2024年08月15日
この記事では、デスクトップパソコンの処分方法をまとめています。
精密機器のデスクトップパソコンは、自治体の一般ゴミに出すことができません。
内部には数多くのデータが残っており、細心の注意を払って処分することが重要です。
個人情報が漏洩しない形で、安全に処分しましょう。代表的な処分方法と費用相場、データの消去方法や注意点まで幅広く紹介するため、デスクトップパソコン処分時の参考にしてください。
記事の目次
デスクトップパソコンの代表的な処分方法をいくつか紹介します。
デスクトップパソコンは小型家電リサイクル法に基づいた適切な処分が求められるため、正しい処分方法を覚えて安全に処分しましょう。
精密機器かつ内部にデータが残る機器でもあるため、以下の方法を取る際は細心の注意を払って対応してください。
家電量販店では、小型家電リサイクル法に基づいてパソコンの回収サービスを多くの店舗が実施しています。
店舗によっては無料で回収、データ消去サービスも提供しておりお得に処分できます。
持ち込みや配送など店舗によって回収形式も異なりますが、配送の場合は配送料が自腹になる等の条件もあるため、各店舗に要確認です。
ヤマダ電機やケーズデンキなどの大手家電量販店では基本的にこの回収サービスを提供しているため、デスクトップパソコンの処分を検討中の方は候補に入れておきましょう。
資源有効利用促進法に基づいて、パソコンを販売する各メーカーに依頼することでもデスクトップパソコンは処分してもらえます。
2003年の10月以降に販売されている家庭向けのパソコンには「PCリサイクルマーク」が貼付されていますが、このマークの付いたパソコンはメーカーに問い合わせて無料回収してもらえます。
ただしPCリサイクルマークのないパソコン、もしくは他社メーカーのパソコン、モニターも合わせて処分したい場合などは別途費用がかかるケースもあるため注意が必要です。
メーカーによる回収であれば、デスクトップパソコン購入時に付属していたマウス・キーボード等もまとめて処分できるのが特徴です。
PCリサイクルマーク付きのパソコンをお得に処分したい場合は、メーカーに回収を依頼してみましょう。
デスクトップパソコンを手軽に処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのも一つの方法です。
大きなサイズ、さまざまな部品で構成されているデスクトップパソコンも、そのままの形で引き取りに来てくれて非常に便利です。
業者によってはデータ消去のサービスも実施してくれるため、パソコンの操作が苦手な方は対応する業者を探してみましょう。
依頼の際はパソコン本体だけでなく周辺機器やその他不用品もまとめて処分できる、パックプランを提供する業者がおすすめです。
相場に見合う価格でサービスを提供するおすすめの業者は、こちらの記事で紹介しています。
多くの自治体と連携している国の認定事業者であれば、メーカーを問わず無料でデスクトップパソコンの回収が可能です。
認定事業者として代表的な企業が、リネットジャパンリサイクル株式会社です。
Web上で申し込みをすると指定日に宅配業者が集荷に来るため、その間にデータを消去して段ボール箱に詰めるだけで回収してもらえます。
回収費用は基本的に無料ですが、データ消去を代行してもらう場合は費用が発生するので注意してください。
状態のよいパソコンであれば、回収には出さずリサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらうのもよいでしょう。
メモリやCPUなど、性能が高く状態がよいものであれば高価買取も期待できます。
ただし、持ち込む前にストレージ内部のデータ消去は忘れずに実施してください。
万が一店舗側がデータの確認を怠ったまま再販に出してしまうと、新たに購入した人に個人情報が漏洩してしまいます。
このようなトラブルを避けるためにも、事前のデータ消去は忘れずに行いましょう。
まだまだ使えるパソコンだからゴミとして捨てるのはもったいない、そう考える方はフリマアプリやオークションに出品するのもおすすめです。
デスクトップパソコンはノートパソコンと比較して、型落ち品もスペックの優れているものが多く中古でもある程度の需要は見込めます。
用途は買い手によってもさまざまですが、ネットサーフィンが問題なくできる性能を有していれば売れる確率は十分にあるため、少しでも現金化を期待する場合は出品してみてもよいでしょう。
ただし、取引成立後はパソコンの梱包や配送作業の手間がかかり、サービス手数料などが差し引かれて思ったよりも安い金額で売れてしまうケースには注意が必要です。
