だるまの処分の仕方7選!供養のタイミングと方法も解説!
2025.01.17
この記事では、だるまを処分する7つの方法と、供養のタイミングや注意点について詳しく解説します。
古くから縁起物として親しまれているだるま。
願いを込めて目を入れただるまは、目標達成や願望成就のシンボルとして、多くの人々に愛されています。
しかし、願いが叶ったり、古くなっただるまを処分する際には、どのようにすれば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、だるまの処分方法や作法についてわかるようになります。
目次
だるまの処分の仕方7選
だるまを処分する方法は大きく分けて7つあります。
それぞれの方法について詳しく解説していきます。
神社や寺院で供養と処分を頼む
だるまを処分する最も一般的な方法は、神社や寺院に持ち込んで供養してもらうことです。
多くの神社や寺院では、だるま供養と呼ばれる儀式を行い、お焚き上げによって処分してくれます。
だるま供養は、一年を通していつでも行うことができますし、だるまに感謝の気持ちを伝えられる処分方法です。
お焚き上げの際には念珠や数珠を持参する人もいます。
また通年の供養だけではなく、年末年始やお盆などの時期に特別のだるま供養を行っているところがあります。
日本の伝統に触れたいという方には、タイミングを合わせて神社や寺院で供養と処分を頼むのもよいでしょう。
だるま供養の費用は、神社や寺院、だるまの種類や大きさによって異なりますが、一般的には、数百円から数千円程度です。
どんど焼きで処分する
どんど焼きは、小正月の時期に行われる伝統行事であり、古いお正月飾りやだるまを燃やして、神様へ感謝の気持ちを伝え、五穀豊穣や無病息災を祈願するものです。
地域によって呼び方や内容は異なりますが、だるまを供養するという意味合いは共通しています。
どんど焼きは、古くから続く日本の伝統行事です。だるまを燃やすことで、地域の伝統文化に触れることができ、多くの場合は、無料でだるまを燃やすことができます。
だるまをきれいにして、どんど焼きの炎を通じて、だるまに感謝の気持ちを伝えて、だるまが燃え尽きるまで、その場で見守るようにしましょう。
だるま市で処分する
だるま市は、古いだるまを買い取ってもらい、新しいだるまを購入することができる、主に正月から3月にかけて各地で開催されるイベントです。
地域によって開催時期や規模は異なりますが、だるまを供養するという意味合いは共通しています。
ただし、だるま市は、年に数回かつすべての地域で開催されているわけではなく、壊れただるまは、持ち込むことができないので注意が必要です。
だるま市で有名な3つの市は「日本三大だるま市」として知られています。
日本三大だるま市 | 概要 |
---|---|
高崎だるま市(群馬県高崎市) | ・毎年1月1日と2日に開催される、日本最大級のだるま市
・高崎のだるまは、眉毛が鶴、鼻から口ヒゲが亀の形に描かれた「起上り達磨」が有名 |
深大寺だるま市(東京都調布市) | ・毎年3月3日と4日に開催される、関東最古のだるま市
・深大寺のだるまは、赤い布で覆われた「赤ダルマ」が有名です。 |
富士だるま市(静岡県富士市) | ・毎年12月31日と1月1日に開催される、富士山麓で開催されるだるま市
・富士のだるまは、富士山を背負った「富士山だるま」が有名 |
人形供養祭で処分する
人形供養祭は、人形やぬいぐるみなどを供養するイベントです。
地域によって呼び方や内容は異なりますが、だるまを供養するという意味合いは共通しています。
基本的には、だるま市と立ち位置は同じようなイベントで、神社や寺院で行われることが多いですが、近年ではイベント会場や商業施設などで開催されることも増えています。
人形供養祭は、通年開催ではなく、年に数回しか開催されません。
人形供養祭は、古くから続く日本の伝統行事です。
だるまを供養することで、地域の伝統文化に触れることができます。
自治体のゴミ回収に出す
自治体の粗大ゴミ回収を利用してだるまを処分することも可能です。
ただし、地域によってルールや手順が異なるため、事前に確認することが大切です。
確認事項としては、粗大ゴミ回収の申し込み方法、だるまの大きさや重量の制限、処分にかかる費用などを押さえておきましょう。
自治体のゴミ回収でだるまを処分する手順は以下の通りです。
手順2:電話やインターネットなどで、粗大ゴミ回収の申し込みをします。
手順3:だるまをビニール袋に入れたり、紐で縛ったりして、指定された方法で出します。
手順4:指定された日時に、粗大ゴミの収集場所にだるまを出します。
フリマサイトなどで売却する
まだ使える状態のだるまであれば、フリマサイトなどでも一定の需要はあるので、売却することも可能です。
ただし、希少なだるまや、状態の良いだるまであれば、売却できる可能性がありますが、傷みが激しいものや目玉を塗ったものは売却できない可能性が高まります。
出品にあたっては、だるまの状態を正直に説明しないと、購入者との間でトラブルが発生する可能性がありますし、掲載する写真にも見栄えや、状態を正確に伝えられるようにする必要があります。
また、だるまの状態や相場を考慮して、適切な価格を設定しましょう。
