遺品整理業者の選び方!費用を抑えるには相見積が効果的
2025.01.17
本記事では、遺品業者の選び方を解説します。遺品整理業者を選ぶ際のポイントや費用を抑えるコツも解説。
この記事を読めば、良い遺品業者を選べるでしょう。
目次
遺品整理業者の選び方
遺品整理業者を選ぶポイントを5つ紹介します。
ポイントを押さえて業者を選べば、満足度の高い業者を選定できるでしょう。
目的に合わせて選ぶ
遺品整理業者によって、依頼できる作業範囲や得意分野が異なります。そのため、業者に何を依頼したいのかを明確にしておくことが大切です。
例えば物の処分がメインなら、不用品回収の経験が豊富な業者が良いでしょう。遺品の仕分けを丁寧にしてほしいなら、遺品整理士のいる業者がおすすめです。
下の表は遺品整理業者のおもなサービス内容です。
業者によって実施していないサービスもあるため、事前に確認しておきましょう。
通常サービス | 遺品の仕分けや探索、遺品の運び出しや処分、遺品の買取 |
---|---|
オプションサービス | 遺品のお焚き上げ、ハウスクリーニング、遺品の配送、特殊清掃業務 |
見積で選ぶ
遺品整理業者を選ぶ際は、訪問見積を行ってくれる業者を選びましょう。
実際に遺品の量や搬出経路を見てもらうことで、より正確な見積を出してもらえます。電話やメールの見積だけですませようとする業者は、後で高額な追加料金を請求する可能性もあるため注意が必要です。
また見積書の内容も大切です。トラブルを防ぐため、見積は必ず書面でもらいましょう。見積書に「作業一式」と書かれている場合、どの作業にいくらかかるのか確認するのが大切です。
追加料金やキャンセル料の記載があるかも確認しましょう。
スタッフの対応で選ぶ
訪問見積を依頼したら、スタッフの対応を見てみましょう。人への対応が良くない業者は、遺品に対しても雑に扱う可能性があるため避けた方が良いでしょう。
具体的なチェックポイントは次のとおりです。
- 身なりに清潔感がある
- あいさつがしっかりしている
- 質問に丁寧に答えてくれる
- 見積にある程度の時間をかけている
またスタッフの第一印象も大切です。「この人に依頼したい」と思える業者を選べば、後悔しない遺品整理ができるでしょう。
口コミで選ぶ
良い遺品整理業者を選ぶには、利用者の口コミを調べることが大切です。口コミは、業者のホームページやGoogleに掲載されています。口コミを見るポイントは、評価の低いコメントも見ることです。
「契約を急かされた」 「高額な追加料金がかかった」などの口コミがある業者は避けた方が良いでしょう。
料金プランやクーポンがある業者を選ぶ
パックプランがある業者なら、作業費や梱包費がプランに含まれています。そのため余計な追加料金がかからず、お得に利用できるでしょう。
またパックプランはトラックの大きさで金額が設定されているため、事前に費用が想定できるのもメリットです。
遺品整理業者の中には、ホームページに割引クーポンを掲載している業者もいます。クーポンを利用すれば、費用を抑えて利用できるのでおすすめです。
遺品整理業者の料金相場
遺品整理業者の料金相場やオプション料金の相場を紹介します。
遺品整理の料金相場
遺品整理の料金相場を紹介します。一般的に部屋の数が多くなるほど料金も高くなります。
遺品整理にかかる費用は部屋の状況によって異なりますが、20万から25万円程度かかる人が多いようです。
部屋の広さ | 遺品整理の費用 |
---|---|
1R~1K | 5万円~8万円 |
1DK~1LDK | 9万円~20万円 |
2DK~2LDK | 15万円~30万円 |
3DK~3LDK | 20万円~50万円 |
4LDK以上 | 25万円~70万円 |
ただし、部屋がゴミ屋敷のような状態だった場合、相場よりも料金は高くなります。
ゴミ屋敷の遺品整理についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
遺品整理料金の決まり方
遺品整理料金の内訳を解説します。遺品整理料金は遺品の量、周辺環境、人件費で費用が変わります。
◆遺品の量
基本的に物の量が多くなるほど、仕分けや処分の手間の手間がかかるため、料金は上がります。
特にゴミ屋敷の場合、1人暮らしの部屋でも20万円程度かかることも珍しくありません。
また冷蔵庫や洗濯機、テレビなどのリサイクル家電を処分する際は、処分費のほかリサイクル料金が追加されることもあります。
◆周辺環境
遺品整理の搬出に手間がかかる状況がある場合、追加料金がかかります。
例えばアパートやマンションの2階以上に住んでいてエレベーターがない場合、階段料金が追加されるケースが多いです。
またトラックが家の前に横づけできない場合は近くの駐車場に停めて作業することもあります。その場合、駐車料金や運ぶ手間がかかるため、通常よりも費用が高くなることが多いです。
◆作業する人数
スタッフの人数が多いほど遺品整理の料金は上がります。通常、1人暮らしの部屋は1~3名、一軒家の場合は4~10名程度で作業することが多いです。
作業人数が多ければ費用も高くなるため、一軒家やゴミ屋敷の遺品整理は費用が高くなる傾向があります。
オプションサービスの料金相場
遺品整理業者にオプションサービスで頼めるハウスクリーニングやその他のサービスの料金相場を紹介します。
◆ハウスクリーニング
ハウスクリーニングの費用相場は表のとおりです。なお、この金額は部屋に何もない状態の費用相場となります。
