2019年10月22日
※2024年1月に更新した内容です。
この記事では、ゴミ屋敷を自力で片付ける場合の具体的な手順やコツを解説します。
また「自力での片付け」「専門業者への依頼」それぞれのメリット・デメリットや「自力で片付けられるゴミ屋敷の基準」を紹介する内容です。
ゴミ屋敷の大掃除は、方法にこだわらず挫折せずにやり切ることが大切。
最適な片付け方法を選択し、ゴミ屋敷をキレイにできる内容なのでぜひ参考にしてください。
記事の目次
ゴミ屋敷の大掃除をする方法には「自力で片付ける」「専門業者に依頼する」という2つの方法があります。
それぞれのメリット・デメリットと「どこまで自力で片付けられるかの基準」を解説するので、作業を始める前の判断材料として活用してください。
ゴミ屋敷の大掃除を自分でやるメリットは「費用を抑えられること」です。
片付け用品の代金と自分の時間を使うだけなので、業者に依頼するより安く片付けられるでしょう。
しかし、ゴミ屋敷を自力で大掃除するには多くの困難があります。
たとえば
など、かなり苦労することは間違いありません。
そのうえ、キレイに仕上げるにはスキルが必要なので「単にゴミが減っただけ」になることも。
また、途中で挫折するとさらにゴミ屋敷が悪化する可能性もあるので、心身が健康でない方にもおすすめできません。
メリット | ・費用がかからない
・自分のペースで片付けられる ・人に見られない |
デメリット | ・ゴミの量が多いと一人では困難
・計画を立て作業を進める必要がある ・多くの時間が必要 ・挫折する可能性が高く精神的負担が大きい |
ゴミ屋敷の片付け業者に依頼すると
など、依頼人の負担は一切なくゴミ屋敷の大掃除をしてくれます。
一方デメリットは料金が高くなることです。
ゴミの量が増えると処分費用、人件費も高くなるので予算がないと依頼するのは難しいでしょう。
もし予算に不安がある場合は、記事後半で「予算内で片付ける方法」や「安く依頼するコツ」を解説しているのでご覧ください。
メリット | ・依頼人の負担は一切なく最短一日で片付く
・価値のある物は買い取りしてくれる ・自力での大掃除よりキレイに仕上がる ・心身の疲れなく生活を立て直せる |
デメリット | ・費用がかかる
・室内を見せないといけない |
自力で大掃除を始めたものの、途中で挫折したり片付けが進まなければ時間と労力が無駄になります。
そのため「自力で片付けられる基準」を明確にして判断すると良いでしょう。
自力で片付けられるゴミ屋敷の基準は次のとおりです。
以上のようなゴミ屋敷は自力で片付けられる可能性はあります。
しかし、以下のような方にはおすすめできません。
このような方は、始めからゴミ屋敷の片付け業者に依頼したほうが懸命です。
何より「一度キレイに大掃除すること」が大切なので、無理せず専門の業者に相談してみましょう。
次項では、自力で大掃除する方法を解説します。
もし自分での大掃除が難しい場合は「業者に依頼する費用相場」にスキップしてください。
自力でゴミ屋敷の大掃除をするには、計画を立てて順序よく進めることが大切です。
ここからは、手順を片付けや掃除のコツを交えながら紹介していきます。
ゴミ部屋の掃除は終わりをしっかりと意識した行動をしない限り、無駄に時間を消費することが多くなります。
など、ゴミ屋敷・ゴミ部屋の掃除では、例え計画していたとしても時間の消費が多くなります。
そのため、掃除の計画では「何を残すのか」「いつまでに」「どこまで終わらせるのか」を決定するということが重要です。
ゴミ屋敷・ゴミ部屋になってしまう人には「物が捨てられない」という特徴が多く見かけられます。
ですので、ゴミ部屋を掃除する際には、思い切って捨てる心構えが重要です。
「いつか使うかも」は厳禁です。具体的には「現状で使う予定が無いものはすべて捨てる」と、掃除の際の取捨の判断が非常にしやすくなります。
また、必要なものだけが残りますのでゴミ屋敷の再発を防ぐ効果もあります。
実際に掃除を行う前に捨てる覚悟をするだけで、掃除にかかる時間が圧倒的に短縮されますよ。
ただし、保険証などの身分証や印鑑、銀行通帳などは、計画を立てている今の時点で見つけ出して保管するようにしてください。
仮に予定通り行かずとも問題ありませんが、ゴールを先に決めると掃除中のモチベーションが保ちやすくなります。
ゴミ屋敷・ゴミ部屋の掃除は、基本的に一点集中で行うほうが効率が高まります。そのため、ひとつを終わらせてから次に取り掛かるスケジュールを組みましょう。
たとえば
など、具体的なスケジュールを余裕を持って決めてください。
また、当日に出る不用品は、地域ごとに捨てる方法や手数料が異なります。出る予定の不用品につき、どのような方法で捨てるのかをこの時点で把握してください。
上記のような計画を立てた後は、掃除に必要な用品を準備します。
ゴミ屋敷の大掃除に必要な道具は次のとおりです。
