20坪の家の解体費用は60~160万円!見落としがちな項目や依頼時の注意点も
2025.07.06
本記事では、20坪の家屋解体にかかる費用の相場を詳しく解説します。
20坪の家を解体する理由はさまざまですが、費用面が気になる方は多いはずです。そこで今回は、一般的な相場に加えて見落としがちな追加費用、賢く費用を抑えるための秘訣もまとめました。
この記事を読めば、納得できる費用で家の解体を依頼することができます。家を解体する際に覚えておきたい注意点なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
20坪の家の解体費用の相場
20坪の家屋解体にかかる費用は、建物の構造によって大きく変動します。一般的な目安としては、以下の通りです。
住宅の構造 | 解体費用の相場 |
---|---|
木造住宅 | 60~100万円 |
軽量鉄骨造住宅 | 80~120万円 |
RC造住宅 | 120~160万円 |
この費用はあくまでも目安で、実際の金額は立地や周辺環境、建物の状態によって変動する可能性があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
木造住宅の解体費用の相場
木造住宅は、一般的な戸建て住宅に多く見られる構造で、その名の通り木をベースに作られているのが特徴です。比較的解体しやすいため、費用も他の構造に比べて抑えられる傾向にあります。
20坪の木造住宅の場合、全体で60万円から100万円程度を見込んでおきましょう。ただし、築年数が明らかに古いなど、倒壊の危険がある場合などは追加費用が発生するケースもあります。
軽量鉄骨造住宅の解体費用の相場
プレハブ工法の住宅や軽量な建物に多い軽量鉄骨造住宅は、木造に比べて部材が丈夫です。20坪という比較的サイズの小さい家であっても、解体に手間がかかる分だけ費用もやや高くなります。
20坪の軽量鉄骨造住宅の場合、全体で80万円から120万円程度が目安です。解体時には、金属と他の資材の分別作業も必要となるため、その分の費用も考慮されます。
RC造住宅の解体費用の相場
RC造(鉄筋コンクリート造)住宅は、軽量鉄骨造住宅よりも、さらに頑丈な構造です。頑丈な分だけ、解体には特殊な重機や高度な技術が必要となるため、費用も高額になります。
20坪のRC造住宅の場合、全体で120万円から160万円程度を見込んでおきましょう。頑丈なコンクリートと鉄筋を分離し、適切に処分するためのコストも上乗せされ、想像以上に費用が高くなることも少なくありません。
20坪の家の解体費用の内訳をチェック
解体費用は、単に「建物を壊す」作業の料金だけではありません。さまざまな工程と、それに伴う費用が積み重なって算出されます。
費用項目 | 内容の概要 | 都内近郊の相場(木造・20坪) |
---|---|---|
解体工事本体費用 | 建物本体の解体(人件費・重機費含む) | 約90~120万円 |
廃棄物処理費用 | 木材・内装材・瓦礫などの分別/処理費 | 約10~20万円 |
重機・車両費用 | 小型重機・ダンプの搬入および稼働コスト | 約6~10万円 |
養生費用 | 近隣対策(足場・防音・飛散防止など) | 約5~8万円 |
整地費用 | 解体後に土地を平坦にする作業 | 約3~5万円 |
諸経費(管理・届出) | 書類提出・現場監督などの間接費用 | 約4~7万円 |
ここでは、主な費用の内訳を見ていきましょう。
建物本体の解体費用(人件費含む)
これは、文字通り建物を物理的に取り壊す作業にかかる費用です。重機による作業が主ですが、重機が入らない狭い場所や隣家との距離が近い場合は手作業の割合が増え、人件費が膨らむことがあります。
作業員の人数や作業日数、重機の種類によって変動するため、比較的少ない人手で済む20坪の家では安価な傾向にあります。
廃材の運搬・処分費用
解体で発生した木材やコンクリート片、瓦や内装材などの廃材は、産業廃棄物として適切に処理しなければなりません。
廃材の運搬・処分費用には、解体で出た廃材を種類ごとに分別し、専門の処理施設まで運搬して処分する費用が含まれます。廃材の種類や量、運搬距離によって費用が大きく変わる部分です。
重機・車両の回送費
解体作業に使う重機、ダンプカーなどを現場まで運ぶための費用です。解体業者の車庫から現場までの距離が遠い場合や、大型の重機が必要な場合は、費用が高くなる傾向にあります。
20坪の家の解体ではたくさんの重機を使うケースは少なく、重機・車両の回送費はやや安価な傾向です。