購入者が現れた時には、だるまを破損しないように、丁寧に梱包し、購入者とのやり取りは丁寧に、迅速に対応するようにしてください。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、自宅からだるまを持ち出す必要がなく、手軽に処分することができます。
ただし、業者によって料金は異なりますが、粗大ゴミ回収や自治体のゴミ回収よりも高額になる場合が多いため、だるまの他にも不用品がある方にはおすすめの方法です。
不用品回収業者へ依頼する際には、事前に料金を明確にしていない業者や、高額な料金を請求する悪徳業者も存在するため、業者選びに注意するようにしてください。
業者選びには、複数の業者から見積もりを取ったり、行政からの許可を得ている業者かを確認したり、業者の口コミや評判を確認したりすることで、悪徳業者を避けられます。
契約内容をよく確認し、キャンセル条件や違約金などを理解した上で契約しましょう。
信頼できるおすすめ不用品回収業者ランキングトップ10は以下の記事で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
だるまは供養してから処分するのが一般的
だるまは単なる置物ではなく、中に神様が宿ると考えられています。
そのため、願いが叶ったり、古くなっただるまを処分する際には、感謝の気持ちを込めて供養してから処分するのが一般的です。
また、供養せずに処分してしまうと、バチが当たるという言い伝えもあります。
だるまは、古くから縁起物として親しまれてきた日本の伝統的な人形です。願いを込めて目を入れただるまは、目標達成や願望成就のシンボルとして、多くの人々に愛されています。
だるまは、中国の禅宗僧である達磨大師に由来すると言われています。達磨大師は、壁に向かって9年間座禅をしたという故事から、坐禅の姿勢で描かれただるまが縁起物として信仰されるようになりました。
願いが叶ったり、古くなっただるまを処分する際には、供養することで、だるまに宿る神様を解放し、新たな持ち主のもとで活躍できるように祈願することができます。
だるまを処分するタイミング
だるまを処分するタイミングについて、3つのタイミングを解説していきます。
願いが無事叶ったとき
願いが叶ったときは、だるまを処分する最も一般的なタイミングです。
古くから願いが叶ったら、だるまに目を入れて、感謝の気持ちを込めて供養した上で、処分するという習わしがあります。
また、願いが叶った後は、新たな目標を設定して、新しい願いを込めた新しいだるまを用意しましょう。
一方で、願いが叶わなかった場合は、処分することで、運気を好転させると考えられています。
古いだるまは、古くなった運気を象徴していると言われています。
ご利益の期間が過ぎたとき
だるまのご利益期間は一般的に5年と言われています。
5年経過しただるまは、新しい願いを込めた新しいだるまに置き換えるタイミングです。
だるまは、時間が経つにつれてご利益は弱まり、古くなった運気を纏ってしまうため、その古くなった運気をリフレッシュし、新たな運気を呼び込むために処分する必要があるとされています。
5年が過ぎたタイミングで新しいだるまを購入することで、自身の目標を明確にし、新たな一歩を踏み出すきっかけにしてください。
また、5年が過ぎると、だるまの色褪せや破損などが見られることも少なくありません。見た目が損なわれただるまは、せっかくの願いにも悪影響を及ぼす可能性があります。
遺品整理で古いだるまを見つけたとき
遺品整理で古いだるまを見つけた場合は、故人の意思を尊重し、適切に処分する必要があります。
故人がだるまについて何か言っていたか、遺書などに記されていないかを確認しましょう。特に思い入れのあるだるまであれば、供養して大切に保管しておきたいという希望があったかもしれません。
故人の意思が見当たらない場合は、ご利益の期間が過ぎているため、運気の面からも処分を検討しましょう。
自宅で供養する場合は、清めの塩でだるまを清め、感謝の気持ちを込めて処分しましょう。
遺品整理で困っている方は、口コミの評判が良いおすすめの遺品整理業者を5社ピックアップして紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
だるまの回収処分なら「粗大ゴミ回収隊」もおすすめ!
だるまの処分方法について7つ紹介しました。
だるまをそのまま処分してしまうと、バチが当たると言われているため、塩などで清めた上で処分するようにしましょう。
不用品回収業者はだるまだけではなく、不用になった家電製品や処分できずに眠っていた大きな不用品などもまとめて回収します。
他に不用品がないかも確認の上、だるまの処分のタイミングで不用品が溜まっている方にはおすすめです。
だるまの回収・処分はぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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- スポーツ用品(バイク、自転車、トレーニングマシン、ゴルフクラブなど)
- 育児用品(ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなど)
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