2023年03月16日
この記事ではリノベーションやリフォームで出たゴミの処分方法をご紹介します。
建物を新築の状態にすることをリフォーム、住まいの性能向上させ、価値を高めることをリノベーションといいます。
リフォームは業者に施工を依頼することが多いですが、リノベーションは自分で行うこともできます。
今回はセルフリノベーション時のゴミを自分で処分する方法も解説しています。
また処分費用もわかるので、処分方法を選ぶ際に役立ちます。
記事の目次
リノベーションを行った際のゴミの取り扱いをまずは解説します。
リノベーションを行ったのが「誰か」によって、ゴミの分類が異なり、処分方法も違います。
リノベーションをリフォームを専門とする業者が施工した際の廃材は、リフォーム業者がゴミ処分の責任を負います。
事業者が関わることで一般家庭から排出されたゴミではなく「産業廃棄物」としての取り扱いとなるからです。
産業廃棄物は、産業廃棄物処理法という法律で排出事業者が自らの責任で処理しなければならないとされています。
そのため、リノベーション、リフォームを業者に依頼した場合は、ゴミ処分のための処分費用が請求されます。
リノベーション、リフォームでの廃材処分費用は「1㎥辺り8,000円〜15,000円」です。
4tダンプ1台分に換算すると60,000円〜80,000円ほどとなります。
ただしリノベーションを業者に依頼したとしても、業者が処分するのは、廃材などのリノベーションそのもので出たゴミのみです。
そのため、リノベーション時にでた家財の不用品は自分で処分方法を検討する必要があります。
リフォームと異なり、リノベーションを自分で行うこともできます。
セルフリノベーションを行った際に出たゴミの処分は、自分で処分しなければなりません。
ゴミの処分方法は素材やそのサイズによって選択できる方法も異なります。
ただし、セルフリノベーションであっても石膏ボード、コンクリートなどのゴミは「産業廃棄物」としての扱いになるため産業廃棄物が回収できる不用品回収業者に依頼するのが一般的です。
廃材の処分方法を詳しく知りたい方はこちら!
次にリノベーション時のゴミ処分方法を解説します。
処分したいゴミの種類で適切な処分方法を選ぶ参考にしてください。
自治体では定期的に一般ゴミの回収を行っています。
燃えるゴミ、燃えないゴミに分別をしたうえで、指定の回収日に出せば比較的安くゴミ処分ができます。
ただし、粗大ゴミの基準に当てはまるゴミは次項の「粗大ゴミ」として自治体に回収を依頼する必要があります。
燃えるゴミ
木材・紙類・ゴム類・皮革製品・プラスチック・ビニール製品など
燃えないゴミ
金属類・ガラス類・電球・蛍光灯・乾電池など
自治体では一辺の長さが「30cm以上」「50cm以上」の場合は、粗大ゴミとして回収し処分しています。
リノベーション時に出たゴミがお住まいの自治体の粗大ゴミ基準に当てはまるかを確認し、当てはまる場合は粗大ゴミとして捨てます。
特にリノベーション時に不要になった家財の処分は、粗大ゴミとして捨てることが多いです。
ただし、自治体によっては回収点数が「1回につき10点まで」などと限られていることもあり、一度にまとめて捨てられないことがあるので注意してください。
自治体の処理施設に持ち込み、ゴミを処分する方法です。
ただし自治体の処理施設で持ち込みを受け付けている場合に限られます。
東京23区では、以下の自治体処理施設でゴミの持ち込みを受け付けています。
処理施設にゴミを持ち込む場合でも、分別は必須です。
また持ち込みの予約が必要な場合もありますので、自治体の持ち込みルールを必ず確認してください。
不用品回収業者にリノベーション時のゴミ処分を依頼し回収してもらう方法です。
自治体のゴミ回収、処理施設への持ち込みと異なるのは「分別が不要」という点です。
廃材や家財などもまとめて回収できますし、運び出しもお任せできるので、楽にゴミ処分をしたい方にはおすすめの処分方法と言えます。
不用品回収業者には「定額パック」という料金プランが設定されていることが多いのも特徴。
定額パックは、一定の金額でゴミをトラックにのせ放題で回収してくれるとてもお得なプランです。
以下は、定額パックの料金相場です。
定額パック名称 | 料金相場 |
---|---|
軽トラック目安で積載可能 | 25,000円~40,000円 |
1.5tトラック目安のMパック | 45,000円~60,000円 |
2tトラック目安のLパック | 60,000円~80,000円 |
4tトラックのせ放題 | 80,000円~ |
次に、リノベーション時のゴミ処分費用を素材ごと、処分方法ごとに解説します。
紹介した処分方法のメリットやデメリットなども考慮しながら選んでください。