養生費用
解体工事では、粉塵の飛散や騒音、破片の飛び散りなどが絶対に避けられません。養生費用は周囲への影響を最小限に抑え、近隣住民への影響を和らげるために、足場を組んで防音シートや防護ネットを設置する費用です。
近隣トラブルを防ぐためにも非常に重要な項目となり、基本的には省くことはできません。
整地費用
整地費用は建物を取り壊した後、残った基礎を撤去し、土地を平らに均す作業にかかる費用です。簡易な整地であれば安価ですが、きれいに転圧したり、砕石を敷いたりする場合は追加費用が発生します。
また、次に土地を何に活用するかによって、整地の方法や度合いが異なることもあります。
諸経費
諸経費には、これまでの項目には含まれない、現場を管理するための費用や役所への各種届出費用、近隣への挨拶回り費用などが含まれます。
解体業者によっては、現場管理費や一般管理費などの名目で計上されるため、あわせてチェックしましょう。この諸経費の記載が曖昧な場合は、何にいくらかかっているのか詳しく聞くのがおすすめです。
追加費用(アスベスト・埋設物・残置物等)
解体する家の状況によっては、さらに追加で費用がかかることがあります。例えば、家の中にアスベストが用いられているような場合は、別途で撤去費用がかかりますが、これは専門家による事前調査をしなければ分かりません。
除去が必要かどうか知りたい場合は、解体の見積もりを取得する際にあわせて確認しましょう。
また、庭に井戸や浄化槽、コンクリートなどが埋められていると撤去費用が別途発生します。庭だけでなく、家の中にある不用品やゴミの撤去にも費用がかかるので、すべて含めた金額を確認してください。
20坪の家の解体費用を決める要素
解体費用は、さまざまな要因で変動します。特に以下で紹介している要素は、20坪という比較的小さい規模でも費用に大きく影響するので、あわせてチェックしておきましょう。
立地
都心部や交通量の多い場所、住宅密集地など、解体現場の立地は費用に直結します。
例えば、都心部では地方に比べて人件費が高めに設定されている傾向です。解体には人件費が必ずかかるため、物価や最低賃金の高い場所では、比例して解体費用も高くなります。
また、狭い道路で重機の搬入が困難な場合や交通規制が必要な場合は、手作業が増えたり、警備員が必要になったりして費用がかさみます。
道幅や周囲の条件
解体現場周辺の道幅や隣家との距離は、作業の効率性や安全性に大きく影響します。狭い道では大型重機が入れず、小型重機を使わざるを得なかったり、手作業の比率が増えたりする傾向です。
また、隣家との距離が近いなど十分な足場を組むスペースが確保できないと、より慎重な作業が求められることで、費用が上昇する可能性があります。近隣への影響を最小限にするための養生も、より厳重にしなければなりません。
残置物の量
家の中に残された残置物の量は、解体費用に直接影響します。家具・家電・衣類・食器・趣味の道具など、いわゆる「粗大ゴミ」や「不用品」が多ければ多いほど、解体業者による処分費用は高くなりがちです。
特に、大きなものや家電リサイクル法の対象となる家電は、処分費用が高くなりやすいので注意しましょう。
20坪の家の解体費用で見落としがちな項目
見積もりだけでは見えにくい、あるいは別途計上されることで見落としがちな費用項目もあります。以下で、詳しい内容を紹介します。
残置物の撤去費用
建物内の家財道具や庭の物置、カーポートや庭石など、屋内・屋外に放置された残置物の撤去費用は、解体工事費用とは別に請求されることがほとんどです。
例えば、物置なら1つあたり2~3万円、カーポートなら1台分あたり5~6万円ほどの費用がかかります。
可能であれば、自力での処分も検討しましょう。ただし、重さや大きさのあるものは無理に運び出すと危険です。無理のない範囲で行い、怪我や事故に注意してください。
手続きにかかる費用
解体工事を行うにあたっては、以下のような届け出が必要です。
- 道路使用許可申請
- 道路占用許可申請
- 建物滅失登記申請
- 建設リサイクル法の届出
例えば、道路使用許可申請や道路占用許可申請などは、2,000円~3,000円の費用がかかります。解体後には、建物滅失登記申請なども必要で、同じく数千円程度の費用が必要です。
多くの場合は、解体業者に手続きを一任しますが、その場合は代行費用として追加で数千円~数万円がかかります。見積もりを確認する際は、上記のような手続きの費用が含まれているか確認しましょう。
家の解体に必要な手続きはこちら!