必要な道具 | 必要量や注意点 |
ゴミ袋 | ・燃やすゴミ、燃やさないゴミ、プラスチック用など各種用意する
・いずれ使うため多めに準備する |
ダンボール | ・分別や一時保存用に準備
・持ち運びが楽になる ・保護材にも使えるので多めに準備 |
ガムテープ、縛り紐、梱包材 | ・雑誌など束ねる、ガラスを包むなどに使用
・複数人で片付ける場合は一人ひとつあると便利 |
エプロン、マスク、手袋 | ・掃除で汚れることを想定して複数枚準備しておく
・人数×3枚程度あると良い |
保護材(毛布・ダンボールなど) | ・冷蔵庫やタンスなどを動かす場合は階段や廊下、動かすものをカバーする
・人数×3枚程度あると良い |
掃除用品 | ・掃除機 ・ホウキ、塵取り ・バケツ、雑巾(捨てる予定の衣服などを代用しても良い) ・住居用ワイパーなど |
殺虫剤 | ・霧を噴出するタイプの殺虫剤を掃除する前日に使用しておくと、掃除中に生きた害虫がいなくなる
・当日用にスプレータイプの殺虫剤も用意 |
以上の道具を揃えておくと、作業を中断せずスムーズに大掃除が進みます。
いるもの、いらないもの、保留するものに分別すると、掃除中に手を止めることなく作業できるようになります。
ここでのポイントは、判断を保留する品物はできる限り残さないことです。先に紹介した「現状で使う予定が無いものは捨てる」を基準にどんどん捨ててください。
ゴミ部屋内での掃除など範囲が少ない場合は、3つのダンボールで3種類を区別しましょう。
3つのダンボールを持ち歩きながら分別して、ある程度たまった時点でブルーシートなどの分別する場所に持っていく方法がおすすめです。
ゴミ屋敷・ゴミ部屋を掃除する際には、一点集中で作業を終わらせることが重要です。
そのため、掃除する部屋を決めて、部屋の中でも掃除する範囲を決めたほうが作業がはかどります。
具体的には、始めは入り口付近の数メートル四方を片付けるなど、範囲を限定しながら徐々に進んでいきましょう。
また、部屋の掃除をする際には、始めは床から作業してください。
テーブルの上にあるものや棚に収納されているものは無視して、床だけに集中して作業を終わらせていきます。
大規模で長期間の掃除になるほど、一点に集中するほうが成果が上がりやすくなるからです。
棚などにあるものは部屋全体の床が終わってから作業に取り掛かりましょう。
また、散らばっているものを分別するための場所を確保してください。
ゴミ屋敷などの大規模な掃除では、庭にブルーシートを引いて分別する場所を作るなどの工夫をしましょう。
ゴミ屋敷・ゴミ部屋の清掃を終えたら、今回の掃除で出た不用品を捨てていきます。燃えるゴミ・燃えないゴミ・資源ゴミなど地域の決まった曜日に捨ててください。
あまりにも量が多く集積所に収まりきらない場合、周辺の住民に迷惑がかかる場合は、最寄りのゴミ処理センターに持込で処理してもらいましょう。
地域ごとにあるゴミ処理センターでは、平日の日中であれば手数料を支払うことで粗大ゴミのような大きな家庭ゴミでも引き取ってもらえます。
ただし、家電リサイクル法で定められたテレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・エアコン・衣類乾燥機・パソコン・ディスプレイなどは、販売店や不用品回収業者で引き取ってもらう必要がありますので注意しましょう。
ゴミ屋敷の大掃除は、上記のような段取りを追って実行するのが効率的な方法です。計画や事後処理などに時間や労力が必要になるゴミ屋敷・ゴミ部屋の掃除は、普段の掃除とは別物と考えましょう。
不用品をすべて搬出し、必要なものを必要な場所に収めた後は、拭き掃除や掃き掃除などの清掃を行っていきます。
ただし、生ゴミの浸出液などの不快なもの、放って置くと危険がありそうなものは、見つけ次第清掃しましょう。
危険物はダンボールやいらない布などで梱包し、汚れが汚い場所は強力な洗剤などを利用してください。
以上でゴミ屋敷の大掃除は終了です。
部屋の状態次第では、1週間〜1ヶ月がかりになることもあるでしょう。
特に働いていて時間のない方や個人が一人でゴミ屋敷を掃除する場合は、やり遂げることが困難なことも少なくありません。
「やっぱり自力では難しそう」と感じたのであれば、まずはゴミ屋敷の片付け業者に相談してみてください。
無料で出張見積もりを行ってくれます。
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ゴミ屋敷を大掃除する費用は
などにより大きく異なります。
そのため、正確な見積もりは現地での見積もりが必須です。
以下の表は間取り別の費用相場ですが、相場の幅が広いので参考程度にご活用ください。
間取り (作業人数) |
費用相場 |
1R/1K〜1LDK (2〜3人) |
35,000円〜 |
2DK〜2LDK (3〜4人) |
100,000円〜 |
3DK〜3LDK (4人) |
