骨壺の正しい処分方法は?再利用の可否や処分のタイミング&注意点も
2025.03.05
本記事では、骨壺の処分方法について解説していきます。
納骨スペースの問題や墓じまいなど、さまざまな理由で骨壺を処分するケースがありますが、正しい処分方法が分からない方も多いはずです。骨壺は、自治体のゴミとして捨てたり、お寺でお炊き上げをしてもらったりすることで処分できます。
また、不用品回収業者に処分を依頼することも可能です。今回は、業者に依頼した場合の費用なども紹介しているので、参考にしてください。
目次
骨壺の正しい処分方法
さまざまな理由で、骨壺を処分するタイミングが訪れますが、どのような方法で骨壺を処分して良いか分からない方も多いはずです。ここでは、骨壺の正しい処分方法を詳しく解説します。
①自治体のゴミに出す
1つ目は、自治体のゴミに出す方法です。
骨壺は陶器で出来ているものが多く、一般的に不燃ゴミとして処分できます。小さな骨壺であれば、そのままゴミ袋に入れて出しても大丈夫ですが、サイズの大きいものは砕いてから出すようにしましょう。
骨壺を砕く際の手順は、以下の通りです。
- 軍手・保護メガネを着用する
- 骨壺を新聞紙で包み厚での袋に入れる
- タオルをあててハンマーでたたく
骨壺に個人の名前が書いてある場合は、個人情報になるので黒のペンなどで塗りつぶしてください。また、ハンマーでたたくと大きな音が出るので、必ずタオルなどで覆ってから砕くようにしましょう。
後は、各自治体のルールに従って出せば完了です。
②お寺でお炊き上げをしてもらう
2つ目は、お寺でお炊き上げをしてもらう方法です。骨壺のお焚き上げとは、故人のご遺骨を納めた骨壺を、感謝の気持ちを込めて焼却して供養する儀式になります。
自分で骨壺を処分することに抵抗がある方は、お炊き上げを検討してみましょう。お寺によってはお炊き上げを行っていないところもあるので、事前に確認してから問い合わせてください。
③不用品回収業者に依頼する
3つ目は、不用品回収業者に依頼する方法です。不用品回収業者に依頼すれば、そのままの状態で回収してくれるので、骨壺を砕く手間などが不要になります。
また、自治体の回収では捨てられる日が決まっていますが、業者なら即日対応のとおころも多いため、すぐに処分したい方にもおすすめです。自分で処分するのに抵抗がある方やすぐに処分したい方などは、不用品回収業者への依頼も検討してみましょう。
業者によって費用や対応が異なるので、事前に複数の業者に見積もりを依頼するのも大切です。
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骨壺の箱(骨箱)の処分方法
骨箱は、故人のご遺骨を納めた骨壺を納めるための箱です。桐などを素材とした木箱が定番となっており、外側には金糸や銀糸などで織った布で装飾が施されているものも多くあります。
骨箱の処分方法はいくつかありますが、基本的には木製のものがほとんどのため、可燃ゴミとして自治体で捨てることが可能です。
しかし、そのまま捨ててしまうと中にお骨の入った骨壺が入ってるのではないかと思われてしまうので、骨箱は解体するか回収作業員に直接渡して、中身がないことを伝えるようにしましょう。
また、自分で捨てるのに抵抗がある場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。箱の素材にあわせて適切な方法で処分してくれます。
いずれの場合も故人やご遺族の気持ちを尊重し、丁寧に行うことが大切です。
骨壷の処分にかかる費用相場
骨壺は自治体のゴミとして出せば無料で処分することができますが、お焚き上げや不用品回収業者に依頼した場合は費用がかかります。
ここでは、骨壷の処分にかかる費用相場を確認していきましょう。
お炊き上げをお願いする場合
お寺や神社などでお焚き上げお願いする場合は、供養代がかかります。お焚き上げを依頼するお寺や神社、骨壺のサイズによって費用は異なりますが、一般的な相場は5,000円~20,000円です。
郵送による供養も可能なお寺や神社もあるので、自分に合った処分方法を選びましょう。ただし、郵送でお炊き上げをお願いする場合は、配送料などもかかるので注意してください。
不用品回収業者に依頼する場合
骨壺を不用品回収業者に依頼する場合の費用は、骨壺のみの処分では1,000円~2,000円です。
サイズの小さいものであれば比較的安価で依頼できるだけでなく、骨箱や他の不用品も一気に依頼する場合は、お得なパックプランも選べます。パックプランなら、各サイズのトラックに積めるだけのゴミを定額で処分可能です。
多くの業者がパックプランを用意しているので、単品回収と比較しながら検討しましょう。
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骨壺を処分する際の注意点
骨壺を処分する際には、以下のような注意点があります。
- 砕く際は怪我に注意する
- 名前や個人情報は見えないようにする
- 事前に自治体のルールを確認する
それぞれの注意点について詳しく解説します。
砕く際は怪我に注意する
骨壺を砕く際は、怪我に注意しましょう。
陶器製の骨壺は非常に硬く、砕く際に破片が飛び散る可能性があるため、必ず軍手や保護メガネを着用し、周囲に人がいないことを確認してから作業を行ってください。
