2023年11月01日
買い物依存症は真面目な人がなりやすく、1人で抱え込んでしまうことも多いです。
この記事では買い物依存症の原因や治療法、自分でできる対策を解説します。
自分に合う解決方法を探し、幸せになる一歩を踏み出しましょう。
記事の目次
買い物依存症とは、買い物をやめたくてもやめられず、お金の管理ができない状態のことです。
商品を買うことに喜びを感じ、お金がない状態でもクレジットカードや後払い制度で買い物を続けてしまいます。
買った後に後悔して「もう買わない」と決意しても、ストレスが溜まるとつい買ってしまいます。
このように自分の意志では買い物をやめられない状態を買い物依存症と呼びます。
買い物依存症は正式な病名ではありませんが、うつ病などの精神的な病気を併発していることもあります。
買い物の金額を気にする方がいますが、明確な線引きはありません。
など、日常生活に支障をきたしたり、周りの人に迷惑をかけたら買い物依存症の可能性が高いでしょう。
買い物依存症は、強いストレスと脳内物質のドーパミンが関係しています。
ドーパミンは目標を達成したり楽しいことをした時に分泌される物質です。
ドーパミンが分泌されると脳は快楽を覚え、またその行為をしようと考えます。
快楽物質とも呼ばれるドーパミンは買い物をしても出るので、一時的に楽しい気分になります。
しかし楽しい気持ちは一瞬で終わるため、また快楽を求めて買い物をし、やめられなくなってしまうのです。
ここでは、買い物依存症になりやすい人の特徴を3つ紹介します。
真面目な人は責任感が強く、仕事や家事なども手を抜かず頑張ります。
多少忙しくても我慢し、不満があっても外に出さないためストレスをため込みがちです。
自分でなんとかするのが癖になっているため他人に頼るのも苦手で、なかなか人に悩みを相談できません。
ストレスが溜まりやすい性格ですが発散するのも苦手なため、買い物がエスカレートする傾向があります。
自己肯定感が低い人は自分に自信がありません。
自分の嫌なところばかりが目につき、「あの人みたいだったらいいのに」と他人を羨みます。
嫌いな自分を変えるため、憧れの人が持つ物やSNSで流行っている物を次々と購入しますが、一向に自分を好きにはなれません。
しかし買い物をする時間は気分が高揚するので、次第に買うこと自体が目的になってしまいます。
自分の軸がない人は、他人からの評価がそのまま自分の価値になります。
他人からどう見られているかを常に考え、素敵な自分を演出するために多少無理をしてでもブランド品を買うこともあります。
まわりに褒められることで自尊心を満たしますが、流行は次々と変わるため常に買い物をします。
次第に感覚が麻痺して、買い物依存症になることがあります。
ここでは、買い物依存症のチェックリストを紹介します。
当てはまるものが8個以上の場合、重度の買い物依存症の可能性があります。
□落ち込んだりイライラすることがあると、買い物で発散する
□1日中買い物のことを考えている
□欲しいブランド品や限定品があったら、お金がなくてもなんとかして購入したい
□節約しようと思っても気づいたら必需品以外を購入し、挫折している
□友達や家族、消費者金融からお金を借りて買い物したことが複数回ある
□家族や周りの人に対して、購入金額を安く言ったり、購入の事実を隠したことがある
□食事や家事などで買い物が中断されると、気になってイライラする
□買い物をしすぎて生活が苦しくなったときに、周りの人にお金を貸してほしいと頼んだことが複数回ある
□買い物のことで家族や友達ともめたり、職場でトラブルになったことがある
買い物依存症から抜け出す近道は、専門家に頼ることです。
自分が抱えている悩みに応じて治療を受けましょう。
病院でカウンセリングなどを受ける方法です。
親しい人に悩みを言えない場合でも、先生になら話せるかもしれません。
精神科や心療内科では、次のような治療法があります。
・認知行動療法
認知行動療法とは、物事のとらえ方を修正し、行動を変える方法です。