160,000円〜 |
4DK〜4LDK (5人) |
200,000円〜 |
高額になりがちなゴミ屋敷の大掃除費用ですが、少しの工夫で費用を安くできる場合もあります。
予算内でゴミ屋敷を片付けるために必要な知識なので、ぜひ参考にしてみてください。
ゴミ屋敷の大掃除費用はゴミの量で異なりますが、依頼する業者によっても料金が違います。
そのため、複数の業者から見積をとり比較することが重要です。
ホームページを確認し、料金に自信がある業者3〜5社に見積もりを依頼しましょう。
その際は、必ず出張見積もり無料の業者にしてください。
そして、見積もりが出揃ったらさらに安くならないか交渉します。
交渉は丁寧に行い、無理な値下げはしないようにしましょう。
以上の手順で交渉すると、もっとも安い業者に依頼できます。
業者が出す見積もりはゴミの分別や搬出、処分など全て行った場合の料金です。
もし予算が足りないのであれば、予算内でできる作業を相談してみましょう。
たとえば「生ゴミは自分で処分する」「一人では持てない物だけ処分してもらう」など自分で行うと、費用を抑えられます。
このように、業者に任せる作業と自力での作業を分けて依頼すれば、費用を抑えられるでしょう。
業者によっては、自社ローンや分割支払いに対応している業者も存在します。
予算内で片付ける方法も効果的ですが、ゴミ屋敷は一度キレイにリセットするほうが良い結果になることが多いものです。
そのため、無理のない程度で分割支払いをお願いしてみても良いでしょう。
業者により条件が異なるので、複数の業者に相談してみてください。
ゴミ屋敷の片付け業者に依頼する際は、注意するべきポイントを押さえておくことが大切です。
料金だけで決めず、複数の要素から最適な業者を判断しましょう。
業者の情報を得るには、まずホームページを閲覧します。
そして
などを確認します。
ホームページで好印象の業者を見つけたら、続けて口コミを検索しましょう。
ホームページ内の口コミだけでなく、Google検索で客観的な口コミを探すのがコツです。
口コミに問題のない業者をいくつかピックアップして見積もりを依頼しましょう。
すると、自分の希望に合った料金や作業内容の業者が見つかります。
不用品の回収実績が豊富な業者でも、ゴミ屋敷の片付け経験がないと効率的な作業は期待できません。
そのため、ホームページでゴミ屋敷の片付けに対する自信のある業者や、実際の作業事例を掲載している業者を選んでください。
特に、作業事例を掲載しているかは重要なので、事例の掲載がない業者は候補から外しても良いでしょう。
ゴミ屋敷の見積もりを電話やメールだけで行うのは困難です。
実際の現場を見て、ゴミの量や衛生状態を確認する必要があります。
そのため、出張見積もりで正確な見積もりを出してもらうようにしましょう。
現場を見ていないのに見積もりを出す業者は信用できません。
当日大幅に費用が変わる恐れがあるので注意してください。
粗大ゴミ回収隊は、日本トレンドリサーチのインターネット調査で「ゴミ屋敷の清掃が得意な業者NO.1」に選ばれた優良業者です。
ゴミ屋敷の大掃除はもちろん、片付け後のハウスクリーニングも対応できます。
ここからは、粗大ゴミ回収隊がゴミ屋敷の片付けを得意とする理由を紹介します。
粗大ゴミ回収隊は、ゴミ屋敷の片付け実績を多く持つ回収業者です。
研修を受けた優れたスタッフが効率的に作業してくれます。
実際の事例は次のとおりです。
・ゴミの回収+大掃除
住居タイプ | 一戸建て |
利用プラン | 2tトラック目安のお得なプラン:54,800円 |
所要時間 | 2時間 |
大量のゴミが溜まった状態でも2時間、54,800円で回収できた事例です。
個別の状態により料金の変動はありますが、思いの外安く片付けられるケースもあるので、ぜひご相談ください。
「ゴミ屋敷が近所にバレたくない」「近隣の迷惑になるかも」という方も多いでしょう。
粗大ゴミ回収隊は依頼人の希望を聞き、ゴミ屋敷がバレない工夫を行う回収業者です。
深夜・早朝の作業にも対応しているので、人目の少ない時間帯の作業ができます。
また、近隣へ迷惑がかからない静音作業を心がける業者です。
ゴミ屋敷を放置すると、近隣への被害が余計に広がる結果になるので早めに粗大ゴミ回収隊までご相談ください。
粗大ゴミ回収隊は、分割支払いに対応できる場合があります。
全てに対応できるわけではありませんが、ケース別に対応できることがあるので、予算が心配な方でも諦めずに問い合わせてみてください。
また、現地での出張見積もりやキャンセルも無料になっています。
ゴミ屋敷解決の力になれるよう最適なプランを提案させていただきますので、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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