また、大きな音が出ることも多いので夜間の作業は避け、日中に行いましょう。
名前や個人情報は見えないようにする
骨壺には故人の名前や情報が記載されている場合があるため、個人情報保護の観点から、これらの情報が見えないようにする必要があります。
黒塗りをすすなどの工夫をして、見えない状態にしてから処分しましょう。特に、宅配便などを利用する場合には、個人情報が漏洩しないように十分な注意が必要です。
思わぬトラブルを起こさないためにも、個人情報の扱いは慎重に行いましょう。
事前に自治体のルールを確認する
骨壺の捨て方は自治体によって異なる場合があります。事前に自治体の処分方法を確認して適切に処分しましょう。以下で、関東の主要自治体の処分方法を紹介するので、参考にしてください。
自治体名 | 骨壺の捨て方 |
---|---|
世田谷区 | 不燃ゴミ (最も長い辺が30センチ以下のもの) ※厚紙などで包み「キケン」と表示してほかの不燃ゴミとは別の袋に入れる |
千葉市 | 燃えないゴミ ※厚紙などで包み「キケン」と表示して指定袋に入れる |
横浜市 | 燃えないゴミ (50cm以上は粗大ゴミ) ※「ガラス」「陶器」などと品物名を表示して新聞紙などに包んで出す |
川口市 | 一般ゴミ (一辺が40㎝以下のもの) ※紙などに包んでから袋に入れ、「ワレモノ」と表記する |
多くの自治体では、骨壺は不燃ゴミとして捨てられます。また、「キケン」などと記載する必要がある自治体も多いので、必ずルールを守って処分してください。
ただし、不燃ゴミは収集日が限られていたり、少なかったりするため、面倒に感じる方は不用品回収業者への依頼もおすすめです。
骨壺の再利用はおすすめできない
骨壺は、故人のために用意したものであるため、基本的には再利用は推奨されていません。
日本の葬祭では、悲しいことが続かないように「一度きりで終わりに」といった考え方があり、葬式は一度きりにして繰り返さないようにと縁起を担ぐ風習があります。
お葬式の挨拶でも、「いよいよ」や「次々」など重ね言葉を使わないことは知られていますが、骨壺も同様に複数回は使用しません。そのため、骨壺に限らず葬儀で一度使用したものは繰り返し使わず処分しましょう。
状態がキレイだったり、ほとんど使っていなかったりしても、再利用はせずに処分してください。もちろん、フリマアプリなどで売ったり、自宅で骨壺以外の用途で使用したりすることも、おすすめできません。
骨壺を処分するタイミング
不要な骨壺が出るタイミングとしては、以下のようなものが挙げられます。
- お墓のお骨を整理した
- 墓じまいを行った
- 散骨・樹木葬をした
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
お墓のお骨を整理した
お墓や納骨堂のスペースには限りがあり、新しい遺骨を納めるために古い骨壺を処分する場合があります。特に、先祖代々受け継がれているようなお墓の場合、骨壺が多くなってくると新しい骨壺を納めるために整理しなければなりません。
このようなときは一般的に、骨壺からお骨を一旦取り出して1つの骨壺に数体分をまとめるため、不要な骨壺が出てきます。不要な骨壺は持ち帰るなどしてから、処分が必要です。
墓じまいを行った
「墓じまい」とは、現在あるお墓を撤去し、墓地を更地に戻すことです。墓じまいをした後は、遺骨を散骨や永代供養墓に変えるケースが多く、骨壺が不要になります。
墓じまいは、先祖から受け継いできたお墓を整理するという家族にとって大きな決断のため、事前に親族とよく話し合って同意を得ることが重要です。その後、骨壺を処分する方法まで踏まえて話し合いましょう。
散骨・樹木葬をした
散骨や樹木葬は、故人の遺志や自然葬への関心の高まりから選ぶ方が増えています。散骨とは、火葬後にお骨を砕いて海や山などに撒く供養の方法です。また、樹木葬は墓石の代わりにシンボルツリーなどの周りにお骨を撒きます。
樹木葬では、骨壺の代わりに自然に還る素材の容器を使用することがありますが、骨壺が不要になるため処分が必要です。
骨壺処分は「粗大ゴミ回収隊」にお任せ!
今回は、捨てるのに迷う骨壺の正しい処分方法を紹介しました。
骨壺を安心して処分したいのであれば、「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。粗大ゴミ回収隊では骨壺を最短即日で回収し、法律に則った正しい方法で処分できます。
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処分でよくある質問
- 単品の回収:1,000円~4,000円
- 複数品の回収:4,000円~10,000円
- 大量の回収(トラック積載プラン):9,800円~
- 大型家具(ソファ、ベッド、タンスなど)
- 家電製品(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど)
- 楽器類(ピアノ、ギター、ドラムセットなど)
- スポーツ用品(バイク、自転車、トレーニングマシン、ゴルフクラブなど)
- 育児用品(ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなど)
- その他(木材、レンガ、ペンキ、灯油、アダルトグッズ)
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