2024年08月01日
この記事では不要になった食器を処分する方法を紹介しています。
食器に使われている素材には陶器やガラスはもちろん、金属や木材、プラスチックのものもあるため、素材別の処分方法も紹介します。
また、処分にかかる費用、処分の際の注意点についても解説しているので、食器の処分方法にお困りの際は、ぜひ参考にしてください。
記事の目次
食器棚の整理や引っ越しを機にいらない食器を処分する際に、処分方法で頭を悩ませる方も多いです。
不要になった食器の処分方法を5つ紹介します。
食器のほとんどは自治体のゴミ回収に出して処分できます。
傷が多くついてしまっている食器や、欠けたり割れてしまってもう使えない食器はゴミとして処分すると良いでしょう。
自治体によっては、一辺30㎝を超えるような大きな食器は粗大ゴミとして処分する必要がありますが、手軽に処分が可能です。
処分に際しては、素材ごとに処分のための方法が異なるので、注意が必要です。
大量の食器を処分する場合には、不用品回収業者に依頼する方法があります。
不用品回収業者であれば、自宅まで回収に来てくれる上に、運び出しや処分のための準備といった手間が省けたり、食器以外の不用品をまとめて処分できたりといったメリットがあります。
引っ越しや断捨離などの機会に、多くの不用品をまとめて引き取ってもらう際に利用するとよいでしょう。
不用品回収業者によって料金やサービス内容は異なるため、事前に複数の業者から見積もりを取って比較した上で依頼することをおすすめします。
相場より安い粗大ゴミ・不用品回収業者については、以下の記事にてランキング形式で10社を紹介しているので、参考にしてみてください。
オークションやフリマでも食器を売れますが、人気の高いブランドの食器や和食器を出品することをおすすめします。
あまり価値のない食器はオークションやフリマで売れたとしても、配送料がかかるため、送料を含めると割高になってしまうので、買い手にとっては購入しにくくなります。
売れる食器であれば、ゴミとして捨てるよりはお得な方法です。
ただし、配送時に割れてしまうリスクもあり、購入者とのトラブルになりやすい点も注意しましょう。
リサイクルショップでは幅広い種類の食器を取り扱っているので、価値のつきにくい食器はリサイクルショップを利用するのも手です。
とはいえ、食器の買取金額はサイズや種類によって決められていることが多いため、買取金額にはあまり期待できません。
まだまだ使えそうな状態の食器であれば、寄付をしてリユース品としてに役立ててもらうという方法もあります。
お近くの施設に問い合わせて、引き取ってもらえるか確認の上、案内にしたがって寄付するようにしてください。
譲り先としては以下のような施設があります。
寄付する際には、食器の状態を正直に伝えたり、押し付けにならないよう注意しましょう。
食器に興味を持っている人でないと処分できないですが、受け取ってもらえる際には、喜んでもらえるでしょう。
1度でも使ったことがある場合には、必ず洗浄し漂白剤などでしっかり除菌し、乾燥させてから渡すことをおすすめします。
また、食器がセットになっている場合は、揃っている数を伝え、欠けているなど、不揃いの場合は、その旨も伝えましょう。
ただし、譲渡後にトラブルが発生しないよう、事前に内容を話し合っておく必要があります。
自治体のゴミ回収で食器を処分する場合は、素材ごとに処分のルールが異なる場合が多いので、ルールを守って分別しなければなりません。
正しく分別されていなければ、引き取ってもらえないケースもあるので注意しましょう。
各自治体によって細かなルールに違いはありますが、基本的にはどういった素材が使われているのかという判断をもとに分別して処分してください。
分類:燃えないゴミ
陶器・ガラス製の食器は「燃えないゴミ」に分類されますが処分する際には、指を切るなど危ないため、捨てる場合は以下の2点を必ず行いましょう。
日常的に使う食器やコップなどは大半が陶器・ガラス製なので、陶器・ガラス製の食器を処分する方は多いですが、ゴミの収集者の安全に配慮して捨てるようにしてください。
また一部の自治体では燃えるゴミ以外の分類となるので、お住まいの自治体の処分方法を確認してから捨てましょう。
分類:燃えないゴミ・資源ゴミ・金属ゴミ
一般的に燃えないゴミ、資源ゴミとして回収してくれますが、自治体によって「金属ゴミ」という分類を設けています。
金属ゴミとしての分類がある場合には、各自治体指定の金属ゴミ処分日に合わせて処分しましょう。
金属製の食器の中でもフォークやナイフといた鋭利なものについては厚紙や新聞紙で巻いた上で、ゴミの収集者の安全に配慮して捨てるようにしてください。
また、金属製の食器や調理器具は30cm以上のサイズが大きいものは粗大ゴミとして処分する必要がある自治体も多いため、自治体のルールに従ってください。
