処分場の場所を教えてもらうことが可能です。
庭石の搬入方法は処分場により異なるため、事前に確認しておく必要があります。
庭石を砕いたりトラックを用意したりと、時間や手間がかかる点にも注意しましょう。
安全面を考慮すれば、自分で運ぶより業者に頼むのが無難です。
庭石を自分で処分する方法としては、欲しがっている人に譲る方法も挙げられます。
親戚や知人に庭石を欲しがっている人がいないか、探してみるのもおすすめです。
インターネットで庭石を引き取ってくれる個人を探すことも可能です。
地域の掲示板サービス「ジモティー」を利用したり、SNSで不特定多数の人に呼び掛けたりすれば、庭石を欲しがっている人が見つかる場合があります。
庭石の処分方法でもっとも楽なのが、砕いて自宅の庭にまく方法です。
庭石はもともと自然物であるため、土にかえすのが最も理にかなった方法であるともいえます。
自宅の庭なら他人に迷惑を掛けることもありません。
ただし、砕いて庭にまく場合は石を粉砕できる工具や機器が必要です。
安全面を考慮しても、庭石を個人宅で砕くのは現実的ではないのでオススメしません。
廃材の処分費用を安く抑える方法はコチラ!
庭石の処分費用は、石の重さで判断されるのが一般的です。
1kgあたり30~40円が、石の処分費用の相場となっています。
例えば、日本庭園でよく見る「景石」は、重さが1tを超えることもあります。
重さが1tの場合、1個の景石を処分するのに3万~4万円かかることになります。
さらに、重機を使って庭石を撤去する場合、重機や作業人員にかかる費用も考慮しなければなりません。
庭石や庭の入り口から離れた場所にあるケースや、庭石の撤去に養生を必要とする場合は、費用がより高額になります。
庭石を処分場まで運搬するための費用も必要です。処分場が自宅から遠い場合は、運搬費用も高くなります。
このように、庭石撤去の費用はさまざまな要因で変わるため、事前に見積もりを取って確認することが大切です。
庭石を処分する場合は、いくつか気を付けておくべきことがあります。
後からトラブルにならないよう、注意したいポイントを押さえておきましょう。
自宅の庭石を近くの山や河川へ勝手に捨ててはいけません。
いかなる土地にも所有者や管理者がいるため、自己判断で処分すると不法投棄になります。
庭石を私有地以外の土地の地中に埋めることも禁止されています。
土地の利用方法によっては地面を掘り起こすことがあり、地中に大きな石があるとトラブルに発展する恐れがあるためです。
庭石を自然に返す場合は、自分の所有地のみで処分するようにしましょう。
庭石の撤去を業者に依頼する場合、庭石の状況次第で費用が変わることがあります。
庭石の配置やサイズにより、重機の種類や必要な作業人員も変わってくるためです。
大型の重機が必要になる場合は、自宅前の道路を重機が通るかどうかも確認しなければなりません。
見積もりを依頼する際にメールで庭の状況を伝えるケースでは、庭石の状況をできるだけ細かく伝えるようにしましょう。
庭石の処分に対応している業者の中には、法外な費用を請求する悪徳業者も存在します。
悪徳業者かどうか見分けるためには、以下の点に注意が必要です。
また、複数の業者から相見積もりを取ることも重要です。
見積もりを比較すれば金額の内訳や作業内容が分かるため、信頼できる業者かどうか判断しやすくなります。
見積もりで総額しか提示しない業者には注意が必要です。
悪質な回収業者の避け方を知りたい場合は以下を参考にしてください。
不要な庭石を処分したい場合は、粗大ゴミ回収業者の「粗大ゴミ回収隊」に依頼するのがおすすめです。
粗大ゴミ回収隊のトラックのせ放題プランなら、庭石以外の不用な物もトラックに積めるだけ処分してもらえます。
連絡してから最短25分で自宅に来てくれるため、庭石を急いで捨てたい人にも向いています。
大型で重い家具や家電を処分したい場合も、移動・搬出は全て作業スタッフに任せることが可能です。
見積もり後のキャンセルも可能、作業後の追加料金も一切発生しません。
電話見積もり・出張見積もりは無料なので、気軽に下記リンクからお問い合わせください。
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