配送前には、必ずストレージ内部のデータ削除を実施してください。
友人や知人でパソコンを欲しい方がいたら譲る(買い取ってもらう)のもよいでしょう。
処分したいパソコンを手放せつつ、譲る側には喜んでもらえます。
無理に押し付けるのはよくありませんが、相手が買い取りたい、貰いたいと思っている場合は検討してみましょう。
デスクトップパソコンの処分における費用相場は以下表の通りです。
処分方法 |
費用相場 |
---|---|
家電量販店 |
0円~5,000円 |
メーカー |
0円~5,000円 |
国の認定事業者 |
無料 |
リサイクルショップ |
無料 |
フリマアプリ・オークション |
無料(サービス手数料がかかるケースも) |
不用品回収業者 |
3,000円~ |
無料の処分方法でも、配送用の道具や持ち込みコストは別途発生するため注意が必要です。
家電量販店やメーカーは条件によって無料となるケースもあるため、それぞれ処分前に問い合わせてみましょう。
不用品回収業者は単品としての処分ではなく、他の不用品もまとめて処分できるパックプランを利用すればよりお得に処分できます。
デスクトップパソコンの処分前にデータを消去する方法を紹介します。
初期化やリカバリーといった操作でもデータの消去は可能ですが、内部から完全に消去できておらずセキュリティ面としては不十分とも言われています。
確実にデータを削除するためには、以下の方法をとりましょう。
デスクトップパソコンのデータは、内蔵されたHDDやSSDといったストレージに保管されています。
このストレージ内のデータを完全に消去できる専用のソフトウェアを利用することで、確実かつ安全にデータを破棄できます。
次に使用するパソコンに持ち越したい重要データがある場合は、コピーを取っておくなど対策の上で実行してください。
HDDやSSDをデスクトップパソコンから取り外せる状態ならば、取り外した上で物理的に破壊するのもデータを確実に消去できる方法のひとつです。
方法はハンマーで叩く・ドリルで穴を開けるなど少々荒っぽいイメージもありますが、個人情報を守るためには大切な方法です。
パソコンを分解する知識を持っている方は、一度試してみるとよいでしょう。
破壊する際は、自身が怪我のないよう慎重に作業を進めてください。
自身での対処が難しければ、家電量販店やメーカーなど、データ消去を実施できる専門業者に依頼するのもよいでしょう。
処分時に依頼することでデータ消去を実施してくれるため、費用はかかりますがおすすめの方法です。
消去費用は店舗や業者によっても異なるので、詳細については要確認です。
デスクトップパソコン処分時の注意点をいくつか紹介します。安全に処分するためにも、以下の点は意識して処分を進めてください。
ストレージに保存されたデータは、必ず削除してから処分しましょう。
リサイクルショップやフリマアプリに出品する場合など、新たな利用者にパソコンが渡る場合、データを削除していなければ悪用されるリスクもあります。
また、業者に回収を依頼する方法であっても、データが残っているとどこから個人情報が漏洩するか分かりません。
内部に重要なデータを保管している場合は、安全の観点からも必ず削除しておきましょう。
デスクトップパソコンを処分する場合、付属する周辺機器も不要となるケースが多いです。
代表的な付属品として挙げられるのがマウス・キーボードですが、これらはどちらも不燃ゴミとして自治体のゴミ回収で処分できます。
基本的にどちらも不燃ゴミに該当するため、自治体のルールに従い必ず分別の上処分しましょう。
また、キーボードについてはサイズの大きい物は粗大ゴミとして扱われるケースもあるので要注意です。
デスクトップパソコンの処分にお困りの方は「粗大ゴミ回収隊」にご連絡ください。
不用品や粗大ゴミ回収の経験が豊富なプロとして、デスクトップパソコンのようなサイズの大きい精密機械も問題なく回収可能です。
デスクトップパソコン本体の回収はもちろん、モニターなどの周辺機器もまとめて処分したい場合は、不用品をまとめてお得に処分できるパックプランを多数用意しています。
予算や不用品の量に応じて最適なプランを提案するため、費用を抑えつつ処分できます。
現場へは最短25分でスピード駆けつけ可能、見積もり内容にはご納得いただいた上で作業に取り組み、見積もり後のキャンセルも無料のためご安心ください。
デスクトップパソコンをはじめ、不用品に関するお問い合わせはお気軽にお待ちしています。
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