また汚れがひどい場合は追加料金がかかるケースもあります。
間取り | 料金相場 |
---|---|
1LDK~2DK | 20,000円~48,000円 |
2LDK~3DK | 30,000円~80,000円 |
3LDK~4DK | 40,000円~100,000円 |
◆その他のサービス
遺品整理で頼めるサービスの費用相場は次のとおりです。なお、業者により実施していないサービスもあるため事前に確認しておきましょう。
オプションサービス | 費用相場 |
---|---|
消毒や消臭サービス | 10,000円~ |
害虫駆除 | 10,000円~ |
仏壇供養 | 20,000円~ |
エアコンの取り外し | 5,000円~ |
遺品整理費用を抑えるコツ
遺品整理業者の利用料金を抑えるポイントを3つ紹介します。
複数の業者から見積をとる
3~4社から見積をとることで競争原理がはたらき、価格が安くなる場合があります。
また各社のサービス内容と料金を比較できるため、自分に合った業者を選定できます。
業者によって追加料金やオプションサービスの料金も異なるため、見積をとる際は依頼したいすべての作業を伝えて見積をもらいましょう。
買取サービスがある業者を選ぶ
遺品を買い取ってくれる業者は、遺品整理料金から買取金額を差し引いてくれます。そのため買取金額が高くなれば、遺品整理費用を抑えることができます。
主な買取対象は次のような物です。
- 5年未満の家電
- ブランド品
- 骨董品
- 高級家具
- お酒
買取対象が広い業者の中には、日用品や本、ゲーム、趣味の物も引き取ってくれるところもあります。買取を希望する場合は、見積時にどんな物が買取対象になるか聞いてみると良いでしょう。
自分達でできることはする
処分する遺品の量を減らせば、料金を抑えることができます。
◆自治体のゴミに出せる物は集積所に出す
燃えるゴミや空のペットボトル、空き缶、空き瓶がある場合は集積所に出します。ただし自治体によって一度に出せるゴミの量が決まっている場合もあるため注意しましょう。
◆ゴミ処理施設へ持ち込む
自治体によっては、遺品整理で出た一時多量ごみを直接焼却場へ持ち込めます。
例えば横浜市では燃やすゴミを1kgあたり13円で持ち込みが可能です。ただし自治体によっては持ち込めない場合もあるため事前に確認しておきましょう。
遺品整理業者を選ぶ時の注意点
遺品整理業者の中には悪質な業者も存在します。ここでは悪質な業者を避け、良い業者を選ぶためのポイントを3つ紹介します。
業者の実績を見る
業者のホームページやGoogleの口コミ件数で実績を確認しましょう。
様々な現場で経験を積んだ業者は遺品整理のノウハウがあり、作業をスムーズに行ってくれます。
追加料金を明示している業者を選ぶ
遺品整理では、高額な追加料金を請求されるトラブルが発生しています。そのため、見積書等で追加料金を明示している業者を選びましょう。
遺品整理業者の中には、見積後の追加料金は発生しないところもあります。そういった業者なら、安心して依頼できるでしょう。
ホームページがある業者を選ぶ
悪質な業者は名前を変えて活動するため、ホームページを持たないことも多いです。家にチラシが入っていても、ホームページがない業者は避けた方が良いでしょう。
ホームページに会社の所在地や資格、作業実績を載せている業者を選ぶのがおすすめです。
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遺品整理でよくある質問
- 単品の回収:1,000円~4,000円
- 複数品の回収:4,000円~10,000円
- 大量の回収(トラック積載プラン):9,800円~
- 大型家具(ソファ、ベッド、タンスなど)
- 家電製品(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど)
- 楽器類(ピアノ、ギター、ドラムセットなど)
- スポーツ用品(バイク、自転車、トレーニングマシン、ゴルフクラブなど)
- 育児用品(ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなど)
- その他(木材、レンガ、ペンキ、灯油、アダルトグッズ)
Q 粗大ゴミ回収隊ではどのようなサービスを行っているのですか?
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Q 不用品回収にかかる大体の値段を教えてください。
回収する不用品の種類や量によって料金が異なりますが、以下が大まかな料金目安です。
例:小型家電、椅子、テーブルなど
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Q 見積もり後に追加料金等は発生しますか?
お見積もり後の追加料金は一切発生いたしません。
粗大ゴミ回収隊は、作業前に現場を確認し、どの程度の費用がかかるかを確認した後にお見積もりしております。
そのため、お見積もり時にご提示した金額が、最終的なご請求額となりますので、ご安心ください。
※ただし、お問い合わせ時のお見積もり内容と実際のご不用品や作業内容が異なる場合には金額が変動することがございます。
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