近隣への安全対策費用
特に、都市部の住宅密集地で20坪の家を解体する場合、近隣への安全対策は非常に重要です。住宅の密集している地域では、この安全対策にかかる費用も高くなりがちなので、注意しましょう。
このような対策が不十分だと、近隣トラブルに発展するリスクが高まります。
クレーム対応の費用
残念ながら、どんなに注意しても解体工事中に近隣から苦情が寄せられるケースはゼロではありません。騒音や粉塵、振動や工事車両の出入りなど、さまざまな理由でクレームが発生することがあります。
優良な解体業者であれば、こうしたクレームにも適切に対応してくれますが、別途対応費用が発生する可能性も考慮しておくべきです。事前の丁寧な挨拶回りと、工事中のきめ細やかな配慮が、トラブル回避の鍵となります。
20坪の家の解体費用を安くするためのポイント
20坪の家の解体でも、費用を賢く抑える方法はあります。以下で、3つのポイントを見ていきましょう。
残置物を自分で処分する
最も効果的な節約術の1つが、家屋内の残置物を事前に自分で処分することです。自治体の粗大ゴミ回収やリサイクルショップへの売却、フリマアプリの活用など、さまざまな方法があります。
大型家具や家電など搬出が困難なものは、解体と不用品回収を同時に依頼できる業者に相談するのもおすすめです。別々で依頼するよりも安価な傾向にあり、作業もスムーズです。
一軒家の不用品処分や片付けについてはこちら!
解体時期をずらす
解体業者の繁忙期を避けることで、費用が大幅に安くなる可能性があります。一般的に、夏や冬は閑散期となる傾向がありますが、天候による作業の遅延リスクも考慮が必要です。
複数の業者に見積もりを依頼する際に、時期による費用の変動も確認してみましょう。場合によっては、時期をずらすだけでキャンペーンやクーポンが適用されるケースもあります。
補助金を活用する
自治体によっては、老朽化した建物の解体や空き家対策、耐震化推進などを目的とした補助金・助成金制度を設けている場合があります。申請には条件があり、事前の申請が必要なケースがほとんどです。
必ず解体工事を始める前に、自治体の窓口やホームページで最新の情報を確認しましょう。
20坪の家の解体を依頼する際の注意点
スムーズで後悔のない解体工事のために、以下の点に注意しましょう。
自分での片付けは無理のない範囲で行う
残置物を自分で処分することで費用は抑えられますが、決して無理はしないでください。
重い家具の移動による怪我や高い場所からの物の落下など、慣れない作業には怪我や事故のリスクが伴います。少しでも不安を感じたら、プロに任せるのがおすすめです。
見積もりは詳細まで確認する
複数の解体業者から見積もりを取り、その内容を詳細に確認することが非常に重要です。「一式」など、曖昧な表現が多い見積もりは避け、各工程の費用や廃材の処分単価などが明確に記載されているかチェックしましょう。
不明な点は遠慮なく質問し、追加料金が発生する可能性についても事前に確認しておくことで、後々のトラブルを防げます。
近隣への挨拶回りは事前に行う
解体工事は、少なからず近隣住民に影響を与えます。工事が始まる前に、解体業者と一緒に近隣への挨拶回りを行うことは、トラブル回避のために非常に大切です。
工事の期間や作業時間、連絡先などを伝え、事前に理解と協力を得ればスムーズな工事につながります。すべてを業者任せにするのではなく、一緒に挨拶することで、与える印象も良くなります。
20坪の家の解体は「粗大ゴミ回収隊」へ!
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解体でよくある質問
Q 家電リサイクル法対象の品物も回収できますか?
はい、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの家電リサイクル法対象品も対応しております。
リサイクル券の手配から処分まで一括で当社が責任を持って行います。
Q 使用済みのマットレスは回収してもらえますか?
はい、スプリング入りのマットレスを含め、使用済みでも状態に関わらず回収いたします。大きさや搬出経路に応じて分解や吊り下げ作業も対応可能ですのでご安心ください。
Q 金庫やピアノのような重量物も回収可能ですか?
はい、重量物の回収も専門技術と機材を用いて安全に行います。事前にご相談いただければ、お見積もりや作業内容の詳細を丁寧にご案内いたします。
Q 引っ越しのゴミと一緒に回収してもらえますか?
はい、引越しに伴う不要品やゴミもまとめて回収可能です。お客様のご都合に合わせて日時を調整し、一括でスムーズに対応いたします。