例えば「夏休みが残り3日」という事実があるとき、「まだ3日ある」と考える人と「もう3日しかない」と考える人がいます。
同じ事象でも、人によってとらえ方が違うのです。
強いストレスを抱えている人は、視野が狭くなり物事を悲観的にとらえがちです。
これを自由に考えられるようにし、心を楽にするのが認知行動療法です。
・集団精神療法
集団精神療法とは、同じ境遇の人同士で話し合う療法です。
他の買い物依存症の人と話し合い、共感してもらうことで「悩んでいるのは自分だけではない」と勇気をもらえます。
また他の人の体験談を聞くことで、回復するヒントが得られるかもしれません。
・薬物療法
うつ病など他の病気を併発している場合は、薬を飲んで治療することもあります。
抗うつ薬や睡眠導入剤を処方してもらい、心の状態を整えます。
借金が多額になっている場合の対処方法です。
弁護士に相談すると、債務整理の手続きをしてくれます。
債務整理には2種類あります。
・任意整理
借金の利息が減る手続きです。
もともと借りたお金は減らないので、手続きをした後も返済する必要があります。
裁判所での手続きはないので、比較的簡単に行えます。
・自己破産
裁判所で手続きをします。
裁判所から返済能力がないと認められると、借金が全額免除されます。
ただし持ち家や車などがある場合、それらも処分しなければなりません。
またローンを組んだ際に連帯保証人を立てていた場合、保証人が借金を支払うことになります。
ここでは、自分で買いすぎを防ぐ方法を紹介します。
家計簿をつけ自分の支出を把握することで、買いすぎを防ぐことができます。
買い物をしたら必ずレシートをもらい、項目ごとに支出を記入しましょう。
最初のうちは、買い物するごとに記録するのがおすすめです。
毎回記録することで習慣化しやすくなります。
また家計簿をつけるのに自信がない人は、出費が多い項目だけでも記録しておくと、買いすぎ防止につながります。
「物を買わない」と決めても挫折する人は、物理的にお金を使わない仕組みを作るのがおすすめです。
例えば、
などです。
キャッシュレス決済やネットショッピングは便利ですが、お金を使った感覚があまりなく、つい買いすぎてしまいます。
それらを使いすぎないようにするのも買いすぎを防ぐ方法です。
ストレス発散できる趣味があれば、嫌なことがあったときにも買い物せずにすみます。
おすすめは自宅でできる筋トレやヨガです。
スマホがあればすぐにできて、お金もかかりません。
筋トレをすると、オキシトシンやセロトニンといったホルモンが分泌され、ストレスが軽減することが科学的に証明されています。
またヨガは、ストレスを解消したり集中力を高める効果があると言われています。
初めて挑戦する時は少しハードルが高いかもしれませんが、毎日続けることで習慣になります。
買い物依存症の人は、買った物が部屋にあふれていることが多いです。
物が多いと、部屋でリラックスできません。
いらない物を処分し自分のお気に入りの物だけを残せば、くつろげる空間ができます。
片付ける時のコツは、物ごとに全部出すことです。
例えば洋服であれば、クローゼットの中の物やシーズンオフの物、パジャマなどすべて出して一か所に集めます。
全部出すことで物の総量がわかり、物の多さを実感できます。
全部出したあとは本当に好きな服だけを残し、あとは手放しましょう。
この作業をすることで、自分が好きなものは限られた数しかないことに気づき、買い物を見直すきっかけになります。
片付けが苦手な人や忙しくて時間がない人は、片付けのプロにお願いするのもおすすめです。
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買い物依存症を治すには、専門家に相談しましょう。
自分でも何か行動したい時には、部屋の片付けをするのがおすすめです。
しかし、物でいっぱいの部屋を一人で片付けるのは大変です。
そんな時におすすめなのが、片付け代行業者です。
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