本記事では、コイルマットレスの処分方法を紹介します。

コイルマットレスの処分費用相場や解体方法も解説。この記事を読めば、自分に合ったコイルマットレスの処分方法がわかるでしょう。

コイルマットレスの処分方法8選

コイルマットレスの処分方法を8つ紹介します。

一部の自治体ではコイルマットレスは処理困難物に指定され、粗大ゴミに出せないため注意しましょう。

その場合は不用品回収業者に依頼するか、買い替え時に引き取ってもらうのがおすすめです。

不用品回収業者に依頼する

民間の不用品回収業者にコイルマットレスを引き取ってもらう方法です。

コイルマットレスは20～30kgあり、部屋からの運び出しにも苦労します。

不用品回収業者なら部屋の運び出しから行ってくれるため、1人暮らしや2階以上のマンションに住んでいる場合も安心です。

即日対応可能な業者なら、連絡したその日に回収にきてくれます。そのため、引っ越し直前の時間がない時でも利用可能です。

不用品回収業者の利用手順は次のとおりです。

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自治体の粗大ゴミとして捨てる

住んでいる地域の粗大ゴミとして捨てる方法です。処分料金は安いですが、家の前まで運び出す必要があります。

なお、一部の自治体ではコイルマットレスは適正処理困難物に指定され、粗大ゴミに出せません。

例えば、東京都国分寺市や千葉県千葉市では、コイルマットレスは排出禁止となっています。

粗大ゴミとして処分できるかは住んでいる地域によって異なるため、自治体ホームページで確認しましょう。

粗大ゴミを出す手順は次のとおりです。

ゴミ処理センターへ直接持ち込む

自治体のゴミ処理場へ直接持ち込む方法です。ベッドを積み込める車がある時におすすめの処分方法となります。

直接持ち込む場合、粗大ゴミとして出すよりも処分料金が安いケースが多いです。

持ち込み方法は自治体により異なるので事前に確認しましょう。ゴミ処理センターへの持ち込み手順は次のとおりです。

解体して普通ゴミとして捨てる

コイルマットレスを解体すれば、カバー部分は燃えるゴミ、コイルは燃えないゴミとして出せます。

ただし解体作業には手間がかかり、1日がかりでも終わらないこともあります。

解体手順はこちらの章で詳しく解説しているため、参考にしてください。

買い替え時に引き取ってもらう

家具販売店の中には、マットレス購入時に古い製品を引き取ってくれるところもあります。

新規購入が引取の条件となっていることが多いため、買い替え時に使える処分方法です。

ここでは、引取サービスを行っている3社を紹介します。（料金等は2024年10月現在の価格）

ベッドの買取専門店で売る

中古ベッドの専門店に売る方法です。出張買取をしてくれるところなら運び出しから任せられます。

ただし、マットレスは中古での需要が低いため、買取を断られるケースもあります。

高級メーカーや人気ブランドで状態が良い物であれば、事前に見積をとって判断するのが良いでしょう。

ここでは、買取対象となるコイルマットレスの人気メーカーを紹介します。

フリマアプリで売る

メルカリやラクマなどのフリマアプリで売る方法です。

専門業者の買取は高級マットレスに限られていますが、フリマアプリなら欲しい人がいればどのメーカーでも買い手がつきます。

ただし、マットレスの送料は1万円以上することが多いです。取引価格が安い場合は直接取りに来てもらうか、自分の車で配送するのが良いでしょう。

ここでは、メルカリでの取引実績を紹介します。

ジモティーで譲る

インターネット上の掲示板でコイルマットレスの引き取り手を探す方法です。

近所の人に譲った場合は直接取りに来てもらうため、送料がかからないのがメリットとなります。

またフリマアプリと異なり譲渡価格を0円から設定できるため、無料で譲ることも可能です。

ただし引き取り手が見つからないケースも多いため、その場合は再度処分方法を考えなければなりません。

コイルマットレスの処分費用相場

ここでは、コイルマットレスの処分費用相場を紹介します。

コイルマットレスの処分費用相場まとめ

8つの処分方法の費用相場は次のとおりです。不用品回収業者と粗大ゴミ、直接搬入の料金は、次の章で詳しく解説しています。

不用品回収業者の料金相場

不用品回収業者の料金体系には単品回収とパックプランがあります。

◆単品回収

コイルマットレス単品を回収する際の料金目安は表のとおりです。なお、単品回収の場合は処分費のほか出張料などが別途かかる場合もあります。

◆パックプラン

パックプランは複数の不用品を処分する時のプランです。出張費や搬出作業費が料金に含まれているため、不用品をお得に処分できます。

東京近郊での不用品回収業者の料金相場は表のとおりです。

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粗大ゴミに出す時の料金相場

コイルマットレスを粗大ゴミに出す際の費用相場は1,000円から2,000円程度です。

ベッドフレームも一緒に処分する場合は、別途処分料金がかかります。

ゴミ処理センターへ直接持ち込む際の料金相場

ゴミ処理センターへ直接持ち込む際の料金相場は400円から2,000円程度です。

持ち込み料金が一律だったり重量で決まったりする場合は、粗大ゴミとして捨てるよりも安価に処分できます。

コイルマットレスの処分時に自分で解体する方法

コイルマットレスにはポケットコイルとボンネルコイルがあります。ここでは、それぞれの解体方法について紹介します。

ポケットコイルマットレスの解体方法

ポケットコイルのマットレスは、不織布でできた袋にらせん状のバネが入っています。

シングルサイズで約450個のコイルが入っており、1つ1つ取り外さなければなりません。

1つのコイルを外すのに30秒かかるとすると解体作業に約4時間かかります。

そのため、解体作業は時間に余裕がある時に行いましょう。ここではコイルマットレスの解体手順を紹介します。

ボンネルコイルマットレスの解体方法

ボンネルコイルマットレスは、コイル同士がつながっています。

そのため自治体のゴミに出す際はボルトクリッパーなどを使って細かく切断しなければなりません。

ここからは、ボンネルコイルマットレスの解体方法を紹介します。

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