分類:燃えるゴミ
木製食器は基本的に燃えるゴミとして捨てられるので、一般的なゴミと一緒に処分しても問題ありません。
ただし、破損して先端が鋭利になっている場合には、厚紙や新聞紙で巻いた上で、怪我しないように配慮した処分をしてください。
自治体によって分類が異なる場合があるので、お住まいの自治体の分類を確認したうえで捨ててください。
分類:燃えるゴミ・プラスチックゴミ
一般的には燃えるゴミとして処分できることが多いので、普段の一般ゴミと一緒に捨てて問題ありません。
ただしプラスチックゴミとして処分しなければならない自治体があるので、確認のうえ処分してください。
自治体では、プラスチックゴミの削減に向けた様々な取り組みを行っています。
自治体のゴミ回収や不用品回収など、食器の処分する方法について紹介しましたが、こちらでは、食器を処分する場合の費用相場を紹介します。
業者やサービスによって相場は異なりますが、処分方法を選ぶ際の参考にしてください。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
自治体のゴミ回収 | 無料〜200円 |
不用品回収業者 | 10,000円〜 |
オークションやフリマ | 無料または手数料分 |
寄付 | 持ち込みの場合:無料
送る場合:500円〜1,000円程度(送料) |
友人・知人に譲る | 無料 |
粗大ゴミとして自治体で処分する場合には、数百円程度の処分費用がかかりますが、自治体のゴミ回収は基本的に無料で処分できます。
オークションやフリマアプリは基本的には無料ですが、手間を考えるとブランド品などの高く売れるものを処分する場合に利用することをおすすめします。
大量に食器がある場合や、食器以外にも不用品がある場合には不用品回収業者へ依頼するのが良いでしょう。
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自治体のゴミ回収に出す方法は、身近かつ簡単手軽な処分方法ですが、食器を処分する際は、注意すべき点がいくつかあります。
こちらでは、食器を処分する時の注意点について紹介します。
食器を捨てる際は、必ず「割れ物注意」や「取扱注意」といった記載をしてください。
取り扱いに注意する旨が伝わればいいので「危険」といった言葉でも構いません。
また、包み紙やビニール袋の表面など、誰が見ても分かる場所に大きく書きましょう。
これは、ゴミ収集員の方々が、割れた破片でケガをするのを防ぐため、そしてゴミ収集車や処理施設で他のゴミを傷つけないようにするためです。
ナイフやフォークといった鋭い金属食器や鋭利な破片を含む食器の処分は、怪我防止のため、特に注意が必要です。
鋭利な部分は、厚紙や新聞紙を複数枚重ねてしっかりと包むことで、破片が飛び出すのを防ぐので、より安全になります。
包んだ後、ガムテープなどで固定するとより安全です。
他のゴミと同様に扱わず、特別な注意が必要です。
「ナイフ」や「フォーク」などと明記し、安全に配慮して処分することで、ゴミ収集員の方々や環境にも優しい処分ができます。
食器の処分方法については、食器を出せる日が決まっている場合や大きな食器は、粗大ゴミとして扱われる場合があるなど、自治体によってルールが異なります。
必ずお住まいの自治体のホームページやゴミ収集カレンダーなどで、食器の材質の違いによる食器の分別方法や処分する方法やゴミの出し方を確認しましょう。
神社でもらったお食い初め用の食器やいただいたお皿は、神社に「奉納」というかたちで持っていき、処分してもらうことが一般的です。
バチが当たるといったことはありませんが、一般的にごみとして処分するのではなく、奉納する際には、ご利益への感謝や神様への感謝の気持ちを込めて、処分しましょう。
神社によっては、特別な作法や持ち込む日時が定められている場合があるので、必ず事前に神社に問い合わせ、奉納の方法を確認してください。
ただし、破損している場合は、そのままの形で奉納することはできません。神社にご相談し、適切な処分の方法を尋ねましょう。
食器の処分方法について5つ紹介しました。
処分する場合、材質やものによっては適切に処分しないと怪我や事故の恐れがあるので注意しましょう。
不用品回収業者はいらなくなった食器だけではなく、家電製品や処分できずに眠っていた大きな不用品などもまとめて回収します。
他に不用品がないかも確認の上、食器の処分のタイミングで不用品が溜まっている方にはおすすめです。
食器の回収・処分はぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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