木材・壁紙・布製品は、自治体の「粗大ゴミ」の基準に当てはまるかで料金が異なります。
また自治体の粗大ゴミは、木材を紐で縛って束にして回収することが多いです。
そのため料金目安は1束あたりで紹介しています。
不用品回収業者での処分費用目安については「軽トラック定額パック」の料金をダンボール1箱あたりに換算しています。
処分方法 | 処分費用目安 |
---|---|
自治体のゴミ回収に出す(端材など) | ゴミ袋代 |
自治体の粗大ゴミとして捨てる | 200円/束〜400円/束 |
自治体の処理施設に持ち込む | 100円/束~400円/束 |
不用品回収業者に回収を依頼する | 500円/箱 |
リノベーションで活躍する石膏ボードは自治体では出せないので注意が必要です。
石膏ボードを処分する際は、最終処分場に自分で持ち込むこともできますが、手間や労力を考えると大変な作業です。
そのため処分は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
処分費用は1㎥あたりの料金を紹介しています。
処分方法 | 処分費用目安 |
---|---|
最終処分場に持ち込み | 10,000円/㎥~25,000円㎥ |
不用品回収業者に回収を依頼する | 10,000円/㎥~16,000円/㎥ |
金属類のゴミとしては釘やビスなどが比較的細かいものは燃えないゴミ、アルミサッシなどは粗大ゴミとして自治体で回収できます。
またガラス類についても小さいものは、自治体では燃えないゴミで分別、大きなサイズなら粗大ゴミとして分別します。
また、不用品回収業者での軽トラックに積めるアルミサッシの枚数は20点ほどであるため、1点あたりの処分費用に換算しています。
処分方法 | 処分費用目安(1点あたり) |
---|---|
自治体のゴミ回収に出す(細かいもの) | ゴミ袋代 |
自治体の粗大ゴミとして捨てる | 400円~800円 |
自治体の処理施設に持ち込む | 200円~400円 |
不用品回収業者に回収を依頼する | 1,250円~2000円 |
ガラスの処分方法について詳しく知りたい方はこちら!
畳のサイズは地域と敷かれる場所で異なります。
関東に多い江戸間の畳のサイズは176cm×88cmですので、自治体で処分する場合は粗大ゴミとして捨てることになります。
また不用品回収業者の軽トラック定額パックでは畳は20枚ほど積めるため、1畳あたりに換算して紹介しています。
処分方法 | 処分費用目安(1畳あたり) |
---|---|
自治体の粗大ゴミとして捨てる | 1,200円 |
自治体の処理施設に持ち込む | 500円~600円 |
不用品回収業者に回収を依頼する | 1,250円~2000円 |
畳の処分方法について詳しく確認したい方はこちら!
家財については、小さいものなら燃えるゴミや燃えないゴミで安く処分できます。
粗大ゴミの基準に当てはまるサイズの場合は粗大ゴミとして捨てます。
ただし、家財のうち、テレビや冷蔵庫、エアコン、洗濯機などのリサイクル家電は自治体の粗大ゴミで処分できません。
リサイクル家電を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者の処分費用目安は、軽トラックに積める家財を1点あたりに換算しています。
処分方法 | 処分費用目安(1点あたり) |
---|---|
自治体のゴミ回収に出す | ゴミ袋代 |
自治体の粗大ゴミとして捨てる | 400円~2600円 |
自治体の処理施設に持ち込む | 200円~1500円 |
不用品回収業者に回収を依頼する | 1,000円~3,000円 |
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リノベーション時に出たゴミは不用品回収業者にまとめて処分を依頼するのがおすすめです。
なかでも粗大ゴミ回収隊なら、人気の軽トラック目安で積載可能が9,800円から利用できるのでお得にリノベーションゴミが処分できます。
不用品回収業者の定額パックの料金相場よりも激安の理由は、豊富な経験で培った技術力の高さをもっているからです。
粗大ゴミ回収隊なら、リノベーション時に出た木材や産業廃棄物である石膏ボード、金属やガラス、畳、家財などすべてをまとめて処分できます。
分別も不要で運び出しもお任せできるので、楽にリノベーションゴミを処分したい方にピッタリです。
リノベーション時のゴミ処分はぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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